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九星気学(方位学)占い

気学占術は面白い!

気学は九星気学とも、単に方位学ともいいます。元々は易学から派生し、日本には推古天皇の602年に百済の僧侶観勒が持ち込んだ「遁甲方術」の書の中に九星学の表現があり、遁甲は戦略の道具として秘かに伝えられました。明治末に園田真治郎氏が九星学を気学としてわかりやすく集大成し、以後一般大衆に浸透しました。

気学の面白さは、人間を含めて森羅万象を方位の東西南北、その間の西南、西北、東南、東北そして、中央の九つの方位に貼り付け、分類説明していることです。同じく各方位に漂う気もそれぞれの特性を分類し吉方位を選んで、そちらの方位に移動したり、その方位の水を飲んだりすることにより、運命を好転させることができる(例えば東南の方角に漂う気を受けたり、水を飲んだりすると「縁談」に恵まれる等)という、積極的な開運の術としての面白さもあります。ただ、そのためにはいろいろな約束事があります。

この森羅万象を九つに分類した中で、「人間」の九つの分類を以下簡易に書いてみました。自分の中で人間の性格を分類整理してみることにもなります。ただし、本来人間は九つに分類されるほど単純なものではなく、固定した見方をすると、逆に害になることもあるので、余裕をもって、遊び感覚で、参考程度に利用することが大切です。そうすれば、今まで納得のゆかなかった人間関係がスッキリ理解できる瞬間が必ずあると思います。


Chap1.生まれ年による九星の分類
Chap2.九星の象意と季節、連想そして性格
Chap3. 気学による性格の相性
Chap4. 気学と易学

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Chap1. 生まれ年による九星の分類・・・ 自分の九星はどの星にあたるのか?

自分は九星のどの星にあたるのか。これは毎年発行される日本暦に詳しいところですが、明治末から平成20年までは次の通りです。ただし、その年の星になるのは、2月の節分以降なので注意が必要です。節分の日の前は前年の年となります。※(例)平成14年1月10日の人は平成13年でみます。従って九星は八白土星です。

九紫火星 八白土星 七赤金星 六白土星 五黄土星 四緑木星 三碧木星 二黒土星 一白水星
明治43年 明治44年 大正元年 大正2年 大正3年 大正4年 大正5年 大正6年 大正7年
大正8年 大正9年 大正10年 大正11年 大正12年 大正13年 大正14年 昭和元年 昭和2年
昭和3年 昭和4年 昭和5年 昭和6年 昭和7年 昭和8年 昭和9年 昭和10年 昭和11年
昭和12年 昭和13年 昭和14年 昭和15年 昭和16年 昭和17年 昭和18年 昭和19年 昭和20年
昭和21年 昭和22年 昭和23年 昭和24年 昭和25年 昭和26年 昭和27年 昭和28年 昭和29年
昭和30年 昭和31年 昭和32年 昭和33年 昭和34年 昭和35年 昭和36年 昭和37年 昭和38年
昭和39年 昭和40年 昭和41年 昭和42年 昭和43年 昭和44年 昭和45年 昭和46年 昭和47年
昭和48年 昭和49年 昭和50年 昭和51年 昭和52年 昭和53年 昭和54年 昭和55年 昭和56年
昭和57年 昭和58年 昭和59年 昭和60年 昭和61年 昭和62年 昭和63年 平成元年 平成2年
平成3年 平成4年 平成5年 平成6年 平成7年 平成8年 平成9年 平成10年 平成11年
平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年

Chap2. 九星の象意と季節、連想そして性格 ・・・ 先ず九星の「象意」を頭に入れると、次の性格分類がわかりやすくなります。

九星と方位は次のように対応しています。

九星 一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 五黄土星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
方位 西南 東南 中央 西北 西 東北


各方位に散らばった九星の象意の説明です。気学の場合、通常の地図と違い、東西南北が逆さになっています。「東(春)から日が昇り、南(夏)で最も高くなり、西(秋)に沈み、北(冬)では真夜中になる」と解釈すると、九星の象意・性格ともあわせて、理解しやすいと思います。

(方位)東南
(九星)四緑木星
(象意)風
(季節)晩春・初夏
(連想)風 → 遠方 → 旅行
風 → 受身 → 信用 → 斎う
風 → 受身 → 優柔不断
(方位)
(九星)九紫火星
(象意)火
(季節)夏
(連想)火 → 太陽 → 明るい
→ 明察 → 頭脳明晰
太陽 → 美人
(方位)西南
(九星)二黒土星
(象意)大地
(季節)晩夏
(連想)大地 → 母 → 順う
→ 勤労 → 真面目 → 補佐役
(方位)
(九星)三碧木星
(象意)雷
(季節)春
(連想)雷 → 音 → 音楽
騒ぎ雷 → ヒラメキ → アイデア
雷 → 春 → 始まり
(方位)中央
(九星)五黄土星
(象意)中央
(季節)土用
(連想)中央 → 支配 → 帝王
→最高のもの → エネルギー
支配 → 生き死にも支配 → 腐敗
・壊乱
(方位)西
(九星)七赤金星
(象意)口
(季節)秋
(連想)口 → 弁舌 → 会話・会食
→ 喜び
(方位)東北
(九星)八白土星
(象意)山
(季節)初春
(連想)山 → 動かない → 止まる
→ 貯蓄
冬から春への変化の時期 →変化
(方位)
(九星)一白水星
(象意)水
(季節)冬
(連想)冬 → 困難 → 苦労 →忍耐
(方位)西北
(九星)六白金星
(象意)天
(季節)晩秋
(連想)天 → 大きい → 主人


九星の性格 ・・・ 上表の象意と連想を大いに働かせましょう。

一白水星の性格

水の一生が一白水星の運命、性格に反映されます。山に降った雨は大小の川の流れとなり、またあるときは地下水となりながら、運命の流れに翻弄されるようにして、やがて大海にでます。一白水星も象意のその「水」の運命、性格をもちます。翻弄されながら体験した悩み、困難、苦労は自分自身の血となり、肉となり、苦労人として、非常に芯の強い人になります。後天的についた芯の強さは九星中一番です。

頭の良い人です。どの器にも入ることができる水のような柔軟性を持ちます。一見とっつきにくい印象がありますが、つきあうと親しみがわいてきます。秘密主義で、孤独を愛する面もあります。異性を好きになると離れないタイプで、嫉妬深い面もあります。

開運のポイントは、万事に器用なので、自分の才能を活かす職業に就くことです。異性問題も大いに注意が必要です。
二黒土星の性格◆

「大地」の性格そのものです。母なる大地。その大地をコツコツと耕すお百姓さん。二黒土星は九星中一番の努力と堅実さを示します。石橋をたたいて渡る慎重さと、人が嫌がる仕事でも努力を惜しまずやるひたむきさが特徴です。それがやがて認められ結実します。

財も一攫千金ではなく、コツコツと蓄える方法があっています。表面はひじょうに優しい感じを与えるが、芯は強い。地味で、九紫火星の派手さとは対照的です。女性は良妻賢母の、まさに大地の母です。

開運のポイントは、一番にならないこと。常に二番手で一番を補佐することが、二黒土星の最大の開運のポイントです。
三碧木星の性格

三碧木星はまさに「雷」です。雷のようなヒラメキ、直感は九星中一番です。思ったことをズバズバいいますが、本人は、あとには何も残っていません。突然雷がやってきて、そのあと何事もなかったように棲んだ青空が広がっているのに似ています。外見の派手さとは異なり、生来は正直でお人よしで小心な人が多い。しかし、周囲にはひんしゅくをかうことがあります。

頭の良い人です。先見性があります。明るく積極的、何事も先頭に立ってやります。流行にも敏感です。ただし、異性関係も含めて、万事に熱しやすく冷めやすい傾向があります。

開運のポイントは、直感の良さを活かしながらも、軽挙妄動にならないよう注意すること。
四緑木星の性格

四緑木星は九星中一番の「信用」の星です。金銭、物質より周囲の信用を重んじる傾向があります。信用を重んじる人のためにつくすことが喜びにつながります。従がって、周囲から相談を受けることがよくあります。しかし、自分のこととなると、とたんに判断力がなくなる傾向もあります。

柔和で、交際上手。周囲との調整のしすぎで、気迷い多く、優柔不断とみられることもあります。長いものがすき。

開運のポイントは、人のために奮闘すること。それが結果的に自分のためになります。
五黄土星の性格

五黄土星は「帝王の星」ともいわれますが、「壊乱の星」ともいわれます。従がって、運命も極端で、トップに立つか、路上で生活するかのどちらかともいいます。方位が八方位に貼り付けられることなく、中心なので、イメージのつけにくい星です。しかし、極端な運命はそれだけエネルギーの高さの証明となります。九星中一番の「エネルギーの高さ、運の強さ」があります。

気が強く、大胆、野心家。周囲をあっと言わせる転身をしたりする。

開運のポイントは、運命の浮沈が激しいので、成功したといって安心すると足をすくわれることもあるので、成功後も油断しないことです。
六白金星の性格

六白金星は象意の「天」の性格そのものです。プライドが高く、常にトップの位置にいようとします。またそれを裏付ける頭の良さ、実力があります。九星中一番の「理論家」です。彼に理論で対抗することは無理です。

目下の面倒見は良いが、上との衝突は日常茶飯事です。度胸があり、辛抱強い。

開運のポイントは、知識ではなく、教養を高めること。教養がない六白金星は、単なる頑固者になることもあります。また、完全主義をみなおして、「人に任せること」を知ることです。
七赤金星の性格

七赤金星の象意は「口」です。九星中一番の「会話上手」です。会話することが何より好きです。口から連想される、料理飲食の機会に恵まれ、食事をしながらの会話は最も得意な時間です。誰とでも親しくなれる人なっつこさを持っているが、交際は浅く広くの八方美人タイプ。

当然頭の良さと説得力は十分。無駄遣いが多く、粘りにかけるという欠点もある。異性問題には注意。

開運のポイントは、粘り強く、一つの物事に時間をかけて、じっくりと自分のものにする姿勢を大切にすることです。
八白土星の性格

八白土星の象意は「山」です。どっしりとして落ち着きのある風情があります。経済観念は強く、「貯蓄の才」は九星中一番です。金運もあり、時に思わぬ大金が入ったりします。

意志が強く、実直で、辛抱強さもあります。何を考えているかわからない謎の部分があり、時にカリスマとして君臨したりします。商売は苦手。外から見て矛盾した行動を平気でとるが、本人は少しの矛盾も感じていない。

従がって、開運のポイントは、方針の変更には、十分注意すること。自分の一存で何事も決めがちな性格に注意することです。
九紫火星の性格

太陽、火、夏が九紫火星の全て。九星一番の「情熱」の持ち主。生まれつき太陽、夏の情熱と派手さをもちます。常に中心的な存在。人気者。頭が良く、美男美女が多い。゜

表現力が豊富で、音楽、美術、文芸など芸術的な才能がある。金運もあるが、派手な出費も多いです。金運と決断力の良さは、時にギャンブル・投機にはしらせることもある。虚栄心も人一倍。三碧木星同様熱しやすく冷めやすい面を持ちます。

開運のポイントは、周囲への思いやり。


・・・・・ 以上が九星の性格です。生まれ年による性格の分類ですが、いま少し詳しく性格を知りたい場合は、更に、生まれ月を見て、性格・行動の傾向を知ることができます。が、ここでは割愛します。

Chap3.気学による性格の相性の話

本当に気学の性格分類は当たっているのか。秘かに周囲の人を観て、試してみるのも面白いと思います。ただ、これもあまりに信奉しすぎて(そんなことはないと思いますが)、「貴方の性格は、貴方がどういおうと、コレコレの性格だよ。」などと押し付けがましくならないよう、あくまで、遊び感覚で、バランス感覚をもって観てください。

次にもう少しつっこんで、「相性」をみてみましょう。とても簡単です。そのためには、「陰陽五行」の説明が必要です。


陰陽五行・・・ この世の森羅万象は、木性・火性・土性・金性・水性の五行の性質を持つというものです。従がってお気づきのように、九星も一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星というように、五行の分類がされています。この五行で相性をみます。

五行の相性・・・ 相性と相剋と比和
ともにあい親しむ関係を「相性」といい、反発しあい、傷つけあう関係を「相剋」といいます。「木・火・土・金・水」と並べた場合、隣り合う関係が「相性」、一つおきの関係が「相剋」です。特に左から右へ→をもって見る場合、→の先端が奉仕される関係、「相剋」では、傷つけられる関係となります。この「相性」「相剋」をもって相性を観ます。また、同じ五行同士は「比和」といい、似たもの同士の仲間という関係です。

(例)一白水星と二黒土星の関係は?
水と土の関係なので、土から水への一つおきの→関係。つまり、土が水を剋する関係(土剋水)で、二黒土星が一白水星を剋する相剋関係となります。

これらの関係を下の表にまとめてみました。申し訳ありませんが、周囲の人に実験台になってもらって関係を観てみると、普段の人間関係がスッキリと理解できたりするので、驚きます。

九星の相性・相剋・比和の関係表

九星 一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 五黄土星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
相性 六・七・三・四 九・六・七・九 一・九・四 一・九・三 九・六・七・二・八 二・八・一・七 二・八・一・六 九・六・七・二 三・四・二・八
相剋 九・二・八 一・三・四 二・八・六・七 二・八・六・七 一・三・四 三・四・九 三・四・九 一・三・四 六・七
比和


相性のとらえ方


年盤(生まれ年)を使っての性格、相性の関係を、「相性」「相剋」「比和」から見ましたが、その結果「相剋」で、お互いに相性が悪く、反発しあうという関係がでても、悲しむことはありません。相性が悪いということは、一致する性格がまるでない、つまり性格がまるで異なるということです。
このことは、お互いの自我をだすと、勿論反発しあうことになりますが、お互いに、お互いが自分に欠ける点を持っているという考え方をすることにより、尊敬の念にかえることができます。また、お互いにの性格を知ることにより、お互いに寛容になることができます。
気学を、人間関係を円滑にする一つの術とすることができます。

Chap4.気学と易学

易というと、巷間ヒゲを蓄えた占い師が50本の筮竹で薄明かりの中、なにやら怪しげに占ってくれる印象の強い占いですが、元々は約3000年前に中国で書かれた四書五経の一つの「易経」が元になっています。東洋の英知の結晶とも言われています。
学としての「易」も大変興味深いのですが、やはり占術としての「易」に強く惹かれます。

スイスの有名な精神分析学者のユングが、共時性という側面から易に興味を抱き、易の本まで出してしまったのは有名な話ですが、やはり、易の偶然の神秘性に私も大きく惹かれます。

面白いのは、気学との関係で、易の元となる八種類の卦は、気学の五黄土星を除いた八種類の星に対応します。気学の元は易学なので、当たり前といえば、当たり前の話ですが、その八種類の卦の組み合わせで、更に六十四種類の卦を導き出して、一種の連想で偶然性の中に暗示された真実を汲み取ってゆく作業が、易です。当然に、占う人の内容の深さに大きく影響されます。

気学との対応表を下記します。易がわかると、更に気学の理解が深まります。気学から、さらに易学へと進むと、また新しい世界が広がります。

九星 一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
易卦
象意
卦徳 従順 剛健

気学の話しの終りに

本格的に気学をされている方には、これまでの内容は、あまりにも基本的な事柄で、物足りないものかもしれません。「古本書庫」のサイトだけでは寂しいので、「気学の話」のコーナーも作ってしまいましたが、このコーナーをきっかけに、気学に興味をもたれる方が一人でもでられれば良いと思っています。「お水取り」「祐気取り」など積極的な開運法、或いは、結婚の時期、病気の有無の判断、失せ物の発見など、興味深い占法もあります。ただし、気学占術に振り回されることなく、常にバランス感覚にて、遊びの感覚で学習されることをおすすめします。


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