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<目次> 平城宮について 北大和道路推奨案の白紙撤回を求める声明 2003.11.15 「PIプロセス」の実態 2003.11.15 最近の動き |
第30回世界遺産委員会 要請団員募集中 国土交通省は、世界遺産都市・奈良市の市街地・ど真ん中、世界遺産エリアを地下トンネ ルと高架で強行する案を発表しました。 世界遺産「古都奈良の文化財」を危機リストに陥れかねない暴挙案です。リトアニアで開か れる第30回世界遺産委員会リトアニア会議に私達の願いを届ける旅を計画しました。 世界遺産委員会への要請行動、日本のシンドラー・杉原千畝氏がユダヤ人6000人に命 のビザを発行した記念の場、リトアニアの世界遺産・ヴィリニュス歴史地区、ロシアの世界遺 産サンクトペテルブルグ、エルミタージュ美術館などを訪れます。費用は37万円。申込は5月 15日まで。 申込み・問い合わせは0742−48−1108 浜田博生氏まで 京奈和トンネルルート&遷都1300年祭架設駅予定地ウオッチング 平城京を守る会のメンバーは京奈和・トンネル、遷都1300年祭架設駅予定地が歴史的 にはどういう意味のある場所なのかをウオッチングしました。 平城京三条二坊大路をウオッチング。初めに奈良市役所平城京復元模型と照らし合わせ ながらしっかり説明を受け、長屋王邸宅跡→光明皇后宮跡(近鉄架設駅予定地?)→宮 跡庭園→田村第→佐保川堤防まで歩きました。 遷都1300年祭で検討されている近鉄架設駅候補地は光明皇后宮跡地。大仏さん建立 の様々な決定はこの場所から発せられました。
9条駅に集合し、奈良時代の西の市場跡や西堀川の船着き場などを教えて頂きながら 朱雀大路に沿って朱雀門まで歩きました。朱雀大路は両端にあった水路がそのまま窯 業用水路に使われているなど、奈良に都があった頃をしのびました。 小雨の中予定通りルート予定コースをウオッチングしました。JR平城駅に雨の中集合した 強者は15人、社会福祉センターの屋上から木津インターまで延びている京奈和高速自動車 道のインターチェンジ等現状と推奨案ルートをまず確認。続いて世界遺産バッファゾーンになっ ている佐紀盾列古墳群を南下。ウワナベ古墳から平城天皇ゆかりの不退寺を学んで桜の新名 所・佐保川添いの散策路で桜を愛でて近鉄新大宮駅まで、約6キロを歩きました。 訪中団26名はカウンターレポート140冊を委員会参加者に配布し、去年より一段とつっこんだ決議を引き出すことに成功しました。 第28回世界遺産委員会にて採択された平城京に関する決議文及び、原案と修正された決議の対比を以下に掲載します。 世界遺産委員会は守る会の主張を全面的に取り入れた、勧告よりも重い決議案を出してくれましたが、残念ながら日本政府からの修正動議でトーンダウンされてしまいしまた。日本政府の修正動議提出は、はからずも政府がトンネルに固執していることを吐露しているとも受け取れます。日本国民として非常に恥ずかしい思いです。 64.古都奈良の文化財(日本)(C870) 世界遺産登録年 1998 保存問題 2004年2月に日本政府から提出された報告書によれば、日本当局は“大和北道路有識者委員会”を設置した。この委員会は法律、文化財、交通工学、環境と景観、交通経済学、計画プロセスの専門家によって構成され、“京奈和高速道路”の一部をなす大和北道路に関する政策を検討するためのものである。2003年10月、有識者委員会は推奨案を提案した。推奨案は高速道路建設のための新しいルートを含むものである。道路建設の影響、埋蔵文化財、古都奈良の文化財に対する影響についての総合的な評価の結果、有識者委員会は高速道路建設のために特定の地域を推奨した。高速道路の一部を地下構造で建設する提案がなされ、二つのルートが主として選択された。さらに総合的な評価をしたのちに、有識者委員会は“平城宮跡”から妥当な距離をおいた望ましい選択として、最終的に一つのルートを選択した。 2004年2月の報告書の中で、日本政府はそのルート・構造案を検討し有識者委員会の提案に対して慎重な考慮をすると述べている。環境アセスメントの結果もまた地域住民の意見を考慮すると述べている。 世界遺産委員会は、 2.日本政府が,遺産の真実性と完全性を保全する努力を続けるよう奨励する。 4.関係当局が、地域社会(住民)に、政策決定のプロセスを知らせる努力を続けるよう要請する。 委員会原文及び日本政府の修正動議による修正原文 3.Suggest that the Government of Japan continue making efforts to propose a technical solution to ensure that there will be no effect on the groundwater level during the construction process. 3.日本政府が、自動車道建設のプロセスを通じて、地下水位に影響を与えないことを確保する技術的解決策を建議する努力を続けるよう提案する。 3.Suggest that the Government of Japan continue making efforts to propose a technical solution to ensure that the impact on the groundwater level during the construction will be kept to a minimum so as to conserve World Heritage values of the property. 3.日本政府が、自動車道建設の期間を通じて、地下水位に与える影響が世界遺産価値の保全のために最小限に保たれることを確保する技術的解決策を建議する努力を続けるよう提案する。 ユネスコへの2.1報告書(国交省)の問題点 03年6月28日〜7月5日にフランスのユネスコ本部で開かれた第27回世界遺産委員会は、世界遺産平城宮跡に係る高速道路建設の「政策決定過程と自動車道建設に関する最終決定について」、日本政府に04年2月1日迄に報告するよう求めていました。これに対し、国土交通省は2月2日付で、ユネスコ宛に送付した「日本政府の報告書」を公開しました。 しかし、その内容は、第27回世界遺産委員会に報告された文書に、新たに「大和北道路有識者委員会」の「提言」を附加したに過ぎないものでした。しかも、最後の検討委員会である「有識者委員会」のルート・構造案提言後の「報告書」にもかかわらず、「・・・当該道路を整備しない案も含めて幅広くルート・構造などを比較・検討しているところであり、貴重な文化財の保存と調和のとれた計画の具体化に努めていくこととしている」と、これからもさらにルート・構造案を検討していくと報告しています。 報告書はいろいろ書いていますが、結局、世界遺産都市奈良・平城京のど真ん中を地下トンネルと高架橋で高速道路を通すことにほかなりません。私たちはこの計画を許すことはできません。 問題点の第一は、奈良市が世界遺産などの点在するたんなる街でなく、世界遺産都市だということです。世界遺産の追加登録を考えればなおさらです。奈良市はもともと、法律で「国際文化観光都市」と定められています。 大和北道路は、世界遺産都市の重要な役割を果たす平城京のど真ん中を地下トンネル二つ(4車線)と高架橋で通すというのです。 世界遺産条約は、世界遺産を大規模な公共事業や急激な都市開発事業などから厳しく守ることを定めていますが、これにもまさに違反するものです。 問題点の第二は、地下トンネルを建設しても、水位は最大2cmしか下がらない(だから世界遺産平城宮跡の木簡などに影響が無い)と報告しています。しかし、「地下水検討委員会」の提言は、奥西一夫国土問題研究会理事長(京都大学名誉教授)らによって「いくらコンピューターを使っても、ボーリングデータ−の数は少なく、信頼性がない、ずさんな提言」と論破されているものです。 大西有三地下水検討委員長が03年2月10日、「有識者委員会」主催のシンポジウムで行った、次の発言はその何よりの証明です。 大西有三:最も簡単な灌漑水路を作るか、或いは人工的に降雨を降らせるとか、そういうのはいろんな実験装置でやられてますが、その前に必要なのは、現状をきちっと把握するということだと思うんです。残念ながら、いろんな制約で非常に重要なところの地下の状態が分からない。ボーリングを1本掘らして下さいといっても多分そんな所は、駄目だと拒否されますし、例えば、皆さん方の健康診断をやる場合、少しサンプルを取って調べようということに対して、そんなことはやらずに何も触らずに見ろ。昔の天皇陛下みたいなもんです。御駆体に触ったらいかんという。そんなことがありますので、できれば現状を何とか把握したい。これが大事ではないかと思います。地下水に関しても先ほど申しましたように、ずっと調べているという点はあるのですが、過去のデータが欠落しておったり、場合によってはうまく計れてないという所もございますので、これから工事をもしやるとしても、少し時間がありますから、それまでにどういう地下水が変動しているか、どういう影響で、本当に雨が少ないときに地下水が低下しているのかということをきちっと信頼できるデータをためていく必要があると思います。それに対して、地下水が本当にそれだけであれば、先ほど言いましたように、涵養の方法とか周辺に池を配置するとか、人工的に雨というか、何らかの方法で水を引いてきて、雨を降らせるようにするとか、一挙に沢山降らせると地表に流れてしまいますので、その辺の兼ね合いは、何らかの地盤調査をした上でやる、ということが重要なことではないかと思っております。 問題点の第三は、報告書がもっとも多くのスペースを割いている、高速道路建設の目的を国道24号の混雑緩和と、生活道路の他府県より9倍も多い交通事故防止の2点をあげていることです。いづれも事実と異なります。 国道24号の交通渋滞について、国交省、「有識者委員会」は「国道24号の交通渋滞は、平日も休日も深刻です」とビラ等で宣伝し、慢性的渋滞のように表現していますが、渋滞は朝夕の通勤ラッシュ時と土、日の観光シーズン及び郊外への買物によるものであり、これはどこの都市内や観光地でも起きている現象で、日常的、慢性的に起きているものではありません。 通勤時の渋滞が多いといわれる奈良市内の国道24号区間の高速道路はほとんど地下トンネルになり、高速道路から奈良市内との道路によるアクセスはできません、特に交通量の多い大阪行きルートは地下トンネルを利用することが出来ず、渋滞解消とは無縁です。そして、他府県よりも9倍も多い交通事故は、国道24号の渋滞との関係が不明で、明らかな比較ミスです。 交通問題の解消について、今必要なことは交通需要管理政策、鉄軌道も含めた総合的な交通政策を確立することです。 問題の第四は、報告書では「大和北道路有識者委員会」の役割について、PIプロセスの導入で公正、中立で、全般の意見を聞き、調査したかのような報告をしています。しかし、「高速道路から世界遺産・平城京を守る会」の石原国土交通省大臣への「申し入れ」(03年11月11日付)にも明らかにしているように、このP
Iプロセスの実態は従来と同じ国土交通省の「審議会」と変わらないもので、P
Iではありませんでした。 日本政府の報告書には、排気ガスによる大気汚染、トンネル排気塔の景観破壊など指摘しなければならない問題点は、数多くありますが、今回、以上の問題点のみにしました。 「高速道路から世界遺産・平城京を守る会」は、世界遺産都市奈良・平城京に高速道路を通すことを許すことはできません。 国土交通省「大和北道路有識者委員会」の推奨案ルートの白紙撤回を強く求めるとともに、都市計画決定をしないよう求めるものです。 2004年4月 日 高速道路から世界遺産・平城京を守る会 世界遺産都市奈良・平城京を縦断する 京奈和自動車道大和北道路の推奨ルート・構造案を検討してきた大和北道路有識者委員会は、昨年10月、世界遺産都市奈良を通すルート案のうち、平城宮跡東側を通る中央エリア1の「西九条佐保線地下+高架案」と「国道24号線地下+高架案」を推奨ルート・構造案(以下、推奨案)とする「提言」をまとめ、国土交通省に提出しました。また、本年3月には、県都市計画審議会の中に「大和北道路環境影響評価検討専門部会」が設置されました。 1、推奨案は、いずれも古都奈良の世界遺産地域を縦断するものとなっており、世界遺産保護の理念に真っ向から反するものといわざるを得ません。 2、推奨案では、世界遺産平城宮跡の直近に南北約5kmの地下トンネルが建設されることになります。トンネル建設による地下水位の変動に関する安全性の証明がないなかで、地下水位の低下による木簡などへの致命的影響が懸念されます。推奨案の地域は、平城京跡内でも最も多量の木簡が出土している地域です。また、トンネルの出入り口の傾斜部分(約700mと推定される)は開削工法となり、傾斜部分の地下遺構は破壊され、地下水脈も断ち切られることになります。南側出入り口周辺には平城京東市・東堀河・大安寺旧境内などの重要遺構が存在し、これらの遺構が破壊される危険があります。 3、推奨案は、世界遺産都市奈良の景観保護にとっても大きな問題があります。地下トンネルから高架道路となる予定地の近くには、世界遺産の追加登録候補地でもある史跡「大安寺旧境内」が広がっています。大安寺の歴史的景観保護上、高架道路は大きな問題となり、世界遺産追加登録の障害となることは間違いありません。また、排気塔はどこに建設するというのでしょうか。世界遺産の景観保全上、大問題です。 4、奈良市内の真ん中に、通過を目的とする高速道路を建設することは、世界遺産都市奈良の文化財に、排気ガス等の大気汚染による損傷を加速させると同時に、奈良市民とその周辺住民の健康にとっても大問題です。高速道路の建設は逆に車を呼び込み、交通渋滞に拍車をかけることになります。 以上、今回の推奨案は、古都奈良の世界遺産地域を南北に縦断するルートとなり、平城宮跡の直近を地下トンネルで通過するという、暴挙といわざるを得ないものです。 本日、私たちは、発掘調査の結果からわかってきた古代都市平城京の世界を学び、平城宮跡保存の歴史とその意味を学びました。先人たちの多くの努力によって守られてきた平城宮・京跡をできるだけ良好な状態で後世に引き継いでいくことは、現代を生きる私たちの責務とあらためて確信しました。 世界遺産都市奈良・平城京を縦断する高速道路を許すことはできません。私たちは、大和北道路有識者委員会の高速道路推奨案の白紙撤回を強く求めるものです。 2004年4月18日 第6回「守ろう!世界遺産・平城宮(京)の集い」開かれる 4月18日、奈良県文化会館において、第6回「守ろう平城宮(京)の集い」が開かれました。「古代都市平城京の世界」と題して舘野和己・奈良女子大教授から、また「文化遺産保存の意味」と題して鈴木良立命大名誉教授の、それぞれ講演が行われました。 舘野教授の講演では700年代の平城京にワープ。 街路樹には柳やえんじゅが植えられていたこと、八条には東西の市があり、全国から税として収められた品々が売り買いされていたこと、品物を運ぶために掘り割りがそれぞれにほられ、西の掘り割りは今も秋篠川として生きていること等々、いきいきと活動している平城京を想像できました。 ルート案の通っている東三坊大路は東市の付近を通過します。仮にトンネルから高架になる箇所にあたれば、未だ解明されていない歴史がそのまま破壊されることになり、考えただけでも空恐ろしい状況です。 鈴木名誉教授は、平城京の第二次保存運動で事務局長をして下さったご経験から、京奈和道が通れば、20年後には奈良県は全県的に宅地化されてしまうと、これまた恐ろしい予言をなさいました。高速道路を通すということは、いずれその近辺が宅地化されるという運命にあるそうです。 講演の後会場からの発言で、東院庭園付近に建てている旗が5ヶ月で真っ黒になり、洗っても落ちない汚れの原因を考えると、すぐ側を24号線が通っており、トラックなどの排気ガスが原因だったと、文化財保護の立場からは聞き捨てておけない恐ろしい話でした。 世界の宝物が詰まっている奈良市を高速道路が通過することは無謀の極みということになりますね。 当日の両講演レジュメがあります。ご入用の方はご請求下さい。 ユネスコ要請団報告集完成 B5版46頁 一部200円 (送料込み300円) 団長及び小井事務局長の基調報告、ユネスコ・パリ日記、団員感想文、 その他資料としてユネスコ決議書からの転載 小井事務局長まで300円分の切手をお送り頂ければ発送します。 署名が3万2000を超えました 毎月の街頭署名行動に加え、正倉院展開催期間中の最寄り駅からの道中での行動を 終え、署名が3万筆を突破しました。 事務局長のところに、またこのサイトへにご請求いただければ署名用紙をお送りします。 ご協力をお願いします。 パリ・ユネスコへの要請行動は大成功 訪仏団は6月30日、7月1日、7月5日にユネスコ本部を訪問。 6月30日 会議の初日。各人オブザーバー参加の名札を受け取り、全体会議場のオブザーバー席に入場。 中国代表からサーズにより蘇州で開催できなかったことへの遺憾の表明、来年度の開催地を蘇州 へとの招聘があり、検討の結果来年は蘇州で開催が決定。 筆者はフランス語はもちろん、英語もできないため、同時通訳機を借りても討議の内容は理解でき ず、その場の雰囲気から判じるだけだったが、結果的に委員会が来年度の開催地を蘇州と決定した ことが報道されていた。 午前の会議は11時頃一度コーヒーブレイクになり、休憩中に参加者に持参した110冊のカウンタ ーレポート、英語版ビラ、仏語版アピールなどを各国代表に配布。 松浦議長やバンダリン世界遺産センター所長にもレポートを手渡し、所長からは「ジャパニーズ レポート ベリ ーグッド」とのコメントがあった。 2日と5日には玄関本部前で記念写真をとり、入場する委員や職員に「リード・ディス プリーズ」と 片言英語でビラを配布。 5日には守る会の浜田代表と小井事務局長がアジア27カ国担当責任者の谷口氏と懇談し、今後 の運動についてのアドヴァイスもいただく。 委員会が平城京へのトンネルによる高速道路通過問題を遺産の破壊活動として重く受け止め、日 本政府に、この問題が遺産の保存状態の初めての検討であることなどを列記した文書を発している こと、来年が遺産指定から5年になる保全状況について報告する年にあたることもあり、2月までに 報告すること、そして来年の蘇州会議では議題に上がることなどが102ある議題の内49番で掲載さ れていることが分かりました。 これに対し日本政府からは4月頃に回答があり、それによると国内向けに言っていることとは矛盾する報告書を提出していることが判明しました。 特に英文でのビラの内容は委員会メンバーには初耳のことだったようで、国内では4ルートの内から決定されるもようとの団の報告を驚きをもって聞かれていました。 団の公式報告書・委員会議案書抜粋・日本政府からの回答は次の通りです。 2003年7月10日 第27回世界遺産委員会要請代表団報告 1.ユネスコの世界遺産委員会・センター所長、フランチェスコ・バンダリン氏から、第27回世界遺産委員会(当初6月30日から7月5日まで中国・蘇州で開催予定がSARSで急遽、パリのユネスコ本部、第12会議室に変更)、にオブザーバー参加が認められた「要請団」総勢16名は6月28日、関西空港を出発。高速道路から世界遺産・平城宮(京)跡を守る要請の活動目的をほぼ完遂し7月6日パリから帰国しました。 以上 高速道路から世界遺産・平城宮(京)を守る会
第27回世界遺産委員会議案書より抜粋・和訳文 2001年7月、世界遺産センターは“古代奈良の歴史的記念物”世界遺産遺跡のひとつである平城宮跡の近くに“京奈和道”と呼ばれる大きな自動車道を建設する計画に関する情報を得た。この情報について、世界遺産センターは日本政府にたいして、特に考古学的埋蔵物の近くに道路を建設することによって起きる潜在的な損失について情報を送るよう要請した。日本政府はセンターに、当局はこの件を検討するために文化財の専門家を含む文化財検討委員会を設置したと回答した。 世界遺産センターは、日本当局の努力に感謝の意を表明し、政策決定プロセスと自動車道に関する最終決定について、引き続いての情報提供を要請した。 古代奈良(日本)の世界遺産の保全状況について 参考:第27回暫定日程表(別紙) 大和北道路有識者委員会への申し入れ 有識者委員会(以下、貴委員会)は、「PI方式」なる手続きが終われば、夏頃にもルート推奨案を作成し、国土交通省(以下、国交省)に提出すると伺っております。 つきましては、ルート推奨案作成を前に、以下の7点について申し入れます。ご検討下さいますようお願い申し上げます。 1.なぜ、有識者委員会まで開かなければならなかったのか 大和北道路問題が地下水検討委員会、文化財検討委員会に続き、貴委員会まで開かなければならなかったのは、なぜでしょうか。 それは、国交省が、古都奈良の世界遺産とバッファゾーン(緩衝地帯)、ハーモニーゾーン(歴史的環境調整区域)に、高速道路大和北道路を通過させようとしているからです。これは、国際的にみても異常事態、あってはならない暴挙で、類例のないことです。 貴委員会の、いわゆる大和北道路「4ルート6案」のすべてが国交省と同様、世界遺産とその関連周辺を通過するものとなっています。 奈良で今、必要なのは、生活道路の整備を急ぐと共に、鉄軌道を含む総合的な交通系統を確立し、実行することではないでしょうか。 2003年 6月 6日 大和北道路有識者委員会様
新春の候、ますますご健勝のことと存じます。 申し入れ事項 1.地下水の再調査について 2.ユネスコとの関係について 3.公聴会、シンポジウムなどについて 4.公開討論会の開催について 5.PI方式によるアンケート実施について 6.既刊パンフレット折り込みのアンケートについて 2003年 1月14日 大和北道路のPIと英国のPIの対比 平城京のホームページに影になり日向になり力を発揮してくれている千葉の横田さんが 大和北道路におけるPIと英国のPIとを比較してくれたので、転載します。 英国のPIは掲載された資料の中では一番充実している。注目したいのはアセスメント表(5頁目)。 欧州の道路施策を考える必要があります。基本は「信号をできるだけ設置しない」こと。 奈良に置き換えて言うと、名阪国道、阪奈道路のような無料の自動車道路に相当してると言えそうです。 調査の途中で拾った東京都・外環自動車道事業も少し入れています。 どこが問題? 英国 市街地を貫通し2本の主要道路をつなぐ一本道の両端2地点の渋滞 奈良 多数の主要道路とその周辺を含んだ多地点の渋滞 どのようにする? 英国 市街地から離してバイパスを作り、接続地点では高架化(online)か地下化(offline)で立体交差を図る。 奈良 世界遺産を損傷しないようにすることが優先されることだけ決まってるらしい。 保護対象となった史跡は? 英国 4000年以上前に設置されたストーンヘンジ。 奈良 1200年以上前の埋蔵遺跡。未発掘のものも多い。各地の歴史的建築物。 検討した年期は? 英国 6年間。1994年に計画案が承認され、1999年末まで意見受け付け、2000年6月に案が発表される。 奈良 実質、まだ2年未満(第1回有識者委員会が開催されたのは2002年9月20日)。 東京都 1999年からはがきやメールで住民から意見を聞いている。現在も継続中。 事業費の概算提示は? 英国 各ルート案、工法それぞれに数値を伴って示されている。 奈良 各ルート案ともに全く示されていない。 多様な意見の提示は? 英国 6ページ目左欄にてコメントとそれに対する回答が示されている。 奈良 「地下水検討委員会」「文化財検討委員会」の2委員のみ。 反論も出ているが、これらを事業者発のサイトでは一切紹介していない。 東京都 アンケートはがきやホームページ経由の様々な意見を公開(PDF書類)している。 意見公聴、公開の後、大臣が決定した後は? 英国 6ページ目中央欄にて、市民からのコメント、抗議の機会を増やすと示されている。 「審査前のパブリックインクワイアリーは反対意見の性質と重要性によっては扱われる。」 奈良 現時点では、上記のような仕組みが組み入れられていないようである。 第2回委員 資料-4-1 大和北道路PI プロセスの進め方(案)(PDF書類)を参照して欲しい。 トンネル案推進のためのシンポ? 1 有識者委員会主催のシンポに参加しました 2月16日 奈良公園の中、新公会堂にて有識者委員会主催の「大和北道路シンポジウム」が開かれました。氷雨の中、350人が参加(主催者発表)。守る会のメンバーも8名が参加。300名ほどの人たちにパンフを配布しましたが、参加者のほぼ全員が受け取り、署名をしようかと言ってくれる人もありました。いろんな考え方の人が参加するシンポだから、資料的には価値のあるパンフを提供できたと考えます。 残念だったのは守る会のメンバーが入り口付近(雨のため外では不可能)で守る会作成のリーフレットを配っていると「あんたら、ええ根性してるな」と挑発する男性事務局員がいたことです。 いい道路を造るための説明会のはずなのに、平城京を守る会が邪魔をしていると思っていることが残念ながら表面だった一場面でした。 会場へ入ると入り口で入場者のチェック。事前にはがきによる申し込み、入場券の発行という手続きがあったからでしょうが、わざわざ名簿が作成されており、チェックを受けました。 シンポ用に作られた(基調色はブルー)の紙袋にセットされた「プログラム」「資料のご案内」、「大和北道路の検討状況 〜幅広い議論のために〜」(この中に問題のルート図あり)、「みんなで知恵をだしあおう 古代から未来への道 大和北道路」、「大和北道路文化財検討委員会提言」、「京奈和自動車道「大和北道路」に関するアンケート調査」、「アンケートにご協力のお願い」、アンケートの発送用封筒、ボールペンと7種類もの冊子やリーフ、小道具を受け取り会場に入りました。 *アンケート用紙等の資料が必要な方には コピーをお届けします。メールでご請求下さい。 2 シンポの発言者 基調報告 「大和北道路の状況について」 小林 潔司(京都大学大学院工学研究科教授) パネルディスカッション コーディネーター 斉藤 峻彦(近畿大学商経学部経済学科教授) パネリスト 飯田 恭敬 (京都大学大学院工学研究科教授) 大西 有三・地下水検討委員会委員長 (京都大学大学院工学研究科教授) 笹山 晴生・文化財検討委員会委員長 (学習院大学文学部史学科教授) 増井 勲 (奈良県副知事) 3 発言者から受けた個人的感想 @ 多分腹立たしい気分で終わるだろうとは思っていましたが、やはり悔しいというか、情けないというか、トンネル案を推進するために行われたシンポでした。 A 文化財検討委員会の笹山教授は発言の初めの頃は文化財は人の手でこわされることだけは避けなければならないというような格調の高さで、教授自身は数知れず奈良を訪れ、平城京を愛している、こわさないでほしいとのメッセージを持っておられるように感じました。 しかし、15分間の発言の後半では、仮に直下であってもシールド工法を採用するので地下水水位は下がっても2センチ程度と、大西教授の立場を全面的に支持する発言になっていました。 B 守る会が依頼した地下水位についての考察(奥西一夫京都大学名誉教授(国土問題研究会理事長))は、地下水検討委員会の結論を導く基礎になるデータが4カ所からしか取っていない、4カ所を元にして東西100の(合計すると1万!)断面のシミュレーションをしても空論になるという結論でしたが、たった4カ所のデータを100%の基礎とする大西教授の立場を支持されるのであれば、これは何をか言わんやです。 C 守る会は高速道路を通すことで排気ガスの濃度が上がり、文化財への悪影響が顕著になると主張していますが、飯田教授によれば、高速進行での排気ガスの濃度についても、現在の渋滞での排気ガス排出が高速道路完成で渋滞がなくなることでガス濃度は下がるとのことでした。仮に高速道路によって渋滞がなくなればの話ですが、守る会の小井事務局長によれば、奈良の渋滞は1本南北の高速ができても解消するものではない。むしろ、今ある交差点を立体化する方が渋滞の解消にはつながるとのことです。 D シールド工法で掘るトンネルでは地下水がトンネル内に流出することはないと大西教授は発言していましたが、現在の土木工事現場がそんな机上の空論で進んでいるほど高いモラルが維持されているとは誰も思っていません。下請け、孫請け、手抜き、金抜きとおよそりっぱな工法からはかけはなれてしまっている現場を知らない、むしろ目を塞いでいる大学教授がいくら机上の議論をしても始まりません。誰が水ももらさない工法を保障するのでしょうね。 E 工事中は、地下水位を保つために、平城京周辺に雨を降らせる、ため池を作るなども大西教授は可能な手段だと発言していました。 F 笹山教授は木簡が1200年間保たれてきたメカニズムがまだ未解明であること、遺構の調査は進んでおらず、全体としては未解明の部分が多いことも発言しておられました。 4 有識者委員会の今後のスケジュール 斉藤教授によれば、@シンポを皮切りとし、今後はキャンペーンをしていく、A住民台帳から抽出した奈良・郡山で1800人の人に面接によるアンケート調査、B3月以降各界専門家からのヒヤリング(公開)、C4月に公聴会(奈良と郡山、参加希望者は事前に800字程度の意見書を提出、その中から選考される) と、着々とトンネル案が日の目を見る日が近づいています。 このままではやはり蘇州での世界遺産委員会に直訴に行くことはやむをえない手段になるのでしょうか。「文化庁よ、しっかりしなさい!」と言いたいところです。 2003年6月開催・世界遺産委員会蘇州会議にNGO参加決定 平城京・埋蔵文化財の危機リスト掲載を訴え、宮跡だけでなく、京域全体の保存を求めて、 世界遺産市民ネットワークと文化財保存全国協議会が共催で、カウンターレポートを届け、ロビー活動に取り組みます。ついでに中国江南の文化財にもふれてこようと計画しています。 11.17シンポジウムアピール 京奈和高速自動車道の世界遺産平城宮(京)跡地下通過計画の 白紙撤回を求めるアピール
今、世界中が世界遺産・特別史跡平城宮跡に注目しています。 私たちは、昨年秋、「世界遺産平城宮跡を考える」シンポジウムに集い、参加者一同の総意によって「京奈和高速自動車道の世界遺産平城宮跡地下通過計画の白紙撤回を求めるアピール」を発表しました。しかし、運動の大きな盛り上がりにもかかわらず、平城宮跡の地下に高速道路を通そうという、文化財保護法の趣旨にもとる無謀な計画は、未だに撤回されるには至っていません。 国土交通省は、昨年九月以来「地下水検討委員会」を設けて、わずかな資料の分析から、平城宮跡の地下にトンネルを通しても、地下水や埋蔵文化財への影響は小さいと結論付けました。しかし、この結論に対しては、専門家の間からも重大な疑義が提出されています。また、それに引き続いて設置された「文化財検討委員会」がまとめた提言に述べられているように、世界的に認められた遺跡やその周囲の地下にトンネルを通すことは国際的にもまた社会的にも望ましくありません。そのような工事を強行することは、世界遺産に対する冒涜行為です。 そもそも平城宮跡は、文化庁も述べているように、「脆弱な土と木で構成され」た遺跡の価値が認められて、世界遺産に登録されました。木簡をはじめとするそうした遺物や遺跡に影響を及ぼす危惧のある地下水の変動が、たとえわずかであっても起こり得るのであれば、そのような工事は行うべきではありません。一度破壊された遺跡・遺物は二度と甦ることはないのです。また、平城宮跡を避ければそれでよいというものでもありません。平城宮跡の東から南にかけての国道24号線バイパス周辺地域は、長屋王家木簡や二条大路木簡の発見からもわかるように、平城宮跡に匹敵する木簡の宝庫でもあります。平城宮跡だけでなく平城京跡にも、重要文化財級の大量の木簡が眠っている可能性が高いのです。 このような状況のもと、私たちはここに第2回「高速道路計画で危機を迎えた世界遺産平城宮(京)跡を考える」シンポジウムを行い、平城宮(京)跡保存に向けた誓いを新たにしました。1200年以上もの間守られてきた遺跡・遺物や歴史的景観を将来にわたって保全し後世に引き継いでいくことは、私たちに課せられた責務です。今こそ世界に対して、また将来の日本に対して恥ずかしくない決断を下すべき時が来ています。私たちはここに、京奈和高速自動車道の世界遺産平城宮(京)跡地下通過計画を早急に撤回することを、関係諸方面に再度強く要望します。 2002年11月17日
署名行動にご協力を 署名行動は毎月第4土曜の午後1時半から1時間程度、近鉄奈良駅行基菩薩噴水横広場で。 飛び入歓迎・冷やかし歓迎。激励はもっと歓迎!! (雨の時は中止) 各界著名人・一言メッセージ運動 世論を高めるために一役買って頂こうと全国の著名人に一言メッセージをお願いしています。ぼちぼちとメッセージを添え、会の趣旨に賛同する旨のお返事が返ってきています。 一定数まとまれば大々的に公表する予定です。乞うご期待! 世界遺産委員会関係者からの助言があり、世界遺産委員会へ、守る会から、公式文書での要請や日本イコモス委員への働きかけ、各行政や文化財保護委員会などへの働きかけを精力的に行いました。 2月20日 ユネスコ世界遺産センター長フランチェスコ・バンダリン氏宛て要請書、参考資料を発送。 2月22日 奈良市の文化財保護審議会の審議委員20名にユネスコ宛要請書及び参考資料を送付。 2月26日 奈良県文化財保護審議会の各委員26名に同文書を配布。 2月27日 イコモス日本国内委員会各委員に同文書を送付。 2月27日 奈良市長に要請 2月28日 扇千景国土交通大臣に同文書を添えて要請文郵送 2月28日 奈良県知事に要請 1月27日付読売・「平城京跡地下トンネル案『遺構に害』ユネスコ懸念」の見出しで詳細な記事が掲載されました。 守る会からユネスコ・バンダリン氏への要請書は下記の通りです。 ユネスコ世界遺産センター長 フランチェスコ・バンダリン 様 世界遺産の登録、保護、再生にと日々、ご奮闘のことと存じます。心からの敬意を表します。 すでにご存じのように、日本政府は今、1998年、「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録された、国の特別史跡である平城宮跡に、時速百キロの高速道路を通過させようとしています。 政府は、ルートは未だ決めていないとしながら、事実上、平城宮跡の地下トンネルルートを本命とみて、着々と準備を進めています。具体的には、ボーリング調査に続き、文化財関係者を入れない「地下水検討委員会」なるものをつくり、早い時期に、地下遺溝、遺物に影響なしの強引な結論を下す危険が高まっています。 私たちは、それを大変、危惧しています。 平城宮跡を中心とする地層は、完新世の沖積層という、地球の歴史からみてももっとも新しい地層にあたり、砂、砂利、粘土などで構成されています。この層に地下高速道路を建設すれば、微妙な地下水の変化で地下の遺溝、遺物、特に木簡に大きな悪影響を与えるのではないかと考えています。 私たちは「疑わしきは通過させず」、これこそが最も正確で最良の判断、選択の基準だと確信します。それは、人工的な破壊行為のない状態が1,200年も続いたからこそ、今日、およそ167,000点もの木簡が出土している、その事実が、何よりの証明ではないかと思うからです。 「歴史的考古学的に価値が高い」として、世界遺産に登録されたのも、ここに根拠の一つがあると考えます。 私たちは今、世界の人たちと共に、世界遺産条約を共有していることに、心からの誇りと喜びを実感しています。それは、条約が締結国に対し、自国の世界遺産を公共事業などによる破壊や損壊から保護する義務を課しているからです。 ユネスコ世界遺産委員会、及び世界遺産センターが、世界遺産・平城宮跡に対し、日本政府がとろうとしていることについて注視され、条約に基づく厳正で公正な態度を徹底して貫いていただきますよう、心から熱望します。 私たちは、平城宮跡を含む、8つの「古都奈良の文化財」をいかなる破壊や損傷からも守り、永く後世の子らに伝えることを誓います。 なお、私たちはいつでもユネスコ本部に要請代表団を派遣する準備を進めていることを申し添えます。 2002年2月20日 高速道路から世界遺産・平城京を守る会 事務局長 小井 修一 連絡先 (〒630-8102) 奈良市般若寺町309−7 電話・FAX 0742−23−0469 2001年9月 ユネスコ世界遺産センター長フランチェスコ・バンダリン氏から日本政府ユネスコ代表部宛に「今日まで木簡を守ってきた地下水位が変わり、損害が起きるのではないかと注意を引かれる」などとして、政府に見解の提示や情報提供の依頼があったことが判明。 11月 日本政府「予備的な調査やルートを決める議論が進行中で、地下トンネルで建設するかどうかはまだ明確な合意がない段階であり、平常宮跡の保存は十分に考慮に入れている」などと回答。 *宮跡を避けてもそれより東の山側でトンネルを通せば、地下水脈がとぎれ宮跡の地下水が枯渇する可能性は大きい。 パリ・ユネスコ本部に要請行動に飛ぶことになりました。 時期は未定ですが、トンネル案が決まれば、危機遺産リストに加えてもらうこと、および政府に対する勧告を出してもらうために行動することになりました。 署名が13000を越えました。 春までに20000を集めたいと頑張っています。毎月最終土曜日午後1時30分から1時間、近鉄奈良駅にて行っています。毎回観光客に訴えかなりの手応えがあります。 eメールでご依頼いただければ署名用紙をお送りします。是非ご協力をお願いします。 11月12日 国土交通省・文部科学省へ要請行動。 第1次集約の署名8000名分提出。 後奈良県選出国会議員へ要請。奥野議員に要請したところ、「地下トンネル案で行ける、心配ない」との発言あり。 1300年遷都の記念行事をめざした「大極殿復元」(高速道の建設とセットで)が政治生命だと明言してきた奥野氏の発言です。注目・喚起の必要があります。 ただ、地元県会議員・各会派への要請行動では、「平城京を通すことだけは避けたい」と発言する議員が保守系の中にも何人もおられました。 □高速道路計画で危機を迎えた世界遺産平城宮跡を考えるシンポジウム 日 時:2001年11月11日(日)10:00〜16:30 場 所:明治大学 大学会館8階大会議室 2度にわたる国民的保存運動によって守られ、世界遺産にも登録された平城宮跡がいま、高速道路地下トンネル計画によって破壊の危機に直面しています。世界遺産平城宮跡の価値と意義について理解を深め、保全と活用についての将来像を探りながら、現在問題となっている高速道路地下トンネル案の是非について考えあいましょう。多くのご参加をお願いします。 ◆主催 シンポジウム「世界遺産平城宮跡を考える」実行委員会(代表 鈴木重治) ◆後援 明治大学考古学研究室・考古学博物館 大阪歴史学会 関西文化財保存協議会 京都民科歴史部会 考古学研究会 高速道路から世界遺産・平城京を守る会 古都奈良の歴史的遺産と景観を守る市民共同フォーラム 難波宮址を守る会 奈良県文化財保存対策連絡会 奈良県歴史教育者協議会 奈良世界遺産市民ネットワーク 奈良文化財研究所職員組合 奈良歴史研究会 日本 考古学協会 日本史研究会 日本歴史学協会文化財保護特別委員会 文化財保存全国協議会 木簡学会 歴史学研究会 歴史教育者協議会 (19団体) ◆連絡先 〒630-0135 奈良県生駒市南田原町1230-83 佐久間貴士(0743-79-9277)
10月14日に奈良で開かれるプレシンポの内容が決まりました。 8月27日(月)
7月6日、代表者会議がもたれました。 |