天気に関する興味深い「ことわざ」を調べてみました。「天気の勉強」で参考にしましょう。(水・清メモ)
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季節→→天気のことわざ@ 春.
うろこ雲が出ると?
飛行機雲がでると
西の山が見えれば?
山に黒雲かかれば?
出雲(いずも)は?、入雲は
上り雲は?、下り雲は

空のようす→→天気のことわざA 太陽や月にかさがかかると 朝霧、朝露は? 朝やけは?、夕焼けは? 山にかさ雲がかかると、?
音からわかる天気B 遠くの音がよく聞こえると?・ 海なりがすると?
動物のうごきからわかる天気C アリが穴をふさぐと? 猫が顔をあらうと? ツバメが低くとぶと? 池の魚が水面でパクパクすると?


季節の天気のことわざ @     
<春> 「かさは雨の兆し」 「朝霧は晴れ」 「鯖雲は雨」 「高い山に笠雲はか大風」 「肋骨状のすじ雲は」 「夕焼けは晴れ
<夏>

 「梅雨に夕立雲が出れば日照り」 「浅雷に川越すな」 「山にはち巻がかかれば晴れる」 「東の雷、雨降らず」「雲が早く走る時は天気が悪くなる」 「曇って蒸し暑いときは  

<秋>

 「うろこ雲が出ると雨」 

 秋は空気が澄んで、雲が最も美しく見える。鯖雲(さばぐも)とか鰯雲(いわしぐも)とかうろこ雲呼ばれる雲は、正式には巻積雲である。氷の粒からできていて、高さは5〜13kmに現れ、低気圧のはるか前方にできる。低気圧の進行方向によっては、雨にならない場合もある。低気圧全面の雲であるから、「巻雲、巻層雲、波状雲がでると天気が悪くなる」「うろこ雲は、3日のうちに雨」のことわざもある。  

「飛行機雲がでると翌日雨   

 青空を飛ぶ飛行機、特にジェット機の後に飛行機雲のできる時とできない時がある。ジェット機は普通8〜12kmの高さを飛ぶ。大気が湿っていると、航跡に沿って飛行機雲と呼ばれる人工雲ができ、やがて、うろこ雲をはじめ、上層雲が増え、次第に中、下層雲も増え雨になる場合がある。逆に、「飛行機雲が早目に消えたら晴天の持続」ということわざもある。飛行機雲が全くできない日もある。

  「西の山が見えれば天気   

 日本各地でいわれていることわざである。天気は西から東へ移動することは、今では気象衛星の雲写真で理解できる。地上付近の風向と違って、上空はほとんど西風。低気圧に伴う雲も西から近づく。西の山が見えるのは、低気圧などが近づいていない証拠で、だいたい天気はよい。「西山の雲が帯のようになれば晴れる」は、これまでの曇天、雨天から天気が回復に向かうことを示している。  

「山に黒雲かかれば暴風雨  

 黒い雲とは、背の高い雲、すなわち発達した積乱雲のことである。発達した低気圧や台風が近づいている時には、水蒸気を多く含んだ空気が山肌を吹き上げ、背の高い雲を作りやすい。そのほか、真夏の入道雲の下でも空は真っ黒になる。「黒雲起こる時は雨」なども、雲がかなり高くなった証拠で、雷雨になったり、ひょうが降ったり、大荒れの天気になる。

出雲(いずも)は天気、入雲(いりぐも)は 

 出雲の国とは、今の島根県のこと。出雲とは、朝に東の空に見られる雲。入雲は夕方に西の空に見られる雲のことである。天気は西から東に変わるのが普通であり、西から雲が近づくと、低気圧の接近、すなわち雨になる。秋は、高気圧、低気圧が交互に通り、「日本晴れ3日続けば3日以内に雨となる」ということわざもある。

  「上り雲は、下り雲は晴れ   

 北半球では、低気圧は反時計まわりのうず巻である。上り雲とは、南から北に流れる雲。低気圧が西から近づくと、上り雲が見られ、低気圧の接近とともに早く流れ、雲に厚みが出てきて次第に雨になる。逆に、低気圧が東に去ると、北風すなわち下り雲が見られるようになり、雲も次第に薄くなり、やがて晴れてくる。

<冬> 「雲中に大音響あるときは大雪の兆し」 「八方曇りの中天晴れは荒れる」 「北西の風は雨または」 「○○山曇れば、必ず雪」 「冬雷は錨を切って逃げよ」  

    ● 参考 小学館 自然観察シリーズ26 雲 (倉嶋 厚 鈴木正一朗)  


空のようすからわかる天気のことわざA 

「太陽や月にかさがかかると雨」 

 巻層雲がでると、太陽や月のまわりにまるい光りの輪(かさ)ができます。巻層雲は、温暖前線が近づいているときにできます。雲は厚くなりやがて雨が降ります。  

「朝霧、朝露は晴れ 
 
 高気圧におおわれると、風も弱く、夜も晴れるので、早朝は放射霧が発生したり、草花につゆがつきます。太陽がでると霧は消え、よい天気になるでしょう。 

「朝やけは、夕焼けは晴れ 
 
 天気は西から東にうつります。朝やけは東がはれて西に雲があるときにできるので、やがて西の雲が移動してきて雨になります。夕やけはその反対です。「朝虹は雨、夕虹は晴れ」も同じ理由です。  

「山にかさ雲がかかると、  

 低気圧や前線が近づくと、上空に水蒸気が多くなり、高い山には上昇した空気によって、かさ雲がかかります。しだいに雲が多くなり、やがて雨がふります。

 

★音からわかる天気

「遠くの音がよく聞こえると天気    

 音は、空気中の湿度が高くなると伝わりやすくなる性質があります。雨がふりやすい空もようになると、湿度が高くなり、遠くの音がよく聞こえるようになります。  

「海なりがするとがやってくる」   

 台風や発達した低気圧が海の上にあるときは、大きな波ができ、ゴーゴーと大きな音がします。やがて、台風や低気圧が近づいてくるでしょう。  

動物のうごきからわかる天気

「アリが穴をふさぐと 

 雨がふるとアリの穴に雨水が入ります。湿度が高くなって雨がふりやすくなると、アリは巣の中に雨水が入らないように穴にふたをするといわれています。  

「猫が顔をあらうと雨がちかい  

 晴れの日が続くと、空気がかんそうして湿度が低くなるので、ねこの目や鼻がかわきます。そのため、顔をあらって水気をあたえるといわれています。晴れが続いたあとなので近いうちに雨がふるでしょう。  

「ツバメが低くとぶと  

 天気が悪くなり雨が近いと、空気中の湿度が高くなり、虫は低くとぶようになります。ツバメはこの虫をとろうとして低くとびます。

「池の魚が水面でパクパクすると雨が近い」  

 晴れの日がつづくと、酸素をふくんだ雨水が流れこんでこないので、池の酸素がたりなくなって魚は水面から顔を出してパクパクします。晴れが続いたので雨が近い。