静 桜

◆詳細情報◆

 ■花の特徴
 静桜は、里桜の一種といわれていますが、ソメイヨシノのような一般の桜に比べ、花期の訪れが遅く、4月中頃から開花します。花は、5枚の花弁の中に、旗弁(はたべん)といって、おしべが花びらのように変化したものが混じる特殊な咲き方をします。
 このことから、開花した様子は、一見、八重と一重が混じったように見え、他の桜とは趣を異にした風情を見せています。

 ■名のおこり
 静御前が義経を追って奥州に向かう途中、義経の討死にを知り、涙にくれた静は、一本の桜を野沢の地に植え、義経の菩堤を弔ったのが静桜の名の起こりといわれています。
 現在国内には、原木を接ぎ木したものが、僅かに栗橋町の静御前の墓所と平泉の数箇所にあるのみで、当町のものは昭和54年頃、その存在を知った地元有志の熱望により(財)日本花の会から特別に寄贈されたものです。