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<目次> 平城宮について 木簡、遺物、遺構 世界遺産に登録 京奈和自動車道 最近の動き 2002.6.7 資料 シンポの意義 2002.4 高速道路 2002.6 地質について 2002.6 歴史の証人 2002.6 大気汚染 2002.6 |
奈良大好きの全国・全世界のリピータ−に対する なによりの「おもてなしの心」 高速道路から世界遺産・世界遺産平城京を守る会 事務局長 小井 修一 「守る会」に対し、「平城京域内に高速道路を通さないなら、どこへもっていくのか、代替案を示すべきだ」との意見がありますが、「守る会」は運動の目的は世界遺産「古都・奈良の文化財」を守ることにあり、高速道路の建設場所についての意見を差し控えることにしています。 現状では高速道路をつくる必要性が見当たりませんが、「京都府界と、横田(西名阪)まで前後の工事が完成しているのに、なぜ連絡しないのか」という意見もありますから、もし仮に、京都府界〜横田を整備して連絡するとすれば、どのような方法が一番良いのか、個人的に考えてみます。 20年先も自動車交通は増えない ここしばらく自動車免許証持参の人口が若干増えても、これからの人口減と、老齢人口の増加で免許を持っていても運転できない老齢者が増えることを考えると、交通量が増える条件はありません。 また、経済的に見ても、奈良県における経済活動の中心は観光産業です。他府県から見て奈良県の道路網は最低と言われており、また駐車場が少ないことから、とても自動車による観光客の増加は見込めません。その他の産業から見ても、自動車の増を読み取る材料はありません。 かつてのバブル全盛の時にも、国道24号の交通量は少ししか増えていません。 このことから、京都〜和歌山を結ぶ高速道路が全線開通しても、京都から奈良に来る観光客は車で来ても、奈良には駐車場が無く受け入れができないので、土・日の交通量も現在より大幅に増えることはないでしょう。 従って、国道24号奈良市内の将来交通は、現状の約7万台/日がピークです。 奈良大好きのリピーターへの「おもてなしの心」 そして右、左折溜まりレーンを十分に設置します。さらに道路に面する大型店舗の出入り口によって道路交通を阻害する箇所は出入り口専用レーンを設置します。 高架部は景観上問題となるので、なるべく低く建設するよう工夫します。また、基本的には土・日曜日の観光と郊外への買い物による交通量増加は徹底したパーク・アンド・ライド、及び大型店舗主導の買い物バスの運行、及び既設バスの利用を考え、マイカー規制を原則とします。 以上の施策によって、国道24号線の奈良市内は高速道路による渋滞を回避し、現在の土日の渋滞も解消することができます。そして、何よりも大和北道路の建設費3,100億円の3〜4分の1の費用ですむのです。 一番大事なことは、世界遺産「古都・奈良の文化財」地区に高速道路を通さないことによって、世界遺産を道路公害から守り、文化財を大切にしていることを内外にアピールできます。 高速道路を建設しないことが、奈良大好きの全国、全世界のリピータに対するなによりの「おもてなしの心」ではないでしょうか。 |