取り直し


大相撲の再試合のこと。

@同体で勝負判定が出来ない場合。

A水入り後の勝負がなかなか付かない場合。


以上の2パターンがある。

パターン@は物言いで協議された決定される。

パターンAは相当長い時間相撲を取っている為に、両力士に休息を与える目的で二番後取り直しになる。

二番後取り直しは文字通り次とその次の取組を先に行ってから、再び取り直す。

もう二番も取組が残っていないケースは一番後取り直しとなるケースもある。その場合、配慮されて何分かのインターバルが与えられる。

それでも決着が付かないと引き分けとなる。


取り直しの一番が再びもつれ、再度取り直しとなることも少なくない。近年では、1988年5月場所初日の水戸泉と霧島との対戦で、3回取り直しとなったことがある(3回目の取り直しの末、水戸泉が勝利した)。

取り直し時は基本的に観客から声援が上がる。

しかしながら、過去問題となった取り直しもある。1943年5月場所10日目。「連合艦隊司令長官・山本五十六の戦死」の臨時ニュースが流れ取組が一時中止され、大日本相撲協会会長が追悼の辞を土俵上で読み上げた。そして山本元帥の死を乗り越えての再開直後、最初の一番である龍王山VS青葉山戦は土俵上で組んだまま両者動かなくなり、二番後取り直しでも勝負がつかず、引き分け預り。両者は「敢闘精神の欠如」として無期限出場停止を喰らった(実際は2日で解除)。

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