ヒトが快適に生活できる温度条件はダニ類にとっても同じです。20℃〜30℃が繁殖にもっと適した温度となります。
屋内塵性ダニ類はヒトのフケや垢、菓子類の食べこぼし、カビなどを栄養とします。
また、ダニ類は好気性の生物のため酸素がなければ生存できません。
発生要因は・・・
ダニについて
コナヒョウヒダニ
ヒトを刺したり、吸血することはありませんが、床面の屋内塵や寝具類などに多く生息し、糞や脱皮殻がアレルゲンとなります。
ケナガコナダニ
国内では畳から見つかることが多く、大量発生による視覚的な不快感はあるが、ヒトに対して直接的な危害を加えることはありません。お菓子や調味料などの保存食品からも発生する
ことが知られています。
イエダニ・トリサシダニ・ワクモ
代表的な吸血性ダニ類で、ヒト以外の宿主となる動物が存在しないと見出されません。これらの種が確認された場合、ネズミや野鳥などが営巣している可能性が考えられます。イエダニはネズミに寄生し、トリサシダニはスズメやハトなど鳥に寄生、ワクモはニワトリ鶏舎などで問題となります。
タカラダニ類
赤いダニで、主に春、建築物の外壁や塀などを徘徊し、不快感を与え嫌がられますが、刺咬被害はありません。花粉やコケ類などに依存生活していると考えられています。
除塵・こまめな清掃・粘着クリーナー使用・フローリング材の導入・乾燥・通風換気・天日干し
アレルゲン対策として、ダニアレルゲンはダニの死後も環境中に残存するため、ダニの殺滅以外に、糞や死骸の除去も必要です。
防除対策は・・・
吸血はしませんが、ヒトを刺咬し、他のダニ類を捕食します。
ツメダニ類
草むらなどにおり、ヒトや犬に取り付き吸血、疾病を媒介します。
マダニ類
ノミについて
ネコやイヌにノミが見られる場合は、ノミ取シャンプーやノミ取首輪などを使用し成虫を駆除します。
ヒトに対する加害はネコノミがほとんどです。ノミが媒介する感染症にはペスト・発疹熱などがあります。飼い猫やイヌ等のペットが発生原因となっている場合は、幼虫は畳の中、カーペット・犬小屋などに見られます。成虫は宿主の体表で生活し、吸血します。