感染症について
★基礎知識
| 鳥インフルエンザウィルス |
野生の水鳥を宿主として存在し、腸管で増殖し鳥の間では水中に排泄された糞を介して感染する。 |
| 感染経路 |
感染した鳥類の排泄物・飼料・粉塵・水・ハエ・野鳥・人・飼養管理に必要な器材・車輌との接触により感染する。 |
| 鶏舎への侵入 |
野鳥や野生動物によるものと考えられ、鶏舎内に侵入しない工夫が大切
(小鳥・ハエ等昆虫類・ネズミ‥) |
| 症状 |
突然死・呼吸器症状・浮腫・チアノーゼ・産卵率の低下・神経症状・下痢・飼料,飲水の摂取低下 |
| 特徴 |
高病原性インフルエンザウィルスは熱や乾燥に弱く、60〜70℃の高温では感染力を失う。室温や低温下では比較的長い間存在する。 |
| 発生予防対策 |
手指消毒器・消毒槽の設置
防鳥対策・ネズミ等の侵入防止、駆除・ハエ類防除・発生源除去
鶏の健康管理・鶏糞の適切な処理(発酵,焼却)・鶏舎及び外周衛生管理
人・車輌等の入場制限・機器の消毒・交差汚染の防止策
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平成11年4月の感染症法施行により、感染症対策は各地方自治体が主体となって行うこととなりました。
各都道府県協会では、感染症予防衛生隊を発足し、行政とタイアップし、平常時の予防対策と
緊急時に対応できるよう専門知識の習得・技術の向上に努めています。
☆三重県では、平成19年9月に四日市市と大規模災害等の際の防疫活動に関する協力についての協定書を締結しています。
☆高病原性鳥インフルエンザについて
☆感染症について
| 感染症類型一覧 |
| 1類感染症 |
エボラ出血熱・クリミア・コンゴ出血熱・ペスト・ラッサ熱・重症急性呼吸器症候群等 |
| 2類感染症 |
急性灰白髄炎・コレラ・細菌性赤痢・ジフテリア・腸チフス・パラチフス等 |
| 3類感染症 |
腸管出血性大腸菌感染症 |
| 4類感染症 |
ウエストナイル熱・エキノコックス症・黄熱・オウム病・回帰熱・Q熱・狂犬病・マラリア・ライム病レジオネラ症・発疹チフス・テング熱・高病原性鳥インフルエンザ・レストスピラ症・E型,A型肝炎等 |
| 5類感染症 |
アメーバー赤痢・クリプトスポリジウム症・クロイツフェルトヤコブ病・梅毒・破傷風・風疹インフルエンザ・クラミジア肺炎・麻疹・無菌性髄膜炎・メシチリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
流行性耳下腺炎・淋菌感染症等 |
☆蚊媒介性感染症について
●日本脳炎
コガタアカイエカが日本脳炎ウイルス感染豚を吸血してウイルスを保有し、その蚊が人を吸血する時にウイルスを伝播する。ワクチンの効果や蚊の侵入防止設備などの普及により発生は激減しているが、免疫をもたない年齢層や人の免疫状態の変化から、国内での感染・流行リスクが高まることが懸念されるとも言われている。
●デング熱・マラリア
l蚊⇒人⇒蚊の感染環を示す。
デング熱はデングウイルス媒介蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジマカ)により、マラリアはマラリア原虫を保有するハマダラカ属が人
を吸血することにより伝搬・発症する。
●ウエストナイル熱
現在日本で侵入・流行が最も危惧されている。野鳥と蚊の間で回っているフラビウイルスに属するウエストナイルウイルスが蚊の刺咬により人に媒介され発症する。アカイエカとチカイエカが重要なWNV媒介蚊になる可能性が高いと言われている。
☆ダニ媒介性感染症について
●つつが虫病
ツツガムシ科の幼ダニの刺咬により、ツツガムシ病リケッチアが伝播されることにより発症する熱性疾患。
●ライム病
スピロヘータ科の微好気性細菌であるボレリアがマダニによって媒介されることで起こる感染症で、保菌動物は主に野ネズミ。