水・清のメモ帳 mizu トップへ戻る
| ・学ぶ力とは? | ・問題解決能力? | ・理科指導の目標? | ・評価とは? |
| ・直接体験の意義は? | ・学力の土台って? | ・生き方って? | ・自然が教えてくれるもの? |
| ・贈ることばから 卒業 | ・2002〜理科学習は? | ||
| 「学ぶ力」とは何だろうか? 「学力」ではないと思う。学力の中の一部であろう。 それは、「自分で学んでいこうとする力」であると思う。自ら意欲的に学ぼうとする姿勢。 それ自体がものすごく大きな能力であると思う。「自己学習能力」とでもいおうか。 勉強だけでなく、学校という集団生活の中で、学びとっていくものが数多くある。 友だちの良いところを発見することがあると思います。また、自己主張するだけでなく、「がまん」することも覚えていきます。様々な集団で様々なルールを学んでいきます。 私自身も「学んでいこうとする姿勢」を失いたくないなぁ。と思っています。 一方、意欲だけでは、片手落ちである。学ぶ方法も身につける必要があります。自分でいろいろと経験する中で感覚的に、体で、つかんでいくこと多いでしょう。 「学ぶ力とは、学ぶ意欲+学ぶ方法」ではないかと考えています。 |
| 「問題解決能力」とは何だろう? 理科の勉強に限らず、生活の中で様々な問題(課題)に出会います。簡単な問題から考えてもみなかった困難な問題。 今までの経験や知恵を駆使しても分からない疑問。その時、どうしたらよいでしょうか。 課題を解決していく力が、今後さらに求められていくと思います。 理科の場合を考えてみます。 まず第一に、課題に対して、解決していこうとする気持ちがあるかないかで大きく方向が変わってくると思います。 課題に対して興味や疑問をもち、「なぜだろうか?」「調べてみたい」「理解したい」という姿勢になれば、しめたものです。 次に、「どういう方法で解決できるか考えます」 比較したり、要因を考えたり、計画的に観察や実験を行ったりします。 そして、実際に解決していく中で、「なるほど」「そのようにやればよいのか」「こう考えるのか」と実感する。 積み重ねることで、充実感を味わうとともに、力がついてくるはずです。 問題(課題)を自分の力で解決していく姿勢そのものが、大きな能力の一つだと思います。 *課題を解決していくためには、基礎的な学力は欠かせないでしょう。基礎が理解できて、それらを使って考えを深めることもできるのです。 *学校は、集団で勉強できる場です。自分だけで解決できない時は、仲間の考えや意見も参考にできます。課題を解決していく良い方法の一つとして、集団の力も欠かせませんね。 |
| ・近年、理科ぎらいの児童・生徒が増えていることが話題となっている。10年ほど前に、小学校の低学年の理科がなくなった。 「生活科」という教科に統合された。また、今度は、中学校の理科の学習内容が減る。授業の時間も減る。 ・理科に力をいれなくて、これからの日本はいいのだろうか?世界の中で、日本の科学は進んでいるほうであると思うが。 ・理科の目標は、発達段階に応じて、各学年ごとに決まっている。共通することは、次のようなことだと考え、日々の授業をお こないたいと思う。 @科学的な概念を主とした知的なものをきちんととらえさせていく。 A自然への興味・関心をもち、直接体験・観察・実験などを通して、考えていく力を高めていく。 B自ら進んで取り組む能力や態度を育ていく。 ・@〜Bのことを達成していくことは、なかなか目で見えるものではないし、大変なことである。根気のいることです。 前提となるのは、学習する雰囲気を整えていくことです。 留意することは ●先生やクラスの人の発言(意見・考えなど)を聞く姿勢があること。 ●生徒たちが「よくわかる授業」をおこなう *生徒を見ていく4つの視点 1 意欲・関心・態度 2科学的思考力 3観察・実験の技能 4知識・理解 |
| ・相対評価から絶対評価に移行する方向です。そこで、相対評価と絶対評価について考えます。 ・相対評価・・・通知表の「5〜1」の評定の数は、「5」は何人、「4」は何人と割合がほぼ決まっています。集団の中で位置がわかります。学級や学年の生徒たちを「相対的」にみていくものです。ですから、たとえば、全員の人ががんばって学習したとしても、全員の人が「5」にはならないのです。逆に、さぼっている生徒が多くても、その中で比べて、頑張っている生徒は「5」がつくのです。 ですから、同じ「5」や「1」でも、中身の力は異なります。 すばらしい集団でたとえ「3」だったとしても、さぼっている集団の中にはいったとすると、「4」や「5」になりうるのです。 ただし、注意したいのは、すばらしい集団でたとえ「3」がついたとしても、実力は「3」以上のものがありますので、入学試験などでは、損をすることは少ないと思います。また、あまり学習しない集団の中で「3」がついていても、実力がないので、入学試験で不合格になることもあります。 ・絶対評価・・・相対評価とちがって、学習の到達度によって評価する方法です。他人と比較するものではないのです。ですから、例えば、仮に学習の目標を全員がクリアすれば、全員が「5」ということもあり得るのです。反対に、学習の規準に達していなければ、一人も「5」はつかないということになります。 ・個人内評価とは・・・一人ひとりのよい点や可能性、進歩の状況などを評価する方法です。例えば、以前と比べて、「深く考えるようになった」「進んで発言できるようになった」など。自ら学ぶ意欲や問題解決能力,個性の伸長などを評価するためのものです。
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| ・経験とは、本人が直接行うことによって、何かが分かったり、何かを感じ取ることだと思う。五感(見たり、聞いたり、さわったり、臭いをかいだり、味わったりする)を使い、様々な経験をすることで、確かな力となって、身に付いていくものです。 経験することで、生きていくための肥料となることが多い。心に浸透する経験を積み重ねることで、成長していくと思います。 「百聞は一見にしかず」ということわざもあります。 ・理科の実験や観察の時間は、「直接経験の場」であると思います。BTB溶液を教室で勉強します。でも実際にBTB溶液を見て、それを使って調べていく経験をしました。色の変化に「はっと」感じた人もいました。 ・たとえば、部活動でバットの素振りをします。実際自分で何度も素振りの経験を工夫し、考えながら、積み重ねることで、身についていきます。様々な直接経験を積んでほしいと思う。 ・直接経験をするだけでなく、そのことによって何かを感じとれたらと思うこのごろである。 *ちなみに、数年前、社会体験型研修として、企業へ出向いたとき、利益を上げるための苦労など肌で感じるものがありました(学校しか知りませんでしたので) |
| ・学力の土台ってなんでしょうか。考えて見たいと思います。 中学生のみなさん。中間テストに向けて、今、家でねじりはちまき?しながら、テスト勉強にはげんでいることと思います。先生も、日々の授業によって確かな力が身に付いたか確認する意味で、毎回テストを作成しています。 みなさんの全てがテストで分かるとは思っていません。テストでは計れない様々な力があるからです。 ちょうど、「海に浮かんだ大きな氷」のようなものです。水面から上にある氷は、はっきりと目に見えます。でも、水面から下にある氷は、はっきりと目には見えません。 氷の場合、20%ぐらいしかみえません。残りの80%は、水面下で見えません。 ・この目にみえない(テストでは分からない部分)80%の部分が学力の土台ではないかと思います。 例えば、授業中、集中力がある。ノートをていねいにとる。学習用具を忘れない。友だちの発言に耳を傾ける。チャイムがなったら、すばやく自分の席につこうとする姿勢。課題の提出期日を守る。進んで発言する。などなど・・・・・。 ・もう少し下の土台を考えると、「生活習慣」だと思います。 小さい頃、起床・食事・入浴・就寝から時間を意識した経験を積み重ねます。 次に「さまざまな小さな約束事」が守られる生活をしていく段階を重ねます。(失敗をくりかえしながら学習していきます。) さらに、「よい刺激をどれだけ受けたか」だと考えます。 ・学力は、決して生まれつき決まっているとは思いません。土台となるものが大きいか小さいかによって、影響を受けるものだと思っています。 ・理科の時間に「遺伝の学習」をしましたが、学力は遺伝とあまり関係ないでしょう。 今、見えない部分(土台)を十分に太らせていってほしいです。土台がしっかりしていれば、力は、ついてくると思います。 ・「テスト勉強」をするとき、「人に勝つという考え」ではなく、「自分に勝つ」という考えで取り組んで欲しいです。 自分にチャレンジする。人と比較するのではなく、前回のテストより自分はどれだけ努力できたか。自分の怠け心にうち勝つことができたか。という気持ちで・・・・・・。 |
| ・中学校3年生の2学期になると、義務教育の最後を迎え、進路の選択に悩み始める時期です。中学校の進路の指導は、大きく分けて2つあります。 1つは、「生き方の指導」、もう一つは、「出口の指導」いわゆる入試や就職にむけての指導です。 では、「生き方の指導」とは何でしょうか。自分の人生をいかに生きていくか。人それぞれの生き方があります。 自分がよりよく生きていくための力をつけたり、自分の夢や希望を抱き、進路を自分で方向づけできる力をつけることだと思います。 人には、それぞれ夢があると思います。「希望や夢の実現のためにどのような行動をとるか」また、「どんな勉強の仕方をするか」といったことまで、考えていく必要があります。 ・小学校の卒業の文集のなかに、「半分は、人のために、半分は自分のために」といった言葉を、子ども達のために書いたことがあります。「生き方」について。自分を高めることと、人(他の人)のためになることを行うという内容でした。 「生き方」でとてもいいなぁと思うのは、次の3つが全てそろった時だと思っています。 1 自分の興味・関心のあることに力を注げること。(自分の能力が生かせる) 2 そのことが、社会のためになっていること。(社会に役立つこと) 3 そのことで、生活ができること。(お金がもらえる) 分かりやすく言えば、「好きなことをやって、そのことが社会のためになり、生活ができる」ということです。こんな「生き方」が理想ではないかと思います。多少1〜3の偏りはあると思いますが、社会で働いている人の多くは、あてはまってると思います。 世の中には、とても尊敬できる「生き方」をしている人がたくさんいます。 義務教育もあと半年。さまざまな可能性を秘めた 「あなたの能力」を高める努力をつづけていってほしいと思うこのごろです。 |
| 理科をみなさんとともに勉強していて、様々なことを教えられています。 ・辛抱強さや根気・・・自分の意志と関係なしに、心臓が動き、血液が全身に運ばれていきます。地球は、1日も休まず太陽の周りを公転しています。同じようなことを何度も繰り返し行い続けているのです。 本当に、辛抱強く、根気強く。当たり前と思うことが、根気強く続けられることは、すばらしいことだと思う。 当たり前ことを続けることの大切さを教えてくれます。 ・目に見えないものの力・・・目に見える物が全てではありませんね。磁力や重力など目に見えない力が働いています。人間の体は目に見えますが、心は見えませんね。一人一人の心にも、すばらしい力があります。やる気、根気、元気など、様々な目に見えない力を人間ももっています。 ・苦あれば楽あり・・・地球は自転していますね。毎日、昼と夜があります。また、天気と同じです。嵐の日もあれば、暖かい太陽の光が降り注ぐ日もあります。電気の+と−。など。 楽しいことばかりは続きません。また、反対に、つらいことばかりも続きません。 夢をもって生きることですね。 ・前向きに生きる・・・過去に戻ることはできません。現在から未来へとむかって時間の流れは動いています。植物は、太陽の光を求めて、葉を広げ、つぼみを出し、花が咲き、結実します。そして、また、種という形で子孫を残していきます。自然は、もちろん人間も前向きに生きるようにつくられている思います。地球、生物の長い歴史をみれば、進化し続けていることがわかります。 ・秩序がある・・・でたらめではなく、秩序があり、調和しながら生物は生きている。「生物界のつりあい」「化学変化」「運動と力」などの理科の学習をしてきましたね。自然界には、秩序があります。法則があります。ルールにのっとった生き方を教えてくれます。 |
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3年 理科と進路指導の担当
3年生のみなさんとは、1年間のつきあいでしたが、楽しく理科の勉強などをすることができました。
また、進路について、みなさんの見えるところや見えないところで常に関わってきたことをうれしく思っています。 中学校を卒業し、別れていきますが、「清らかな心を」という言葉を贈りたいと思います。 「水清ければ、月宿る」ということわざがあります。
川や池の水が清く澄んでいれば、月が水面にきれいにうつるという意味です。 波がたっていたり、水が汚れていると、月は、はっきりとうつりませんね。
私たちの「心」も同じだと思います。
濁った心では、きちんと周りが見えず、判断を誤ることにつながります。 ですから、心は、いつも清くしておくことが大切だと思います。 みなさんは、一人一人、それぞれ違った「輝き」をもっています。
自分は
自分の主人公。 世界でただ一人の 自分を創っていく責任者。 であることを忘れず、持っている「輝き」をさらに高め磨きあげていってほしいと願っています。 蔭ながら応援しています。
*〜〜「卒業文集へのことば 」より。〜〜H14.3.8
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