工事概要

 近年、向日市では急激な都市化の進展により、大雨が降ると水路から雨水があふれ出し、
 浸水被害が発生しています。

浸水2
前田地下道(平成9年)

 この工事は、石田川排水区(254ヘクタール)で頻発する浸水被害を解消するために、
 雨水管渠である石田川2号幹線をシールド工法により、築造するものです。

 石田川2号幹線に取り込まれた雨水は、国道171号の地下に築造された
 「いろは呑龍トンネル雨水北幹線」に貯留されます。

平面図

石田川2号幹線築造工事は、前田地下道下において、トンネル工事が障害物により一時中断しましたが、全ての工事が完了しました。

平面図c

トンネル内

            【内径2.60mのトンネル】                       【発進立坑〜トンネル】

トンネル内 
 

シールド工法

 地盤の掘削とセグメントの組立作業を繰り返し、トンネルを造る工法。

トンネル内
 
      【シールド機の試運転(工場)】                 【シールド機の試運転(現場)】

【地盤の掘削、ベルトコンベア運搬】      【掘削した土砂の搬出】
【セグメントの組立】       【掘削するための準備】
【後続台車】 シールド機が動くために必要な油圧モータ等の設備を載せ、トンネル内を移動する設備。
後続台車1 後続台車2
【ベルトコンベア】シールド機で地盤を掘削して発生する土砂をズリ鋼車まで運ぶ設備。
ベルトコンベア
【セグメント】トンネルを造るための材料で、この工事では5個に分割したセグメントを        工場で製造し、現地で組立てます。
セグメント1 セグメント2
【セグメント台車】トンネル内でセグメントを運搬するための作業台車。
セグメント台車
【ズリ鋼車】シールド機で地盤を掘削し、トンネル内に発生した土砂を運搬するための作業台車。
ズリ鋼車
【バッテリー機関車】セグメント台車及びズリ鋼車と連結し、トンネル内を動く蓄電池式の機関車。
バッテリー車
【発進立坑】シールド機の搬入、掘削した土砂の搬出、セグメント等の資機材の搬入と搬出のため、       地上と地下をつなぐ作業用の坑。
【橋型クレーン(門型クレーン)】発進立坑に設けられた資機材等を吊り上げ、下げする設備(機械)。
 

工事の特色

  • 地中分離土圧式(気泡)シールド工法 →シールド工法とは? 

       →中間立坑を設けずに、径の異なるシールドを連続して掘り進むことができます。
      連続して掘り進むことができます。


  • 急曲線施工  
    • (大シールド区間)
       曲線半径=25m
    • (小シールド区間)
        曲線半径=30m、20m
      急曲線施工


  • コスト縮減  
    • シールドの長距離化
      ・長距離用特殊ビットの採用
    • 中間立坑の省略
      ・地中分離シールド機の採用
    • 掘削土量の減少化
      ・大シールドで二次覆工の省略
       (工期短縮も図れる)
    • 工期短縮
      ・大シールドでセグメント幅の拡大
       (B=1000mm → 1200mm)
      ・FRPM管による二次覆工
       (通常はコンクリート)
      工期短縮/コスト削減