活動の内容・ボランティア募集

国際的なサンゴ礁のモニタリング活動、リーフチェック(Reef Check)三宅島

三宅島でのリーフチェック活動の継続は、
日本をふくむ世界のサンゴ礁保護に貢献され、
永久顧問でもある故
Jack T. Moyer博士へのレクイエムです.

故師匠いわく、リーフチェックはビジネスではないだよ!

 伊豆諸島三宅島のサンゴやサンゴに集まる海水魚を生物学的にみると、天然記念物に指定される野鳥のアカコッコと同じくらい貴重な多様性があります。本土ではまず観察できないアカコッコやオーストンヤマガラ、ミヤケコゲラなどの野鳥や、シチトウスミレ、ハチジョウキブシなど海洋島独特の植物、ウスバノドグロベラミヤケヘビギンポイズヌメリなど世界でもこれまで伊豆諸島の南部でしか見られない海水魚などが三宅島の大きな魅力になっています。
 この特色ある動植物の多い三宅島も、人間が陸の生態系を無視し、ホンドイタチなど島にいなかった動物を持ち込んでしまったために、自然界のバランスが崩れてしまいました。さらに、人間の活動により開発が進み、港湾工事や道路舗装工事などの影響から海の生態系が壊れつつあります。サンゴや三宅島ならではの海水魚の生息地も年々失われ、
中期的な将来に三宅島で野生絶滅が心配されています

 人の活動による影響から、私たちをとりまく海は、今やまちがいなく病んでいます。河川や通常水が涸れている河床から、降雨時になると、生活排水・合成洗剤・重金属、赤土、農薬、有機物や栄養塩類が海へ流出します。また、森林伐採・沿岸林の伐採・道路の舗装化などにより、降雨時に汚濁した真水が海へ流出します。
 さらに、全国各地で行われている港湾工事、沈泥の発生、船底に防汚剤として塗られる有機スズ化合物などは、サンゴをはじめとする海洋生物たちや彼らに必要なさまざまな生息環境に悪影響を与え、国内各地で彼らの生息地が失われつつあります。

三宅島の海の環境を守ることにつながる、
サンゴ礁のモニタリング活動にあなたも参加してみませんか?

「富賀浜」で、100mラインを設置する参加者
撮影:原 多加志
「リーフ・チェック99三宅島」の参加者
撮影:佐々木 聡
三宅島を代表する造礁サンゴ
撮影:鈴木倫太郎博士

 リーフ・チェック(Reef Check)と呼ばれるサンゴ礁のモニタリング活動は、ボランティア・ダイバーと海洋学者が協力し、毎年世界一斉に、スクーバ(SCUBA)やシュノーケリング(SKIN)により、人の活動による影響から世界各地で破壊されつつあるサンゴ礁の健康度を調査する国際的なイベントです。
 国内のサンゴ礁域では南西諸島、非サンゴ礁域では紀伊半島串本・伊豆半島・伊豆諸島三宅島などからボランティア・ダイバー仲間が参加しています。

リーフチェック調査法、スキューバによる潜水調査では?

@100mのライン上を泳ぎながら魚種を記録する
A
100mのライン上を泳ぎながら無脊椎動物を記録する、
B
100mのライン上を泳ぎながら底質・死んだサンゴの比率を記録する
C調査場所・調査時刻・透明度などについて記録する
D
100mラインを設置する、
などの各役割に分かれています。
 調査データは米国の
UCLA内にあるリーフ・チェック本部に集められ、専門家によるデータの解析がおこなわれ、分析結果が全世界に向けてプレス・リリースされます。

 伊豆諸島三宅島では、1997年から伊ヶ谷湾および富賀湾の2か所で、SCUBAによるリーフ・チェック調査を実施しています。チームリーダーは山本英生@RCNJ、ご協力いただくチーム科学者は鈴木倫太郎博士@駒澤大学応用地理研究所です。
 三宅島では、リーフチェック標準調査法を基本としつつ、方形枠調査を追加すること等を検討しています。今後とも、島の環境保護のための闘争に貢献することが目的です。



"リーフチェック三宅島2005"の参加者たち
撮影;野田博之

"リーフチェック三宅島2006"
事前ミーティング中の参加者たち
撮影;小林豊

"リーフチェック三宅島2006"
「富賀礁No.1」での底質調査
撮影;小林豊

「リーフチェック三宅島」スケジュール

日   時 BBSまたはblogにて公開します.
◇調査場所 伊ヶ谷湾カタン崎、富賀浜.
◇実   費 概算
25,000円前後 ※往復交通費・器材レンタル費をのぞく.
◇宿   泊 スナッパー・ダイビングセンター/野田博之
        
100-1101 三宅村神着1,172 Tel/Fax 04994-(2)-1433
◆火山活動が続く三宅島に入島される場合、三宅村役場HP"三宅島観光セーフティーガイド"をご覧ください.
 三宅村
;http://www.miyakemura.com

三宅島における2調査場所の現状
これまでの調査結果
三宅島における調査対象種と調査方法、三宅島専用フォーマット
参加申し込み方法

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