六甲オルゴール館と高山植物園
(2004年9月5日12日)
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六甲オルゴール館(Hall of Halls)
六甲高山植物園

 兵庫県 神戸にある六甲山は多くの人が訪れます。山頂には六甲ホテルや別荘などがあるほか、観光牧場、人口スキー場、そして六甲オルゴール館(HALL of HALLS)、高山植物園があります。この二つの施設は隣接していますので、両方を見学する人が多いです。どちらも六甲山の森の木立の中にあり、好きな場所です。

 六甲オルゴール館正面(写真上)です。内部は3階建てで、内部には展示場、売店、ホールなどがあります。ホールでは一日数回時間を決めてオルゴールの演奏会が開かれています。(写真右)

ビクトローラ クレデンザ(蓄音機)

 館内には珍しいオルゴールや大型のオルゴールが展示されています。中には自由に演奏できるものがあります。上の写真は、女の子が、係りの人に教えてもらって、ハンドルを回して演奏しています。オルゴールは木製のパイプが内蔵されている、手回し式のオルガンです。とても美しい音が館内に響きます。

クレデンザは蓄音機の名機です。キャビネットの中には複雑に折り込まれたホーンが入っています。アメリカビクター社 1925〜1928年製。

 オルゴールから音が出る方法は、私たちが良く知っているピンが細長い櫛状の金属片をはじく方法と、穴の開いた紙のロールを使う方法があります。また、この写真のように、薄い金属の円盤を使う方法があるようです。この円盤には、小さな穴がたくさんあけられて、そのそれぞれの位置が、鳴らす音の音程や時間軸に対応しています。
 円盤は一曲で一枚、円盤を交換することで何曲も演奏できます。

 

 オルゴールの全盛期は約100年前、エジソンの蓄音機が生まれる前、自宅で音楽を楽しみたいと言う願いから生まれました。つまりオーディオ誕生以前のオーディオシステムでしょうか。写真上左は、大型のオルゴール、ヴェルテ2型(1900年頃、ドイツ ヴェルテ社)。美しく細工装飾(写真右)された木の箱の中には、金属パイプの発音体(上右)のほか、トライアングル、ドラム、シンバルが入っています。記録は紙ロールです。 富豪や地位の高い人々の屋敷に置かれていたようです。やがて蓄音機が発明され、オルゴールは急速に廃れてしまいます。

 写真左のオルゴールは、日本の田代音楽工房製、白木の箱に入ってるところが日本製らしくて良いですね。写真下は箱の裏に取り付けている一枚板です。細い2本の丸棒で支えられているだけの構造から考えて、音を大きくし響きを豊かにするための工夫と思われます。発音の方式は上の写真と同じ、円盤型です。