空海
弘法大師・空 海 
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老いも若きも、
何を思い・・自分の何を見つめるのか・・・
俗の私も我を問う事叶う・・遍路地
「癒し」というには俗っぽ過ぎるでしょうか・・
1200年経た今日にあっても、
お大師様は生き生きと身近で魅力的です。。




学者、哲学者としての空海、
宗教性が含まれる弘法大師、
庶民信仰のお大師さん
   
空海を見る時にはこの三つの側面を考えると理解しやすいと思います。
(土佐の人物とは言い難いですが、
空海の残した足跡は土佐の大地に偉大に残っています。)   

他には?
『弘法も筆の誤り』の語源者。
  どんな優れた人にも時には間違える事ある。という例えです。。
讃岐の満濃池の修築など社会事業、
日本で初めての民衆の為の学校、
  綜芸種智院を京都で開校し文化活動にも活躍しました。
能書家で、三筆の一人でもあります。





弘法大師は宝亀5年(774年)現在の七十五番札所善通寺誕生院である、
香川県屏風浦の佐伯家に生まれ、幼名を真魚(まお)と言いました。
幼少の頃から高い教育を受けることのできる環境に育ち、儒教や文学、歴史などを学びました。
7歳の頃、捨身ケ獄(七十三番札所出釈迦寺・奥の院)に登り、
仏門に入り多くの人を救いたい、この願いがかなわないら自分の命を捨てると、獄から投身しました。
その時釈迦如来と天女が現れ、その身を助けたという伝説があります。
12歳の頃讃岐の国学で学び、15歳で叔父の阿刀大足に連れられ、都に登りました。
18歳から大学の明経道に入学。儒教並に仏教の指導も受けました。
一修行者から「虚空蔵求聞持(記憶などを身につける秘法)」を授かったことをきっかけに、
約束された官史への道を捨て、学問だけでは人々を救えないと、出家し修行に励みました。
阿波の太龍岳や室戸岬、石鎚山などで厳しい修行を重ね、22歳で受戒し名を空海と改めました。
やがて南都大宗の教学を学び、大日経の写本を見つけます。
延暦23年(804)桓武天皇の特旨によって、遣唐使の一行として、31歳で唐の国へ渡ことになります。
一行の中に天台宗の開祖・最澄もいたことはよく知られています。
唐の長安の青龍寺で恵果阿闍梨(けいかあじゃり)から、密教のすべてを学び、
「阿闍梨遍照金剛」の名を授かります。
真言密教第八祖となり、2年間の留学を終えて帰国。
帰国後、1年あまりは九州にとどまり、唐で学んだ教えを広めました。
翌年上京し真言宗開創の勅許を得ます。
弘仁7年(816)には高野山に堂宇を建立し、修行の場を移しました。
大師は民衆の教育のため「綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)」を建立し教育の普及に力を入れたり、
満濃池の築造など、社会的事業にも貢献しました。
「いろはにほへと・・」のいろは歌を作ったのも弘法大師だといわれています。
たくさんの仏教や文学の書も書き残していますが、
弘法大師は国三筆の一人とされ、書の達人としても名高く知られています。
承和2年(835)、弘法大師は高野山金剛峯寺において62歳で入定しました。
延喜21年(921)に醍醐天皇は弘法大師号を贈っています。


                                  農旅連「四国八十八ヶ所巡礼の旅」パンフレットより




kuukai1 高知県室戸市には
弘法大師が悟りを開いたといわれる洞窟があります。
この洞窟から見た海と空に感銘し、
空海という名ができたといわれます。




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この事の所以なのでしょう、
私達高知県人の多くは密教や真言宗がなんたるかを知らなくても、
お大師様は、いつも身近でお守りです。。


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洞窟のそばには大きな青年大師像もあります。

昭和59年11月15日に造られた室戸青年大師像は
台座を含めて高さ21mと、大師像では日本最大のものです。
また青年の大師像であるということも日本唯一のものです。
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ここ室戸に来るまでの道・・
白装束に身を包み、・・
黙々と歩いているお遍路さんを何人見かけたことでしょう・・

岬の線香の煙たつ所・・
老若男女みな一心に手を合わせていました・・・

祈るその背は何を背負っているのでしょうか・・
なにを求めて祈るのでしょうか・・

人それぞれかかえているものは違いますが、
自分を見つめる・・我を問い直す・・ということの遍路は・・
もしかしたら・・
皆同じかもしれない・・と思ったりするのです・・


空海


(2003,11,11 記・2005,11,19編集)

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