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<目次> 平城宮について 世界遺産に登録 京奈和自動車道 最近の動き 2002.6.7 資料 シンポの意義 2002.4 高速道路 2002.6 地質について 2002.6 歴史の証人 2002.6 大気汚染 2002.6 |
大和北道路の地下トンネル事業化困難 −県知事 荒井正吾奈良県知事は、2010年9月15日の県議会本会議で、大和北道路で地下トンネルを計画している奈良インターチェンジ(IC)〜奈良北IC間について、国土交通省への新規事業化の要望を当面見送る方針を明らかにしました。 荒井知事の議員に対する答弁は次の通りです。 「 最後に、今後の大和北道路の事業展開についてでございます。 国の直轄道路でございましても、建設費用の地元負担は3割ということになっております。事業が高価になれば県の財政負担も飛躍的に増大することになります。国、県の財政状況も勘案し、選択と集中の観点から事業を進めることが重要と考えております。 このため、大和北道路の大和郡山ジャンクションから奈良インターチェンジの区間、およびアクセス道路の投資の重点化を図ることがまず重要であろうかと思っております。 奈良インターチェンジ以北の大和北道路のトンネル部については当面、国に対する新規事業化の要望は行わないことにしたいと考えているところでございます。」 京奈和自動車道は京都、奈良、和歌山を結ぶ高速道路で120キロ。奈良県内は約47キロ(内22キロが供用済)で、事業費は5,500億円、国の直轄施工のため奈良県負担は約3割の1,500億円以上です。このうち奈良市が中心になる大和北道路は12.4キロ、事業費は3,100億円です。あまりの巨額のため、完成は20年先となり、開通時には人口減で交通量も県内で平均20%減になると県が予測計算しています。 世界遺産都市奈良のど真ん中を通り、世界遺産平城宮のわずか600m東側を地下トンネルで通過するため地下水位の低下で、世界遺産である木簡など地下水で守られている埋蔵文化遺産が危機になると世界遺産委員会にも働きかけ運動中です。 奈良県は2008年3月18日に都市計画決定をおこないましたが、事業化に対し財政が負担しきれず、ついにギブアップしたわけです。地下トンネルを止めてルート変更し、高架にすれば約1/2〜1/3に事業費が減ることが分かっており、運動を強めることが大事です。 事業主は国ですが、負担金の1/3 を県が出せない以上、国はごり押しはできません。 さらに運動を強め、世界遺産の埋蔵文化遺産を守るため、ルートの再検討に持ち込みたいと思います。 |