国語/音読/全学年

音読の指導法あれこれ

   ホームへ                 TOSSランドへ             TOSS SANJO  高野  宏子


文章をすらすら読めるということは読解への基礎基本です。
音読をマンネリ化せず、どの子もすらすら読めるようにするためのいろいろな音読指導法です。
作成に当たってはTOSS長崎発行「第11回向山塾」の藤田哲夫氏、福田一毅氏、大町勝一氏、小田哲也氏の論文を参考にさせていただきました。


 教師の『追い読み』
「教師は範読しない」伴先生が講座の中でよくおっしゃられることである。なぜか。子どもが遊び出すから。最初から巻き込まなければならない。
だから最初は『追い読み』をさせる。教師が読んだのと同じ一文を子どもに読ませる。

先生が先に一文を読みます。同じ文を全員で続けて読みなさい。


 ペアによる『一文交代読み』
隣同士で「一文交代読み」をさせる。
隣同士で読めているかどうか確認するためである。一回読み終わったら、順番を変えてもう一度同じペアで読ませる。

起立して、隣の人と一文交代で読みなさい。一回読み終わったら順番を交代します。読み終わったら座りなさい。



 グループによる『一文交代読み』
4人グループで『「一文交代読み』をさせる。

グループで読む順番を決め、一文交代で読みなさい。隣のグループに聞こえるくらいの声の大きさで読みます。



 ひとりずつの『一文読み』
教室の端の方から、次々に一文を読ませていく。次に読む子は立って待つ。つまり常に二人立っていることになる。テンポよく読ませるためである。
一人ずつの『一文読み』は「正しく読めているかどうかの確認」と「全体の中で声を出して読むという耐性をつける」ため行うと伴先生は言われる。

端から順々に一文を読みます。次に読む人も立って待っています。読み終わったら座りなさい。教室の隅まで聞こえるくらいの声の大きさで読みます。



 教師と全員と『交互読み』
教師と子ども全員で一文を交代して読む。ポイントは,子どもが読み終わる寸前に教師が次の一文を読み始めることである。こうやって子どもを追い込んでいく。アップテンポの読みを学ばせる。

先生が最初の一文を読みますから、みなさんは次の一文を読んでください。次の文は先生が読みます。先生と代わりばんこに読むのです。やってみましょう。



 教師子ども一人との『交互読み』
教師と子ども一人が一文を交代して読む。ひとりひとりの読みの正確さをチェックすることが出来る。

先生が一文を読みます。次の一文を読みなさい。その次は先生が読みます。その次の文は次の人が読みます。 



 子ども同士、一対一の『交互読み』
教師との交互読みで学んだアップテンポの読みを子ども同士で実践させる。本当に力がついたかどうかはアップテンポの読みが出来るかどうかでわかる。