蛍袋咲く草むらの朝の露
遠藤 はつ
蛍よぶ昔も今も同じ唄
星野 立子
夜道来ておもうことあり蛍とぶ
伊志井 寛
ゆるやかに着てひとと逢う蛍の夜
桂 信子
人採りてこころ問ひたき蛍の夜
佐野 美智子
蛍獲て少年の指みどりなり
山口 誓子
初蛍悲しきまでに光るなり
中川 宋淵
蛍籠昏らければ揺り炎たたす
橋本 多佳子
蛍籠酔ひたる父の息かかる
新谷 瑠璃
蛍狩身うごきならぬ真の闇
滝 春一
蛍火は矢落の川を照しけり
詠不知
蛍狩や夕闇迫りて矢落川
詠不知
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