SOD様活性
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カバノアナタケとは


SODとは

SOD様活性

アガリクスとの比較

カバノアナタケに関する本

カバノアナタケの注意事項

癌発症のメカニズム


















































































































<SOD様活性が非常に高いカバノアナタケ>

◎人間の身体はおよそ60兆もの細胞によって構成される。
その細胞が生体活動を行う際、あらゆる細胞から活性酸素が発生している。
とりわけ生体反応が強い細胞膜は、活性酸素の攻撃にさらされると生体反応がストップしてしまい、身体の老化が促進される。
内臓器官などが老化すれば、様々な疾病につながる。
なかでもダメージを受けやすいのは酸素の消費が多い脳である。
脳がダメージを受ければ、身体の様々な部位に連動して異常が発生する。
しかし幸いな事に人体には抗酸化物質が備わっており、その代表格がSODと言う酵素である。
ただこのSOD酵素も歳を取るにしたがって衰えを見せ、活性酸素の猛烈な攻撃にさらされると塩基配列が壊されて癌になりやすくなる。
これを補うためにある体内のSOD活性が低下してきたら、外から抗酸化作用を持つ抗酸化物質を補えば良いのである。
抗酸化作用は、活性酸素の生成そのものを抑制したり発生した活性酸素を除去したり、活性酸素の攻撃を受けて傷ついた細胞の修復や再生といった働きを行う。

◎体内のSODが不足したらSODそのものを補えばいいのだが、SODの分子量は3万以上の酵素で口から摂取しても速やかに吸収する事は困難。
また酵素は生き物であるから口から取ると胃液の強い酸に分されて活性を失ってしまう。
そこでSODと同様の活性を示す抗酸化物質をとることが有効な手段となるわけだ。
(SODと同様の働きを「SOD様活性」といい、数値的には「SOD様値」として表す)
一般的にキノコ類は強力な活性酸素を除去する抗酸化物質をたっぷり含んでおり、SOD様活性値も高い。
特にそれが際立っているのがカバノアナタケであり、成分分析の結果SOD様値が非常に高い事が確認されている。
カバノアナタケは活性酸素対策にとても有望なキノコであり、結果的にそれが抗癌作用に結びついている。

品名 SOD活性
カバノアナタケ 35,000単位/g
アガリクス 1,500単位/g
山伏茸 1,400単位/g
舞茸 1,100単位/g
トリュフ 860単位/g
霊芝 630単位/g
メシマコブ 110単位/g

                            (財)日本食品分析センター(キノコ類の分析成績書)
                            医学博士星崎東明著 カバノアナタケ(チャーガ) 健全社   より転載
                         


<カバノアナタケの薬効のメカニズム>

◎マンネンタケに代表されるサルノコシカケには、免疫力を高める多糖類などが多く含まれている。
多糖類とは沢山の単糖(糖質の最小単位)が結合した高分子で、元来キノコには良質の多糖類が豊富である。
同じ多糖類でも分子量によって何種類もあるが、とりわけ「βーD−グルカン」という多糖類に高い制癌活性が認められている。
グルカンとはブドウ糖(グルコース)の結合によって出来る高分子、つまり多糖類のことである。
このβーD−グルカンは、癌に効くキノコとして有名になったアガリクスにも多く含まれている多糖類なのである。

◎キノコ類の制癌メカニズムは、癌細胞を直接攻撃するというピンポイント的なものではない。
あくまで免疫細胞を活性化させることで身体全体の防衛機構の働きを強め、癌を予防したり癌の増殖を抑えることが出来る。
その免疫活性に一役買っているのが多糖類のβーD−グルカンなのだ。
カバノアナタケはその制癌効果にすぐれたサルノコシカケの親戚であるため、抗癌にかかわる有効成分を多く含まれている。
そして免疫活性に高い有効性を示す、βーD−グルカンの量も豊富である。
しかも癌や成人病などを誘発する因子、活性酸素を除去するSODという酵素と同じ働きをする「SOD様活性」も非常に高い事が分かっている。

◎カバノアナタケの薬効メカニズムはすべて解き明かされたわけではないが、βーD−グルカン量の多さとSOD様活性の高さが抗癌パワーを生み出している事は間違いない。


<カバノアナタケの有効成分の数々>

カバノアナタケには癌因子などを抑える驚くべきパワーがひそんでいる。
その秘密を探るために黒いコブに詰め込まれた薬効成分について詳しく見ていこう。

◎カバノアナタケの菌核と菌糸体の乾物を使用した化学成分の分析結果では、組成成分はタンパク質・脂質・灰分・繊維・食物繊維・糖質・そしてビタミンDの前全駆物質であるエルゴステロールなどであった。
黒いコブ状の菌核と糸状の根の部分である菌糸体は、共に主成分は糖質であり菌核では乾物あたり56.56%、菌糸体では49.79%にも達する。
次いで菌核では繊維と灰分、菌糸体ではタンパクと繊維の含有量が多い。

◎マウスによる実験では、菌核と菌糸体から組成組織の中でも注目すべき多糖類の抽出・分画を行い、抗腫瘍試験と血糖効果試験を実施。
まず抗腫瘍試験では菌核から得られた水溶性多糖は、マンノース・ガラクトース・キシロース・アラビノース・フコースなどからなるヘテロ糖鎖を含むグルカンで、水溶性多糖類はβーD−グルカンを主体としている事を認めた。
そしていずれにも顕著な抗腫瘍活性が認められた。
つまり癌を抑制/予防する力があることが分かった。
さらに血糖値を降下させる効果も認められた。
ただし培養菌糸体から抽出・分画した多糖類からは、いずれも顕著な抗腫瘍活性は認められなかった。
癌に有効な成分は菌核のほうにぎっしり詰まっているということである。
血糖効果試験では、菌核と菌糸体から得た多糖をマウスに注射するといずれの場合もマウスの血糖値を降下させる作用が認められた。
特に菌糸体からの水不溶性多糖は注射3時間ですみやかな効果があらわれ、48時間にわたって効果を持続する事が出来た。


カバノアナタケの菌核(黒色部分)とアガリクス(参考例)の化学成分(乾物%)
成分 カバノアナタケ アガリクス
タンパク質 2.4 43.19
脂質 1.37 3.73
灰分 11.27 5.54
繊維 19.38 6.01
食物繊維 58.25 表になし
糖質 65.56 41.56
エルゴステロール 35.5mg% 0.14


             静岡大学名誉教授 農学博士 水野卓
          菌核部分はCHEMICAL TIMES 1997No1(関東化学株式会社)より転載
          アガリクスはアガリクス茸MHC会報誌「ピレウス」の水野博士連載より転載



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