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第一部 波乱の看守時代                                 
  第一章 鳴り響く非常ベル
・拘置所を取り囲む報道陣 ・外出禁止命令 ・拘置所長への直訴
第二章 舎房日誌は破られていた
・帝銀事件発生 ・調書に偽造の疑い ・舎房事務所の秘密
第三章 平沢に毒薬は使えない
・ピタリと当たる天気予報 ・便器を流し代わりに ・巧妙な犯人の手口 ・不可解な毒物の特定
牟田口 裕之
(むたぐちひろゆき)    
第四章 なぜ椎名町支店か
佐賀県出身、1931年生まれ。中央大学卒。佐賀地裁唐津支部事務官を経て58年から61年まで東京拘置所看守、平沢ら死刑囚を担当する。退職後、[米久」に入社。その後、沼津で書店など経営する傍ら、日中友朋医療協会を設立、網膜色素変性症患者の中国での治療を支援する。 ・薄れてきた新聞社の関心  ・矛盾だらけの犯行推定時間  ・食い違う二つの調書  ・乱暴な調書のつまみ喰い
第五章 拘置所の中の死刑囚
・殺人犯たちとの出会い ・平沢に「無実」の判定
第六章 不良看守のレッテル
・無断外出で減俸処分 ・南極犬で異常な興奮 ・研修所教頭殴打 ・残業手当不正支給事件
第七章 再審請求認められず
・寝込んでしまった平沢 ・砂丘のからくり ・白い輪はなぜ出来た
第八章 小の虫は殺される
・無罪第一号 ・牽強付会な判決文 ・公金横領で裏取引
第九章 未完に終わった名刺捜査
・疑わしきは罰す ・交換したのは別の名刺

第十章 犯人適格性なし
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   (担当:井崎)
・成婚恩赦に揺れる死刑囚 ・脱走、自殺への執念 ・詐欺犯に人は殺せない ・六分間だけの法廷
第十一章 恐怖の仙台送り
・俳人竹田に非情の呼び出し ・無視された近親者の証言 ・信用できない筆跡鑑定
第十二章 空洞化する憲法
・刑事告訴も不起訴 ・背後に巨大な黒い力
第十三章 死刑制度の犠牲者たち
・受賞の報間に合わず ・再び山崎先生へ ・つづく恐怖の午前九時
第十四章 退職
 

  
・成績トップ、内申最低 ・平沢の最後の言葉

 第二部 過ぎ去りし歳月                                    
第一章 異国で知った平沢の死
・新聞社へ怒りの投書 ・帝銀事件の資料収集 ・死刑、十分の一に減る
第二章 消えていく思い出
・丸正事件の李、仮釈放 ・三鷹事件の竹内、獄死
第三章 三十年ぶりの無罪第二号
・赤堀と涙の対面 ・「自白は冤罪の王様」
第四章 またも悲報届く
・牟礼事件の佐藤も獄死 ・変わらぬ拘置所の体質 ・生かしもせず、殺しもせず
第五章 葬られた二つの違憲判決
・福島裁判官も去る ・戦争放棄はどこへ行った ・おかしな平賀書簡の結末
第六章 裁判とは一体、なにか
・「法官の犯罪」 ・裁判を嫌う日本人 ・法治国家への二つの提案 ・エピローグ

別項 帝銀事件のナゾ一覧
付録 関連年表
   参考文献
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調書偽造を暴く渾身のノンフィクション「帝銀事件 平沢は無実だ!」 元担当看守・牟田口裕之氏の手記