角館の土地で育まれてきた伝統工芸品「樺細工(桜皮細工)」は、天明年間に角館の武士の手内職として発達し、美しく豊かな風土と伝統に支えられ、その技が代々受け継がれてきました。

山桜の素材を生かした、茶筒や文箱などに代表される樺細工は、実用的で堅牢さを生かした素朴さがあります。天然の山桜の樹皮特有の、光沢を生かした渋くて地味な色合いが、古来愛でられています。

積み重ねた手技の経験と冴えたカンを駆使し、真心を込めて作り上げた樺細工は名実ともに伝統工芸品として、広く内外にご愛用頂いております




製品の区分

1.型もの
仕込みものともいい、木型に合わせて芯を作り、その上に樺(桜皮)を貼り付けて筒状のものを作ります。主な製品としては、古くはタバコ胴乱や印籠などですが、現在では茶筒制作の工程が、この型ものの代表的なものです。

2.木地もの
下地に木地を使ったもので、主として箱物が木地ものと呼ばれています。文箱、硯箱、テーブル、茶タンスなどがあり、必要によって文様を置くという模様づけの技術の光る製品です。


3.たたみもの
「たたむ」というのは、山桜の樹皮を何枚も重ね合わせて、数センチの厚さにすることで、古くは胴乱や印籠の根つけを作る技法でした。よく磨いた樹皮の重ねあわせの断面の層をアクセントにし、ブローチ、帯〆、タイ止、ペンダントなどの装身具としてその技法が応用されています。

ご注意
当協会では産地の誇りにかけて、純角館産の樺細工しか取り扱っておりません。中国産の類似品にご注意ください。

現在、これらの伝統的な技法を用い現代のニーズにマッチした製品が生み出されています。


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