美帆隣 (miphorin)の Life on the ocean

07/3月22日
 美帆隣、酔候、2艇が係留場著お引っ越し。後方に写っている魚市場が完成間近、これまで係留していたところは、荷揚げ場所となったため、向かいの沖側防波堤に係留地を移した。最初は鎌田港に係留場所を変えるつもりで船をもっていったが、「ここに置いてもらっては困る」と、先棲の漁師さんから指摘を受け、またまた新港に舞い戻ってきた。この沖側堤防は台風などの風には強いが、大波の時にはうねりが入るし、なによりも突堤が高くて乗り降りがしずらい。しかし欲は禁物、船をもっていく場所があるだけでもありがたい。

06/12/10
 漁期を終了した大型鰹船の並ぶ港で、ちんまりと佇み静かに揺れている「美帆隣」。「今年の夏こそ暇じゃ、海を、風を堪能する絶好のチャンス、毎日でも乗ってやろう」と意気込んでいたが結局沖に出たのは10回ほどだった。
 しかし冬場になってもまだまだ「美帆隣」の活躍の場はある。穏やかな日はちょい乗りで舫いもとくし、なんといっても読書の場には最高。ポカポカ暖かい小さなキャビンでちょいと揺れながら、好きな本を持ち込んで寝転がるのは相当気持ちの好いものである。しかしその気持ち良さにすぐ眠ってしまうのが難。ちいとも読書は進まない。
 それにしても、アジア大会で日本勢が「セーリング」部門で大活躍しているのにニュースにならない。いったいどう言うことか。もう日本人は「海」を捨てたのか。「海洋国日本よ頑張れ」

2006/7月14日
 一年以上上架したままだった「美帆隣号」。このままじゃシーズンが終わってしまうと一念発起、手付かずに上架してあった艇のデッキに上がり、キャビン覗くとなんと吃驚、キャビンの中は雨水で満杯になっていた。昨年の大嵐にハッチが飛んでいたのだ。こりゃ一大事、太口の長いホースを艇の下まで垂らし、下に廻って思いっきりホースを吸うと、ドババッと勢いよく放水開始。手作りの木製船台がよくぞ持ちこたえたものだ。このトラブル後、梅雨の間隙を縫って通うこと半月あまり。ハルの再塗装、船外機の修理、船底磨きに三度の厚塗り塗装、やっとこ化粧直しも整い海に浮かべる吉日待ち。

 天候の良い吉日をもっていよいよ港内の海へ。何度となくお世話になっている「久礼コンベヤー」の重機も操作も手際良く、心地よい夏の空をフワリと飛んで、愛艇は無事着水完了。

 やはり船は海に浮かんでこそ船。ユラリユラリと、なんぼか心地良いことだろう。この後、リギンの調整などを済ませ、エンジンを回して港外へ、セールを揚げ久礼湾一周のテストセーリング。船底を磨きに磨いた甲斐あってか、すべるすべる。時おりパフしか吹かない海面をアメンボのようにスイスイと泳ぐ。こんなにこの船は速かったのかと改めて驚いた。さぁ、準備は整った。ディクルーズにキス釣りと、この夏を目一杯楽しもう。

 2005/9/6
 台風14号の接近により、猛烈な風と雨が吹き付けてきた。上架している船が心配で見回りに行ったら暴風のなか、しっかり踏ん張って立っていた。ちょうど兄貴の工場のお陰で風避けになっているのだろう。順風満帆に風をはらみ、船は浮かんで揺れている姿が一番美しいが、ちょいと忙しくなってきた。可哀想だがしばらくはここで休んでいてもらおう。

2005/2月2日
 一昨日、昨日と高知県西部を襲った強風を伴う寒波は、各交通機関を麻痺させ、空の便やら鉄道やら、あちこちで転倒、脱輪、交通事故も頻発させ、はかなくも雪に弱い対策と技術を露呈した。ま、それほど雪などめったに降らぬ我が地域の環境やら状況が、ここ数年は続いていたということだろう。雪も風も止み、一夜明けて港に行ってみると、愛艇はしっかりと無事に浮かんでいた。

2004/11月後半とは思えない暖かさと晴天の中、可愛い女性を乗せてのミニクルージング。だだ.....、
ちょいと風が弱く...、残念。

 今年の夏は台風続きで少々うんざり気味。
次から次ぎにやってくる台風やら低気圧に、避難係留場所から綱をとく間がない。
 10月2日、やっと青空が広がったので、今だ!! とっばかりに海に飛び出した。いゃあぁぁぁ、いいもんですねぇ大海原は。ときおりブローが入ったり、顔面を濡らすチョッピーな波に、くわえ煙草がジジッと潮に濡れて消えかかる。このちょいと潮っぽい煙草がまたたまらない。

 それにしても、シングルハンドってのは実に忙しい。いいアングルだからと携帯カメラを構えると、突然ブンと大風が入る。慌ててメインシートをちょいと緩める、それでも舳先が風上に回り込もうとする。舵を下手にグィッと引き回す。ついでにジブも、ついでに煙草も、ビールも呑みたい。ラジオも聞きたい。ションベンもしたくなった。やっぱり自動操舵がいるなぁ.....。けんど金が無い。
 

 4年以上海に浸かりっぱなしだった可哀想な愛艇 美帆隣 船底iは十分食べられる牡蠣がどっさりとついていた。この牡蠣落としに特大のスクレーパーで奮闘すること丸一日。磨き上げること丸二日。パテ埋め丸一日。またまた磨きが二日、マスキングテープで囲うこと一日、いよいよこれから塗装にはいる。ぴッかぴかに生まれ変わる日が楽しみである。

 いゃああ、疲れた疲れた。とにかくバテバテになった。ほんの一時間でも暇ができたら飛んで行って艇の修理。服も身体も泥まみれのペンキだらけ、女房はその様をみてはうんざり不機嫌。しかしそれにへこたれず通いに通っていよいよ完璧に(と、自分は納得している)リメイク完成。

 どうだい、見てくれこの変わりよう。とにかく毎日毎日兄貴んちの工場へ通いつめ、磨いて磨いて、塗り込むこと数十日。やっとリメイク完成。すべてシート類も新調、バラストもがっちり固定式に改良。バラスト格納庫はありったけの鉛や鉄を詰め込んで蓋をしてFRPで固めた。復元力増大。これで重心位置もぐっと下がったことだろう。あとはワックスをたっぷり塗りこんで、佳い日を選んで海に浮かべるだけ。はやく帆を揚げてみたいぞ~~~い。
船底塗料も丁寧に二、三度と塗り終えた、今度はそうそうたやすく牡蠣やノリを寄せつけないだろう。と、言っても前回は四年以上海に浸かりっぱなしだったので、今回こそはこまめにドックさせてやらねば。
 いよいよ船下ろしが近づいたが、最後の点検にエンジンを調整中。トップにすれば幾らでも機嫌よく回ってくれるが、スローにすると停止する気難しいエンジン。どうもキャブあたりにゴミでも詰まっているようだ。

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