「 クマバチときどき観察記 」
2005年 1, 2月 まとめ 参考文献一覧
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2005 1月
姿なし。
2月18日
曇り、14:15 頃
巣の下トンネル付近の木が朽ちかけていたので、手で崩してみました。 越冬中かもしれないので、少しずつソロソロと崩してみましたが、いませんでした。 崩していくと中から木屑の固まったような物がぽろぽろと落ちてきました。
下トンネル
入り口から横水平につきあたる所まで、約 28 mm
入り口から約 10 mm水平に掘り、そこから下側に
横幅、約 15 mm
深さ(直線距離)、約 110 mmのトンネル
2月21日
曇り、たまに晴れ間が覗く、10:00 頃
昨日(20 日)雨が降って木が柔らかくなっていたので、上方のトンネルを崩しました。 崩すとまた、中から木屑の固まったような物(昨日の雨で湿っていました)が出てきました。
トンネル内上部に、きれいに固まってあったので採取しました。 なにかなぁー?
木屑でしょうか・・・トンネルのまわりの隙間にもありました。
下の写真をクリックすると採取した物の拡大写真になります。

少しずつしか壊せなかったので中全体がどのような状態になっていたか見ることは出来ませんでした。
上トンネル
深さ(直線距離)、約 195 mm
その他・・下トンネルと同じ
ま と め
注・・文中、寸法表示(約)
- 巣造り・・2004年6月10日
- 巣立ち・・2004年10月18日頃(一応、姿を見かけなくなったのは、この頃だったので・・)
- 場所・・エゴの枯れ木
地上から高さ 98 mm の所に、直径 11 mmの円形の入り口
- 上下にトンネル
入り口から 10 mm 水平に掘り(入り口から水平に、奥のつきあたりまでは 28 mm)、トンネルの横幅 15 mm
内側の入り口下から上トンネル・・ 195 mm 下トンネル・・ 110 mm
- 巣は、木の成長方向(少し S 字になっている)にあわせて堀すすめられていました(巣も、木にならってS 字)。
- 先に生まれた子供とともに子育て
- 侵入者を大きな羽音とともに追い払う。 時に、入り口をおしりで塞いで防御する。
風や寒さも入り口を塞いで防護している様でした。
- 巣穴から花粉や木屑を外へ出すときは、入り口にあお向けにおしりを出し、足で花粉を繰り出して巣の外へ捨てる。 排泄する時も、入り口にあお向けにおしりを出して行う。
- 家族構成・・・ 3 匹(母親と子供メス 1、オス 1 匹)までは確認できたのですが、同じ顔をしているので、その後何匹になったのかわかりませんでした。
- 穴の深さの推移から
値は、正確ではないのですが、巣を作り始めてから5日目、6月15日から浅くなっているので、卵のための部屋が作られ始めたのでは、と思います。
27日以降は、測り違いでしょうか、よく解かりませんでした。
- 雄について確認できた特長
☆ 触覚第1節下面(触覚の付け根部分)の黄色
☆ 頭楯、頭楯上板三角紋の黄色 (ここが、わかりやすい特徴かと思います。)
☆ 大腮基部(口元)の黄色
☆ 目が雌にくらべて大きい ( 2010年6月20日、確認出来ましたので、ハテナマークを外しました。)
- この巣で、越冬していませんでした。(2005年2月18日、21日確認、観察終了)
このクマバチの観察にあたり、下記の文献を参考にしました。 (あいうえお順)
- 学習研究社 学研生物図鑑 昆虫III 監修 農学博士 石原 保
- 学習研究社 グランド現代百科事典 Grand Gendai 10
- 小学館 「野や庭の昆虫」 中山 周平著
- ひかりのくに昭和出版株式会社 学生ポケット図鑑 昆虫 著者 鈴木 俊一
- 平凡社 世界大百科事典 8
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