火山・岩石の学習・・・岩石はどのようにしてできるんでしょう。トップへ戻る
                  また、どんな特徴があるでしょか。

・マグマって? ・火山から噴出するものは? ・火山の形に特徴は?
・火成岩って? ・火山岩って? ・深成岩?
・鉱物って? ・斑状組織と等粒状組織って? ・堆積岩って?
・岩石の観察 ・化石からわかること? ・化石を見てみよう


・マグマって?

マグマとは、地面の下(地下)にある岩石の一部がどろどろにとけたものです。
地下50km〜200kmの深さで、温度は、1000℃〜1200℃で、とても高温です。
地下数kmの所に、マグマがたまっている所があると言われています。マグマだまりとよばれています。
*マグマができている所は、地下の温度が高温な所です。
海溝(プレートが沈み込む所。)・・・・マントル対流が地下にもぐり込む所となります。
海嶺(海の中にある大きな山脈のことですよ)・・・マントル対流の吹き出し口となります。
・ホットスポットとよばれている所
 
*岩石・・・できかたによって、3つに分けられています。
@火成岩、A堆積岩、B変成岩


・火山から噴出するものは?

・火山が爆発するときは、様々な物が出てきます。
@火山ガス・・・ほとんどが水蒸気です。二酸化炭素や二酸化硫黄や硫化水素も出てきます。
A溶岩・・・・・・地下にとけている物が噴火口からどろどろと流れ出たものです。
B火山弾・・・・噴火口から飛び出てきて、空気中で冷やされて固まったものです。
C火山レキ・・・火山弾より小さく、ガスのぬけたあとも見られます。4mm程度です。
D火山灰・・・・火山レキよりも小さく4mm以下で、灰のようなので、風に吹かれるなどして、遠くまで運ばれます。


・火山の形に特徴は?

火山の形は、大きく分けて3種類あります。
実は、火山の形は、溶岩の粘り気によって、ちがってきます。

粘り気が小さいので、溶岩は流れやすく、低い火山となります。
黒っぽい火山。(噴出物は黒っぽい)
・例:三原山、キラウエア火山

・溶岩が、中間程度の粘り気の場合
灰色の火山。
・例:富士山、桜島

粘り気の大きいので、溶岩は流れにくく、もりあがった火山となります。
白っぽい火山。(噴出物は白っぽい)
・例:昭和新山
・溶岩の粘り気が小さい場合は温度が高く(1200℃ぐらい)、粘り気が大きい場合は、温度が比較的低い(950℃)。
・粘り気が小さい(弱い)溶岩・・・・おだやかな噴火
・粘り気が大きい(強い)溶岩・・・・激しい噴火
*溶岩・・・地表へ流れ出たマグマです。これが、冷えて固まって、岩石になります。


・火成岩って?

・火成岩とは、マグマが冷えて固まった岩石です。

とても種類が多く、マグマの冷え固まる場所や冷え方の違いによって区分されています。
大きく2つにわけることができます。
@ゆっくり冷えて固まってできる岩石。
A急に冷えて固まってできる岩石
に分けられます。


・火山岩って?

・火山岩・・・マグマが、地表近くで、急に冷えてかたまってできた岩石のことです。
急に冷えるので、結晶が大きくなりません。結晶になっていない所を石基とよんでいます。
・石基は、ガラス質になっています。
・斑晶は、比較的大きな結晶です。
ですから、火山岩のようすを観察すると、さまざまな大きさの結晶がちらばっています。
*火山岩・・・・流紋岩(りゅうもんがん)、安山岩、玄武岩にわけられます。

・深成岩?

・深成岩・・・マグマが地下の深いところで、ゆっくりと冷えて固まってできた岩石のことです。
「ゆっくり」と冷えてと書きましたが、数10万年という「ゆっくりさ」です。
結晶は、大きく、粒の大きさがそろっています。

*深成岩・・・花こう岩、閃緑岩(せんりょくがん)、ハンレイ岩にわけられます。

・鉱物って?

鉱物・・・岩石をつくっている粒状の物です。有色鉱物と無色鉱物にわけられています。

無色鉱物には、・・・石英(セキエイ)、長石(チョウセキ)があります。・・・無色か白色です。
*白っぽい岩石は、無色鉱物をたくさん含んでいます。

有色鉱物には、・・・黒雲母(クロウンモ)、角閃石(カクセンセキ)、輝石(キセキ)、カンラン石があります。・・・色がついている鉱物です。
*黒っぽい岩石は、有色鉱物をたくさん含んでいます。

・斑状組織と等粒状組織って?

斑状組織・・・細かい粒、ガラス質の中に、さまざまな大きさの結晶が散らばっているつくりです。
石基の中に斑晶がちらばっているつくりのことです。
マグマが急に冷えて固まってできた岩石の特徴です。火山岩ですね。


等粒状組織・・・結晶か発達して、粒の大きさがそろっている岩石のつくりです。
マグマが地下深いところで、ゆっくりと冷えて固まってできた岩石の特徴です。深成岩ですね。
          

・堆積岩って?

●堆積物が、その重みによってぎゅっと押し固められてできた岩石のことです。

堆積岩の特徴・・・堆積物は、流水によって、運ばれてきます。ころころと様々な物にぶつかり、石は小さくなり、角がとれて丸くなっています。ですから、堆積岩をつくっている粒は丸みをおびています。
また、化石がはいっていることがあります。
種類は岩石をつくっている粒の大きさや中にはいっている物質で分けられています。

@れき岩・・・主に、れき(粒の直径2mm以上)が、どろなどで、ぎゅっと押し固められた岩石です。
A砂岩・・・・・「さがん」。主に砂(粒の直径2mm〜1/16mm)の粒が、固まってできた岩石です。
B泥岩・・・・・「でいがん」。主に泥(粒の直径1/16mm以下)の粒が固まってできた岩石です。
C凝灰岩・・・「ぎょうかいがん」。主に火山灰や火山砂がかたまってできた堆積岩です。
D石灰岩・・・「せっかいがん」。石灰質のからをもつ生物の死がいなどが堆積し、固まってできた岩石です。
・うすい塩酸をかけると、二酸化炭素が発生します。
・フズリナやサンゴ、ウミユリなどの石灰質を含んだ岩石です。化石が見られることもあります。
・セメントやガラスの原料です。
Eチャート・・・主に、二酸化ケイ素からできています。生物の死がいからできています。
F粘板岩・・・泥岩が圧力を受けてできた堆積岩です。
・と石やすずり石などに使われています。(Kさんご指摘ありがとうございます。)


・化石からわかること?・・・・・「水・清の部屋」の「岩石・化石コーナーも参考にしてください。」

化石とはなんでしょう・・・→堆積岩の中に、生物の遺がいや、生活のあとが残されたものです。
*生活のあととは、たとえば、恐竜の足跡とかフンなどです。
・化石からわかることって?
@示準化石・・・・地質の時代や年代を推定するのに役立つ化石のことです。
例・・・三葉虫の化石→古生代。
例・・・アンモナイトの化石→中生代。
例・・・ナウマン象の化石→新生代など。

A示相化石・・・過去の自然環境を知るてがかりとなる化石のことです。
例・・・アサリ・カキの化石(当時は、浅い海であったことがわかります)。
例・・・サンゴの化石(当時は、温かい水温が25℃以上のきれいな、浅い海であったことがわかります)
例・・・カエデ・エゾマツの花粉の化石(寒冷な気候であった)など。
B堆積物からわかること
例・・・れき岩が多い地層( その当時は、水の流れがはげしかったと考えられます。場所は、海岸線や川岸)
例・・・泥岩が多い地層(その当時は、水の流れがゆるやかであったと考えられます。海岸線からはなれたところや水の流れの弱い湖など)
*どろのように細かい粒が、堆積するということは、水の流れが弱かったと考えられますね。

化石のできかたの例です。

@海に貝などの生き物がすんでいた。
Aやわらかい部分はくさり、硬い貝のからや住んでいた跡は残る。その上へ堆積物がたまる。
B土地が地殻変動によって、持ち上がる。地表に出る。
C上にのった堆積物の重みで、ぎゅっとかたまり、堆積岩となる。中に化石が・・・。