ハタハタの卵


海藻に産みつけられたハタハタ卵、塊径4.5cm


ハタハタ、大きさは20cm。

 冬、11月下旬から12月に、水深250mの深海から、産卵のために、 ハタハタは接岸する。
 卵は、海藻ホンダワラ類の茎(くき)を芯(しん)にした千数百粒からなる塊である。
 色は、男鹿ではほとんどが暗褐色だが、なかには緑色のもある。 色は、餌(えさ)と遺伝とが複合しているのではないかと考えられている。

 おもに日本海と北海道近海に生息する。

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 「ハタハタ」の語源には、いろいろな説があるが、 そのうちの「霹靂(はたはた)」説がこの魚に最も似合う。 「霹靂(はたはた・へきれき)」は雷のことである。

 冬の雷は日本海特有のもので、日本海の熱と冷たい季節風による大気の乱れで発生し、 雪も降り始める。夏の雷との大きな違いは、雷雲が低いことである。
 風雪をともなった雷が鳴り響き、海が荒れて海水温が下がると、ハタハタは接岸してくる。 ハタハタは「霹靂神(はたはたがみ)」の使者なのである。
 どんな魚でも同じだが、早い時期に水揚げすれば値段も高いため、 海がまだかなり荒れているなか出漁して、亡くなった人も多い。

 ハタハタ卵の秋田地方名はブリコである。

■ハタハタ孵化
■ハタハタ漁業
■ハタハタ耳石
■ハタハタの泳ぎ
■ハタハタの雌雄と生殖突起
■ ハタハタの歯と鰓(えら)

■海底地震計が拾ってきた卵
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■男鹿半島幻想「打ち上げられたブリコ」
■男鹿半島幻想「打ち上げられた発眼ブリコ」
■おもちゃ箱「ハタハタの海」




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