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  2. ガイアックス使用のご注意
  3. スクーターのブレーキパッドの減りについて
  4. 高性能!イリジウムプラグについて
  5. スクーターの最高速が落ちてきた
  6. 自転車がよくパンクする
  7. カブを上手に乗りたい
  8. 4ストロークエンジンと2ストロークエンジンとはどう違うのか
  9. メンテナンス(点検整備)をしましょう
  10. この数百円が命取り・・・エンジンオイル

「新車のときはもっとスピードが出たのに走行距離が増すにつれてだんだんトップスピードが落ちてきた。エンジンの馬力が落ちたのでしょうか?」

これはドライブベルトの消耗によるものです。

ほとんどのスクーターはゴム製のベルトを使って動力を駆動・自動変速しています。このベルトが距離を乗るにつれ消耗してだんだん細くなってゆきます。すると変速比が変わってしまいトップスピードが落ちてくるのです。マニュアル車で言えばトップギアで走っているつもりなのが実はサードギアで走っているようなものです。エンジンがうなっている割には速度が伸びない感じになります。回転リミッターのついている車両はピッタリと一定速以上出なくなります。リミッターのついていない車両はオーバーレヴ(エンジンの回しすぎ)状態になりやすくエンジンにとって危険です。

ドライブベルトの幅が1mm減ると最高速にかなり影響します。ベルトが減ったまま走る続けるとベルトが切れたりエンジンに悪影響を及ぼしますので時々メンテナンスしたほうが良いでしょう。理想的には1万kmに一度くらいはドライブベルトとその他の関連部品(ウェイトローラーや各種スプリングなど)を交換するとよいでしょう。ぐっと調子よくなるはずです。

上下は同じ品番のドライブベルトです。(下が新品)
極端な例ですが幅が新品の2/3程まで磨り減ってしまっています。

<追記>

ベルトケースが開放型(密閉しておらず外気を導入してベルトを冷却しているもの)の場合、「雨天走行が多い」「長期間乗らずに屋外放置してあった」等の使用条件ではベルトの磨耗が極端に早まることがあります。(ベルトケースのパッキンが無い、もしくはパッキンの密閉度が低い場合も同様) プーリーが錆びてざらざらになり、ベルトの当り面が削られてしまいます。