岡山県岡山市  y・shibata  私の井戸掘り体験記 v(^-^)v        平成17年5月

岡山市南部は汽水域に河川から運ばれた泥砂や干潟の植物などが堆積

してできた土地で、昔は島であった場所以外では塩分を含んだ地下水が出ます。以前から井戸掘りに興味がありインターネット検索していたところ曽我部さんのホームページを見付けました。とりあえず掘ってみて(いや、掘りたくなった)水質によって利用方法を考えようと思いました。

平成15年7月27日開始

排水しやすく手押しポンプを取り付けても邪魔にならない場所を選んで堀始めました。敷地は地盤改良されていたのでとにかく固い土で水を混ぜながらバール

で崩して、曽我部さんオリジナルの井戸掘り器で取り込みながら約1mを掘りました。ここから下は田の土と粘土が3mほど続きました。

軟らかい粘土や固い粘土が混ざりながら井戸掘り器に取り込まれてきます。

4m付近から砂と粘土と貝殻が混ざったものが出てくるようになりました。

  

   完成した井戸と手押しポンプ

    掘り出した石ころの一部

これからさらに粘土層が続きますが、7mあたりで井戸掘り器の先端が粘土に掛かりはじめました。たぶん垂直(直線)に掘れていないのだろうと思い、ここでVP75の井戸枠を入れる事にしました。2mごとにソケットで繋ぎ入れてゆきますが、自分の体重をかけるだけで7m入ってしまいました。2時間で10cmしか進まない時もありましたが、8月11日に次の砂の層に到達することができました。

13mです。この深さになると井戸掘り器の入出にも時間がかかります。

水位は1.4mで当初と変化ありません。13mからの砂の層は非常に細かく重い?のかほとんど井戸掘り器に入らなくなり1回で一握りほどしか取れません。 

8月13日13.3mでとうとう砂利が混ざり始めました。やりました!

貝殻に混じり土器の破片が2つほど出てきました。自宅から6kmほど北には土器

などが出る遺跡があるのですが、そこから流れてきたものなのでしょうか?不思議

です。だんだん砂利が大きくなり始めると、井戸枠と井戸掘り器の間に石が挟まり動かなくなることが出始めたので改良することにしました。弁を出来るだけ先端に取り付けて石を取り込みやすくする事と排出口に金網を取付て石が飛び出すのを防止しました。

取込んだ砂利は弁から取り出します。水を張ったバケツの中で井戸掘り器を上下すると出てきます。

8月24日砂利層は5cm程度の石が出始め

30cm進んだところで井戸枠が全く入らなく

なり完了としました井戸さらいは750wの

電動ポンプで7日間行い約1mの砂が出ました。

水質ですが当初は鉄分が多く汲み置きすると赤くなっていましたが井戸さらいが終わってからは変色はなくなり薄い塩分と、水の出始めに少しドブ臭い匂いがありました。手押しポンプと中古の電動ポンプを取付けて9月30日に完成しました。

 

  砂利で痛んだ井戸掘り器先端

石の飛び出し防止金網

現在は塩分や匂いもかなり薄くなりました。メダカやタナゴを飼って1年になりますが元気に泳いでいます。

この井戸堀りでかかった費用ですが、けっこう無駄な材料も買ったりしましたが

有効に時間を使えて楽しめたという事で計算はしませんでした。

将来は下水導入後のトイレなどへの利用を考えています。

残暑の中、井戸さらいの水で冷やしたスイカやビールのおいしさは忘れられません!