恋夢
Amsonĝo
注意:
これは私の密かな夢日記であるが、別に「夢解釈」のような非科学的で有害
ですらある あの「精神分析」の目的で夢を記録したりする訳ではない。
覚醒時の想像力では到底 着想し得ないようなことを容易に創作してくれる
「夢」という超現実的な世界の仄かな恋?を、
後で「幻想文学」として鑑賞するために、
特に印象に残った夢を記録しているのである。
だから、
電便でこの「作品」の感想を送ってくれることは歓迎するが、
私の夢を「心理学的に」分析して私の精神状態を診断したりしてくれることを
私は望まない。
例えば、
ハインズ博士「『超科学』をきるPart II(化学同人)3章「精神分析の陥没
――フロイトは間違っていた」に紹介されている、
「ナイフとかダガーとか槍などの、先がとがっていて柄の長い武器は男根を
表す……。小箱、衣装箪笥、食器棚そしてオーブンは女性性器を表し、くぼみや
あらゆる種類の船なども同様に女性を表している。夢に登場する部屋は、
一般に女性を表している」「女性のかぶる帽子は、男性性器と解釈してまず間違いない。男性の夢にでてくるネクタイは、ペニスの象徴であることが多い」
のような馬鹿げた「象徴的解釈」は予め ご遠慮 申し上げる。
目次
石巻の流し(27haru)
カタログ(2811303)
ベートーベン ピアノソナタ(2812014)
電話ボックスの透明人間(2812191)
ペインティング(2801286)
今ふうの踊り(2806283)
合宿、階段で(2807031)
タイムマシン(2901011)
手話、音楽科、映画撮影(2907044)
わげわがんねゲーム(3103275)
集団お見合い(3104083)
コウさん、超能力(3104267)
鍵(3204095)
檀ふみと見合い?(3310015)
オムライスで人工授精?(3312245)
続く
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al Retpaĝo de GOTOU Humihiko
khmhtg
恋夢
後藤文彦
なんとも情げねごどだげっと
おいの日常さ恋愛は存在しね
ずっと夢見続げできて
夢にすら見だごどね その日常バ
その片鱗の幻影バ
遂に、おいは夢さ見る能力 養い始めだ
年に数回でしかねえげっと
その貴重な夢だぢバ
おいは記録して
慈しむべ
夢の中の
ひとどぎ限りの
うだがだの
恋人だぢバ
石巻の流し(27haru)
石巻の家の薄暗い流し?で、私はJ8っぽい人(LFRLさんにも似ている)と一緒に何か作業(洗いものか何か)をしている。J8っぽい人は私の右斜め後ろにいて、人目を気にせず私にいちゃついてくる(笑い声とか)。時々私の右手の指の腹にJ8っぽい人の指がのっかる。私は私がこうしていちゃついているところを、向こうの居間にいる私の両親が不審に思い、何か勘繰るのではないかとはらはらして、複雑な気持ち。
カタログ(2811303)
Aさん?の描いた絵(人の顔が漫画っぽく描かれている)を見ている。
「こんなにうまぐトレースでぎんだごって」
みたいなことを私は言ったのだろうか? すると、そのAさん?は
「中性的などごバ ねらってみだの」
と言う。
確かに「女性の外見」的な男の子、
「男性の外見」的な女の子が三人ぐらい描かれている。
その同じ場面だろうか、
テーブルを囲んで八人ぐらいが座っている(食堂とか飲み屋とかだろうか)。
私はカタログ(リカちゃん人形の写真の入ったメニュー?
飲み屋の案内?)を見ていて決め兼ねていて、それを私の左に一人おいて
座っているHさん
(藤谷美和子に似ている人)
に渡そうとした(あるいはHさんが私の見ていたカタログを取ろうとした)ら、
私の右隣に座っている
Wさん(WGNIさんに似てるひと)が突然そのカタログをひったくって私の前に置いたので、私はWさんとHさんは仲が悪いこととWさんが私に気のあることを悟る。みんなで次の集まり(役員の引継? 飲み会?)をいつにするか相談している。
AさんがWさんに聞こえないように小さい声でHさんに「来すか?」とかと一応 訊いてみる。Hさんも小さい声で「私はいがす」と愛想良く断る。その一方でWさんは「八月二十七日はなじょっしゃ?」とか私を積極的に誘う。私は自分が恐らく都合がいいだろうとは思いつつも渋ってみせて、Wさんをじらしている。
ベートーベン ピアノソナタ(2812014)
私が四先生にベートーベンのピアノソナタ三十一番の三楽章を見てもらっているところへ、六先生が来て、あるいは傍にいたNさんと四先生が六先生の話を始めて
稽古が中断する
(Nさんが「六先生おっかねえよー」と言うと四先生が
「えー、おっかねえの?」と言いい、私は『あんだごそおっかねっちゃ』
と思う。あるいはこれは六先生が去った後の会話だろうか?)。
稽古は中断したが、私は構わず先を引き続けていたら、左のほうにいたPさんが、私が左手の小指で間違った音を弾いたのを直したり(シをド?)し始めた――こごはドだっちゃ?―― そのうち私は月光の三楽章の指遣いで自分ではベートーベンのソナタの何かを弾いているつもりで――実は夢が覚めてからその旋律はモーツァルトのソナタ七番らしいことが分かったんだけど――を弾き始めていて(つまり今度は動きが激しくなった)、そしたらPさんが自分の両手で私の両手を掴んで、――こごは、こうでねえの?――とか修正しだした。――こういう曲をちゃんと知ってるとはちょっと意外というか流石だね――私は、もうじき終るだろうその感触を反芻しながら――実は覚醒時にそんなことをされたら、とんでもなく緊張して且つその接触部分の感触を敏感に感じてしまうことが想像されるのだけれど――その夢の中ではそれほどに「感じ」てる訳ではなくて、ちょっと残念なような悔しいようなもどかしさ――で、ぼーっとしていたら、――……はだがら……だっちゃ……――とか、Pさんの指導はちゃんと続いていて、でも私は全然聞いてなくて、平静を装うのに苦労して
電話ボックスの透明人間(2812191)
大学みたいなところ(学習塾?)に(私が自分の授業か講習を終えた後だろうか――というのは、私は背広を着ていたから)、Hさん(LXSJさんにも似ている)が私に年賀状?を持ってやってくる。私は――人に見らいだらまずいがや、まあいいが――と思う。Hさんに付いて私は降りていき、私たちは何処か二人で話のできる場所を捜しているのだけれど、Hさんは休憩室?に入ろうと言う。――えーっ こご?!――私は大いに躊躇う。だってそれは階段の踊り場の脇にある――私の頭が支えてしまうくらいにせまい電話ボックスみたいなところで、しかも透明なケースで出来ているので外から丸見えなのだ。それでもHは強引に私をその休憩室に誘い入れる。私たちはベンチに座る(左が私で右がH)。この頃にはHはHRFQさんにそっくりな人になっている。Hはちょっと待ってとか、秘密があるとか言って立ち上がってから消える(どうやら透明人間になってしまったということらしい)。私はHが見えなくなったので、このまま私の前から姿を消したのだろうかと不安になっていたが、しばらくすると私の右側に座っている。腕には赤ちゃんを抱いている。まさか――そういうことではあてくれるなと思いつつも、私は訊いてしまう――その赤んぼは? ――と。すると果たしてHは――おいの子供――と答える。何てことだ。Hもそういうことをしてしまっている人だったのか。どうしよう。私はHを諦められるだろうか。隣で赤ちゃんを抱いているHを眺めながら、私は屈辱を伴いつつもHを好きであり続けられてしまいそうな気がしている。
ペインティング(2801286)
ピアノ教室へ行くと――今日はD先生の歓迎会でもあるのだろうか――J8が来ている。その他にも私の知らない人がいっぱいいて、J8は私のピアノを聴いてみたいようなことを仄めかし――その時ピアノを囲んでいる人たちがいたのだろうか――とにかくすぐに私がピアノを弾く訳にはいかない状況があって――また、みんなは互いに相手にピアノを弾かせようとして誰も弾き出さないような状況もあって――私は
「んだごって、一人ずづ弾いでもらうっつのはなじょっしゃ?」
などと提案して――本当は自分が弾くのをJ8に聴いてほしいのが本心なんだけど――今日 初めて見る女の人が「春の祭典」の連弾の下のパートを弾き出したので――私はびっくりして――それは正に私が前に弾いていた箇所だったし、こんな曲を選り好んで弾く人なんてよほどのつわものだから――私は自分が上のパートを弾けないことを悔しがりながら、思わず同じ下のパートをオクターブ下にずらして弾き始めた。それでその人も私のことをその手のつわものと認めたらしく
「こごの二重トリルはなじょに弾いでんの?」
とか嬉しそうな顔をして訊いてきた。そこはちょうど先日Nさんとかと色々と研究したところだったから、
「弾ぎ方は何通りがあんだげっと」
と数通りの弾き方を示しながら
「おいはこいづが一番いいど思うな」
とかと得意になって講釈を始めつつ、いくら趣味の合う人に出会ってはしゃいでいるとはいえ、J8に誤解されるのではないかということが気になって、必死になって自分を制した。
やがてD先生が来て、私を認めると懐かしそうに
「やあ、GTUさん。GTUさんのお嫁さん候補 捜してけらいんって頼ま
いだよ」
とか言う。私には一体 誰がそんなおせっかいを言うのか見当もつかないので、
「いってえ誰がそいなごど言ったのっしゃ」
と訊いてもD先生は教えてくれない。さては3先生だろうか? それと関係した話だと思うが
「GTUさんは真面目だがら文集も凄ぐ難しいごど書いでで、全然 分がんねえがら駄目でがすな」
とかD先生特有の冗談なども言ったりして……
J8とかがこっちの方に近付いてきて――私はJ8とかこそD先生は久しぶりだから、さぞ話をしたいに違いない――と、そっちの集団へD先生を受け渡す。
しばらくしてD先生が帰る頃、J8が何か用意してきたらしい贈り物を抱えているのを私は眺めている。いよいよD先生が帰る時、玄関先でさっき「春の祭典」を弾いていた人(の方だと思うが、もう一人の似ている人かも知れない)が、しどけない姿で(短いスカートとかその手の)くるくる回りながら婀娜っぽく踊ってみせる。それを見ていて私は――やっぱりこいな人だごってまるで惹がれねえな――とJ8への一途な気持ちを確認して安心する。
その後、二次会へ行こうとかという話になり――でも、その場には「春の祭典」の人を初めとする、割と「擦れた」人たちばかりが残っていたので、私は辟易して――一体J8はどうするのだろう? ――あわよくば私と二人でとは言わないまでも、数人のおとなしいひとたちだけで別行動したい――とかと思っている矢先に、突然J8が
「メヒコに行こうじゃないの」
とか、如何にもその擦れた人たちの口調でそういう人たちが行きそうなところへ行こうと言い出した。私には衝撃的だった。J8は完全にそういう人たちと同化していて、この雰囲気に苦痛を感じているのは単に私だけのようだった。――メヒコで何やるの? ――とかいう問い掛けがあって、後ろの方で――ペインティングでしょ――とかいう声があった。私にはその正確な意味は分かり兼ねたけど、この人たちの世界では、恐らく酔って裸に絵を描いてふざけることだろうくらいのことは察しがついた。そんな水準はもう私の許容限界をとうに越えている。私はもはやJ8に付いていくだけがために二次会へ行くことはやめることにした。それに、どうもJ8もそのペインティングとかの意味が分かっているひとのようにも見えてきたし、私はもう本当に分からなくなった。
今ふうの踊り(2806283)
電車(窓側に長椅子がある型の)あるいはもう少し近未来的な
乗物に乗っている(生徒?を何処かに引率?しようとしていたのだろうか)。
急な坂を登り降りする毎に、乗客は座席の上を左へ右へ滑る
(私の座っている方から見て左が進行方向なので、登りは右へ、下りは左へ)。
右側の方に座っていた(あるいは奥の方から歩いてきてそこに座ろうとした)
生徒?が短いスカートを穿いていることに私は腹を立てる。
坂を登り降りする毎に、その生徒?はキャーキャー言っていたが、
私は無視していた。やがて、かなり急な坂にさしかかったときに、
その生徒は座席から転がり落ちて転んでしまう。
当然 スカートなども捲れあがっていたが、その生徒は気にするでもなく、
笑みを浮かべて立ち上がると――よく見るとそこは丁字路のようになっていて
(私の座っている方が「丁」の頭――つまり「⊥」のように、私の正面の
少し左?脇に「三越連絡路」のような奥へ通じる通路がある)
ちょっとした小舞台のようでもあるのだが――そこへ進み出て、
今ふうの――というか、アイドル歌手の振り付けふうの踊りをしてみせる
(つまり、これは現場見学旅行??か何かで、その余興のつもりで
踊ってみせたということなのかも知れない)。
次に私は炬燵のようなものを囲んで座っていて、その中の一人にGMさんがいる。
皆で先の生徒の踊りについて語っている。するとGMさんは柄にも似合わず
――あの子の踊りは大してうまぐねな――などと、GMさんには当然 縁がない
筈の今ふうの生徒の踊りについて批評し始める。
一体 何を言い出すのだろうと私が面喰らって聞いていると、挙げ句に――
あれだったら、おいの方うまいな――なんて言い出すのだ。それでみんなが
拍手したりしてけしかけると、GMさんは――んだな、いい音楽こ ねえの?
――とか言いながら、ラジカセで適当なテープをかけさせ、「炬燵」の脇に立つと
――この****の部分はこうやればいっちゃ――とか、踊りの技術的なことを
解説しながら正に今ふうのアイドル歌手の振り付けふうの踊りをしてみせるのだ。
私には衝撃的だった。
そんな踊りには当然 無縁であろう世界で真面目に生きてきたと思われるひとたち
の中でも特にくそ真面目だった筈のGMさんが、今ふうの踊りをたしなむどころか、
その道にかなり熟達しているだなんて
合宿、階段で(2807031)
会館?の合宿?か何かだろうか。体育館のようなところでJSTさんが私を
屋上というかベランダのようなところへ連れていく。
そこでJSTさんは、今度の夏に予定しているキャンプの準備の話をしてきた。
内輪で計画したことなので、他の会員?に聞かれてはまずいということなのだろう。
JSTさんは屋上のベランダ?から下に見える物置き倉庫
(見た目には天井は煉瓦が平らに並べられているが、
我々の会話の中というか認識では天井はないことになっているらしい)
を指し――周りの壁から煉瓦 張り出していったら、屋根つぐれんでね
――とかと、どうやらキャンプの際の寝る場所の確保について話しているようだ。
私は、そんな煉瓦をただ単に張り出して積み上げた屋根なんて、
如何にも力学を知らない人が考えそうな荒唐無稽な発想だと思いつつ
――そんなのは危険だし、どうせ うまぐいがねがら、屋根はねくても今のままで
(実は煉瓦の屋根は既にあるのだが)いんでねえのすか――と言って、
今のままの倉庫を使うことにした。
それから我々は階段の踊り場の方へ戻り、そこでJSTさんが何か囁いたろうか。
だとすれば(その後だったかも知れないが)私はよく聞き取れないので何度も
聞き返し、それでも聞き取れないので諦めた(階下の他の会員?に聞かれては
まずい(という)ことなのだろう)。
なんとJSTさんは、じれったそうに私と手を繋ぎ
(声をたてずに笑ったり はしゃいだりしていたかも知れない)、
私を引っ張りながら、階下へ降りていった。
私は気後れして、だいぶ後を引き摺られるようについていったが、
階段の折り返しのところで、JSTさんが先に行ってしまい、
私と繋いだ手が手摺りに引っ掛かりそうになったので、JSTさんは
私と繋いだ手を上に高く挙げ、手摺りの上を越してみせて、
私に微笑むと またどんどん先に降りていった。
階段をだいぶ降りていくと
(その頃は、我々はもう並んで歩いていて、
手も繋いでいなかったと思うが)、
段々と人(会員?)が増えてきて、我々は(キャンプの)話をしないようにした。
屋内にも人がたくさんいて話ができないので、我々は外(表)へ出た。
そこはベランダのようなところで、ここでさっきの話が出たのだろうか。
タイムマシン(2901011)
私たちは敵と闘っていたか、犯人と闘っていた。確か、犯人が車の脇にしゃがむ。
犯人は私を捉え、私は撃たれるかなと思っていたら、
上の方で銃声がして、犯人が自分の頭を撃って自殺してしまった。
しばらくすると、向こうの方から また犯人がやってきた。
私は車の陰に隠れて、まず犯人の頭を撃った。血は流れたが、犯人は平気だった。
私はさっき犯人が自殺した辺りからどうも「くさい」と思っていたが、
実はあの頭はニセモノに違いない。私は咄嗟に胴体を二、三発 撃った。
血は流れたが、それでも犯人は平気でこっちへ向かって歩いてくる。
犯人の顔をよく見ると、どうも女性的に見えてきた。
私は犯人に近づいて、抱きしめて口付けした。
それは血の味がした。その人は確実に女性だった。
どうやら犯人(最初は男性だった)の恋人が、
犯人に変装していたのだ。私は撃ったことを後悔した。
私は血の止まらないその人を連れて歩いてきた。
今はやりのタイムマシンで私がこの人を撃つ前まで戻れば、
この人は助かるのだ。私はタイムマシン屋のカウンターで受付を済ませた。
いざタイムマシン(オープンカー様の)に乗り込もうとすると、
この人は頑なにそれを拒否する。
――あんだだげ行ってけらいん――
と私に腕時計を差し出した。それは何と私が今している腕時計だった
(つまり同じ時計が二つになった)。
ということは、この人は(過去にか未来にか)私が私の腕時計をあげるほどに
私と特別の関係にあるひとなのだ。話は変わった。私はこの人を置いて
行く訳にはいかない。私はどこまでもこの人について行かなければならない。
私はすぐにタイムマシンをキャンセルした。キャンセル料百二十円が返された。
そして私は血が止まらないこの人についていった。
そうしたらこの人は、犯人を捕まえようとしていた人たち(警察?)に
捕まって羽交い締めにされた。私はなんかもどかしかった。
そこで目が覚めた。
手話、音楽科、映画撮影(2907044)
私はJ2と手話で話している/みる――声を出さずに、おそる おそる。
今――年――卒業――ですか? J2は笑って手話で なんかを話し、
私の後ろの方にいたJ2の知り合いが、J2には事情があって卒業が
何年か遅れたようなことを仄めかしてJ2を冷やかしている。
せっかくJ2が私と話してくれるのだから、声を出さずに話すのはもったいない
と思って、私はおそる おそる声を出してJ2と話し始める。
J2は某大学の音楽科の大学院に行くというような話をしていたのだろうか。
あるいは、既にその学生(院生?)だとか言っていたのだっけ。
その場にいた?私の姉が仕事をやめて某大学の音楽科の大学院に行くという。
私に――反対が?――と訪ね、――年か゜近げればいんだべ――と私に確認する。
これはどういう意味なんだろう? 姉は某大学の院生よりは、
じゅうぶんに年が上だから、某大学の院生のように私と年の近い若者のいる
集団の中へ入っていって、私の相手?を捜してやろうという意味なのだろうか?
前に私に紹介した人が私と
うまくいかなかったことをすまなく思っているのだろうか?
エスペラント会の合宿とか職場の親睦旅行とか?で、
私はある日本間の座敷にいて、JNRXさんもそこにいる。
JNRXさんは某大学の音楽科の院に行くというような話をしている。
私が某大学の音楽科の院に関心を示すと
(おいも行ってみっかや――みたいなことを私は言ったのかも知れない)。
JNRXさんは
――いっしょに行ぐべし――
と頻りに私を誘う(ひょっとして私の手を「包んだ」のは
この時だろうか)。何故にJNRXさんは こんなにも私を誘うのだろうか。
私は ある確信を持ってJNRXさんに訊く――
そんなごどはどうでもいんだげっと、JNRXさんはおいが好ぎなの?
――
――んん、好ぎ――
――いづがら?――
――ずっと前に一度 好ぎだったんだげっと、最近まだ好ぎになったの――
――ほうが、んだごって話 しすぺ――
私とJNRXさんは、お互いの胸の前で互いの手の甲を互いの手で包んでいた。
私はどこか落ち着いて話ができそうなところはないかと考えていた。
そこへ職員?がやってきて、私はJNRXさんと一緒にいるところを見られては
まずいと思って、部屋の掃除を始めた。
職員?が布団を敷いて寝始まって、私が――ちょっと出かけてくる――
とか言って出ようとすると、中学の時のKKTが――
お楽しみだな――とかと私を執拗に冷やかす。
それから私はJNRXさんと二階の方へ行くと、
映画の撮影(の打ち合わせ)が行われている。
この旅館?を舞台にしての、私の作品(
「落どした場所」?)の撮影のようだ。
我々は登場人物にローマ字子音抜き取り式(落どした場所式)
で名前をつけなければならない。
私とJNRXさんは別々に離れてしまっていて、
私と離れてしまったJNRXさんが、ちゃんと登場人物に
(あるいはJNRXさん自身に)日本式(非ヘボン式)氏名順
(非名氏順)で名前をつけるかどうか私は心配している。
わげわがんねゲーム(3103275)
初めはなんだがわがんね。おいど も一人 誰(だい)がいで、そごさ外人 来て、
も一人の方がゲームやっぺどしたんだいが。おいも、あんまり気は進まね
がったげっと、エスペラント喋らいんのおいぐれえしかいねえがら、つきあわねげ
ねえなあどがって思ってだみでだな。
ほのうぢ、なんだが、五、六人集まったみでえで(この五、六人は後で、スタートレックの登場人物になってる)
、誰(だい)ががみんなさゲーム
の説明してだよだな。おいは、あんまりやる気ねくて、っつうが少し酔って
だんだいが、あるいは、疲れでだんだいが。傍らの布団さ入って、半分 横に
なってる。何だがゲームが始まったみでえで、少しすっとおいの右手前の人(こんどぎは、まだ おいの知ってる日本人の若い女の人だったような気いする)
が、
「次、あんだの番だよ」
っつってくる。なにすや、おいも入(へ)ってだのすかいや。
その女の人が居っこどでゲームさ混ざっこどに、なんぼが付加価値ば感じでくる。
「あら、おいもへってだの?」
「そのつもりだよ」
「あ、ちょっと、待って。よっく聞いでねがったがら」
そごで、おいは、その人さ、ゲームのやり方ば訊ぐ。そすと、その人は、
おいさ一所懸命 教え始める。
人の輪の中さ宇宙 表す紙(版)が敷いであって、
サイコロど直方体の箱で、(星 何個 取れっか?)決める。
直方体さは、どの面にもいっぺえ穴こ空いでで、その穴の脇さ、0がら6までの
数字が書いである。穴の数どその脇の数字の分布は面によってまちまちで、
例えばある面には、001111112233334444444556666
みでぐ穴がばらついでる。まずサイコロ振って番号 決めんだいが(0っつうの
が分がんねえげっと)。
「サイコロで番号 決めんの?」
「んーん、番号は何だっていいの。自分で好ぎな番号さ決めればいいの。
心の中で決めでもいいし、喋ったっていいし。それに、なんにも一づだげに
決めねくたっていんだよ。二っつでも三っつでも」
「???? なにすや? そしたら、0がら6まで全部の番号にした方
得だっちゃ」
「んん、そんでもいんだよ」
「?? ちょっと待って。このゲームは、いっぺえ星 取れだ方いいんだっちゃ?」
「『いい』ってどういう意味? いっぺえ星 取りでえ人はそうしもいいよ」
「?? んで、このゲームの目的は何なの? 長(なげ)え時間 続けっこどすか? 」
おいには、まるでチンプンカンプンだった。こごさいる普通の人だぢが、すぐに
理解できてるゲームが、おいに理解でぎねっつごどもねえべど思って、
おいはしつこぐ訊いだ。この辺がら、その人は、外人かスタートレックの
宇宙人(ダックス?)になってだがも知ゃね(んでも、最終的には、おいの
先輩の姉きっつう設定になるみでだげっと)。
おいは、しつこぐすっと怒っかな(っつうが嫌われっかな)っつう不安もあったん
だげっと、この人は、実に丁寧においさ説明してけんだでば。時々「……だっちゃ?」
みでぐ、おいさ同意 求めながら。こいづが、おいさは、実に心地いいひととぎ
だった。「こいな簡単なゲームも理解でぎねえなんて、この人、ちょっと馬鹿
なんでねえ」ど思わいでっか知ゃねっつうごどが、むしろ「都合いぐ」機能
すっぺがら、おいは嬉しがった。このまま、いづまでもこのゲームば理解でぎねくて、
ずっとこの人に説明さいでいでっつような気分だった。
んだげっと、時間になって(スタートレックの放送終了の時刻になったんだいが)、
みんな退散しだした。おいは、まだゲームば理解でぎねえごどが気にかがってだ。
おいは、オドー(スタートレックの登場人物で冷静に物 考えんのいい人)
ば見っけで、
「んだ、オドーに訊けば分がっか知ゃねなあ」
どがって白々しぐ、今まで、お気に入りの女の人の説明ば長々ど受げでだのは、
単にゲームば理解してっつう知的好奇心に支配さいでだがらだっつうような
誤魔化しばやったりして……
集団お見合い(3104083)
朝だいが。恐らぐ石巻の方の食卓で、おかあさんが次の縁談の話 してる。
「KXSJちゃんに頼むべが」
KXSJちゃんっつうのは、こないだ結婚した おいの同級生の女の人だ。
あるいは、この人は結婚 うまぐいがねくて既に離婚してで、この人さ会ってみろ
っつうごどなんだいが。
さっきがら、その人が電話が何が待ってるみでえだ。あるいは、おいはその人
んどごさ訪ねさいぐべどしてんだいが。とにかぐ、おいは仕事さ遅れんでねがど気い
揉んでる。おかあさんはそのごどに はっぱり頓着してねえ。別に仕事ぐれえ遅れ
だって、どっつごどねえど思ってるようだ。おいも優先順位がらいぐど、仕事さ
多少 遅れでもいいような気はしてっけっと、十時がらの集まりさ遅れんのはちょっと
まずいような気いしてる。
んでも、酒どが白葡萄酒 飲んでだような気もする(仕事さ行ぐのは半ば諦めだ
んだいが)。
時間的前後は分がんねげっと、おいは、ある集団お見合いの会場みでえなどごさ
来てる。こいづがKXSJちゃんに紹介さいだ話?っつうごどなんだいが。
「約束(相手?)のできた人はこちらへ。できなかった人はこちらへどうぞ」
どがって司会者が繰り返してる。んー、なじょすっぺな。おいも別に
約束(相手?)はでぎねがったげっと、「できなかった人」の方さ行ぐのは
かっちょわりいし、さっき話した人も見方によっては約束(相手?)っつうごど
にもなっかも知ゃねし。迷いながら、おいは「約束(相手?)のできた人」
の方さ来て、まだ迷ってる。
並んでる人だぢの向かい側さは、大抵その相手が立ってっけっとも、
おいの向かい側さは誰も立ってね。「できなかった人」の方さ行ったらば、
まだ相手ば世話してもらえんだいが。んだごって、そっちゃ行った方いんだいがな。
どがって思ってだらば、おいの向かい側さも二人ぐれえ人が立ち始めだ。
まずは格好がついだ。いがった。いがった。
右側の一人は、ちょっと話 した記憶ねえげっと、まずまずの側の人。
左側の一人は、たぶんちょっと話 したげっと、ちょっと側的に苦しい人。
左側の人ではちょっとやんだなあ。右側の人はどいな人だが分がんねげっと、
側的にはまずよしとしねげねんだべな。
そしたっけ右側の人が唐突に話し掛げでくる、
「KJSの姪でがす」
「え?」
「KJSの姪なんでがす」
どうやら、この人はおいが職場で知ってる人の姪で、おいんどごば既に知ってだ
みでだ。っつうが、もしかすっと、この人はKXSJちゃんの変容っつうごど
なんだがも知ゃねげっと、もすこしすっと、この人はRTXUさんさも似でくる。
既に結婚してるっつう共通点がら、KXSJがらRTXUへの変換が起きたんだが
知ゃね。
とにかぐ、おいど右側の人は話 しながら外さ出だようだ。
おいだぢは土の地面の坂ば下っていぐ。その頃になっと右側の人は着物 着て
だよな気もする。おいは、裾さ土 付ぐんでねえがどが、草履(下駄?)では
急な坂 下りにぐいんでねえべがと気い揉んでる。右側の人がおいさ訊いでくる、
「基礎工学科って工学部とどう違うのっしゃ」
この人は工学部でも受験すっぺど思ってんだいが。ともかく賢そうでいいごった。
「んー、基礎工学科っつうのは理学部ど工学部の中間みでえなんでね」
「あー、やっぱりそうなのが。理学部の要素があんだ」
そいな会話しながら、坂 降りでぐ。
時間的前後関係は分がんねえげっと、古くて薄暗え屋敷みでえなどごさいる。
右側の人のうぢなんだいが。んでも右側の人はいね。障子だの襖だの開げで、
あちこちうろうろしてる。廊下さ、見だごどあるような人いる。右側の人の
妹だいが(もしかすっと左側の人だが知ゃね)。
その人はおいが右側の人ば捜して(待って)っこどば得心したっつうような
「ああ、そうが」みでえな顔こしていねぐなる。
こごは、もしかすっと冒頭の朝の食卓がら繋がってんだが知ゃね。
おいは、とうとう夕方まで仕事さ行がねでしまったげっと、まあいいがっつうよう
な気になってる。
そんで、最終的には冒頭の朝の食卓に戻る。おいは
「十時まで間に合うべが」どが「電話くっぺが」どが「どいな縁談なんだい」どが
色々ど気い揉みながら、おかあさんど話 しながら酒が白葡萄酒みでえなの飲んで
る。そごで目え覚める。
コウさん、超能力(3104267)
おい どっかの会社みでえなどごさ勤めでだんだいが。そごの おいの
上司に当だるような人で確かコウさんどがっつう しっかりした
頭の切れる女の人いで(檀ふみ がらブリッコど洒落っ気ば取って、も少し
痩せさせだような感じの人だいが、喋り方どがは辛淑玉みでえなかなり
はっきりどしたしゃべり方する人)、どうも おいはその人んどごさ仄かな
恋心 抱いでるみでえなんだな。
おいは あんまり仕事うまぐできてねくて、コウさんに呼びださいで お叱りば
受げる訳っさ。そいづが おいには むしろ楽しみですらあんだな。
「いじめらいてえの?」
ってコウさんは おいさ言ってくる訳っさ。そすと おいは
「はい」
ど、情けねぐ答えんだな。
「んで、この雑用やってける」
っつってコウさんは、書類の束みでえなのば おいさ手渡す。コウさんは、
おいの右隣さぴったりどくっついで座ってで、おいさ話し掛けながら時々
おいの肩さ手え回してきたりする。まあ、厳密に言うど、こいなのは
セクハラなんだべげっとも、コウさんさ惚れでしまってる おいさは実に
心地いい。その書類みでえなのは、お菓子のカンみでえなのに変わってる。
おいは そのカンの中の袋さ入って並んでる お菓子ば片付ける?が整理する?
が捨てる?が何がの作業ばしねげねくて、そいづばすっぺどすんだげっとも、
なんぼしても うまぐでぎねえ。コウさんはおいの右腕さ自分の左腕ば絡ませ
ながら、
「なして、仕事うまぐいがねえが分がる?」
ど訊いでくる。
「い、いえ」
「仕事うまぐでぎる人だぢは、超能力 使ってんだよ」
!! なにすや! このコウさんが超能力なんか信じてる人だったのすかいや。
さすがにおいも黙ってる訳にはいがねぐなる。
「あのう、超能力なんつうものはねんでがす」
「そんなごどねえでば。もう何年も前がら、あちこちの研究所で既に科学的に
証明さいでんだよ」
「いやあ、今まで、まどもな科学的な調査で超能力現象が有意に認めらいだごど
は一度もねんですけどもね」
みでぐコウさんど言い争ってっと、おいがうまぐ処理でぎねがった
お菓子が、突然 茶色の塊になって、左の空の方さ飛んでいぐ。
そいづ見でコウさんの顔がぱあっと明るぐなる。
「ほら、やればでぎっちゃ」
コウさんが喜んでけんのは嬉しんだげっと、おいにはそいづば認める訳には
いがねえ。
「違うんでがす。こいづは超能力ではねんでがす」
「立派な超能力だっちゃ」
「いや、おいにはもう分かってんでがす。あれは超能力のせいではねんでがす」
「んで、何なの」
「んー、教えっぺが」
おいは、そいづば言ってしまったらば、このコウさんどの心地よい一時が失わい
でしまうような気いして躊躇ってる。
「何? 言わいん」
おいは科学的?義務感がら遂に言ってしまう、
「実は、あれは超能力でも何でもねくて、これは全部 おいの見でる夢なんでがす」
遂に言ってしまった。おいは思わずコウさんば抱ぎしめる。んでも、もう遅い。
コウさんの実体は、どんどん曖昧になって、どんどんふにゃふにゃになっていぐ。
なんで、なんで、夢だがらって、なんで、ふにゃふにゃになってしまうの!
そごで一旦 夢が覚める。
しばらぐしてがら、まだ夢の続き?ば見る。おいは坂みでえなどごば登ってで、
しばらぐすっと、上の方がら、扇情的?な恰好した若こい女の人だぢの一群
が降りでくる。おいは、こいづが夢だど分がってだげっと、コウさんば捜してる
今のおいには、その女の人だぢさは何の興味もねえ。
おいは、その一群ど擦れ違って坂ば登ってぐ。坂が下りになってきて、しばらぐ
いぐど、右前方ば歩いでるコウさんの後ろ姿が見える。そんどぎ おいは自転車
さ乗ってで、コウさんさ近づいでぐ。十分 近づいでがら、コウさんの左腕さ
おいの右腕ば絡ませる。コウさんが振り向ぐど、コウさんは知ゃねえ男の人
に変わってる。おいは その理不尽に対する怒りば表明する、
「なんでコウさんでねえの!」
そすと、その男は答える、
「んだって、こいづは夢だがらだっちゃ」
鍵(3204095)
M(MKSさんに似ている。あるいは小学一年の時の私の
姉の同級生の妹にも似ているか)の部屋(アパートの一室)に、
数人でたむろしている(JSTさんとかもいたか?)。
やがて、みんな帰り、私とMの二人切りになったので、
気まずくなるから私も
「どれ、そろそろけっか」
と帰ろうとしたら、Mは
「どうせ おいも今 出がげっとこだがら、別に居でいいよ」
と言う(Mの部屋は「溜まり場」として利用されているのだ)。
私は、それもちょっと不自然だと思い、Mと一緒に外に出て
(Mは私に部屋の鍵を隠す場所を教えようとしていたのだろうか)、
やっぱり帰ろうかとしていたら、そこに
HKOKをはじめ、HZTやNGTなどの仲間がやってきたので
(連中とはしばらく会っていなかったので、話したいこともあり)
「んで、やっぱり も少し居っから」
とMの部屋を使わせてもらうことにした。
Mは
「鍵の置き方 分がる?」
といって私を誘導した。まず、鍵をかけたら、
それを頭陀袋に入れる。
そして、紙袋を持った手でさり気なくそれを隠しながら、
アパートの棟の端まで来て、人気がなくなったら、
それを棟の端の壁の付け根へ投げつける。私が
「そいなどごで いいの?」
と訊くと
「んん、ただ、あんまり壁さ近づがねえでよ。
うぢのおねえちゃんなんか、壁さ近づいでそっと置ぐがら、
バレそうなんだ」
と言う。私は、Mの居るうちにこの鍵の置き方を練習してみることにした。
まず部屋に鍵をかけてから、それを頭陀袋に入れるのだが、頭陀袋は数ヶ所が裂けて
穴が空いており、リコーダーが三本ぐらい入っているようだった。
でも、さすがに中を覗いてはまずいと思って、そのまま鍵の束を放り込んだ。
そして、アパートの裏を回って棟の端まで来て、人目を気にしながら、
それを壁の付け根へ向かって放り投げた。
しかし、私は投げ付けるべき棟を一つ間違えたようだ。
Mに
「あら、投げっとご一つ間違えだな」
と言うと、Mは、
「おいのわがっとごさ投げでけらいよ」
と苦笑する。
檀ふみと見合い?(3310015)
私は檀ふみと見合いしてきたらしい。
もしかすると檀ふみと見合いしたところも夢で見たのだろうか?
だとすると残念なことに、その部分は覚えていない。
因みに、前にも夢に檀ふみに似た人が出てきたが、
これは単にテレビの N響アワーを時々 見る関係上、その司会を
している檀ふみが印象に残るということなのかも知れない
(その割には池部晋一郎の方は出てこないが)。
私は実家?の居間で、
母親と母親の知人で檀ふみの親戚のおばちゃん?と向かい合って座り、
今日の見合いはどうだったのかと詰問されている。
私が もじもじしてはっきりしないので、
じれったくなった私の母親か、
「んだごって、電話してみらいん」
と私に詰め寄る。電話恐怖症?の私にそんな大それた真似は
できる訳がないので、私は もじもじし続ける。
すると、痺れを切らした私の母親かそのおばちゃんが、
「どれ、んで、あだしが ふみちゃんさ電話してみっから」
と言って いきなり檀ふみに電話し始める。
そして、ゲラゲラ笑いながら、檀ふみと何やら話していたが、
突然、受話器を私に差しだし、
「ほら、ふみちゃんだよ」
と言って強引に私に電話を変わらせる。
うわっ! こっちは何の心の準備もできていない。
私はできるだけ平静を装って、丁寧に電話に出た、
「あのー、お電話 変わりました。GTUですけども……」
すると檀ふみは
「あれ、GTUさん? まるで別人みたいな喋り方じゃない?」
と言ってきた。私は、母親とおばちゃんの顔色を窺いながら
「ええ、ちょっとここに『観客』がいますので」
というと、檀ふみは
「ああ、そうか。『観客』がいるのか」
と納得して笑う。
オムライスで人工授精?(3312245)
私は、集団でどこかに宿泊しているようだ。
私は、二階の一番 端の階段よりのところに布団を敷いて寝ている。
私の足許の方を通ろうとしたMJYLさん(既婚女性)が、
私の足を微かに蹴っとばしてしまう。
勿論、私はそれに気づいてはいたが、そのまま寝ていると、
MJYLさんは、
「お、後藤さんでも気づかない」
みたいなことを言って、階下に降りていく。
ややあって、MJYLさんがまた戻ってきて、
私の枕元で私を覗き込みながら、
「あ、やっぱり寝てるか」
みたいなことを言うので、私はめんどくさいと思いながらも
片目を開けて、
「ん、起きてるよ」
と言う。するとMJYLさんは、
「私の小説を読んでもらおうかと持ってきたんです」
みたいなことを言う。なるほど、そういう話なら
睡眠を中断するだけの興味が湧く。私は起きあがり、
話を聞いた。MJYLさんは、贈り物?みたいな包み?を私に渡し、
「原始仏教の****(たぶん難しい仏教用語)を題材にしてみたんです」
と言う。私は興味を引かれながら、その包みを開けた。
それは、まるで薬局の包みのような変な袋だった。
更に箱のようなものが入っていて、それを開けて出てきたものは、
青と黄色の部品からなる得体の知れない道具だった
(葡萄酒のコルク抜きの凝ったやつみたいな)。私は訳が分からなくて、
「え、何こいづ? その小説 けだんだど思ったんだげっと????」
と言った。その辺からMJYLさんはRLLQさん(たぶん未婚女性)っぽい人に
変わったのではないかと思うが、
「ああ、それは二千年の****
(ワールドカップだかオリンピックだかミレニアムだか?)を
一緒に祝いましょうっていうやつ」
と言って笑った。私には訳が分からなかった。
そこからの繋がりがよく分からないのだが、私とRLLQさんは
階下?の食道に来ていた。
今から一緒に食事をしようということらしい。
そこでRLLQさんはオムライスを注文することを提案する。
私は狼狽する。詳しい理由は忘れたが、
オムライスを食べるというのは、人工授精の第一工程なのだ。
それにRLLQさんは、
「最近は、こういう店でもそういうことをやってくれるようだから」
みたいなことを言っているから、
やはりそういう意図なのだろう。
ますます訳が分からないのだが、繋がりもよく分からないのだが、
我々は大広間にお膳が並んでいるところへやってくる。
私はお膳の一番 右端に席を取り、RLLQさんはその向かい側に席を取る。
RLLQさんは、お膳の上にさっきの得体の知れない道具
(このときは飲みかけの炭酸飲料みたいなやつになっていたが)を置いて、
どこかに行く。
すると、私の左隣の席にLRCさんという女性が座る。
LRCさんは私と親しいので、RLLQさんが戻ってきたらちょっと
やばいかなと私は心配する。
しかし、そのうちに私の左隣やその向かい側には全然 別の人たちが
座っている。
その人たちは私に、
「この店は行きつけなんですか」
みたいなことを訊いてきて、私は、
「いやあ、こごはあんまりいぐねえなあ」
とかと答えている。
RLLQさんの席は空席のままだが、飲みかけの炭酸飲料が
置きっぱなしなので、そのうち戻ってくるのだろうと私は
微かに期待している。
出された天麩羅が、如何にも私が揚げた天麩羅みたいな味がしていて
(つまり、あんまりおいしくない)、その辺で夢だということに気づく。
せっかくだから天麩羅を食べようかどうか迷っているところで目が覚める。