一千人善根宿成就の碑


正縁寺外墓地


寸評 宝暦頃(1751〜)、燈油村の蓮誉という戒名をもつ土井さんが、遍歴する六十六部等一千人に

一泊の善根宿を提供するという悲願をたてられ、その願を成就された記念碑である。

恐らく、もとは高野街道筋に立てられていたと考えられる。
六十六部 廻国巡礼の一。書写したた法華経を全国六六カ所の霊場に一部ずつ納める目的で、諸国の社寺を遍歴する
行脚僧。鎌倉末期に始まる。
江戸時代には俗人も行い、鼠木綿の着物を着て鉦(かね)を叩き鈴を振り、あるいは厨子を負い、家どとに銭
を乞い歩いた。六部。浄、神霊矢口渡「六十六部廻国に姿を略(やつ)す」
善  根 (仏)@安楽な果報を招くべき善因。「善根を積む」
   A諸善を生み出す根本。無貪。無瞋。無痴の三をいう。
善根宿 漂泊の信徒または行き暮れた旅行者を宿泊させる無料の施行宿(せぎょうやど)。『広辞苑』第五版

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