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      最 新 情 報       

 

  11.8 NEW! 

 

最終日はみぞれ混じりの雨が降る寒々しい一日となりました。

お客様をお見送りして、最後の小屋閉め作業が終わった翌日、

スタッフ全員、無事下山いたしました。

 

薄っすらと雪の残る風景は、歩いているうちに次第に晴れてきて、三平峠を越える頃にはすっかりいい天気。

荷物は重かったけれど、何か名残惜しいような気持ちで峠を下りました。

シーズン中に登り下りしている時には、感じることのない感覚ですが、

訪れるお客様の方々は、きっと同じような気持ちでいつもこの道をお帰りになるのではないでしょうか。

 

下ってくると冬の世界から一転。麓はまだ秋真っ盛り。色鮮やかな紅葉に目が覚めるようです。

降りて来たばかりの私達スタッフにとっては、色彩の鮮やかさに感嘆の連続でしたが、

地元の方々には、もはや当然の景色として普通にやり過ごしているので、感覚的な温度差を感じてしまうところです。

 

 

これで長蔵小屋を始め、尾瀬の各山小屋は冬ごもりに入ります。

今年もたくさんの出会いがありました。

お越しくださったお客様、また一緒に働いたスタッフの方々も含めて、

どうか皆様、この冬もお健やかでお過ごしいただけますように。

そしてまた、来シースンも尾瀬でお会いできることを楽しみにしております。

本年も皆様、ありがとうございました。

 

 

  11.3  

 

11月2日、連休の初日は一日を通して爽やかに晴れました。
ビジターセンターの職員の方々も昨日下山され、周辺の施設は公衆トイレも含めて全てクローズ。

御池〜沼山間のシャトルバスも10月31日を最後に終わっておりますが、

日帰りのお客様の姿は割と多く見られました。

 


宿泊の方は30名様ほど。

単独でいらっしゃった男性のお客様以外は、皆さま個室でご利用いただけました。
昨夜はキャンプでお越しのお客様も、有料休憩として長蔵小屋の談話室にお入りになり、

宿泊のお客様と一緒に「山小屋の夜」の雰囲気を楽しんで行かれました。

この時期になると小屋の朝食時間も 6:30 と遅めの設定になり、早朝出発されたい方は朝弁当をご注文されます。
しかし意外にも外は5時半を過ぎても真っ暗なので、ライトなしで歩くには6時を待たねばなりません。
寒い季節でもありますから、ぜひ温かい朝食を召し上がってからお出かけいただけたらなと思います。
昨夜は残念ながらガスがかかってしまいましたが、一昨日の夜は満点の星空。
新月に近いにもかかわらず、ライトが無くても木道が見えるほどの星明りでした。



長蔵小屋の今シーズンの営業も本日11月3日をもちまして終了いたします。
ありがとうございました。

 

  10.31  

 

10月27日、また雪が降りました。
太平洋側では台風が遠のいて晴天となった日でしたが、

日本海側(新潟中越地方)の気候に近い尾瀬沼では、

一日を通してぐずついた天気となりました。

 


午前中の雪は、その後雨になったり「あられ」になったり、また雪に変わったり。

休憩所などの施設が閉じてしまった今となっては、

身の置き所といえばまだ開いている山小屋(沼では長蔵小屋本館のみ)ぐらいしかありませんでした。
しかし、翌28日は一転して快晴となり、全体に雪をまとった燧ケ岳が、日の出前から白く浮かび上がって見えてきました。

 


前日、頑張ってここまでやって来て、宿泊されたお客様が喜ばれたことは言うまでもありません。
その姿は、確かにそこにあるのに不思議と実在感が薄く、幻のようにも見えました。
やがて朝日が当たり始めると、途端に山は、命が吹きこまれて目覚めたかのように、強くその存在を主張し始めました。
この時の気温は−6℃。手袋をしていても指が痛くなるような寒さでしたが、太陽の光は強大です。
陽が当たった所はたちまち霜も消えて本来の色彩を取戻し、

凍っていた縄や綱も数分のうちに柔らかくなりました。
しかし、日の当たらない場所では、昼過ぎになっても霜が消えず、

見た目には雪が消えたように見える燧ケ岳でも、場所によっては20p もの積雪があったようです。
日中、日なたで作業している時には、陽射しが暑くてTシャツになったものですが、

日陰にはいると上に一枚欲しくなり、16時を過ぎると急に気温も下がって、1

7時には濡れた木道が再び凍り始めました。

夜には薪ストーブから離れがたくなるような寒さになります。
お部屋にはコタツがありますが、腰や背中には冷たい空気を感じてしまいますから、

やはり部屋全体が暖かい談話室がこの季節には大人気です。



一方、大清水〜三平峠のルートでは、木道の補修工事が進んで、随分と歩きやすくなりました。
しかし木道や木の階段は、ひとたび雪や霜に覆われるとたいへん滑りやすくなりますから

くれぐれもご注意ください。

 


こちらの写真は24日に撮影した御池〜銀山平です。
紅葉の盛りは既に山麓へと移りつつあります。

このルートは、紅葉の時期が特に美しく、また年による「当たりはずれ」が少ないように感じます。

【 お 知 ら せ 】

見晴新道の登山道の状態がかなり悪くなっています。

燧ヶ岳登山をご予定の方は必ずご覧下さい!

 

【お 知 ら せ】

沼尻と尾瀬沼畔休憩所は10/14(月)をもって

今シーズンの営業を終了いたします。

沼尻はトイレも使用できなくなりますので、ご注意ください。

10/15(火)からは沼畔本館の玄関にて、

やまね食堂を11:00〜13:00のお昼時だけ営業いたします。

ルート状況など最新の情報は 

尾瀬保護財団 のHPをご参照下さい。

 

  10.23  

 

再び台風の接近が心配される中、小屋では冬支度を急いでいます。
17日の初雪は、沼付近ではその日のうちに消えましたが、

翌18日、雲が晴れゆく燧ケ岳山頂には、まだ雪が薄っすらと残り、

青空と雪そして山麓の紅葉の取り合わせが実に素晴らしかったです。
普段よりずっと高い山に感じられたのは、山頂部分にだけ雪があったからでしょうか。


その10月18日は、朝から夕方までかかって、沼尻休憩所の小屋閉めに行って参りました。
お天気が良かったので、気持ち良く作業もはかどり、また、休憩の時にも寒さに震えることが無くて助かりました。
今シーズン最後の賑わいを見せた週末をはさんで、今日、22日は物資輸送に使っている船の引き上げを行いました。
気がつくとカラマツもすっかり色付いていて、湿原は優しい色に変わっておりました。


長蔵小屋は23日より25日までの3日間、お休みをいただきます。
週末26日(土)には営業を再開して、来月11月3日の文化の日までお泊りいただけますが、

この間、少しづつ冬支度も進めさせていただく予定です。

何かと行き届かないところもあるかと存じますがどうかご容赦ください。
外の売店も既に閉じてはおりますが、本館内にも売店がございます。

この季節には宿泊の方に限らず、日帰りのお客様にも開放しておりますので、どうぞご利用ください。
また、沼尻では、休憩所の終了と共にトイレも閉鎖されましたので、

沼一周を考えていらっしゃる方はご注意いただきたいと思います。

  10.18  

 

10月17日の朝、とうとう尾瀬沼にも雪が降りました。
燧ケ岳の初冠雪から4日。

昨年より5日遅い初雪となりましたが、ここ数年からいうと、決して遅い方ではありません。
ただ、初霜から1ヶ月も経っているので、感覚的には遅く感じてしまいます。

 


昼過ぎまで、峠の木道には雪が残りましたが、これも夕方にはほとんど消えました。
日当たりの良い湿原では、それこそすぐ消えてしまいますから、特別な装備は必要としませんが、

融けてからもたいへん滑りやすいので、歩き方には気をつけなくてはなりません。


この時期、晴れれば、晩秋の景色の中、過ごしやすい暖かさになりますが、

ひとたび崩れれば、みぞれないし雪になるという覚悟は必要です。
気温は、朝夕は氷点下まで下がりますし、

日も更に短くなって、朝は5:30 まではヘッドランプが必要です。
また、日没時刻は17:10 ですが、これは地平線に何も遮るものが無かったらの話。
西に開けている長蔵小屋付近でさえ、沼の対岸には皿伏山が控えているので、

実際には16:45 頃には日没を迎えてしまいます。
もちろん、山に近ければ更に早く日が陰ります。

 


ご宿泊の場合、16時までのご到着をご案内してはおりますが、

計画段階ではもっと早い到着で考えていただいた方が良いでしょう。
行動範囲が限られてしまうと思われるかもしれませんが、

実際、夏至の頃に比べて、昼間の長さが4時間余りも短くなっているので、

春や夏に歩いたことがあるコースだからといって、この時期に歩けるとは限らないものなのです。

  10.14   

 

寒い連休になりました。
10月に入ってから暖かい日が続いていたので特別に寒く感じます

本来ならこの程度なのでしょうが風もありました。
10月12日、曇りから天気は快方に向かうと思えましたが、

夕方には雨が降り始め、気温もぐんぐん下がって10℃を下回るまでになりました。
おそらくこの日の最高気温は、午前中早い時間だったのではないでしょうか。

 


一夜明けた13日、雨は上がって青空ものぞきました。

そして雲から姿を現した燧ケ岳の頂は白く染まっていました。
10月13日。燧ケ岳初冠雪です。
早朝に登り始めた方は、燧ケ岳の全貌を見ていないので、

いきなり登山道に雪を見てびっくりされたのではないでしょうか。
しかも、沼のほとりでも強く感じる風ですから、頂上では立っていられないほどの強風で、

体感温度もかなり低かったのではないかと思います。
7時〜8時頃にかけて姿を現していた燧ケ岳ですが、その後は再び雲に隠されている時間が多くなり、

昼近くに見えた時には雪もほとんど認められなくなっておりました。
が、初冠雪とは、大抵こんなものです。
人の出は、この秋最多となり、山小屋はほぼ満室。

尾瀬沼キャンプ場も、予約無くしてはご利用できなかったようです。
これほどの賑わいを見てしまうと、まだ小屋閉めに入るのは早すぎるようにも感じてしまいますが、

きっと連休の終わりと共に訪れる人も嘘のように少なくなってしまうのでしょう。


長蔵小屋では、例年通りこの連休を最後に

沼対岸の沼尻休憩所と東岸の休憩所の営業を終了いたします。
また、ビジターセンターとなりの売店も16日までの営業で、だんだん淋しくなってゆきますが、

外来用食堂としては本館の玄関にて11時〜13時に限って臨時営業をおこないますし、

売店は本館内のものをご利用いただけますので、どうぞお気軽にお声をかけてください。
朝の気温は2℃。とにかく寒くなって参りました。

しっかりとした暖かい服装でお越しください。

  10.12  

 

先週末にピークを迎えたと思われた紅葉からわずか一日、

週が明けて雲から現れた燧ケ岳の山腹は、気のせいか、くすんで見えました。

 


そして翌日になると、台風24号の日本海通過を待たずして、

突然何かのスイッチでも入ったかのように、小屋周辺の木々の葉は音を立てて散り始め、

人通りの少ない道はあっという間に落葉で埋め尽くされてしまいました。
紅葉の終わりは驚くほどあっけなく、突然に訪れました。
それでもまだカラマツの緑は濃く、ダケカンバも枝の高い所を中心に多くの黄葉をつけています。
紅葉が終わったと思わせるのはおそらく「赤」が圧倒的に少なくなったからかもしれません。
しかし、そんな終りかけの紅葉の山にも捨てがたい魅力を感じます。
葉を落とした森は明るく、なんだか見通しも良くなったようです。
見上げると梢を通して秋の青い空が広がり、柔かな陽ざしを受けた稜線がのぞまれます。
その稜線が広葉樹であれば、春先の木々が芽吹く直前に見せるあの薄紫のふわふわとした感じと同様、

やわらかな動物の毛並みを思わせて、暖かみを感じることでしょう。
湿原の植物はドライフラワーとなり、風に吹かれては乾いた音が優しく響き渡ります。

そして足元には様々な色や形の落ち葉が彩りを添えます。
山は静けさを取り戻し、紅葉だけが秋じゃないと思わせてくれる季節なのです。

 

  10.8   

 

 

この週末もまずまずの天気でしたが、変わりやすい天候でもあったので、

それ故、ドラマチックな展開も見られました。
それと言うのも、尾瀬沼では比較的珍しい現象とされる白い虹が見られたからです。

 


10月6日、日曜日の朝のことでした。
一番いい時間、私達スタッフはまだ仕事中にあったので、

小屋の窓から見るしかありませんでしたが、

その後「ひと休み」に入ってからも、一部が消えかかったとはいえ、

もういい加減に消えてもいいよと思えるほどの長きにわたって見えておりました。
朝もやが消えたその後の風景も、尾瀬沼に湖畔の景色が鏡のように映って、実に華やかです。
居合わせた人の中からは、「100回尾瀬に来ても、この1日には及ばない」

という声さえ上がっていたほどでした。

 

ダケカンバの中にはまだ緑のものも多くありますが、

全体として見ると紅葉は最盛期を迎えたといえるでしょう。
写真は全て長蔵小屋の周辺、徒歩2〜3分圏内で撮影されたものなので、

この周辺だけでも十分に秋の景色を楽しんでいただけます。


しかし、せっかく訪れたのなら、せめて尾瀬沼北岸を沼尻まで往復されることをお奨めします。
小屋から見る燧ケ岳の山腹も、ダケカンバが黄色く染まってたいへん綺麗ですが、

沼尻から見上げるナデックボには赤が多いので、またひときわ華やかさで勝ります。
最低気温はこのところ高めで安定していて10℃前後。

最高は16〜17℃程度で、一日の気温差は少ないといえます。


フォトギャラリー に4月〜11月までの

尾瀬の風景や高山植物をご紹介していますので

山歩きや撮影などプランニングのご参考になさって下さい。

 2013 長蔵小屋主催ツアーのご報告

ゆっくり周遊  奥鬼怒   至仏山の高山植物と初夏の尾瀬ヶ原

 

 燧祭り 「賢治の会」  ペルセウス座流星群を楽しむ会  

 

ご来光ツアー  ナイトハイク

2013年の小屋主催イベント の詳細です。

 

おひとりでの山歩きが不安な方、しばらくブランクのある方、

長蔵小屋のスタッフと一緒に尾瀬をゆっくりと歩きませんか…

  10.3   

 

9月の最後の日は、見事な朝焼けで始まりました。
夜明け前、空を一面に覆い尽くすヒツジ雲から、なんとなく朝焼けになるとは予想しておりましたが、

これほどの色に染まるとは思いもよりませんでした。

 


日の出とは反対方向の尾瀬沼まで茜色に染まり、一見すると夕暮れのようです。
光はまもなく燧ケ岳の頂をモルゲンロートに染めて、

次第に輝きを増しつつも赤さを薄れさせながら裾へと下って行きました。
朝日に輝く山は、昼間の穏やかで落ち着いた様子とは違って、

何か強い意志をもってそこに存在しているようにも見え、威厳さえ感じられますね。

 


陽が高くなると青い空に白い雲が映える秋晴れの一日。

気がつくと、つい空ばかり見上げておりました。
日の出の時刻はここ尾瀬沼で5:30頃。

5:00ではまだ暗く、行動するにはヘッドランプが必要です。
尾瀬沼の長蔵小屋の客室にはコタツが置かれ、

朝・夕、談話室のストーブでは薪のはじける音が響いています。

 

 

鹿の写真は、小屋のすぐ近く、

釜堀への降り口で撮影しました。

29日夕方のことです。


 

  9.28  

 

台風が日本列島をかすめるようにして去って、再び晴天の日々がやってきました。
9月26日、一日中霧と小雨に包まれていた天気から一転、

27日は青く澄んだ空に草紅葉が眩しい秋晴れとなりました。
空気はきりっと冷たいのですが、陽ざしはぽかぽか暖かく、そんな風景の中にたたずんでいると、

きっと誰もが秋山の良さを感じずにはいられない。そんな一日でした。


草紅葉はいよいよ鮮やかさを増し、沼は空の青さを映して更に青く広がりを見せています。
昨日は燧ケ岳の高い所では霧氷の一種「エビの尻尾」が昼近くになっても見られたということです。

また冠雪とまでは行かないのでしょうが、少し雪らしいものもあったようです。
尾瀬沼付近の最低気温は、雲に覆われた朝でも2〜3℃。

晴れていれば0℃まで下がり、もはやフリースよりもダウンが欲しくなるような気候です。
一方、最高気温は15〜16℃まで上がりますが、いずれにしても平地より10℃以上は低い気温です。

 


木々の紅葉はまだこれからが本番ですが、

斜めから射し込むようになった陽ざしに赤や黄色が強調されて見えるようになりました。
日没は長蔵小屋付近で17:20頃。18:00には暗くなってしまいます。

18:00と言うと九州辺りではまだ太陽が出ている時間ですから、

特に西日本からいらっしゃる方は、暗くなるのが意外に早いということに注意していただきたいと思います。
また「秋の日はつるべ落とし」と申します通り、日の入り角度が大きい今頃の季節は、

沈んだと思うとすぐ暗くなりますから、宿泊される方、日帰りの方にかかわらず、

ヘッドランプなどの装備をお持ちになることをお奨めします。