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子どもの薬の飲ませ方−混ぜずに そのまま飲もう


良く聞くのが「うちの子は薬がきらいで全然飲んでくれなくって!」 子どもは薬がきらいと思い込んでいませんか。

こぐま保育園には、「薬が大好き!」という子ども達がたくさんいます。 食べ物に混ぜずに、そのままごっくん!
・子どもの薬の飲ませ方
・食べ物に混ぜる薬の飲ませ方
・薬を飲みたくなる雰囲気をつくろう
<更新 2003.12.02/初掲載 2002.03.29>
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 子どもの薬の飲ませ方−混ぜずに そのまま飲もう



薬を食べ物に混ぜたりせず、そのまま飲めると親も子どもも楽ですね。
薬によっては、食べ物と一緒に取ると、薬の効果が弱くなるものがあります。 また、小さい頃は食べ物に混ぜれば飲めたとしても、 大きくなると、味覚が発達し薬の味に敏感になります。さらに薬の量が多く なるため、少しの量の食べ物では混ぜられなくなります。

薬大好き! のこぐまっ子達。どんな飲み方をしているのでしょうか。

シロップ(水薬)の飲み方

子どもに処方される粉薬には、飲みやすいように甘い味や香りが付いています。
逆に、この甘味が嫌いな子もいるようです。
シロップは変質しやすいので、保管容器に直接口を付けない様にし、 何かに取り分けて飲むようにしましょう。


基本
1.シロップは、薄めずそのまま飲みます。
2.飲んだすぐ後に、水や湯ざましを口に含ませてごっくん。
  口の中に薬の味がなくなり、さっぱりします。

<小さいころ> − スポイトを使う
 1)薬を必要な量だけスポイトで吸います。
 2)お口へちゅっと入れて口を閉じます。

 スポイトが無い時はストローが使えます。
 1)薬を必要な量だけ、ストローで吸い口を押さえます。
 2)お口の中へストローの先を入れ、吸い口を離して薬を出します。

 ・最初ゲホゲホむせてしまい、気管へ入らないか気になったので
  その後は、舌の下(舌とあごの間)にチュット入れていました。
 ・スポイトはいきなりチュット口の中にいれるのでオエーとなった。

<少し大きくなったら>− スプーンで食べられるようになったら
 1)スプーンに薬を入れます。
 2)スプーンを口の中へ入れ、そのままごっくん。

粉薬の飲ませ方

<水で溶く方法>

1.少しの水で薬を溶かします。
溶く水はほんの少しで、薬が溶け、一口で飲める量にします。 子ども用のスプーン1、2杯ぐらいです。
飲にみくいからと多量の水で薄めると、全部飲まなければ、必要な 薬の量が取れません。子どもにとっては、まずい物をたくさん 長く飲み続けるので、途中で気持ち悪くなり吐いてしまいます。
スプーンを使う〜スプーンの上で水に溶く〜
最初にプーンに水を少し入れ、その上に薬を入れて溶かします。 つまよう枝などでまぜてドロドロにします。 薬を先にスプーンに入れ、後で水を入れると薬が散らばってしまいます。

小さいコップ〜おちょこ〜
量が少ないので、おちょこを使って飲ませています。小さな子どもの手に ちょうどのサイズです。ままごと遊びの延長で、薬を飲んだ後も 何度もさ湯を入れて飲んでいますよ。薬を飲む時だけのお楽しみ。
2.口に入れ、一口でごっくんと飲み終わらせます。
スポイト、スプーン、コップを使って、一口ですっと流し込みます。

・子どもも一口で済むので「だまされた!」と思ってももう終わり。
 あとは白湯をあげて気をとりなおしてもらいます。
・なぜか薬が好きなうちの子は、袋を見ただけでにこにこ。
 薬をといたスプーンを口へ持っていくとアーン。スプーンもなめなめ

3.飲んだすぐ後に、水や湯ざましを口に含ませてごっくん。
口の中に薬の味がなくなり、さっぱりします。


<粉薬を直接口へいれる>
2歳ごろになると、水で溶かさず粉薬を直接口に入れて飲める子どももいます。

1.子どもに口を開けさせ、そこへ粉薬を直接入れます。
2.飲んだすぐ後に、水や湯ざましを口に含ませてごっくん。
  口の中に薬の味がなくなり、さっぱりします。

・2才頃には大きな口を開け上を向くようになり、そのままザザー
・薬が好きで、粉もペロペロ余分にナメテ飲んでしまうので隠すのが大変です。 今は粉を口に入れてすぐ水を飲ませています。


<薬をねる〜溶いた薬を飲まない場合>
1.小さな器やスプーンに粉薬を入れ、数滴の水をたらします。
  水はほんの数滴です。多すぎるとベタベタになり練れません。
2.だんご状に練ります。
3.だんごを手に付け、
  口の上あごの裏や、ほっぺの裏のあたりに塗りつけます。



  食べ物に混ぜる薬の飲ませ方 −どうしても飲めない時−





注意! 食べ物に薬を混ぜる前に

・ 混ぜてはいけない食品
主食の、ミルク(乳児)、おかゆ、うどんなどにまぜるのは止めましょう。
薬を混ぜると、その食べ物自体を嫌いになり、食べなくなると困ります。


・ 薬の飲み合わせ 〜混ぜてはいけない食べ物と薬〜
薬によっては、食べ物に混ぜると薬の効果が弱まったり、 甘いものや酸味のあるものに混ぜると、味が苦くなりすぎて飲めなくなる ものがあります。
薬がわからない場合や、混ぜなければ飲めないお子さんは 病院で薬をもらうときに薬剤士さんに相談してください。

 (例)
 ・ムコダイン(去痰剤)とヨーグルト
     :ヨーグルトに混ぜると味が悪くなり、薬の効果も悪くなります。
 ・クラリス、クラりシッド、ユナシン (抗生剤)
      とオレンジジュース、ヨーグルト、スポーツドリンク
     :オレンジジュースやスポーツドリンクに混ぜると、苦くなります。
 ・プロモックス(フロモックス)(抗生剤)とオレンジジュース、パインジュース
 ・メイアクト(抗生剤) と牛乳
     :アレルギー児は禁忌
 ・リカマイシン、セフゾン、ケフラール(抗生剤)
     :食べ物と一緒に取ると、薬の吸収が悪くなり効果が弱まります。
     :オレンジジュースやスポーツドリンクと混ぜると、苦くなります。

薬を混ぜる食品

乳製品やジュース
牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなどに混ぜると、食品の味が濃いため
薬の味がわかりにくく、子どもの気づかずに食べたり飲んだしします。

・薬によって好きなものと、そうでないものあり、 粉薬でもそのままスプーンで飲んでくれます。 だめなものは、アイスクリームに混ぜてのませています
・スプーンに牛乳を入れて、薬をとかして飲ませています。
・薬をきらって小さいときには、ヨーグルトの上に振りかけていました。


薬用のゼリー
最近は薬屋さんに、薬を飲むためのゼリーが売っています。

・ゼリーの間に挟むと薬の味もせず、ツルっとのめるようです。
・透明なので中に薬が入っているのが見えてしまい、口にしませんでした。



最近は、薬と一緒に薬の説明書を渡してくれることが多くなりました。
子どもが飲んでいる薬は何か、知っておくといいですね。
もし説明書が無ければ、お願いしてもらいましょう。
法律が改正され、請求があれば病院・薬局は渡すようになりました。



   薬を飲みたくなる雰囲気をつくろう


こぐま保育園の「薬が大好き!」という子ども達はどうやって 薬が飲めるようになったのでしょうか。

他の人が飲んでいるのを見ると

こぐま保育園の子ども達は薬が大好きです。
お昼を食べた後、薬を飲ませてもらっているお友達を見ると 何か特別な物をもらって飲んでいるようで、うらやましそう。

・以前は、ボーロと薬を水でとかして団子にして食べさせていました。 保育園に行き始めてからは嫌がらなくなってきました。
・家では、お姉ちゃんが飲んでいると「○○くんのはー」と言って飲みに 来ます。「ないよ」と言うと「欲しい!」兄弟で取り合いになります。
・お友達や兄弟が飲めるの誉めます
すごいね○○ちゃん(お姉ちゃん)お薬ごっくん飲めるんだって〜。
○○くんも大きくなったら飲めるようになるもんね!
・おとうさん、お母さんが楽しそうに飲んでいるところを見せると興味をもつ。
・薬飲むと病気すぐ治るからね〜と、薬の効用を日ごろから説明している。

飲めたら誉めよう

薬が飲めたら、大げさに誉めてあげましょう。

・薬はまだよくわからない年齢(1歳になる前)から飲んでいるせいか 嫌がることもありません。逆に今では、「すご〜いお薬ちゃんと飲めたね」 とほめてあげると、自分からすすんで「お薬飲む」といったりもします。

飲むのをいやがったら

ちょっと時間をおいてもう一度
普段飲んでいても、時々「いや〜」という事もあります。その時は、10分 ぐらいしてからもう一度初めてのように飲ませます。結構すんなり飲みます。

説得
小さい子どもでも、薬を飲むと病気がよくなることを説明しましょう。
1歳過ぎると大人の言っている事がわかるようになります。 言ってもわからないと思わずに、まず説明してみましょう。

「これ飲むとコンコン出なくなるからね。」
「これのむと早くお外で遊べるようになるからね」
「熱がさがって楽になるからね」
「楽になって、おやつやご飯、食べられるようになるからね」

 ・4、5歳になると、薬の苦味をかんじるようになってまたちょっと困り物
  薬の効用を説明して、説得してのませています。
 ・大好きなおやつと交換条件「これ飲んだら大好きなプリンが食べられるよ〜」
  入院した最初の頃は飲んでいましたが、途中で苦い薬が加わり最後の頃は
  飲まなくなって。薬が飲めないと退院できなかったので必死に説得しました。

他には
 ・甘い薬を出してもらう
  今は薬の味がわかるので、病院の先生にリクエストしています
  ピンクの甘い薬なんですが、いちごの薬と言って

あきらめずにチャレンジ
 0歳の時はだめでも、1歳になればすんなり飲めることもあります。
 今は飲めなくても、飲めないと決め付けずに根気良く挑戦してみて下さい。




(^。^: 生後3ヶ月の時子どもが入院してしまいました。 看護婦さんから「薬の飲ませてくださいね〜!」ともらったのが粉薬。 その時は固まってしまいました。 0歳の頃は、両手をズボンの中に入れ抵抗できない格好で薬を飲ませて いました。でも1歳になった頃には薬大好き! 変われば変わるものですね。

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作成:こぐま保育園 & 父母の会