鎌倉・箱根  Kamakura, Hakone          


鎌倉 海浜院ホテル Kaihinin, Kamakura

〇明治19年開業。建物設計はコンドル。戦後、連合軍接収下に焼失。

〇元は病院。といっても転地療養という言葉があった時代のことで、気候の良さが療養の地として選ばれた次第。
考えてみれば、病院とホテルに共通点は多いですね。逆のパターンで、ホテルが病院になった例もあります。
共通点の多い施設としては、他に監獄がありますが、こちらの方は転用された例を聞いたことがありません。ホテル側としては、ホテル内に客を閉じ込めて、お金を落として欲しいところでしょうが・・・。 













箱根 はふや  Hafuya, Hakone


〇この当時、ホテルと呼べるかはわかりませんが、看板には「はふやホテル」とあります。実は、この「はふや」は箱根宿の本陣で、大正11年に買収されて箱根ホテルとなり、建物は数回、代替わりしたものの、今日まで営業しているレッキとしたホテルなのです。

〇4人が担いでいる乗物は「チェア」と呼ばれるもので、駕籠よりも楽に乗れるように開発されたものです。その分、割高だったようですが、自動車の通れる道ができるまでは、これで箱根の山を登ってきたとのことです。

〇絵葉書はドイツで印刷されたものです。皮肉なタイトルがいいですね。「日本のファーストクラスの乗物」



箱根 松坂ホテル Matsuzaka Hotel, Hakone

〇記録がないのでわかりませんが、日本旅館を改装したのではないかと思われます。













箱根 開花亭ホテル Kaikatei Hotel, Hakone

〇このホテルも記録にないのでよくわかりませんが、建物は結構本格派のように思います。















付 録
 


 ○これは大正期に発行されたホテル従業員向けの会話マニュアルです。
  著者は宮の下・富士屋ホテルの経営者で、客・従業員それぞれのマナーも書かれています。
  例えば、従業員向けには、客にチップをねだってはいけない・・・。