
| ホーム | 研究会のお知らせ | 隔月誌『プランB』2009年バックナンバー |
| よびかけ めざすもの 無縁社会から連帯社会へ | 活動報告 | 2010年主要記事 |
| 役員 | 会員の意見・論文 | 『プランB』31号 2011.2.1 |
| 入会のご案内 | ご意見はこちら | 『プランB』編集委員会 |
![]() ISBN978-4-904350-82-9 C0336 B5判64頁 定価800円+税 ご注文は針路研まで |
Plan B No.32 目次 |
|
特集:司法改革の課題 裁判員裁判だけが話題となっているが、刑事司法裁判には他にも多くの問題が残されている。被告人の人権はどうしたら守ることができるのか。人間が人間を裁く裁判のあり方を問う。
|
||
|
編集長インタビュー 刑事司法改革の核心は被告人と弁護人の権利拡大
河内謙策 ●「調書裁判」──これは、警察署や検察庁で取られる「調書」が刑事裁判の最有力な証拠として重視されることです。裁判の場で、被告人と検察官が意見をぶつけ合い、裁判官が判断するというプロセスを大切にするのではなく、検察官が提出した「調書」を重んじるのです。 私は、刑事司法改革の目標は、公判中心主義の徹底、被告人・弁護人の権利拡大にこそあると考えています。 |
宇都宮健児日弁連会長当選の舞台裏
杉浦ひとみ ●宇都宮健児──私が小学校三年のころ、だいたい父親は朝の三時とか四時に起きて仕事を始めて、星が出るころやめる、そういう仕事をひたすらやってたんです。私は愚痴も言わずに黙々と働くそんな父を尊敬していました。貧乏な生活から、進学し、東京の大学に行き、親に迷惑はかけられないと一生懸命勉強し司法試験に合格することができました。 |
「弁護士任官」の意義と限界
竹内浩史 ●司法改革反対の論陣を張る著名な弁護士が「弁護士任官、弁護士任官というが、一体それで何が変わりましたか」と執行部を責め立てるのを、たまたますぐ傍らの席で聞かされたことであった。心ある任官者もいるはずなのに、なぜそのような低い評価になるのか、とても悲しかった。任官を果たした暁には、私なりに頑張って、そんな評価を覆してやりたいと決意した。 |
|
地球からの警鐘
──〈脱原発〉への転換を 村岡 到 ●放射能の拡散を防ぐために命を賭けて必死に作業に当たっている人たち──東京電力(下請けも含む)の労働者、自衛隊員、消防署員に深く感謝する。彼らへの感謝と共感が一切の出発点である。 |
エジプト革命の勝利が教えるもの
村岡 到 ●ごく一部に建物の放火もあったが、基本的にはこの革命の18日間、民衆の側からの暴力行使がなく、かつ暴力的弾圧もなかった。100万人の非暴力の集会・デモによって革命の勝利は勝ち取られた。この点は、エジプト軍の動向、役割と重なっている。民衆もまた「軍隊を信頼」している。 国家と軍隊の関係はどうなっているのか。マルクス主義の教条に反する事態が現出している。 |
安田浩一:著『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』 外国人労働者の苛酷な労働を踏み台に
佐藤和之 ●国家権力による支配は社会の分断と差別を利用し、資本主義経済は低賃金不安定労働力を必要とする。現代の「植民地主義」は、日本の内部にも存在するのだ。外国人労働者の過酷な労働のうえに、私たちの生活は成立している。 |