《テーマいろいろ・パート2》

◎賞味期限
 民放テレビ(どこの局か忘れました)でケーキの賞味期限実験が2001/8/6(月)放映されていました。
 家庭用冷蔵庫10℃の温度設定でカビが発生しないこと、100万個/1g中以上の細菌が発生しないことを食品としての条件にしました。
 カスタードシュークリーム  56時間(2日と8時間)細菌が規定数以上増殖
 いちごショートケーキ    76時間(3日と4時間)細菌が規定数以上増殖
 レアチーズケーキ      6日目でかび発生
 チョコクリームケーキ    7日細菌が規定数以上増殖
 アップルパイ          10日細菌が規定数以上増殖
 ベークドチーズケーキ   12日目でかび発生
 以上のような結果となってベークドチーズケーキの試食もされていました。一般的ケーキ類は「本日中にお召し上がりください。」と記され消費期限もうなづけました。
 消費期限、賞味期限の表示が目に付き気になります。いつまでも新鮮で美味しく食べられるほうがいいに決まっています。買い物をするときは新しいものを求めますがそれがそのまま冷蔵庫で眠ってしまっていることが多くないでしょうか?冷凍庫の普及、レトルト食品、レトルトパウチ食品の開発により1〜2年ぐらいは保存可能になりました。家庭での保存の仕方によって美味しく食べられる日数も異なってきます。消費期限と記されている食品でも冷凍できる食品もありますが冷蔵では開封後は、早め目にお召し上がりいただいたほうがよいかも知れません。冷凍食品については、家庭用の冷凍庫では奥行きがなく開閉も頻繁ですし温度が適温に保たれていないことが多いようです。1年以上の保存が可能となっている食品が多く見うけられますがせいぜい半年ぐらいの保存にとどめた方がいいように思われます。食べられないわけではありませんが食品からの水分が抜け出てかき氷状になって風味がそこなわれていることが多いようです。購入して冷凍した日付を記入しておくこともいいかもしれません。
  食品の購入は計画的に賞味期限切れにならないようにしたいですね。できるだけ簡単で解りやすく購入できるように書き出してみたのですが参考になりますでしょうか?
食材名 開封前 開封後
生鮮野菜・果物 ほぼ一週間で使い切る量の購入 仕込みしたものは一両日中に使い切る。
肉・魚・油揚げ・納豆・茹麺
冷凍野菜・かまぼこ・食パ
ン・調理済み食品
(物によっては冷凍にむかない食品もあります)
密閉し冷凍保存は1ヶ月程度とする 密閉して冷凍1ヶ月、冷蔵で一両日中に使う
卵・牛乳・食パン 冷蔵でほぼ1週間から10日で使いきる
豆腐 パックしてあるもの製品により冷
蔵で3〜30日
一両日中に使い切る
チーズ 冷凍保存は1ヶ月程度で使い切る 密閉し冷蔵10日位で使い切る
コンニャク・佃煮 パック詰冷蔵1ヶ月程度 1週間で使い切る
焼き海苔 チャック付きのもので冷暗所・冷蔵・冷凍で6ヶ月程度
缶詰・清涼飲料水・ 1年ぐらいで使い切る量の購入 一両日中に使い切る
乾物(ワカメ・切干大根・
花かつお・凍り豆腐・
豆類)調味料・油
冷暗所25℃以下での保存、輪ゴム等でしっかり密閉し6ヶ月で使い切る
市販の漬物・煮豆 1ヶ月程度 冷蔵1週間で使い切る

 
 開封さえしていなければ長期保存可能な加工食品が衛生管理の徹底によって数多く製品化されています。しかし開封後は早めに食べてしまわなければなりません。1〜2回で使い切れる量だといいのですが食べきれないときもあります。
 少人数世帯の増加傾向のなか、衛生的に少量づつ取り出せる製品が求められます。冷凍できない生鮮食品は、一回ごとの使いきりタイプが、いいでしょう。湿気を吸いやすい食品は、保管しやすい工夫がされている製品がいいでしょう。家庭での開封後の保存可能な食品について2〜3日以上になる時は特に十分な衛生管理が要求されます。

 美味しく食べて無駄のない食生活は計画的な購入から始まるのではないでしょうか。例えば1週間ごとの購入とし不足しそうなものを書き出しておいて在庫を極力避けることが賢明といえるかもしれません。
 

消費者からわかりにくいとの意見が出ていたことから賞味期限(農林水産省)・品質保持期限(厚生労働省)の表示が使われてきましたが賞味期限表示に統一されます。消費期限は、製造日より5日以内とし期限内に食べてしまわないと品質が急速に低下し食中毒の危険があるものとされています。あくまでも適切な場所(直射日光の当たらない10℃以下の所)に保存した状態のことをいいます。なま物は、一両日で食べてしまわなければなりません。
賞味期限は、美味しく食べられると業者が保証している期限でその期間が過ぎたら直ちに食べられなくなるということではないとしています。品質が穏やかな低下が見られる食品です。前記しましたように家庭での保存の仕方に大きな違いがでてきています。3ヶ月以内のものは、年月日、3ヶ月を超えるものは年月の表示が義務付けられています。(初版 01.8.19  更新03.2.27)


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