ハードディスクなどにライブラリーとして保存する場合、DVDのファイルをそのまま置いておける人はそう多くはないでしょう。
また、大きなファイルは扱いづらく、いくらHDDが大きいからといって、喜んでイメージをそのまま置いておく人は少ないはずです。
そこで、圧縮という作業が出てきます。
最近では、DivXやXvidなど、動画圧縮に特化したCodecがフリーで公開されています。これらを使うのが、最も手っ取り早く、手軽です。
また、Microsoftが公開しているWindows Media エンコーダを利用するのもひとつの手です。
まずは、DivXやXvidを利用した動画圧縮の手順から。DivXのダウンロード:http://www.divx.com/
音声に関しては、oggなどのフリーのものがだいぶ普及してきたとは言え、やはりMP3がまだまだ使い勝手がいいみたいです。
Radium
MP3 Codecなどはフリーで公開されていますので、これを使うのがもっとも手っ取り早いかと思います。
また、GNUライセンスで開発されているLAMEを使うのもいいでしょう。
私が以前から利用しているのは、XMPEGというGUI形式のエンコーダです。現在は5.0が公開されています。
以前より速度が増し、使い勝手も向上しているみたいですので、ここでは5.0を用いた手順にしたいと思います。
まずはファイルをダウンロードし、インストールして下さい。
起動すると、このようになるはずです。
右クリックをすると、いろいろとメニューが出てきますので、Open からファイルを開いてください。
先ほど、VOBファイルといっしょにIFOファイルもリッピングしたと思いますので、そのIFOファイルを指定すれば、一括してVOBファイルを指定
できます。
ここでOpen...からファイルを開きます。
ファイルを開くと、シンプルな操作ウィンドウが出てきますが、とりあえず放置。
上の絵にある、Plug-In から、AVI Writer を選んでください。
続いて、書き出し方法の設定。Set Plug-In options... を押しましょう。
ここで、使用するCodecを選んでください。
現在、最も普及しているCodecとしては、Windows標準でサポート(Windows2000
SP3以降)している、Microsoft MPEG-4 Video Codecです。
ただ、WindowsXPに付属しているMedia Player 8では、著作権の関係からかV3でエンコードされた画像が再生できなくなっています。
なお、XPでも、古いタイプのWindows Media Player 6.4をしようすれば、V3画像を見ることが出来ます。
Videoタブからは、出力解像度を入力します。映像ライブラリーとして保存する場合、640x480程度の解像度がおすすめです。
画質の設定は、とくにいじる必要はないでしょう。
つづいて音声の設定。
Radium MP3 Codecをインストールすると、「Fraunhofer IIS MPEG Layer-3
Codec (professional)」という設定が追加されます。
なんだかこれ、某Codecをクラックしただけという噂が…
使い勝手もよく、安定しているので、これを使わない手はないんですがね(笑)
音声は通常のMP3と同じ、128kbps〜256kbpsぐらいに設定しておけばよいでしょう。
最後に、Options...から、ファイルの書き出し先を指定します。
上の空欄のところに作成したいファイル名を入力します。
あとは「Start Conversion...」を選べば、変換が開始されます。
まったり待ちたくない人は、ネル前にエンコード作業を開始させておきましょう(笑)
アニメのエンコードで、チラチラして見づらいんだけど…>インターレース解除
最新のDivXには、高次パスエンコードというモードが追加されています。これは、エンコード作業を数度行うことで、同じビットレートでも
より高画質を得られる、というものです。マシンパワーが有り余っている人や、少しでも容量を抑えたい人にはうってつけのモードです。
通常は速度と画質のバランスから、2パス程度が最も利用されています。
XMPEGから利用する場合は、Set Plug-in options...から選択します。
Total number of pass: の数字を増やすことで、その回数だけエンコードを行います。なお、この機能はCodecが対応していないと使用する
だけ無駄になります。私の環境ではDivX 5.0.5のみ使用できますので、ここではこれを使って説明します。
まずは1パスめの設定を行います。「Configurate 1st pass...」を押してください。
ここで、Variable bitrate mode:の設定を「Multipass, 1st pass」にします。これは「マルチパスエンコードの1パス目」という意味です。
ビットレートは好きな値で大丈夫ですが、これはエンコード後の解像度やソース映像によって大きく変わってきます。
容量が小さいソースファイルを用意し、なんどか試すことで最適値を見いだすことをおすすめします。
1stの設定が終わったら、同じように、「Configurate nth pass...」を押してください。
あとは同じように設定を行います。
設定が終わったら、あとは普通にエンコードを開始すれば大丈夫です。
コーヒーでも飲みながら、気長に待ちましょう。
アニメなどをエンコードする際、「横縞が入って見づらい!」と思います。DVDからりっぴんぐしたものであれば、ほぼ100%チラツキます。
これじゃ、見づらくてしょうがないですよねぇ…
でも大丈夫。これを解除する方法はちゃんとあります。
XMPEGの設定で、Optionを開きましょう。
下の方にある、[Deinterlace]というところにチェックを入れ、方法に
[ Motion detection]を選択します。 Motion thresholdは、10〜20の間がよいでしょう。ソースによって最適地が変わってきますので、
何度かエンコードしてみることをお勧めします。