動物の世界・・・中学校2年生       トップへ戻る

・・・動物は、生きるために動いています。
・・・植物のように光合成をしたり、大地に根をはり水分や養分を吸収することはできません。
・・・食べ物をとるため、そして、敵から逃げるために運動しています。
・・・動物のからだのしくみやはたらきについて学習していきましょう。
・・・学校の勉強の復習に役立ててください。

@感覚器官? ・目のつくり? ・耳のつくり?
・鼻・皮膚のつくり? A消化器って? Bどこで養分が吸収される?
C呼吸器のつくり? D血液の流れる道筋は? E心臓のつくりは?
E血液の成分は?
F排出器のつくりとはたらき? G脳と神経は?


@感覚器官?

感覚器官って何でしょうか?
・・・私たち人間もふくめて、動物は、いろいろな種類の刺激をうけとめるための器官が、体にあります。
・・・例えば、「光」、「音」、「におい」「味」「圧力」など・・いろいろな刺激があります。
・・・では、感覚器官には、どのようなものがあるでしょうか?
・・・「目」は、光の刺激を受け止める感覚器官です。
・・・「耳」は、音を感じ取る器官ですね。
・・・「鼻」は、においを感じ取る器官ですね。
・・・「舌」は、主に味を感じ取る器官です。


・目のつくり?

目のつくりは、右の図のようになっています。(人の場合)
@水晶体(レンズ)・・・弾力性があります。このレンズの厚みを変えて、遠近の調節をしています。(毛様筋)
網膜の上に像を結ばせます。
・凸レンズの形をしています。
・遠くを見る時は、うすくなり、近くを見るときは、厚くなります。
自然にピントをあわせてくれます。すばらしい。

A虹彩(こうさい)・・・目に入ってくる光の量を調節します。

B網膜・・・光の刺激を受け取る細胞があります。

*光が入ってくると・・・・。
光→角膜→ひとみ→水晶体→網膜→神経→脳
一瞬のうちに、脳に伝わり、「光」を感じます。
「あっ。見えた。」ということになりますね。


・耳のつくり?

耳のつくりは、右の図のようになっています。
「音」は、空気のふるえです。
これが、耳の穴の奥にある「鼓膜」をふるわせます。
次に、「耳小骨」で、ふるえが大きくなります。
そして、「うずまき管」へ伝わり、「神経」を伝わり、脳へとつながっています。
「あっ。音が聞こえた。」となるわけですね。
*うずまき管には、音の刺激を受け取る細胞があります。

*音→鼓膜→耳小骨→うずまき管→神経→脳

*三半規管・・・うずまき管の上のあたりにあります。
これは、体の回転を感じ取り、体のバランスをとるためのものです。


・鼻・皮膚のつくり?

*鼻のつくり

・鼻の奥の鼻腔(びくう)は、粘膜でおおわれています。
その鼻腔の上部に「におい」を受け取る細胞があります。
そして、神経、脳へとつながっています。
*皮ふのつくり

・皮ふには、「痛み」や「圧力」や「冷たさ」「暖かさ」などの刺激を受け取る「感覚点」がたくさんあります。
・そして、その刺激は、神経、脳へとつながっています。
*皮ふ・・・表皮と真皮の2層になっています。
・表皮の細胞は、約30日で生まれ変わっています。
はがれ落ちて「あか」となりますね。
・真皮・・・神経、汗腺(汗をだすところ)、皮脂腺(油をだすところ)、「感覚点」、毛根があります。


A消化器って?

*消化とはなんでしょうか。
・食べ物にふくまれている成分を分解し、からだの中にとりいれやすい養分に変えるはたらきのことです。

*消化器
・・・消化管と消化せんからなる器官のことを消化器とよんでいます。
*消化管・・・口→食道→胃→小腸→大腸→肛門。  1本の管のことです。
*消化せん・・・消化液をだす腺のことです。
@ だ液・・・デンプンを分解します。
A 胃液・・・タンパク質を分解します。
B十二指腸  胆のう 胆液(肝臓でつくられます)・・・脂肪を乳化します。胆液には、消化酵素はありません。
C十二指腸  すい臓 すい液・・・デンブンやたんぱく質や脂肪を分解します。
D小腸  腸液・・・デンブンやたんぱく質や脂肪を分解します。
*デンプン→ブドウ糖。
*たんぱく質→アミノ酸。
*脂肪→脂肪酸、グリセリン。に分解されます。


Bどこで養分が吸収される?

食べ物が消化され、次に、養分が体に吸収されます。
*柔毛(じゅうもう)・・・小腸の内側のかべには、右の絵のような細かい毛のようなものが、たくさんあります。
ここから、吸収されます。

柔毛の中心には、リンパ管があります。
そして、そのまわりには、毛細血管がとりまいています。
養分の中の 
@ブドウ糖やアミノ酸は、毛細血管の中にはいっていきます。
A脂肪酸とグリセリンは、リンパ管の中にはいります。

*養分はその後?
@は、肝臓へいき、大静脈から心臓へ送られ、血液の流れにのって、全身へ運ばれます。
Aは、胸管を通って、静脈にはいり、心臓へいき、全身へ運ばれます。

大腸のはたらきは?
大腸で、水分や塩分の吸収をしています。
大腸には、菌がいて、胃や小腸で分解できなかった物を分解しています。


C呼吸器のつくり?

*人の呼吸・・・のつくりは右の絵を見てください。

@鼻や口から吸い込んだ空気は、気管を通って肺に入ります。
A気管は枝分かれして、肺胞という小さなふくろに入ります。直径が0.2mmぐらいの袋です。
B肺胞のまわりは、毛細血管がとりまいています。
この肺胞で、二酸化炭素と酸素の出し入れが行われています。

*からだの細胞の中で、養分からエネルギーを取り出すために酸素が使われています。
そして、不要になった二酸化炭素ができます。
そのために、動物は、呼吸をしています。

まるいのが「肺胞」です。非常にたくさんの肺胞があります。
*呼吸運動
・肺は、胸腔という所ににあります。
肺には、筋肉がありません。ですから、ろっ骨と横隔膜のはたらきによって、胸腔の容積を変えて、空気を出し入れしています。
●空気をすいこむ場合。
ろっ骨が上がる。横隔膜が下がる→胸腔が広がる。

●空気をはきだす場合。
ろっ骨が下がる。横隔膜が上がる→胸腔がせまくなる。

*いろいろな呼吸方法で、動物は生きています。
@で呼吸する・・・・例・・・人、ウサギ、イヌなど。

Aえらで呼吸する・・・例・・・魚、かになど。

Bひふで呼吸する・・・例・・・ミミズ

C気管で呼吸する・・・例・・・バッタ


D血液の流れる道筋は?

血管は大きく3種類あります。
@動脈・・・心臓から送り出される血液が流れる血管です。
A静脈・・・心臓にもどる血液が流れる血管のことです。
B毛細血管・・・動脈と静脈をつなぐ細い血管です。

*血液の流れる道筋は、大きく2つあります。
@体循環(右の絵の下がわです。)
心臓(左心室)→大動脈→全身→大静脈→心臓   (右心房)

A肺循環(右の絵の上がわです。)
心臓(右心室)→肺動脈→肺→肺静脈→心臓
 (左心房)


*動物が生きていくために必要な酸素や養分や、いらなくなった二酸化炭素などを運ぶ運ぶ通り道ですね。

動脈血・・・酸素を多くふくんでいます。
静脈血・・・二酸化炭素をおおくふくんでいます。


E心臓のつくりは?

心臓は、血液を血管に押しだし、全身にいきわたらせるポンプのはたらきをしています。
大きさは、にぎりこぶしぐらいです。右の絵のように4つの部屋にわかれています。
心房・・・静脈から血液をすいこむ部屋です。
心室・・・動脈へ血液を送り出す部屋です。

・弁・・・静脈には、血液が逆流しないように弁があります。

●酸素が一番多く入っている血管は?
 肺静脈です。肺から心臓へいく血管です。
 肺でたくさんの酸素を取り入れ、心臓にいき、そして、全 身へと送られていきます。

●養分が一番多くはいってる血管は?
 門脈です。小腸から吸収された養分は、肝臓へ運ばれ ますね。ですから、小腸と肝臓をつなぐ血管の中には、養分が豊富にはいっていますよ。

いろいろな心臓のつくり
@魚類・・・1心房1心室です。
A両生類・・・2心房1心室です。
Bは虫類・・・2心房2心室です。心室のかべが不完全です。
C鳥類・ほ乳類・・・2心房2心室です。(右の絵)


E血液の成分は?

血液の成分とはたらき
@赤血球・・・ヘモグロビンをふくみ、酸素を運びます。
A白血球・・・体内に侵入した細菌を殺します。
B血小板・・・出血したとき、血液を固まらせるはたらきをしています。
C血しょう・・・透明な液体の部分です。
細胞に必要な酸素や養分を運びます。また、細胞から、不要物を回収しています。
*血しょうが、毛細血管からしみ出し、細胞の間にたまったものを「組織液」といいます。
*細胞は、組織液から酸素や養分を受け取り、二酸化炭素などの不要物を組織液の中にだしています。


F排出器のつくりとはたらき?

体の中でいらなくなったものは、どのように取り除かれるのでしょうか?
・養分が分解されると、二酸化炭素や水、アンモニアなどの不要物ができます。

@肺から二酸化炭素はだされます。

Aじん臓・ぼうこう・汗腺から、アンモニア(尿素に変えられて)や水がだされます。

*じん臓のはたらき・・・血液から尿素や余分な水や塩分などの不要物をこしとります
また、血液中の塩分の濃度を一定にたもつはたらきをしています。
そして、輸尿管をとおって、ぼうこうにためられ、尿として、外にだされます。
*1日に1リットルぐらい尿がつくられます。

●血管→じん臓(じんう)→輸尿管→ぼうこう→尿道


G脳と神経は?

*脳・脊髄(せきずい)には、たくさんの神経細胞があります。
感覚器官は、まわりから刺激をうけて、信号となって感覚神経を通り、脳やせきずいに送られます。
そして、から命令を出しているのです。
出された命令は、運動神経を通って、筋肉に伝えられ、反応するのです。

*刺激の伝わり方
大脳が命令を出します。
感覚器官→感覚神経→せきずい→脳→せきずい→運動神経→筋肉

*反射
●感覚器官→感覚神経→せきずい→運動神経→筋肉
意識に関係なく、反応がおこります。

・大脳・・・思考、記憶、理解など。
・中脳・・・眼球の運動、直立や歩行。
・小脳・・・体の平衡(へいこう)をたもつ。運動を調節など。
・間脳・・・体温調節など。
・延髄・・・呼吸、消化、心臓などの内臓のたはらきを調節。
・脊髄・・・排便、発汗などのきたらき。