漱 石 枕 流 <そうせきちんりゅう>

 熊本にゆかりのある作家、夏目漱石は 「孫楚伝」(そんそでん)の「漱石枕流」(そうせきちんりゅう) という故事より命名したといわれます。
  故事によると、孫楚は若い頃、隠遁しようとして「枕石漱流」【俗世を 離れて自然に親しむという意味】というところ「漱石枕流」【石に漱ぎ(くちすすぎ) 流れに枕す】と言い間違えてしまいました。親友の王済の指摘に孫楚は「流れに枕するのは耳を洗うためであり、石に漱ぐのは歯を磨くためである」と強情にこじつけて反論したそうです。 このことから「漱石枕流」というのは「へそまがり」「負けず嫌い」という意味のことわざに用いられるようになったのです。


そうせきも1977年の誕生から30年以上。八代では老舗のお店になりました。故事ではマイナスの意味合いも感じられますが、趣旨貫徹というか、頑固一徹というか、長い間変わらない雰囲気を通してきたところに、この「漱石」という屋号がぴったりなのです。そして現在ではさらに進化し、皆さんにもっと親しんでもらえるようにと優しいタッチのひらがなになりました。

「そうせき」などというと、一見して小料理屋、もしくは夏目漱石がらみの渋い店かと思いきや、背の高い大きな洋風の引き戸を開け、さらに現れた大きなガラスの重い扉を開けると、天井の高い空間に木調のカウンターが長くのびる洒落たバー。あらゆるジャンルの音楽が降り注ぐようにかかっています。カウンターの中央には大画面での映像も楽しめ、いつもワイワイとにぎやかです。


2007年の3月には夏目漱石の本名から名付けた姉妹店「居酒家 金之助」2008年の7月には「山本食堂」が誕生。

「そうせき」は洋風の食事が出来るカクテルバー、「金之助」はお洒落な外観ながらリーズナブルな居酒屋、「山本食堂」は深夜まで開いているヘルシーでリーズナブルな和風居酒屋と、お客さまのそれぞれのニーズに合わせた空間を提供いたします。

居酒家 金之助
山本食堂

これからも更に進化を続ける「漱石 」を
よろしくお願いいたします。