ワレカラ




【分類】節足動物門・甲殻綱・軟甲亜綱・端脚目・ワレカラ科

 ワレカラは1−3cmほどの甲殼類で、海藻の上などを生活の場としている。 小さいけれどごく普通に見られる動物で、海藻を食べればワレカラも知らないうちに食べているはずである。 それで「ワレカラ食わぬ上人なし」という諺(ことわざ)がある。
 ワレカラは後方の脚、歩脚でしっかりと海藻にしがみついている。 移動するときは前方の脚、顎脚(がくきゃく)をつかいながら、シャクトリムシのように進む。 拡大して見るとどこかカマキリにも似ている。
 磯魚の重要な餌となっているが、 ワレカラ自身はヒドロ虫のポリプ・小さな甲殼類・海藻・腐敗生物などを食べている。
 ワレカラの種類によっては、親と同じ姿になって産まれてきた子どもを外敵から守りながら育てるという。 そういえば、親ワレカラを中心とした海藻の上に、数mmの小さなワレカラの子どもがたくさんついているのを何度か見た。

 写真のワレカラの種名は不明。




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