水・清の理科コーナー・・・「運動とエネルギー」中学校 理科 トップへ戻る
「運動や力、エネルギーについて学習しましょう。」「復習してみようかな」という人、応援します。
| 運動と力 | ・力とは何か? | ・垂直抗力、摩擦力、浮力って何か? | ・力の合成って? |
| ・力の分解って? | ・作用の力、反作用の力って? | ・速さって? | |
| ・だんだん速くなる運動と力 | |||
| エネルギー | ・エネルギーや仕事とは何? | ・仕事率って何? | ・仕事の原理って何? |
| ・位置エネルギーとは? | ・運動エネルギーとは? | ・力学的エネルギーの保存とは? |
| ・「力」って何でしょう。 ・理科では、次のようなものを力とよんでいます。 「物を変形させたり、物の運動のようすを変える原因となるもの」です。もう少し、わかりやすく言いますと、例えば、針金の両端を持って、力を入れると、「ぐっにゃ」と曲がりますね。力を入れると、物が変形しますね。 また、落ちている石(止まっている)をける(力を加える)と、石は飛びます。また、ピッチャーが投げたボールにバットを当てると、ボールの動く方向やボールの速さが変わりますね。 @力には、物体どうしが接してはたらく力。・・・・摩擦力など。 A物体どうしが離れてはたらく力があります。・・・磁石の力、電気の力、重力など。 ・力の単位は・・・重力を基準として決められています。・・・・kg重 *質量1kgの物体にはたらく重力の大きさを1kg重の力といいます。 *重力・・・物が地球の中心に向かって引かれる力です。地球上の場所によって、少し、違います。 地球は自転していますので、遠心力の影響を受けます。 *万有引力・・・すべての物は、お互いに引き合う力がはたらいています。(ニュートンが発見しました。) *力の表し方・・・下の図のように矢印を使って書きます。@力の大きさは、赤い線の長さ。A力の方向は矢印のさす向き。
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| ・垂直抗力・・・机に物を置いたとき、右の図を見てください。 物には、重力がはたらいています。(下向き) 机の面から、押し返す力(垂直抗力)がはたらいています。(上向き) この2つの力がつりあっているので、物は静止しています。 |
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| ・摩擦力・・・物がほかの物の面上をすべって動いたり、動かそうとした時、接している物に面からはたらく動きをさまたげようとする力のことです。(力と反対向き) |
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| ・浮力・・・水中にある物体にはたらく上向きの力。 ・浮力の大きさは、その物体がおしのけた水の重さに等しいです。(アルキメデスの原理) ・浮力=空気中の重さ−水中での重さ *船の重力と浮力がつりあっています。(浮いています) *水・清の理科の基本法則を見ましょう。 |
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| ・1つの物体に2つの力がはたらく時を考えてみましょう。 2つの力と同じはたらきをする1つの力を求めることを力の合成と言います。 つりあっているとき・・・・止まっています。 例:綱引きで引き分けの時。 つりあっていないとき・・・2つの力の合力の向きに動きます。 *2つの力が一直線上にある場合の2力の合力・・・同じ方向の時は、和。反対向きの時は、差。 *合力を求めることを力の合成といいます。 |
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| *2つの力が一直線上にない場合・・・・2力を2辺とする平行四辺形の対角線で、合力をもとめることができますね。 | 赤い矢印が2力の合力になります。![]() |
| ・物体にはたらく1つの力を、これと同じ2つの力に分けることを、 力の分解とよんでいます。 ・分けられた力を分力といいます。 ・力の分解のしかたは、平行四辺形をつくります。 |
![]() 黒い矢印(力)を分解すると。赤い矢印(分力)になります。 |
| ・1つの物が他の物に力を加えると、加えた力と反対向きに同じ大きさの力を受けます。 (例)バネに力を加えてを引っ張ると、バネは元にもどろうとする力が生じます。 かべを押すと、かべから力を受けて押し返されます。 ・物体に加える力を作用の力、物体から受ける力を反作用の力といいます。 |
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| ・単位時間に、物が移動した距離の大きさのことです。 例えば、1秒間に移動した距離cm。1時間に移動した距離km。 「速さ=移動した距離÷移動するのにかかった時間」となります。 ・速さの単位は、cm/秒、km/時など。 ・平均の速さ・・・上に書いた式で求めます。 ・瞬間の速さ・・・ごく短い時間に移動した距離をもとにして求めた速さです。 「その時の速さ」「速度計の示す値」と考えてください。 |
(例)5秒間で10cm動いた物の速さは? 10÷5=2 2cm/秒 |
| ・運動している物体に力がはたらくと、向きや速さが変わりますね。 ・物には、全て地球上では、重力という力がはたらいています。 ・斜面を下る物には、重力の斜面方向の分力がはたらいています。 右の図のF3は重力。 F2は、「重力の斜面方向の分力」です。 1 課題 ・斜面を下る台車の運動のようすと力を調べよう。 2 準備 ・斜面にする板、ばねばかり。
3 実験方法の確認 ・記録タイマーの使い方の説明をする。 ・注意すること |
●斜面の角度が大きいほど、F2の力が大きい。 ●角度が90度の時、F2は重力となります。 |
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4 実験・・・班ごとに協力しておこなう。
●それぞれの速さをノートに書く。 |
・記録タイマー・・・紙テープに一定時間の間隔で打点を記録させます。1秒間に60回打点されます。 (西日本の場合:1/60秒の間隔で点が打たれます) ・カーボンを紙テープの上にのせる。
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5 結果とまとめ ![]() ●AからBまでの時間は0.1秒となりますね。 *速さは、ABの長さをはかり、0.1で割ります。 例えば、ABの長さが8cmだとすると、8÷0.1=80 80cm/秒となります。 ●点と点の間隔が広いほど、速いことになりますね。 |
![]() ●時間とともに、だんだん速くなっていることが分かります。 ●斜面方向の力が大きい(斜面の角度が急なほど)速さの変わり方が大きくなることが分かりました。 ●物体にはたらく力が大きいほど、速さも大きく変化します。 |
| ・エネルギーとは、仕事をすることができる能力のことです。また、エネルギーの単位は仕事と同じです。 また、エネルギーはいろいろな姿に移り変わることができます。エネルギーを理解するためには、仕事について学習しましょう。 ・では、仕事とは何でしょう。 ・仕事について・・・物に力を加えて、力の向きに動いた時、仕事をしたといいます。これは、あくまでも、「理科でいう仕事」のことですので、一般にいう仕事とは違いますので注意してください。 ・仕事の大きさは、物に加えた力の大きさと、動いた距離に比例します。 仕事=力の大きさ×力の向きに動いた距離で表されます。 つきり、いくら大きな力を加えても、動かなければ(距離が0)、仕事は0になりますね。(仕事=力×距離=0ですから) 仕事の単位は、g重cm、kg重mなど。 |
仕事(例題) ・物体に2kg重の力を加えて5m動かしました。仕事は? 2×5=10 (kg重m) ・物体を真上に6kg重の力で4m持ち上げました。このときの仕事は? 6×4=24 (kg重m) ・3kgの物体を持っています。仕事は? 3×0=0 だから、仕事をしていませんね。 |
| ・仕事をする場合、速くやるか遅くやるかで、仕事の能率が違ってきますね。 仕事率・・・1秒間にする仕事の大きさ。 ・同じ仕事をする場合、速くやるほうが、仕事率は大きくなります。 仕事率=仕事/仕事をするのにかかった時間(秒)で表されます。 単位は、g重cm/秒、kg重m/秒など。 *馬力、ワット(W)という単位もあります。 1馬力=75kg重m/秒、1W=約0.1kg重m/秒。 |
仕事率(例題) ・5秒間に30kg重の力で、物体を2m動かした時の仕事率は? 30×2÷5=12 (kg重m/秒) |
| ・どんな道具や機械を使っても、仕事の大きさは変わりません。これを仕事の原理とよんでいます。 道具を使うと力は得をしますが、距離で損をします。 ・動滑車を使うと、力は半分ですみます。でも、距離は2倍になります。 ・右の図:6kgの物を持ち上げるのに動滑車を使えば、半分の3kg重の力ですみます。しかし、物体を2mあげるのに、倍の4m引っ張らなくてはいけませんね。 |
仕事は6×2=12 (kg重m) |
| ・高い所にある物体は、落ちると他の物体に仕事をすることができるので、エネルギーをもっています。 高い所にある物体がもつエネルギーを位置エネルギーといいます。 ・位置エネルギーは、高さと質量に比例します。 高いほどエネルギーは大きいですね。また、質量が大きいほどエネルギーは大きくなります。 ・例題:高さ5mの所に4kgの物体があります。その位置エネルギーは? 4×5=20 (kg重m) |
| ・動いている物体は、他の物体に仕事をすることができます。これを運動エネルギーといいます。 ・質量が大きいほど、また速さがはやいほど、運動エネルギーは大きくなります。 ・例えば、重い物体が止まっている物にぶつかったら、物体は遠くへ飛んでいきます。(仕事をします) また、ものすごいスピードで、止まっている物にぶつかったら、物体は遠くへ飛びますね。(仕事をします) 反対に、軽くて、遅い物体が止まっている物にぶつかっても、あまり仕事をしません。 つまり、速くて、重い物体(質量の大きな物体)は、大きな運動エネルギーをもっているのです。 *質量に比例します。 *速さの2乗に比例します。 |
| ・力学的エネルギーとは・・・・位置エネルギーと運動エネルギーの和 ・力学的エネルギーの保存 位置エネルギー+運動エネルギー=一定 ・高い所にある物は、大きな位置エネルギーをもっています。だんだん坂を下るにつれて、運動エネルギーが大きくなります。反対に位置エネルギーは小さくなります。エネルギーは、移り変わります。 右の図:斜面の上にある時は、位置エネルギーが大きい。(高いから) 斜面の下のほうでは、位置エネルギーは0で、運動エネルギーは大きいです。(速いから) 右の図:力学的エネルギーの保存の例。 ただし、摩擦や空気抵抗は考えないとします。 |
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