| / | 肥満者の割合:BMI≧25 | やせている者の割合:BMI<18.5 | |||
| 年齢 | 調査年別 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 |
| 20〜29 | 1980年 1990 2000 2010 |
11.1% 8.0 6.9 7.5 |
10.6% 16.4 18.6 19.5 |
12.4% 17.7 24.2 29.0 |
9.3% 8.8 6.3 11.6 |
| 30〜39 | 1980年 1990 2000 2010 |
14.7 13.5 12.9 13.8 |
19.3 23.1 27.3 28.8 |
7.8 9.9 17.5 14.4 |
5.0 4.5 4.1 2.6 |
| 40〜49 | 1980年 1990 2000 2010 |
24.6 20.9 20.2 18.3 |
23.3 27.5 28.9 35.2 |
4.9 5.2 5.5 11.3 |
4.3 2.8 2.7 3.0 |
| 50〜59 | 1980年 1990 2000 2010 |
29.2 28.7 23.6 19.0 |
20.0 25.8 29.9 37.3 |
6.8 3.9 5.4 9.8 |
5.1 4.0 3.9 2.0 |
| 60〜69 | 1980年 1990 2000 2010 |
24.3 31.9 31.0 27.0 |
14.7 18.8 30.7 29.9 |
9.5 6.8 5.8 6.0 |
10.1 8.1 3.2 2.9 |
| 70〜 | 1980年 1990 2000 2010 |
21.4 25.4 27.3 27.1 |
11.4 17.1 21.7 27.8 |
12.2 11.0 9.2 9.0 |
16.4 13.5 9.6 8.0 |
今日の飽食時代を反映してか上の表からも全体的に30%前後に肥満傾向がみられます。軽度の高血圧症では肥満を解消することによって血圧が正常値になることが多いといいます。
男性の肥満はいずれの年代においても増加傾向を示しています。女性は70歳以上での増加のみですがその他の年代では減少しています。
意識調査において外食料理や加工食品の栄養成分表示を参考にしてメニューを選ぶかの問いに対しほとんど参考にしないが女性で14.7%なのに対し男性ではその倍以上の37.6%にも上っています。食事づくり(食品の買い物、調理)の頻度でほとんどしない男性が7〜9割もあり、「自分の健康は自分で守る」ことが実証されたような結果ともいえます。
個人差がありますので一概には言えませんが
その一方で20歳代の24.2%ものやせている人の数値が気になります。年々その数値が上昇傾向を示しています。食事摂取状況は平均で野菜のとり方が少なくなっていますが栄養成分的にはカルシュウム、鉄分以外は100%以上の充足率となっています。
女性ではその健康を意識しすぎてか20歳代から30歳代のやせている人の割合が急激な増加を示しておりこれも是正されなければならないようです。思春期でのやせ症は、不妊症や骨粗鬆症にも罹りやすいことが指摘されています。野菜の摂取量も少ないので積極的に取り入れましょう。
中性脂肪はトリグリセリドともいい内臓の保護、体温を放散させないと重要な役割を果たしています。太った人では中性脂肪の割合が大きく、食物の脂肪の他、炭水化物、またタンパク質からアミノ酸が除かれ脂肪に合成されます。貯蔵脂肪として水素と炭素の割合が高く飢餓時には、エネルギー源として、1g≒9kcalを発生させ効率がよく、また含まれる水素により酸化される時に、1g当り炭水化物0.55g、タンパク質0.4g、脂肪1.07gと約2倍も水を生じ、砂漠のラクダのように代謝水を利用する陸上動物としての大切な働きをしています。単純脂質の構成成分で食用油脂のほとんどの成分となっています。常温で液状のものを油(oil)、固体のものを脂(fat)ともいうが厳密な区別はされなていません。アルカリで加水分解(ケン化)すると脂肪酸、アルカリ塩に分解され石鹸とグリセロールとなります。最近は、その過剰摂取(肥満・動脈硬化・脳・心筋梗塞など)が問題視されてもいますがいっほうでは無理な痩せ志向に注意が必要です。
中年日本人(岩手・秋田・長野・沖縄の40〜50歳代男女について1990年より10年の追跡調査、<厚生労働省研究班・国際肥満雑誌
02.5>)ついてBMI 23〜24.9の死亡率を1としやせ傾向の(男性21〜22.9で1.3倍、19〜20.9で1.6倍、14〜18.9で2.2倍、女性19〜22.9で1と低いが14〜18.9で1.9倍)、肥満では(男性25〜26.9で1.1倍27〜29.9で1.4倍、30〜39.9で1.9倍、女性25〜29.9で1.2倍30〜39.9で1.9倍)の結果が発表になり男性の痩せ型に顕著に死亡率が高いということが示されました。
健康な人での栄養の配分は、炭水化物では摂取エネルギー量の50〜60%、たんぱく質では標準体重1kg当たり 1.0〜1.2g、脂質は摂取エネルギー量の25%以内(飽和脂肪酸などは10%以内)が推奨されています。
脂肪細胞は、アディポ(脂肪)サイトカイン(生理活性物質)でありアディポネクチン(インスリンの分泌、血管を強化させる、LDLの抑制など)をつかさどっていますが特に内臓肥満では、分泌が抑制され生活習慣病の要因になっています。またPAI-1(ぱいわん)という血栓を作りやすい物質が内臓脂肪蓄積によって亢進され、動脈硬化の原因になります。生活習慣病といわれるものの危険因子の数が多いほど発症率が高くなるのですが血圧、血糖、中性脂肪、肥満のうち、1こあると正常な人の5倍、2こで10倍、3こで30倍も心臓病に罹(かか)る率が高いことが発表されています。
やせ過ぎも、太りすぎも健康を維持していくのは難しいようです。女性は、痩せすぎ、中高年(45歳以上)の内蔵脂肪型肥満、隠れ内蔵型肥満(BMI25未満)と合わせ男性で50%、女性で15%になっていることが示されています。
肥満、やせぎみの人のかかりやすい症状、疾患について少し触れてみたいと思います。
肥満症
やせ症
| 歩行 | 23〜30分 | 立ち仕事 | 35〜45分 | エアロビクス | 15〜20分 | ||
| 掃除 | 27〜35分 | 体操 | 16〜21分 | ゴルフ | 18〜25分 | ||
| 階段の昇り | 12〜15分 | サイクリング | 20〜25分 | ジョギング | 11〜15分 | ||
| なわとび | 12〜20分 | 泳ぐ | 4〜6分 | 入浴 | 20〜40分 |
(初版02.6.18 更新2013.2.24] 記載者村上京子)
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