地域の実態と児童の様子

 1 地域の実態

  この地域の開拓は,明治37年に始まり,当時より天塩川に依存するところが大きかった。天塩川を挟んで西に天塩山地,東に音威富士の山々が連なり,清らかな流れと緑濃い山並みに囲まれた自然豊かな地域である。

  夏には30度を越える日があったり,冬には氷点下30度以下の日もあるなど寒暖の差が激しい。また,管内有数の大雪地帯であり,降雪量15m,積雪量2mを越える年もしばしばで,冬季の生活条件には厳しいものがある。

  基幹産業としては農業と林業が発展したが,社会情勢の変化によりそれも衰退の一途を辿っている。

  また,現在のJR宗谷本線,旧天北線それに国道40号線,275号線の分岐点にあったため,交通の街として栄えてきたが,国鉄が民営化されたり,天北線が廃止(平成元年4月)されたりして職員が減少して過疎化に一層の拍車がかかり,村の人口も減少の一途を辿っている。

  村では,「森と匠の村」を総合計画のメインテーマに掲げ,自然を生かした産業づくり,環境づくり,人づくりに取り組んでいる。

  本校の校下は,音威子府市街全域と,鉄道班,本線,茨内,上音威子府,筬島の各地区を含み,南北に流れる天塩川とその支流である音威子府川に沿って広がっている。本校は,音威子府市街地のほぼ中央に位置し,市街地を国道40号線が縦断しているので,特に交通安全には十分の注意をはらい,事故防止に努めている。従って,通学は徒歩通学である。

  今年度当初のPTA戸数は17戸で,公務員,会社員が大半である。また最近は,共働きの家庭が増加している。

  保護者の教育への関心は高く,学校に対する理解・協力も極めて大きい。また,参観日などの出席率も高く,我が子の成長に期待をかけている。


 2 児童の様子

 (1) 本校児童のよさ

  @明朗,快活で素直な児童が多い。

  A外遊びや自然の中での遊びを好む。また,学級にとらわれず声をかけ合って
     遊ぶことができる。

  B与えられた課題や役目は,しっかりこなそうと努力する。

 (2) 本校児童の今後の課題
   
  @いろいろな事物や事象に興味・関心をもち,問題に気づき,解決しよう
     とする主体的な学習意欲や態度がやや不足している。

   
      A個々の課題をもち,解決しようとする思考力・判断力が不足している。

      B話の聞き取りや自分の考えを表現する力が徐々に身に付いてきているが,まだ課題もある。
      


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