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よびかけ めざすもの 無縁社会から連帯社会へ 活動報告 2010年主要記事
役員 会員の意見・論文 『プランB』31号 2011.2.1
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ISBN978-4-904350-81-2 C0336 B5判68頁
定価800円+税
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Plan B No.31 目次
日本針路研究所のスタートにさいして 歴史を進める「幻想の原動力」とプランB 村岡 到
特集:転機に直面する労働組合活動
国鉄労働運動衰退の軌跡と再生への課題 亀高照夫
非正規争議団中心の東京総行動とキャノン偽装請負裁判 佐藤和之
プランB No.5雇用制度の抜本的改革を 労働者派遣法の改正・ワークシェアリング 村岡 到
私的利害優先の思想と労働組合 伊岡麻夫
編集長インタビュー 国鉄労働運動60年 佐久間忠夫
新しい労働組合・労働運動の創造の視点 室 政司
日本労働弁護団の声明
臨時国会における労働者派遣法改正法案の成立を求める声明 幹事長 水口洋介
憲法第28条を前面に 平岡 厚
組合活動のなかの女性差別 宇山洋美
書評1:濱口桂一郎:著『新しい労働社会──雇用システムの再構築へ』 佐治義信
書評2:佐野章二:著『ビッグイシューの挑戦』岩下雅裕
生存権フォーラムを創ろう!
2011年『プランB』に期待する 藤岡惇・出口俊一・繁田哲夫・太田啓輔・田中雄三・藤田東平
 佐藤三郎・小野清明・中西五洲・斉藤政明・藤田稔
小選挙区制廃止をめざす連絡会 
「望まれる選挙制度とは・討論会」への協賛メッセージ 『週刊金曜日』発行人 北村 肇
社会党解体の本当の理由──社会党の常任活動家の体験から 堀本秀生
劉暁波のノーベル平和賞受賞と中国民衆の動向 河内謙策
アンベードカルの生涯とダリット解放運動の現在 吉田秀則
蟷螂通信29他山の石   私には敵はいない 最後の陳述 劉暁波
ベーシックインカムは生存権の手段ではない──
『ベーシックインカムで大転換』へのコメント 齋藤 拓
『ベーシックインカムで大転換』を読了 馬場真骨

特集:転機に直面する労働組合活動 すべてが現場の活動家による。抵抗・打倒型の活動の限界、労働者の個人意識の位置づけ、ユニオン活動の展望、労組活動の中の女性差別……を切開する。
国鉄労働運動衰退の軌跡と再生への課題
亀高照夫
●国家権力が、団結権に不当に介入するからだ、という問題だけではない。世の中が、技術革新という「進歩」を支持しているからである。
 新しい階級闘争路線は、企業と社会に「責任」もつから、先行的に企業と国家に対して「要求」を提示し、団結権を行使してその実現を、民意とひびきあいながら求める。
 労働組合の側から、技術革新をともなう「合理化」を提示することになる。 10頁
私的利害優先の思想と労働組合
伊岡麻夫
●具体的に労働運動を構築し継続していく労働者の日常思想、あるいは彼らに問題提起する主体あるいは知識人・労働者集団とはどのようなものなのか。
 戦後思想を代表する思想家による認識と判断、つまり「大衆レベルにおける私的な欲望の全面的展開とその認知」に対して、どのように考えているのか。18頁
新しい労働組合・労働運動の創造の視点
佐久間忠夫
●総評が解体され、連合が出来て、日本の労働運動は骨抜きになってしまいました。何と言っても一人ひとりが自分の頭で考えて主張し行動に出るという姿勢・資質がきわめて弱いことが残念です。日本では大抵の場合に「長いものには巻かれろ」「寄らば大樹の陰」というのが習慣になっています。自主的に行動することが弱いのです。少数派になることがきわめて嫌われます。 24頁
社会党解体の本当の理由
堀本秀生
●世間では、社会党の解体は1993年の細川連立内閣への参加によって引き起こされたとか、1991年のソ連の崩壊の影響を受けたとかとして理解されているようである。だが、社会党解体はもっと前に起きていた。実は、90年の衆院選挙で党中央は選挙の戦術を広告代理店にゆだねるという、左翼の政党としては思いもつかない方針を提起した。これは一言でいえば自殺行為である。43頁
アンベードカルの生涯とダリット解放運動の現在
吉田秀則
●アンベードカルとガンディーとの対立はその後も長く続く。ガンディーは不可触民制の廃絶はカースト=ヒンドゥーが懺悔・改心する内面的行為によって達成されるべきだ、とした。これに対しアンベードカルは、自由、平等、友愛の近代的民主主義をインドに築く社会革命を通じカースト制度を打破しなければならない、という立場に立ち、ガンディーを「敵」とさえ呼んだからである。 61頁
私には敵はいない 最後の陳述
劉暁波
●私の人生において(天安門事件の起きた)1989年6月は重要な転機だった。私はこの年、米国から戻って民主化運動に参加、「反革命宣伝煽動罪」で投獄された。そして今また、被告席に押し込まれている。しかし、私には敵はおらず、憎しみもない。私は、善意をもって政権の敵意に向き合い、愛で憎しみを溶かすことができる人間でありたいと思う。53頁