年末・年始の特集・・・日本の習慣    トップへ戻る

・おおみそかの意味? ・お正月とは? ・お正月のかざりは何? ・お正月の遊びは?
・おぞうにの違い? ・お年玉って? ・七草がゆの七草?                             


・おおみそか

・今年もいよいよあと1日となりました。新しい年を迎える準備などでいそがしいことと思います。
「おおみそか」について。
・大晦日と書きます。なぜそうよばれているのでしょうか。「おおみそか」という言葉は、月の終わりの日という意味です。
一年の一番最後の月である12月のみそかを「おおみそか」とよんでいるのです。
・「おおみそか」の夜のことを「除夜(じょや)」といいます。新年を迎えるために、昔から、いろいろなことが行われてきました。
たとえば、家族そろって、新しい年を迎えるお祝いの食事をします。年取りといいます。
また、その晩には、「としこしそば」を食べます。家族の健康と長生きを願う習わしです。
・寺院では、「除夜の鐘(じょやのかね)」がならされます。全部で108回つかれます。
これは、108の人間の欲からおこる迷いを1つ1つ消し去りながら、新年をむかえようとするものです。


・お正月

・1月1日を「元旦(がんたん)」といいます。みんなで、年の初めを祝う日です。
また、失敗しても元にもどってやり直すという意味もあります。
・年の初めを祝う習慣はどの国にもあります。
・「年神様をおむかえします。「年神様」は、五穀の神様のことです。
「五穀」とは、米、麦、豆、あわ、ひえ のことです。
つまり、農業の神様というわけです。お正月になると、年神様がやってきて、いっしょに、その年の豊作を願うのがお正月なのです。
「年神様」は決められた場所にあらわれるのだといわれています。
そこで、目印をつけます。それは、「門松」です。
・我が家では、私が毎年、門松をつけるようにしています。
また、鏡餅(かがみもち)という丸い餅を大小2つ、かさねて飾ります。
餅を重ねるのは、お正月にやってくる「年神様」がすわる椅子(いす)で、ここにすわっていただこうというものなのです。
そうそう、鏡餅を飾るのも、私の仕事です。(もう飾りましたよ。)
おせち料理は、本来は、「年神様」におそなえするものらしいです。神様と家族がいっしょにいただくものです。


・お正月のかざり

お正月には、門松やしめ縄や鏡餅を飾りますね。
門松・・・「年神様」に来ていただくための、目印です。松や竹や梅。
しめ縄・・・1年間たくさんの物がとれ、平和であるようにと願い、祈ってつくられたものなのです。
鏡餅・・・「しめ縄」と同じです。
鏡餅を丸くするわけは、子人の心臓や魂をかたどったためだと言われています。これを食べると、新しい生命力が授けられると言います。
鏡餅の飾り・・・「えび」は腰の曲がるまで、長生きをする
「みかん」(だいだい色)・・・代々さかえる。「こんぶ」・・・喜ぶ。「干し柿」・・・全ての物をかき集める・
「ゆずりは」・・・子どもの代までさかえる。
「うらじろ」・・・夫婦がともに白髪がはえるまで、仲良くする。こんな意味をこめて、飾られています。
*松の内・・・松飾りをしておく1日〜7日までのことです。


・お正月の遊び

・お正月には、昔からいろいろな行事があります。
家族そろって、初詣。健康や安全を神様に祈ったり、若水(元旦にはじめてくみだした水)で、すみをすって、書き初めをしたりします。
・お正月の遊びにもいろいろあります。
男の子・・・たこあげ、こままわし。女の子・・・はねつき、手まりつき
*たこあげ・・・1000年ほど前からあったと言われています。300年ほど前は、おとなの人たちの間で、たこを空中で絡ませあい、相手のつなを切るゲームをしていました。
*はねつき・・・今のような美しいはご板を使うようになったのは、200年ほど前からだそうです。
遊び方は、一人で、はねを落とさないようにつく数をきそったり、二人で、はねを受けたり、わたしたりして遊びます。


・おぞうに

・お雑煮は、食べましたか。昔から、日本人と雑煮は、切っても切れないつながりがありました。
・お雑煮は、餅と吸い物が中心ですね。新年の献立の中で大切なものです。雑煮は、「ほうぞう」とよんでいたそうです。
小便を縮め、大便を固める効果があるといわれています。
材料と調理方法は、昔から、地方によって異なっています。
特に、関東地方と関西地方で大きく違っています。
関東地方では、切り餅を焼いて、しょう油でしたてます関西地方では、丸い餅をゆでて、みそでしたてます。
ちほうによって、里芋をいれたり、大根をいれたりします。
餅は、「円満で、なかよく」ということをあらわし、お祝いの餅は、丸い物とされてきました。
切り餅というのは、略式だそうです。切り餅を使う地方では、焼いて膨らませて、角を丸くするためだともいわれています。
・先日、テレビのニュースで、丸い餅を使う地方と四角い餅を使う地方の境界を調べる企画がありました。
*みなさんの家庭では、どんな雑煮かな?
*我が家は、四角い餅で、しょう油したてです。数日後に、お飾りさん(鏡餅)を雑煮にしたり、焼いたりして食べます。
*毎年、妻の在所で、餅つきをし、お飾りさんを作り、いただいていました。(昨年から、餅つきはやめました。)


・お年玉

・みなさんにとって、うれしいのが「お年玉」ではないでしょうか。
このお年玉の習慣は、いったいどういう意味があるのでしょうね。
お年玉は、もともと、年の初めに神様にお供えする物(お餅)でした。1年の幸福を祈って、どの家でも、餅を供えました。
元旦にお雑煮の他に、この餅も家族の1人1人にくばられました。これがお年玉のはじまりです。
それが、餅以外の物を贈るようになり、お正月の贈り物になりました。
そして、「子どもが大人からいただくお金」という現在の姿にかわってきたそうです。
*いつ頃まで、「お年玉」をもらっていたかな?
*みなさんは、いつ頃まで「お年玉」をもらえるかな?

・七草がゆ

・1月7日はどんな日か知っていますか。七日正月ともいいます。
「七草がゆ」といって、かゆの中に七つの菜を入れて食べる行事が、1000年以上前から続いています。
・七つの菜・・・野山にはえている「せり」「なずな」「こぎょう」「はこべ」「ほとけのざ」「すずな(かぶら)」「すずしろ(大根)」のことです。
また、地方によって使われる七草が違う所があります。
・南九州や東北地方では、「七ぞうすい」「七種もらい」などといって、7才の子が、7日に近所7けんを持ってまわり、ぞうすいをもらって食べる行事もあります。
・1年中、じょうぶで暮らせるよう願って、かゆを食べるのです。
*お正月にいろいろなごちそうを食べて、そろそろ胃腸も弱っているので、かゆを食べて胃腸をいたわるという話も聞いたことがあります。