「春 一 番」
大阪天王寺野外音楽堂

春一番のライブ盤に唯一収録されている
75年の「ホーボーの子守唄」を唄っている時に撮影された古川豪。
当時にしては、珍しくレギュラー・ネックのバンジョーを使っている。
岩井宏や村上律といったバンジョー巧者のいるなかで
この曲は、ものすごく単調なスタイルで弾いている。
これは、ララバイ・リックというピート・シーガーの
フォーフィンガー奏法を再現してみたかったからで、
あの頃のピート・シーガーへの豪のフリークぶりが
今、聞くとなつかしい。
あの録音を聞くと3番の歌詞に、一部テープを逆回転させて
モザイクがかけてあるのは、レコ倫にふれる歌詞を歌っているからだ。
若気の至りで「おまわり」と唄ってしまったのが
特定の職業への蔑称ということで倫理規定に反したのだと聞いている。

↑ 田中研二&豪 (1974年)

豪・古川美千子・いとうたかお(1975年)

↑ 宮里ひろし・ひがしのひとし&豪 (1976年)

友部正人・朝比奈逸人 (1977年)

佐藤GWAN博さんをサポート。左端が佐久間順平、スライド・ギターはジミー矢島 (1977年)

シバ(三橋乙椰)と (1977年)

78年の春一番は「貧乏農場」というバンドにサポートされて唄った。
左からマンドリンの福島健。彼は、のちに「むいジャグバンド」を結成して
80年代初頭に活躍する。その隣のバンジョーとフィドル担当の水谷裕は
この数年後に渡米して、フィドルひとつで武者修行してパワーアップ。
城田じゅんじ、坂庭省吾の去ったあとの高石ともやのナターシャ・セブンに
在籍するなどして、現在は「スキップ楽団」という
子供たちに音楽の面白さを届けるパーフォーマンス楽団のリーダー。
豪の「なのりその森 ふうの街」のフィドルはすべて水谷。
ぼくの右のギターは加藤康一、エレキ・ベースは江夏英敏。

ステージにかぶりつくのは名物・岡本さん

左か堰守 右が福岡風太
中村よう&豪(76年)
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