金箔
「額縁に仕様する金箔について」
金箔には大きく分けて、純金を原料とする純金箔と、純金を含有しない金色の真鍮(しんちゅう)箔があります。
箔は四角く板状に裁断されて、密着しないよう一枚づつ間に油紙が挟まれています。
「真鍮箔(洋金箔)」
- 原料:銅と亜鉛の合金。最も用途の多い一般的な箔で、一号から四号までの金色目があり、厚みは約0.2〜0.4ミクロン(1万分の2〜4ミリ)
- 主な用途:額縁などの副工芸品やインテリア関係品、及びさまざまなデザイン装飾品等。
「純金箔」
- 主な用途:仏壇、仏具、織物等の金糸および日本画や美術工芸品ならびに一部の額縁など。
- 純金箔は箔の中で最も厚みが薄く0.1ミクロン(1万分の1ミリ)この極薄の均一さが美しい箔押しにつながります。又、その箔押しには、薄さの為に真鍮箔よりも熟練を要します。
- 純金箔のなかでも最も純金含有率の高い五毛色から四号色まであり、色は金本来の黄金色。三歩色は金色と銀色の間の色を出す為に純銀の含有率が高くなっています。純金箔の種類の色目の違いにより、使い分けられています。
純金の品位を99.99%としての純金箔・合金率表(純金単体では箔に伸ばせない為、純銀、純銅を混ぜています)
| 純金箔の種類 |
純金% |
純銀 |
純銅 |
金の種類 |
| 五毛色 |
98.91 |
0.49 |
0.59 |
23.74金 |
| 一号色 |
97.66 |
1.35 |
0.98 |
23.44金 |
| 二号色 |
96.72 |
2.60 |
0.67 |
23.21金 |
| 三号色 |
95.79 |
3.53 |
0.67 |
22.99金 |
| 四号色 |
94.43 |
4.90 |
0.66 |
22.66金 |
| 三歩色 |
75.53 |
24.46 |
0.00 |
18.12金 |
| プラチナ色 |
純プラチナ100 |
0.00 |
0.00 |
プラチナ |
- プラチナ色(プラチナ箔):純金箔より最も高価な箔で、純金箔に分類しています。
「その他の箔について」
- 銀箔、アルミ箔等の単体金属100%の箔から、それらの箔を焼いて変色させた焼き箔などがあり、装飾性の高い色目になっています。他にも様々な種類の箔があります。
- くず箔:箔を四角い板箔に裁断する時に出る破片状の部分。一般的に安価で、箔押しの技術もさほど必要なく、クズ箔自体の装飾性もあって用いられています。クズ箔が目的の為に作られる純金箔もあります。
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