
9:40 コハナバチの巣に、侵入しました。 1分ほどで出てきました。その後
9:44 頃 この巣の持ち主のコハナバチが飛び立っていきました。(中にいたのですね。)
体長: 8 mm 位
全体に赤褐色
触角先端一節、濃い黄色(オレンジ)
頭部に黒い部分あり、頭楯隆起
胸背赤褐色、縦に一筋の黒色あり、その下側に、横に並ぶ赤褐色の隆起2ヶ所
黒色Y字周囲に、白色部分あり(飛んでいる時、見える。)
腹: 艶あり、赤褐色と黒の横縞
肢: 黒色班あり
翅: 透明、縁が、こげ茶なので、翅が重なると、翅先に透明の円に見える部分できる。
10:00 再度、侵入しました。 22秒程で、出てきました。
ちょこっとmovie (.wmv)音声無し 16 秒 ■[158kbps] 304KB 320 x 240
( 要: Windows Media Player )
10:28 コハナバチが、帰ってきました。
10:59
ハチが、巣へ戻ろうと飛んできたのですが、それを確認すると同時ぐらいに
同じような大きさの一匹の虫が、ハチにつきまとうように、一緒に飛んでいました。
ハチと対じして、ミラーに映るように飛んでいるように(?)見えました。 ハチとの間隔は、50 mm も離れていなかったように思いました。
ハチが巣入り口に降りると、その虫も近くに( 50 mm ほど離れたところで、ハチからは、横位置 )に止りました。 ハエでした。
ハチが巣へ入って行ったのを見届けると、直ぐに入り口に行き、巣入り口を確認すると、向きを変え
お尻から、モゾモゾ、スルスルと、ハチの後を追って入って行きました。
巣が見つかって、嬉しそうに、こんな感じで入っていきました。
( 否、、嬉しそうに、入っていったように感じたのでした。)
頭から入ると思っていたのですが、お尻から入っていったので、驚きました。
翅が、折れてしまわないのかしら、、、
「ファーブル昆虫記」を、彷彿させる出来事でした。 第8巻 上 のコハナバチの話しのなかに、「寄生バエ」がでてきます。
特徴も様子も、良く似ています。 違うのは、お尻から入っていったことでしょうか。
なぜ、お尻からはいるのでしょう?
推測 ・ 卵を産むのに、中の狭い場所で回転せずにすむ。
・ 戻り易い( 同じ方向をみて往来することになるので、迷子になりにくい?)。
ちょこっとmovie (.wmv)音声無し 30 秒 ■[158kbps] 581KB 320 x 240
11:06 注: このハチは別の個体です。
コハナバチがコロニー近くに戻ってくると、ハエにつきまとわられました。
左右に飛び交い、振り切ろうとしているようでしたが、振り切れず
ハチは、付きまとっているものを確かめるかのように、巣近くの敷石に止りました。
ハエは、少し距離(50 mmくらい)をとってハチの横斜め後方位置に止り、ハチを見ています。

ハチが、ハエを認識できたかわかりませんが(ハチの視野角度どれくらいでしょうか?)、少しして、飛び立つと
ハエも一緒に飛び立ち、一定の距離(止っていた時と同じくらいの距離、50 mmほど)を開け
横につくようなかんじで、飛んでいました。(ハチと並行、または、止っていた時の距離、角度を保って飛んでいる?)
両者とも、とてもすばやい動きでした。(このハエの動体視力?はすごくよさそうです。)
けれど、今回は、ハチに上手くまかれてしまったようで、敷石にぽつんとまった所で、ハエを撮影することが出来ました。
大きさ; ハチと同じ(8 mm)くらい
眼: 赤
頭: 白、中央に黒い筋と筋に沿って両側に黒色の点々(短毛?)
背胸: 薄茶色、縦に5筋に並ぶ毛あり
腹: 薄茶色、横縞状に毛あり
肢: 黒
翅: 透明、薄茶色
別画像 (800 x 520、70KB)
ハエは、巣のある一帯近くで、ハチが戻って来るのを待っているようで、近くの敷石に止っていました。
数日前の雨で、地面はまだ湿っていました。 巣は、盛り上がりもなく平らで、塞がっていましたので
この場所に巣があることも、入り口もどこにあるか分からない状態でした。
15:00 頃
寄生バチが、この巣の周辺を、忙しなくうろうろしては、執拗にあちらこちら掘っていました。
巣入り口を探しているようでした。(入り口は、この場所の中央あたりにあるのですが)
15:09 頃
暫くすると、入り口の場所を確信したようで、どんどんと掘っていき、
15:17頃
そのまま潜って見えなくなりました。
そして、直ぐに出てくるかしらと思ったのですが、なかなか出てきませんでした。
ちょこっとmovie (.wmv)音声無し 2分7秒
■[158kbps] 2,438KB(容量が大きいです。) 320 x 240
どうして、ここに巣があるとわかったのでしょうか。
・ 以前入ったことがあり、場所を覚えている?
・ 入り口が開いていなくても、察知できる機能をもっている?
4月26日 8:57頃
巣は、ほぼ閉じられていました。
5月4日 12:48頃
入り口の土が中へ落ちたような感じで、少し開いていました。
最終観察日: 6月18日
この日まで、閉じられたままでした。
その後、あまり観察する時間がなかったので、ハチ、寄生バチ、ハエの羽化、母バチの確認等、出来ませんでした。
(ファーブル昆虫記の「寄生バエ」では、5月に産卵した卵が羽化するのは、来春でした。)
10月
タデの花に、寄生バチや、ダイダイ色の腹のコハナバチなど、ポツポツと見かけました。
下記の参照は、コハナバチ I - 1 〜 3 で分かったコハナバチの相関図です。
参照 図-2 (1000 x 680、124KB)
・ 今年の観察を終えて、、
ちょこっと観察も、3年目ですが、小さなハチの一生を追うのに、きっと私の一生ぐらいかけてもわからないことがあるのだろうなぁと思いました。
それから、放射能などで生態系のどこかに変化があれば、この小さなハチにも影響がでることでしょう。 来年は、あまり観察の時間がとれません。
それでも、少でも観察出来ましたら、また、まとめてみたいと思っています。
最後になりましたが、時間があまりとれず、観察記録のアップが2012年になってしまったことをお詫び申し上げます。
参考文献 (あいうえお順)