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手織工房ゆみ  藍染め

      
        



  <蓼藍・タデアイの生葉で綿を染めました>



蓼藍タデアイの生葉染め 綿100% 2013年8月20日

<蓼藍・タデアイの生葉染め・綿>


「シルクの生葉染め」をしたあとの液で、綿を染める実験(?)をしました。

「シルクの生葉染め」の残液にはまだだいぶ藍の色素が残っているみたいです。

藍の色素は丈夫で、色素があるかぎり染めることができるはず。

その色素で綿を染めてみたい!!!



左の写真:淡く染まった綿布






タデアイの葉っぱから藍の色素を抽出する方法はこちらに出てます。


「タデ藍の生葉染め」へ
 





畑のタデアイ <畑のタデアイ>

ことしはいつまでも寒さが続いたあとに日照り、長雨、灼熱猛暑がつづき、タデアイの成長はおくれていた。

7月下旬になると、やっとタデアイが大きくそだち、そろそろ生葉染めができそうだ。 
フードプロセッサーで砕く  <藍の色素の抽出> 

タデアイをフードプロセッサーにかけ、このようなどろどろ状態にして、色素をもみ出します。
酸化した生葉液
<シルクの生葉染めをした残液> 

生葉から抽出した染液は、だいたい20分で酸化をしてしまい、シルクにさえ染まらなくなってしまいます。

いつもはシルクを1枚染めるごとに染液は捨てていました。

藍の色素がまだまだのこっている液を捨てるのはもったいないので、今回はこの液で綿を染める実験(?)をしてみます。

残液を捨てずに大きな鍋にとっておきます。

液は酸化をしてふかみどり色です。
還元剤を加えます









<還元剤を加える>


藍の色素があるかぎり、還元剤をつかえば理論上は染まるはず(?)

インド藍やすくも藍を建てるのとおなじように、80℃にまで液をあたためて、還元剤を加えました。

藍熊染料店のAZスペシャル(藍専用の還元助剤)を15g/ℓ、使用しました。

全体量は4ℓなので15g×4=60g

かきまぜてから1時間放置。

黒ずんだ色になっています。

藍が還元されて、染まる状態になりました。



 
生葉で染めた綿ガーゼ 生葉で染めたさらし 綿100%
  <生葉で染めた綿布2種> 

・左は綿ガーゼ、たてに濃淡でそめわけてます。

・右は綿のさらし、豆を1~3粒をしんにして絞りをしています。

どちらの布も生葉液で染まっています。ふつうの藍染とおなじように、液に5分浸けてしぼり、空気で酸化させることを10分、この工程をくりかえします。

濃い色のところは3、4回染めています。

今回の実験(?)では、「シルクの生葉染め」をした残液をつかったので、あまり藍の色素がのこってなかったみたいで、濃くは染まりませんでした。

もっとたくさん生葉をつかえば濃色に染められると思います。



ことしも「タデアイ生葉染め実習」をしました。

参加者は4人、「生葉染め」でシルクを染めたあと、還元剤を使って綿を染めました。

全体をななめにしてグラデーションに染めたり、豆をしんにしてギリギリと輪ゴムでしばったり、それぞれ個性あふれるデザインで、できあがりは満足満点。

手作りのシフォンケーキやサンドイッチ、炊き込みご飯に地元の銘菓、皆さんが持ち寄ったごちそうを食べつつ、わいわいと楽しい染め実習でした。

(ちょっとカロリーを取りすぎてしまったね)           8/26





2013年7月18日


藍の手織り布



上の写真:ところどころに裂いた藍布を織り込んでいます。

織り目を整えるためと藍の色を鮮やかにするために酢酸水(80%酢酸2~3cc/ℓ)に10分ほと浸けます。

その後、色止め剤(レジノール10~20cc/ℓ)に10分ほど漬けて脱水して終了です。








藍染め



上の写真:染料店から購入した藍で染めた布や糸。

ここは標高が1,400メートルもあって東京が猛暑日になっても涼しくて暮らしやすいのですが、「藍を建てる」には気温が低くて……。

屋外のバルコニーでは気温が低くなりすぎるので(20℃以上が必要)、室内で毛布を巻いたりヒーターを弱くつけたりして藍を建てました。







<藍糸の手織り>

藍で染めた糸
<藍糸>

阿波のすくも藍、インド藍、自家製タデ藍の乾燥葉と、いろいろと試してみました。

仕上がりの感じでは、インド藍がいちばん鮮やかな色に染まったし作業もしやすかった。

すくも藍の色はきれいでいいのですが、水洗いのときに藍の葉っぱのカスがいっぱいでます。

一般家庭では水洗いのときにと排水口が詰まりそうな危険があります。

仕上げは80%酢酸に浸けます。 
玉巻をとた糸 横糸用  <玉巻した糸> 

綿と麻の素材の糸。

横糸にはスラブ糸を多く使うつもりでしたが、染めると撚りがきつくなり堅い風合いになってしまった。

綿麻スラブと細い麻糸はきれいに染まり、風合いも柔らかい。
小管に巻いた糸  <小管にまいた横糸> 

1本の糸を横糸にして織ってみたが単調になってしまう。

2本~3本の糸を引きそろえて横糸にしてみたらいい感じの質感になった。

藍糸で手織り <藍染め糸で手織り>

あまりきっちりとした布にしたくなかったので、ほどよいところで横糸をかえて大きな横しまにしています。 




  


<藍の裂き織り>

藍で染めた綿布 
<藍布>

裂き織り用に綿布(古いシーツ)を染めました。

最低でも3回は藍液に浸けないと深みのある色にならない。

裂き織り用なのであまり均一に染めない方がおもしろい質感になります。

右端の布は6、7回染めたもの。 
染めた藍布 <藍染め布>

使い込んでしんなりとした布が裂き織りには適しています。

雑巾にでもしようととっておいた古いシーツが役にたちました。

裂くのに力がいらないし、経糸とよくなじみます。
 
裂き織り中 <藍染め布で裂き織り>

全体を裂き布にすると質感が単調になってしまうし重くなってしまうので、染めた糸も織り込んでいます。 





「藍を建てるにはまだ気温が低いかな」とおもいましたが藍染をスタートしました。(2/28)

<藍を建てる>
インド藍と還元剤
 


<インド藍とインジゴ還元剤AZ>

・インド藍を60g (2g/㍑) 
・スペシャル還元剤を450g (15g/㍑)

この材料で30リットルの藍液ができます。

藍を建てるにはソーダ灰とハイドロが必要ですが、今回は「これだけで簡単に染まる」というインジゴ還元剤AZスペシャルを使ってみました。

藍熊染料店で購入できます。


 
ゴミ入れ  <容器>

藍屋さんは藍を建てるのに甕(かめ)を使いますが、ゴミ入れ容器で建てることにしました。

容積は33リットル、ふたもついています。 
藍建てスタート <80℃の熱湯でとかします>

インド藍とインジゴ還元剤AZスペシャルを容器にいれます。


3リットル(30リットルの10%分)の熱湯(80℃)をそっと静かに加えてよくかきまぜます。

泡が大量にたち、換気扇をまわしても刺激臭がきついのでマスクをして作業をします。

60分間そのままにしておきます。
藍建て準備完了  <藍染め液の準備完了>

残りの27リットルの水(20~25℃)を加えながら、よくかき混ぜます。

これで30リットルの藍液になりました。

容器にふたをして1日おきます。

途中1~2回、かきまぜます。

まだ気温が低かったので容器にホッカイロを貼り、毛布でくるみました。

もうすこし大きな容器のほうがよかったかも。

  
<藍染め>
温湯に浸けます 
<糸の下準備>

次の日に糸と布を染めました。

精練済みの糸と布を温湯につけておきます。
糸を繰る棒  <糸染めの道具> 

糸を繰るために棒が2本あると便利です。
糸染 (1)  <糸を染める 1> 

かせになっている糸を2本の棒で繰りながら均等に藍液をしみこませます。
糸染め (2)  <糸を染める 2>

何回か糸を繰ったら藍液の中に沈めます。

ここではS管に下げています。

5分ほどしたら糸をひきあげます。

きっちりとしぼって、かせを両手でさばいて空気にさらします。

緑色をしていた糸が空気に酸化して、徐々に青色になります。 
3回染めた糸と布  <3回染めた糸と布>

綿は染めた直後の濡れているときと乾いたときの色の違いが大きいので、いったん乾かしました。

乾いた糸はだいぶ色がうすくなりました。

もっと濃い色にしたいので何日かおいて染め重ねるつもりです。 


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