◎2004年コラム(視点・直言)
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■女は強い
女はいつまで?
灰になるまでとか。
と言っても「あちら」の話ではない。
プロとしてである。
と言っても、またまた
「あちら」のプロではない。
先日、講演で箱根湯本に出張。
講演後の宴席での話である。
一通り挨拶が終わり乾杯へ
そこへ「きれいどころ」の
和服の「おねえさん」達がぞろぞろ。
その一人曰く
「置屋にはいろな人がいる。
年令も18才から85才まで様々」と。
「え!85才」と心の中で叫んだ。
男の寿命をとうに超えている。
それにしても85才で現役とは...
その85才の人も
同性の女性からみても「色気」があるとか。
しゃきっとしているいう。
「いつまで続けられるのかなあ?」
と恐る恐る聞いてみた。
すると、「正座できなくなるとき」と
「耳が聞こえなくなるとき」とか...
「うへぇー」プロとしての女の執念は凄い。
「あちら」も、「こちら」も、女は強い
良いお年を!
■思い込みの失敗
ある経営研究会の後の
懇親会の席での話である。
同席の社長曰く
「一番いけないのは
独りよがりの思い込み」という。
これは「売れるはず」と
お客不在で勝手に行動すると
多くが失敗する。
自分に自信があると
余計落とし穴に陥る。
社長はどんなに自信があっても
3案ぐらいお客に提案して
お客に決めて貰っているという。
そこからホンネを引き出し
改善点があれば改良を加える。
お客とのちょっとした
違和感も見逃さない。
お客との一心同体感で大切だと。
お客が主人公であれば当然である。
しかし、これがなかなか出来ない。
お客を心底から思えば、
お客が何を考え
何を求めているかに思い至る。
お客への思い入れは
表面化しない潜在的ニーズも
引き出せる。
思い「込み」より、思い「入れ」
■使いこなせば便利
11月25−26日
帯広商工会議所の依頼で
講演のため出張した。
雪が降る直前で、またその後、
北海道東部地震もあった。
この講演の依頼は
当館のホームページを見てとのこと。
北海道に元気をという趣旨である。
依頼の打診、応諾から
講演の内容、日程調整まで
すべてメールのやり取りである。
会議所のチラシの文面
TAMAの写真も
添付ファイル付きのメールである。
会場となるホテル、帯広東急インも
インターネットでチェック。
宿泊もメールで予約。
当日、ホテルで
商工会議所の人たちに会うまで
顔合わせのミーティングはない。
なにせ、北海道である。
不思議と電話のやり取りも一切ない。
メールは時間外、夜でもOK。
相手を束縛しない。
使いこなせば便利である。
ビジネスチャンス、商圏も広がる。
「メール」で、商圏を、広「めーる」
■特技を生かす
一芸シッターは
単なるベビーシッターではない。
一芸、そう、
一つの特技を生かして
子供の世話をするものである。
例えば、音楽や語学などを
教えながら子供の面倒を見る。
ベビーシッター会社の中には
なにか特技を持っている人を
積極的に採用するところもある。
一芸にも色々あるが
手品や風船を使った芸
など子供が好きそうな特技でもいい。
その背景には
女性の社会進出と少子化がある。
それに女性のやり甲斐探しが加わる。
子供が少ない、だから大切にされる。
単なる子守から付加価値の高い
ベビーシッターへのニーズがある。
一方、主婦をはじめとする
女性のシッター側の事情もある。
自分の特技を生かせて
社会のお役に立てられれば
そんなやり甲斐感もある。
また、昔、習った芸も
主婦業でちょっとサビつき気味。
その芸のサビ防止にもなるとか。
一芸シッター
子「守」で、芸も「守」る
■健康を売る
最近「トクホ」のマークをよく目にする。
こんなマークだ。
「トクホ」とは
特定保健食品(特保)のことである。
平成3年にできた制度で
厚生労働省から許可された
保健の効果を表示できる食品のこと。
と言っても、薬ではないので
病気の治療用ではない。
しかし、一般の食品と違って
一応、効果が化学的に証明されている。
まあ、国の有効性や安全性の
審査を受けていますと言うわけである。
あの「ヘルシア緑茶」なんかは
トクホの認知度を一気に高めた。
「トクホ」の関心が高まる背景には
健康志向のもと生活習慣病を
気にする人たちの増加がある。
治療と予防医療、医薬と食品、
サプリメントの境界線に
挑戦する動きでもある。
血圧、コレストロール、
体脂肪、血液サラサラ...
現代人の健康不安はつきない。
健康志向の心を
「カクホ(確保)」で、「トクホ」人気
■変わるために
前に当コラム欄で
○○美人を紹介した。
参考→「○○美人」(04.10.16)
どんなものでも○○美人と
○○を目指せばその筋の美人に
なれるというものであった。
ところが同じ美人でも
女優の秋吉久美子さんについての
新聞のコラムが目に留まった。
「色白美人」を捨てて
「強さ」と「自由」を手に入れたという。
40才過ぎてから
色白を維持するプレッシャーから
解放されて人生が変わったと。
これは有名女優の話である。
我々凡人は折角持っている武器を
捨てがたいのが人情である。
しかし、変身しようとする時
これがジャマになる場合も多い。
企業もそうである。
成功体験にしがみついている社長の
哀れさを時々見る。
捨てれば違った景色が見えてくる。
そこから新しい発想が生まれる。
個人も企業も捨ててこそ
生まれ変わるということもある。
捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(ギャグ捨てて格言で)
■可能性秘める辺境
自信満々で自己陶酔していては
危うい変化は見抜けない。
何事も絶頂期には
忍び寄る危機を見逃しがちである。
好事魔多しという。
老舗、成功体験にどっぷり
浸かっている社長の陥りやすい点だ。
中枢にどっぷり浸かっていると
回りの変化が見えない。
革新は辺境からという。
革新は危うい、さすらいの中から
生まれることが多い。
また、時代が変化するとき
辺境にその兆しが現れる。
辺境はヘリにあるから
八方よく見えることも。
しかし、そのさなかにいる時
革新とはおよそ遠い心境にある。
辺境の好位置が生かせない。
後ろめたい「ハズレ」にある
という意識は心の偏狭を生じやすい。
境が故に変化の兆しが見えるのに
自ら心を閉ざしてチャンスを逃す。
そんな心の脱却が革新の大前提である。
後ろ向きの「へんきょう偏狭)」より
前向きの「へんきょう(辺境)」意識
■ガン検診ツアー
PET(ペット)と言っても
犬猫のペットではない。
PETは
Positron Emission Tomographyの略
陽電子放射断層撮影のこと。
ガン細胞がブドウ糖を取り込む
性質を利用してのガン検診。
これまで発見出来なかった
早期ガンも見つかるとか。
しかし、あまり日本で設備がない。
首都圏だと20万円位かかる。
そんな中、地方で設備を持っている病院
とタイアップしたツアーが人気だ。
北海道、九州、沖縄、はては韓国など
PETツアーが組まれている。
ちょっと近くとの観光も
兼ねたツアーもある。
高齢化社会での健康志向
なかでも気になるガン検診
それをツアー化する試みである。
人間ドッグのガンの発見率は
約0.2%という数字もある。
ガン検診に
今までの人間ドックより
PET(ペット)人気は高まる。
ドッグ→ペット
参考→PETツアーの事例
■経験を生かす
OBのゆくえ
と言ってもゴルフの話ではない。
定年退職者のことである。
定年延長の動きがあるとはいえ
団塊の世代が定年を迎えにあたって
大量のOBが出そうだ。
OB(Old Boy)...
その響きは「たそがれ」のオールド。
しかし、その会社での人生は
オールドでも、全てが
Oldになるわけではない。
人生80年の時代である。
むしろ人生はこれからだ。
何も働くだけが人生ではないが
働くことで生き甲斐を感じることもある。
その場合、棚卸しが必要だ。
キャリア、経験を生かした
「強み探し」である。
何もないと言っても「経験」はある。
その経験に「意味」を持たせるのだ。
そこにプラスαがあればなおいい。
それが「人脈」ということもある。
なにも取り柄がないと思っても
その「経験」と「人脈」は
中小企業にとっては魅力的だ。
自分の「経験」を生かして
「若さ」を取り戻すのも一考である。
「オールド」、経験生かして、「ヤング」に
■「おたく」市場
オタクと言えば
アニメやマンガなどに没頭
社会的繋がりに消極的な人間...
さらに、特定の趣味や分野に
おカネも時間も費やす人たち。
いずれもコミュニケーションが
嫌いな人間という感じであるが
こだわりは旺盛な消費を生む。
そこで、その人たちの市場を
「オタク」消費なんていう言い方をした。
それが、最近では
「お宅」消費なるものが出現している。
こちらは、同じ「オタク」でも
自宅の「お宅」である。
自宅で「自分だけ」の
充実した時間にこだわる。
その特徴は中高年の
お金持ち層が結構多いことだ。
凝ったバスルーム、ダイニングセット
豪華なソファ、ムアツふとんなど。
新三種の神器の薄型テレビなども
その延長線上にある。
さらには、料理人を自宅に呼ぶ
有名店のシェフ出張サービスもある。
「おたく」に 託(たく)す消費
■気軽に美人
メルマガの広告で
「マナー美人」に目が止まった。
このマガジンで今日から
あなたもマナー美人!とか...
そう言えばこの頃
○○美人というフレーズをよく見る。
「話し方美人」から
「ことば美人」、「会話美人」
「手紙美人」に、最近は「メール美人」
笑顔が可愛い「笑顔美人」
目元で勝負「目元美人」
口元とくれば、「口元美人」だ。
なんにもしなくても
「素肌美人」もある。
「しぐさ美人」なんか
意識したとたんに美人に変身か。
本物の美人にはなれなくても
ちょっとその気になれば
その筋の美人にはなれそう。
この「○○美人」現象
女性の個の芽生えでもあり
プラス発想法でもある。
その気になれば美人になれる。
○○美人...何を目指すかは
自分で決められる。
美人.......他人が決めます(えーと、例外あり)
○○美人....自分が決めます
■今、おひとりが...
一人で店に入りると
「おひとりさま」ですかと言われる。
その「おひとりさま」ではない。
女ひとりのことである。
と言っても、昔の「女ひとり旅」
という物悲しさはない。
逆である。
カッコイイ女のイメージである。
「おひとりさま」向上委員会なるものによると
1 「個」の確立ができている大人の女性
2 「自他共存」していくための、ひとつの知恵
3 仕事も恋もサクセスするために身につけるべき生き方の哲学
名付け親は故・岩下久美子氏
著作「おひとりさま」中央公論新社より来るとか。
当コラムでも取り上げた
「負け犬論争」の「女」よりカッコイイ「女」か。
参照コラム→「負け犬」考(04.6.12)
「女ひとり旅」も
昔の「今にも自殺しそうな」感じから
飛んでいる女のイメージがある。
「おひとりさま」は
一人の時間を素敵に過ごせる大人の女性。
そこに多くのビジネスチャンスがある。
「食べる」「飲む」「泊まる」「癒し」等々。
TPOによるサービスからグッズまで。
「おひとりさま」を「おひとり」にしておく手はない
■中小企業には?
「M&A」っていう文字
最近よく見かけるようになった。
このM & A...じっと見ていても
さっぱり分からない。
MとAがどうした?という感じである。
それぞれ頭文字なのだが
それがまた、難しい単語である。
MはMergers(合併)
Aは Acquisitions(買収)
直訳すれば合併・買収である。
だからM & Aというと
合併・買収ということである。
中小企業には遠い存在...
と思いきや、案外
そうでもなくなってきているのである。
新分野に参入、事業拡大など
白紙からより、どこかを買収した方が
早いなんていう場合もある。
参照「事例紹介」→M&Aで事業拡大(04.10.2)
逆に店じまいのため身売りしたい
事業承継をスムーズにやりたい
などと言ったこともある。
カタチは、株式譲渡、営業譲渡など
専門化が仲立ちしてくれる場合が多い。
前向き、後ろ向き、どちらにも
M&Aをもっと身近に考えたい。
「遠い」M&Aを「近く」に
■元気な女性
還暦と言えば、60才
ちょうど元の干支に戻る。
ネ、ウシ、トラ...の5廻り目である。
昔はそんなに長生きしなかった。
だからお祝いだ。
それも、赤ん坊に還るなんて言って
「赤いチャンチャンコ」を着せられた。
それが今、ギャル?
「還暦ギャル」が横行しているとか。
世の中変わったものだ。
70年代、雑誌「アンアン」「ノンノ」で
育った彼女たちは「アンノン族」と呼ばれた。
その彼女たちも、子育てが終わり
心も、おカネも余裕が出てきた。
女友達同士で、あちこち
元気を取り戻して、出歩っている。
連れ立っての旅は勿論
口コミでの名所スポットの探索。
昔と違うのは、
携帯片手でメールでのやり取り。
デパ地下出没
「冬ソナ」ヨン様の追っかけも。
老いてますます元気な女性群
新しい消費予備軍である。
昔: 還暦(男も女も).....赤ん坊に還る
今: 還暦ギャル(女だけ)..ギャ ルに還る
■自分に気づく
先週、ゼミ合宿に行ってきた。
山中湖畔、2泊3日、総勢18人
その最後の打ち上げの時の話である。
腕立て伏せ30回、ダンベル体操
「毎日実行している」と言ったところ
「何のために」...と。
うーん、「何のために」か?
予想外の質問である。
一応、健康のためにと答えた。
いつまでも「若さ」を
維持するためと言おうとしたが、
言葉を呑み込んだ。
皆全員20才から21才の若者。
「若さ」そのまんまの彼らである。
何でそんなに「頑張る」のか
運動選手でもあるまいし
新鮮な驚きだったのだろうか。
「若さ」の真ん中にいる時は
「若さ」は意識されない。
失われて始めてその価値を知る。
なんの取り柄もないという若者も
「若さ」は持っている。
気がつかないのは本人だけだ。
物事を客観的に見ることによって
一番わかりにくい「自分」に気づく。
他人から見れば
羨ましい「自分」がいるかも知れない。
「気づかない」自分に、「気づく」
■サービスの特徴
前回コラム「見る眼を変える」で
新規需要の大切さを取り上げた。
参考コラム(視点・直言)→ 見る眼を変える(04.9.4)
それでは新規需要のポイントは何か。
サービスは「心の満足」と密接に絡む。
その「心の満足」を捉えることである。
「心の満足」は人のよって違う。
極端に言えば10人いれば
10人の「心」がある。
また、やっかいなのは
同じ人でも時と場合によって
「心」が変わる。
「思い切って贅沢をしたい」
カネに糸目は付けない。
その時は、ハイの状態が多い。
また、同じ人がその逆の時もある。
「心の満足」は一人ひとり
それも、時と場合により異なる。
ここでは「規模の利益」より
「きめ細かさ」が勝負だ。
それは大企業より
中小企業の方が得意とする。
顧客満足とはよく言われる。
それを一歩踏み込んで
「心の満足」という視点で見直したい。
顧客の「満足」→ 心の「満足」
■伸びるサービス業
サービス業が伸びている。
高度成長から成熟社会へ
モノが溢れる時代となった。
その流れを受けて
「モノの豊かさ」から
「心の豊かさ」へ。
産業構造においても
サービス業のシェアの増加に
その流れが見える。
ただ、ここで注目されるのは
このサービス業の伸びは
放って置いて伸びているのではない。
既存のサービス、即ち
今まであったサービスの伸びではない。
常に新しいサービスが
生まれてサービス業全体が
結果として伸びているのである。
参考「中小企業白書(2004年)」→ニューサービスの出現
この視点が極めて重要である。
誰かが、どこかが新規開拓している。
その結果サービス業が伸びている。
その流れに乗るためには
その潮目をしっかり頭に入れながら
目の付け所を変えねばならない。
見る眼が変われば、
サービス業の芽が見えてくる。
眼(め)から芽(め)
■需要のチェック
需要が有るか無いか
どんな商売、ビジネスでも
そこがポイントだ。
自分が自信を持った新商品も
お客に受け入れてもらえなければ
ビジネスは成り立たない。
しかし、新技術等で絶対的に
自信を持つベンチャーなどが
案外おちいる失敗もここにある。
これがあれば絶対売れるはず
という思いこみも危ない。
需要がなければうまくいかない。
至極当たり前。お客は冷淡だ。
しかし、需要の有無の把握は
そう単純ではない。
お客がその商品・サービスの良さが
今ひとつピンと来ない場合も多い。
当然ながら
新しいモノはこの世の中にない。
お客は理解できない場合もある。
お客に絶対に役に立つという
信念に基づく説明・理解・納得
への努力が必要な場合も多い。
需要の有無という表面的なチェックより
需要を創るのだという強い意志が
決め手となることもある。
需要の「有無(うむ)」 → 需要を「生む(うむ)」
■姿勢と気持ち
アテネオリンピック真っ盛り
日本の金メダル獲得数も好調である。
日本選手の活躍もあり
時差による寝不足の毎日が続く。
どの競技でも
金メダリストの顔は美しい。
「やった!」という達成感
その一言にも「重み」がある。
なかでも、ある女子柔道選手
「攻め続けないとダメになる」
普通の戦いでは「弱さ」が出る。
攻め続けて金メダルを取ったという。
しかし、そこへ到着するためには
人には言えぬ苦労もあったであろう。
「攻める」と言っても、
「攻め」にはスキもできる。
特に柔道では
一瞬のスキが命取りともなる。
しかし、攻め抜くことにより
気持ちが前向きになる。力も出る。
総合力としての「攻め」
まさに「攻めは最大の防御」である。
我々凡人は金メダリストとは違う。
だが、せめても、
その「攻め」の姿勢に学びたいものだ。
「せめ」て、「攻め(せめ)」の姿勢
■働き方を変える
SOHOという文字を
目にする機会が多くなった。
それだけ普及してきたのかも知れない。
SOHOとは何なのか?
もともとアメリカで使われたもの。
Small Office Home Office
スモールオフィス・ホームオフィス。
そのの頭文字をとってSOHO。
ソーホーと読む。
直訳すれば、小さな事務所、
自宅の事務所、仕事場。
SOHOの協会や各種団体もあり
SOHOという会社まで出来た。
SOHOはIT化もあり
働きかたも変えようとしている。
在宅勤務も可能となり
主婦でもビジネスへ参入出来る。
会社設立も小スペースでよく
コストも安く済む。
ネットワークの利用により
機動的で小回りも効く。
SOHOは働く場としても
働く人にとっても変革を促す。
SOHO(ソーホー)
働く場・人、双方(ソーホー)に変革
* * * * * * * *
詳しくは「中小企業のことがよく解る本」p170
用語解説「SOHO」参照。
「事例紹介」参照→週末にSOHO事業(04.8.14)
■資格+α
先日、○○士という先生方と
暑気払いを兼ねて一杯やった。
年2,3回会っては
飲んでいる同じメンバー5人である。
他の4人は弁護士、税理士、
社会保険労務士、中小企業診断士である。
意識して集まった訳ではないが
飲んでいるうちに
定期的に会うようになった。
気がついたら、皆
○○士という「さむらい」業である。
各業界の第一線で活躍している人たち
先輩には大いに学ぶことが多い。
当然であるが、
自分の専門分野には一家言を持つ。
自信もみなぎる。
専門分野は違うが
一様に、独特の雰囲気がある。
人間的魅力とでも言おうか
人間的巾、丸みがあるのである。
スパッとした専門分野の切れ味と
丸みのあるパーソナリティ。
士「さむらい」業は、
資格だけではない+α
人間的魅力、「丸み」が必要なようだ。
資格(□)+丸(○)み
■中小企業を巡る2つの壁
養老孟司氏の「バカの壁」
人は自分の都合で壁を作るという。
若者の中小企業に対する見方...
一つは、中小企業は弱く、危ない。
だから就職選びなどで選択肢から外す。
もう一つは、創業は大変、
自分はムリ。だから、選択肢から外す。
寄らば大樹の陰、安定志向の若者
にとってもっともなことである。しかし
あまりにも極端だと選択肢を狭める。
そもそも中小企業はある個人が
創業したから今存在している。
「無から有を創る」創業は偉大だ。
しかし、一度設立されると
一律に、中小企業は危ないからと敬遠。
そこに思考の断絶がある。
自分の都合のいい壁を作って
そこへ逃げ込むという意味では
まさに、「バカの壁」である。
創業にみる「活力」も
経営にみる「厳しさ」も中小企業である。
そこに同じ社長がいる。
規模にこだわらず、自然体になれる時
「やり甲斐」等といった選択肢が見えてくる。
小利口な「思考停止」で壁を作っては
本物の「生き方」が見えない。
すべては「考える」ことから始まる。
小「利口」から「バカ」の壁
■成長エネルギー
やや!バイオロジー???
なにか難しそう。(*_*)
でも、そんなに難しくはないよ。
バイオとは「生命」とか
「生物」とかいう、あのバイオね。
まあ、ここに一つの森があるとしよう。
遠くから見ると、こんもりとした森林も
近くに行くと様々な植物があるよね。
大きい木、小さい木
この世の中を森林に例えて
大木を大企業、小さい木を中小企業とする。
大木の影で、苦戦する中小企業。
一方、そのすき間でしたたかに
生きる中小企業もある。
大木とともに共生する中小企業。
大木になろうと挑戦中の中小企業。
大木の中で織りなす
中小企業の活力を
森林のバイオロジー的視点という。
木がなぜ成長するのか
それは理屈ではない。
「元気でなければ中小企業ではない」
バイオロジーは元気の「気」を
根本から考えさせる。
バイオロジーにみる
木(き)の気(き)
うーん、やっぱり難しかったかな。m(_ _)m
でも、さらに関心がある方は →山野に広がる森林
■外食産業
外食産業と言えば
キーワードは「女性」と言われる。
いかに、女性を取り込むか...
女が来れば男もついてくる。
そんな中、人とは逆に「オヤジ」を
取り込もうとするところがある。
味にうるさい女性は値段も厳しい。
それでいて、情報を渡り歩き
結構、浮気っぽい。
一方、オヤジは、
一度「こだわる」と愚直で、浮気しない。
そんなオヤジに目を付けて
オヤジにいろいろ特典をつける
「おじさんカード」を出す店も。
カードを持てる条件は
12項目のうち3つ以上
当てはまればいいという。
その項目には「時代が分かる、
自分をかわいいと気づいた、
ダジャレ・ギャグ好き」など。
自らファンづくり
品揃えのアドバイスなど
店作りの応援団ともなる。
多くの外食産業が
「女性」をキーワードとするなか
オヤジを意識した店の出現である。
捨てる「神」あれば、拾う「神」あり
捨てる「オヤジ」あれば、拾う「オヤジ」あり
■社長の生き様と中小企業
中小企業の特徴は多様性。
ホントに中小企業の実態は様々。
その要因の一つは社長にある。
社長の生き方、性格が
中小企業を多彩にさせる。
社長の数だけ
中小企業像もあるという感じだ。
そこへ行くと
大企業の社長はそうは行かない。
サラリーマン社長は特にそうだ。
今年も中小企業白書が出た。
そのサブタイトルは
「多様性が織りなす中小企業の無限の可能性」
2004年版「中小企業白書」→ やさしい解説
中小企業は弱くてダメなものと
一律に切って捨てられることが多い。
元気な中小企業もあるのだが
なかなか多様性に踏み込めない。
白書は多様性から出発して、さらに
無限の可能性へと導いている。
難しいことは別にして
「人の生き様が会社の生き様になる」
ということは素晴らしいことである。
苦しいこともあるけど、それも人生。
中小企業...その奥に社長という人間がいる。
その人間の生き方も様々だ。
人生いろいろ
社長もいろいろ
(あれれ!どっかで聞いたセリフだぁ...)
■パイを作り出す
先日、社長さん対象の講演の後
少子化と経営についての質問があった。
折しも、1.29ショック
一人の女性が生涯に生む子の数
合計特殊出生率が話題となった頃である。
また、前回のコラムでも
子供の数が犬猫の数より
少なくなっていることを取り上げた。
その場では、子供及びそれを取り巻く
関連ビジネスは結構盛んであり
その背景と企業努力の話をした。
参照コラム→少子化対策(03.7.5)
しかし、子供が減るということは
人が減る...「人口減」である。
企業経営にとって逆風である。
「売上より利益」と言われて久しいが
特に前年比売上何パーセント増
なんていうやり方ではもたなくなる。
ホントの意味で
量より質の時代到来である。
一つのパイを奪い合うシェア競争から
パイそのものを作り出す
発想の転換が必要となる。
しかし、同じ土俵で目一杯頑張っていると
過去の延長線上でしかパイが見えない。
パイを作り出す経営をしないと
失敗する厳しい時代を迎えている。
パイの奪い合い
目一杯(パイ)は、失敗(パイ)のもと
■ペットブーム
子供がどんどん減る。
少子化である。
15歳未満は1,790万人とか。
一方、飼い犬と飼い猫の数は増えている。
昨年、犬は16.9%増、
猫は13.6%増という数字もある。
ペットフード工業会によると
昨年、犬は1,113万頭
猫は808万頭、合わせて1,921万頭。
子供と犬猫と一緒にしてはなんだが
子供数1,790万、犬猫数1,921万
子供より犬猫の方が多いという数字だ。
核家族化が進み、少子化の裏返し、
一人住まいのお年寄りも増えている。
癒しとしてのペットブームは加速する。
業界のパイとしては
方や、減少、方や、増加である。
今や家族同然の犬猫も多い。
子供と同じように犬猫をかわいがる。
当然に、おむつ、トイレ、フード、お墓、
浴衣等々犬猫用品は各方面にわたる。
自社の経営的コアを生かして
なんとか犬猫用に応用展開できないか。
創意工夫、ユニークなものほど面白い。
「ニャン」とか、オンリー「ワン」
■また、行きたくなる旅
旅には行きたいが一人ではいけない。
そうかと言って
人には迷惑をかけたくない。
旅は楽しいが
足の心配、言葉の心配、下(しも)の心配
人に言えない不安もいっぱいある。
そんな旅を諦めていた人たちへの
バリアフリー的なツアーが好評である。
中高年向け、シニア向けは
ゆったりした旅でもう市民権を得ている。
趣味、目的別に、
友達作りも含めて各ツアーが募集されている。
ここでは、さらに一歩進めて
歳とは限らないが、
ちょっと不自由な人たち向けの旅。
旅なんて自分にはムリと
いわば、「諦め組」へのお誘いである。
お金は少しは高くてもいい。
旅を楽しみたいという人たちも多い。
なるべく手間ヒマかけずに
低価格でという風潮がはびこっているなか
全く逆の発想である。
一度行くとまた、行きたくなる..
今までの閉鎖感が一気にふっ切れるのだろう。
結果として、すっかり固定客となるという。
旅(たび)に「たびたび」行きたくなる固定客
■人生の勝ち負け
酒井順子さんの著書
「負け犬の遠吠え」が話題に。
さて、負け犬は
「30代以上・未婚・子ナシ」とか。
「人生の勝ち負け」は
結婚で決まるわけではないのに
というエスプリが効いている。
「負け犬」と言っていながら
密かに「負け犬」ではないという自負心。
基準を変えれば、私は私
自分の生き方があるという
強い個の主張である。
周りから「負け犬」と見られても
価値観が違うのだから
「それがどうした?」という開き直りも。
ここで著書から離れるが
初めから独身主義でなくてもいい。
結婚を考えたけど、やっぱりでもいい。
そう考えると気は楽だ。
失恋、離婚のバツ一
受験・就職失敗...なんでもいい。
劣等感で「自分いじめ」が一番いけない。
いい経験させてもらったと感謝。
オンリーワンの自分のためにだ。
一見負けているようで
人生で貴重なキャリアを
積んでいるということもある。
「負ける」が「勝ち」
■「バツ一」市場
3年前に卒業した履修生から
「転職を考えてます」
というハガキを貰った。
学卒後3年間で3割は会社を
辞めると言われる昨今
そのうちの一人だなと苦笑。
今や、サイト、メルマガでも
転職関連の人気が高い。
それだけ転職願望が根強いのだろう。
転職の理由は様々である。
こんな筈ではなかった。甘かった。
自分のやりたいことがやっと分かった等々。
そんななか、1回就職失敗組
いわば、「バツ(×)一」市場も盛んだ。
「バツ一」は単なる浮気性、
我慢の無さの危険もはらむ。
しかし、ビジネスマナーもなんとか
こんどこそはという本人の意気込みもあり
見極めがあれば、「うまみ」もありそうだ。
また、転職アドバイスの資格
「キャリア・カウンセラー」なるものも出現。
こちらは転職が多い方が有利とか。
そのキャリア(笑)が「ものを言う」のだろう。
まあ、ともかく転職の願望が本人に
最も合った職へと繋がればいいのだが...。
願望! 転職(てんしょく)で、天職(てんしょく)
■世の移り変わり
ある銀座のママの言葉である。
「昔は銀行や証券会社といった
大企業の接待がほとんどだったけど
今は中小企業の社長ばかり」
さらに続く
「起業する人が増えているからだろうけど
30代の若い方もよくお見えになるわ」
(日経ビジネス04.5.3より)
ママから見た夜の銀座の客層に
今の世相の移り変わりが感じられる。
これを組織と個人と
いう切り口でみると面白い。
バブルに踊った大企業の
接待付けサラリーマンは消滅。
いまはリストラの真っ最中。
そこへ行くと
中小企業にはまだ元気な社長もいる。
というより結構したたかである。
また、起業...新しく会社を
起こした若者もいるということだ。
まあ、金回りがいいから
銀座に飲みに行くという訳ではない。
しかし、銀座の夜という特殊な場ゆえに
案外世相を写しているかも知れない。
世(よ)は、夜(よ)につれ
■プロたるもの
ある○○回忌の法事の席
お坊さんがお経を読み出した。
その瞬間「あッ」と
皆の視線が一点に集中した。
お坊さんの足元である。
片方の靴下に穴が空いている。
具合が悪いことに、正座した足は
ちょうど、こちらに向けられている。
故人を偲ぶ厳かな雰囲気とはいえ
やっぱり気になるのである。
その穴が気を散らす。
本人のお坊さんは全く気が付かない。
身だしなみとはいえ
足のそこ、そこまで気が回らなかったのか。
ホンの些細なことであるが
そこに怖さががある。
「プロたるもの」の反面教師である。
いかに有能な経営者もやり手の上司も
本人の気が付かない「汚点」で
台無しとなる図である。
某教授のように、いかに高邁な経済を
論じても「スカートの中」が
気になっては、聞く耳を持ちにくい。
他のどんな立派なものでも
補えない穴もある。
「穴埋め」できない「穴」あり
■クレームを味方に
「苦情はラブレター」
ある観光関連の社長の言葉である。
え! ラブレターだって...
そう思う人も多いだろう。
苦情は誰でも面白くない。
出来たら、避けたいのが人情だ。
でも、見方を変えれば
苦情を言ううちは、まだ「脈」がある。
また、苦情は「こうして欲しい」という
熱心な訴えのサインでもある。
苦情にも色々あるが
苦情を解決してあげれば
大逆転、大ファンになることだってある。
問題はそれはムリ、出来ない、
お客の我がままと決めつけることにある。
何かニーズはないかと
探し回るより、ニーズの裏返し
不満の解決ほど効果があるものもない。
それが難題であるほど
受け入れた時の効果は大きい。
しかし、それには創意工夫が必要だ。
まあ、苦情も言わず、
黙って去るほど怖いものはない。
苦情は貴重な情報源
お客が「わざわざ」訴える「情」を
ムダにせず、味方にしたい。
苦「情」の「情」を味方に
■「考える」習慣
「人間は考える葦(アシ)である」
といったのはパスカル。
その「考える」ことを
しない若者が増えている。
大学の講義も「考える」と
板書してから始める昨今である。
暗記物中心の偏差値教育
受験偏重の教育の「ツケ」が
彼らを襲う。
自分のことも考えないまま
自己形成期を過ごした彼らは
ある意味で、教育の犠牲者でもある。
出来るだけ軌道修正して
世に送り出そうと
先ずは「考える」ことを提唱している。
さて、中小企業の社長も
忙しい毎日、「考える」ことを
どれだけしているだろうか?
「忙」の左の「りっしんべん」は
心という意味。だから「忙しい」とは
心が亡くなると書く。
心がなくては「考える」
こともままならない。結果として
若者と同じでは様にならない。
忙しさに埋没され、つい
「言い訳探し」が習慣性となると
前向きな思考とは、ほど遠くなる。
「考える」を「考える」
■たまには「絶つ」
顔の化粧もたまには、なにもつけない
「すっぴん」がいいという。
毎日毎日、お化粧にお忙しい方
そう言われてもちょっと不安かも...。
でも、人間の肌には、本来
自然の「潤い」機能があるという。
それを殺していると言うわけだ。
また、いつも満腹だと胃腸の
本来ある「掃除」機能が低下するとか。
飽食の時代、掃除するヒマがない...。
ダイエットなど肥満の心配だけではない。
まあ、これは「身体」の話であるが
「心」というか「精神面」にも言える。
モノが溢れ、マスコミ情報が氾濫し
毎日、忙しさに埋没される。
判断能力が衰え、
何事も受け身となり、時が過ぎ去る。
ここで一番怖いのは
自分で「考える」ことをしない
「受け身人間」の誕生である。
たまには、毎日移ろいゆく
自分を取り巻く「景色」を絶ってみよう。
そこに、新発見があるかも知れない。
「個の目覚め」といっても
自立心をなくした受け身人間に明日はない。
「立つ」ために「絶つ」
■履歴で信頼を得る
トレーサビリティー
横文字が氾濫するなか
この舌を噛みそうな文字を時々見る。
「トレース」は英語で追跡、
そこに「アビリティ」(できること)を
つけて「追跡可能性」という意味。
BSE(狂牛病)をきっかけに
この肉は大丈夫かという
食への不安は一挙に高まった。
その不安を解消するためには
追跡可能な生産履歴をすべて
証明する必要に迫られた。
「食の安全・安心」のためには
透明性のある生産履歴がものを言う。
そこで、トレーサビリティー
生産履歴システムが脚光を浴びる。
さらに「生産者の顔」が
見えることを売りにするものもある。
今まで何気なく口にしてたものの履歴
それは不安の解消への裏返しでもある。
ICタグなど技術革新の進展もあり
トレーサビリティーの広がりは
ますます大きくなろうとしている。
安全にお金を払う...
履歴が「安全志向」という流れの中で
一つの利益の源泉となる動きでもある。
「履歴(りれき)」で「利益(りえき)」
■夢中になれるもの
今年も小学校のクラス会がある。
万年幹事で毎年開催している。
開催案内時でのクラスメイト
同級生だから、それなりのお歳...
「冬のソナタ」 が楽しみ。
こんな歳になっても夢見たいのよ。
どうぞ笑って!という彼女。
ドラマが始まる前である。
初めはピンと来なかった。
その後テレビでそのフィーバーぶりに
なるほどと納得したのである。
甘いマスクとどことなくセクシーな
主演俳優のペ・ヨンジュンさん。
中高年女性の追っかけもあるとか。
まさに女性パワー全開である。
これは韓国ドラマである。
いくら「韓流ブーム」とはいえ
関係者もこれほどフィーバーするとは...
それにしても、理屈抜きに
「しびれる」「ドキドキする」と
夢中になれるのは幸せである。
「青春する心」に歳はないという。
いつまでも若く元気なおばさん達。
キーワードは「女性」「中高年」
社長さん!「冬のソナタ」で
あなたの「青春」度が試される。
「冬」の「ソナタ」と、「アナタ」の青「春」度
■空港内の見直し
駅ナカの次は空(そら)ナカ。
空ナカとは空港内のことである。
駅ナカ参照→駅ナカ(04.1.10)
空港内にグルメショップ
露天風呂と知恵を絞る。
デパ地下が話題になってから
ここに来て、ホテイチ
さらには駅ナカ、そして空ナカ...
まあ、目まぐるしい。さらに、
地下鉄のエキチカなんていうもある。
流行など追っていられない人も多い。
ただ、そこに共通するものは
施設、場所の見直しである。
大勢の人の往来の場を
単なる通過点とするのではなく
新しいコンセプトで見直す。
コンセプト参照→コンセプト(01.10.13)
空港を単なる飛行機の
発着の場ではなく、積極的な
ビジネスの場として意味をもたせた。
今までも販売、サービスなどの
提供はあったが、利便性中心であった。
そこに、お客へ発信するコンセプトはない。
いわば、経営資源意識は空っぽであった。
そこに魂を入れた。
コンセプト
ナカ空(から)→空(そら)ナカ
■TAMAと教授
この4月から、横浜商科大学商学部
教授としてゼミも持つことになった。
コマ数増もあり講演活動が制約される。
先日も北海道帯広から講演依頼があり
授業とバッティングし、お断りした。
さて、当館のモットーは
「難しいことを易しく」である。
教授は「易しいことを難しく」言うと
皮肉をいう向きもある。(笑)
しかし、本当に分かっている人は
「易しく話せる」がTAMAの信条。
学者先生の権威より中身だ。
当館では、親しみやすくと
TAMAというニックネームでスタートした。
どんなに立派なことを言っても
受け入れ、読まれなければ意味がない。
しかし、さりげない一文に心を込めている。
理論と実践は車の両輪
分野によっては、理論より実践の方が
はるかに進んでいるものもある。
中小企業は元気組と苦戦組に分かれている。
2つの顔を平均する訳にはいかない。
TAMAと教授という2つの顔も同じだ。
まあ、なにはともあれ
ここはTAMAの世界
おやじギャグも懲りずに続けよう。♪♪
「たま」には「TAMA」、「たま」には教授
これからもよろしく(^o^)
■卒業パーティ
先日、横浜商科大学の卒業式があった。
式の後のパーティはクルージング
始めての試みである。
パシフィコ横浜国立大ホールでの卒業式
大桟橋国際客船ターミナルからの
クルージングでの卒業パーティ。
父兄参加ということもあり
地方からの学生にとって
「横浜」を満喫するいい思い出となろう。
すべて、学生の企画という。
パーティといえば、ちょっとしたイベント
おカネもヒトも結構動く。
しかし、別の視点から見ると
クルージング業者にとって
格好のいいお客の取り込みである。
結婚式、記念パーティなど
イベントのお客の獲得競争は
激しさを増している。
少なくとも、商大の卒業パーティで
例年のホテルなどの会場は仕事を失い
クルージング業者はお客を得た。
学生の企画といっても
クルージングでのパーティプランの
品揃えの企画力の効果は大きい。
式はこうあるべし、パーティは...という
従来型の「規格品」的な先入観を排除し
柔軟な発想にビジネスチャンスはある。
企画(きかく)力は、脱「規格(きかく)」から
■キシリトールガム
歯のためにガムを噛む。
初めはびっくりもした。
一昔前までは
ガムは虫歯になりやすいので
ほどほどにというのが常識であった。
それがキシリトールガムの出現で
虫歯予防のめにガムを噛むという
全く逆の現象となった。
そのキシリトールガムが
ここへきて、また売上を伸ばしている。
ガムを取って口に入れる..
口に入れるまでの使い勝手に
工夫を凝らしたのである。
いちいち紙をむいて
ガムを取り出さなくても
容器に裸のまま入っている。
手軽にポイっと口に入れる。
容器の中の紙で使用後はくるんで捨てる。
容器も大小揃えて
洗面台、居間、食卓、車の中など
どこでも置けるように工夫している。
ガムの中身は変わらない。
使い勝手だけでこうも変わる。
使い勝手は工夫次第で勝機ともなる。
使い「勝手」に、「勝つ手」あり
■発想の転換がカギ
「日経ビジネス」からの取材に
商品開発として「対象を変える」
という事例をいくつか紹介したことがある。
日経ビジネス取材記事→「勝ち残れ!中小企業」
例えば、甚平など男性用を女性用に
化粧、エステなど逆もある。
食品、ダイエット、墓など
人間用のものをペット用にという例も多い。
赤ちゃん用のものをお年寄り用に
さらに犬猫用へと展開...
オムツなどがいい例だ。
このような切り替えは
すでに多くの企業で取り入れている。
さらに、業務用を家庭用に
大人用を子供向けにと
あらゆる視点から可能性は無限だ。
なかでも、考えられない、あり得ないと
思われているものに妙味がある。
従って、お客も気が付かない
潜在的ニーズをじっくりみる...
発想の転換が勝負となる。
男がダメなら、女って言うわけで
対象を変えれば
新商品に変身という狙いである。
「所」変われば、品(しな)変わる
「対象」変われば、品(しな)変わる
■デジタル時代に
先日、あるロータリークラブで
卓話をする機会があった。
その会食の時に
IT関連企業の社長から聞いた話である。
今、デジタル全盛ではあるが
アナログも大切にしているとことである。
確かにデジタルという言葉が氾濫している。
デジタルカメラ、デジタル家電から始まって
デジタル景気にデジタル生活....
ところでデジタルとは何か?
デジタルは文字、画像、音声など
すべての情報を数値に置き換える。
数値は0と1での2進法
機械的な故に、極めて正確で、早い。
しかし、ドライで無味乾燥な匂いもする。
一方、CDやデジタル時計に比べて
レコードの針と古時計に代表される
アナログは時代遅れのイメージがある。
しかし、デジタルの時代になればなるほど
客の心をつかむ決め手はアナログだ。
デジタルというツールを武器に
いかに、本物の「心」に迫れるか。
皆がデジタル、デジタルと言っている今、
本当の差別化はアナログにあるかも知れない。
デジタルとアナログ...
永遠の課題ではあるが
一度、自分なりに整理しておきたい。
デジカメ...覗くファインダーはデジタルの世界
デバカメ...覗く○○○はアナログの世界(?)
デバカメ参照→デパ地下に学ぶ(02.1.19)
■この不思議なもの
時、時間は、
男も女も、若者も年寄りも
すべて平等である。
しかし、時間を意識するときと
しないときがあるのもまた、確かだ。
人との約束、試験など
時間に間に合いそうもないとき
「時」は非情だ。
苦しくて、辛くて
早く時間が過ぎ去って欲しいとき
「時」は異常に長く感じる。
逆に、楽しくて充実しているとき
「時」の経つのを忘れるほど
時間はあっという間に過ぎ去る。
元気な中小企業・ベンチャーの社長は
ビジネスとプライベートと
時間の使い分けがうまい。
端から見ていて、極めて厳しい状況
ハラハラしている時でも
本人は楽しんでいるかに見える。
「心の充実度」によって
時間は大きく変わるようだ。
「時」はすべての人に平等、
しかし、感じ方は全く違う。
ところで、あなたの「心の充実度」は?
たまには「時」を考えてみよう。
「時」には、「時」を考える
■確かめて消費
電車のなかの若い男女
左右のイヤホンを片方ずつ耳に突っ込み
目をつむり、うっとり...
ステレオ効果よりも
耳のコミュニケーションを優先。
微笑ましいか、羨ましいか、
何で電車の中でと眉をひそめる図か
見る人の心によって異なる。
さて、これが男同士だとしたら
ちょっと気持ちが悪い...?
今、友達同士で左右のイヤホンで
CDの品定め、耳コミ現象が見られる。
ショップでの試聴も増えてはきた。
しかし、友達の評価を踏まえて
自分で確かめたい消費者心理もある。
なにも左右のイヤホンでなくても
口コミから一歩踏み込んだ耳コミ。
耳コミの底流にあるのは
他人の意見も参考にして
自分で確かめる消費スタイルである。
耳コミは宣伝に踊らされることなく
私だけの消費へのこだわりでもある。
マスコミでもない。口コミでもない。
耳コミ。聞き慣れない人も要チェックだ。
「耳」慣れない人も、「耳」コミに注目
■オモテに出ない我慢
先月、新年会を兼ねた講演後の懇親会の席
あるケアマネジャーの話である。
これからはますます一人ひとりの
お客さんに合った「きめ細かさ」が求められる...
そんな内容の講演の話に触れて
お年寄りの食事の話をしてくれた。
お年寄りの声として
自分たちへの配慮は有り難いのだが
まだ、「量」については、ギャップがあるという。
量は少しでいいから
品数を増やして、
もっとバライティがあったらという声である。
大手もまだ、このへんは対応できていない。
コストとの兼ね合いもある。
中小企業の方が差別化として
うまくできるのではという内容であった。
お年寄りも様々である。
一律に「食」にお金をかけないという思い込みや
「食」へのこだわりはないというのは早計である。
オモテに出る不満とともに
オモテに出ない「我慢」に手を差し伸べる...
それがニーズの開拓に繋がる。
これから高齢化社会が本格化するなかで
一歩踏み込んだ潜在的ニーズの対応に
ビジネスチャンスはある。
不満(ふまん)と我慢(がまん)に商機
■あるがまま
学生から
「座右の銘はなんですか?」と聞かれた。
「まあ、自然体ということかな」と答えた。
大上段に構える訳ではないが
座右の銘とかモットーとか聞かれたとき
「自然体」「プラス志向」と答える事にしている。
あるがままの自分を受け入れる。
しかし、我々凡人にとって
この自然体というのは案外難しい。
自然体には竹のような
「しなやかな強さ」というイメージがある。
本当に強ければ、すべてを受け入れる。
だから、自然体になれるのだが...
時には突っ走る「強さ」も必要だろう。
しかし、とんがった強さは意外にもろい場合もある。
ましてや、弱いが故に、強さがりで
カバーするなんていうのでは、ちょっと寂しい。
自然体とはほど遠い。
今、個の自立が叫ばれている。
あるがままの自分を受け入れ、自分に目覚める。
そこから自立が生まれる。
しかし、我々の多くは自分を極端に卑下するか
単なる「わがまま」な自分をさらけ出すか...
なかなか自然体になれない。
少なくとも個の自立は
「わがまま」からは生まれない。
必ず「言い訳」を用意しているからである。
「わがまま」でなく「あるがまま」
■そこまでは...「ヌーブラ」
昨年、ヌーブラがアメリカから上陸
ノーブラと見間違うほどの出来(!?)。
当コラムでも「背中見せ」で取り上げた。
コラム「視点・直言」参照→背中見せ(03.8.30)
新素材による、ヒモがないヌーブラは
「背中見せファッションを加速」というものであった。
そのヌーブラが寒くなっても
売れているのである。
なんと、買っているのは中高年。
「背中見せ」とはほど遠い(いや、失礼)
オバサン、オバアサンである。
なぜか?ヒモがないので
肩が凝らないというのである。
売り出すとき、そこまで読めたか、
消費者の潜在需要、思わぬニーズである。
しかし、ここで母娘の行動という
接点がそれを可能にしている。
仲良しの母娘の存在である。
娘がその場に居なければ
その「すぐれモノ」の存在は知られず、
買う勇気もなかったかも知れない。
きっかけはともあれ
いつまでも若く美しくいたいという
女心もある。
予期せぬ需要、消費者の多面性
それがヌーブラからの教訓である。
予期(よき)せぬ需要、良き(よき)教訓
■生き方の模索
前回のテーマは「キーワードは自分」であった。
それは今年の消費行動の
トレンドとしての「自分」である。
コラム「視点・直言」(04.1.17)→「キーワードは自分」
今回は個人の生き様そのものとしての「自分」。
「自分」は何をしていいか、分からないという学生
就職活動の前に「自分」探しである。
会社依存にすっかり染みついてしまった
リストラに怯えるサラリーマン
脱会社人間の模索は「自分」探しからである。
高齢化社会を迎えて
「自分」を見失った定年退職の「おじさん」達も
「自分」探し本番である。
自分探しは、「自分」とは何か
それは「いかに生きるべきか」という
根源的なものに繋がる。
「人」のための人生ではない。
「自分」のための人生である。
しかし、「自分」が「自分」たりえるのは
自立した「自分」が出発点である。
「自分」にしかない強み、
素晴らしさに気づき、生き甲斐にする。
それが生きた証(あかし)でもある。
人間の可能性は無限である。
今からでも遅くはない。
自分の「宝」探しに出かけよう。
自分「探し」は、宝「探し」
■今年の消費トレンド
あるテレビの番組
女性起業家3人の今年の共通項
キーワードは「自分」という。
もともと3人の女性起業家は
「自分」に目覚めた人たち。
説得力があり、輝いて見える。
しかし、彼女たちの言う「自分」は
消費者のトレンドとしての「自分」である。
勿論、そのトレンドは
自分に目覚め、自分の生き方を
模索する手がかりとしての消費行動でもある。
確かに、バレンタインディーの
「自分へのご褒美」としての「私チョコ」。
コラム「視点・直言」参照→変化するチョコ事情(03.2.15)
「自分への投資」...資格取得とは限らない。
勉強でも遊びでも「自分」にプラスになるものなら、
おカネを惜しまない人も増えている。
人は人、自分は自分という「私だけ」の
自分に相応しいものにだけ反応する消費行動だ。
ますます、一人ひとりに合った
本物の「きめ細かさ」が求められる。
中途半端では見向きもされないという怖さも潜む。
それは均一で量を武器にした戦略には馴染まない。
むしろ、中小企業には有利なトレンドである。
キーワード「自分」...それを自社に取り込もう。
キーワード「自分」を、「自分」のものに
■気がつけば「便利」
「デパ地下」、「ホテイチ」に続いて
今年は「駅ナカ」が注目されそうだ。
デパ地下参照→デパ地下に学ぶ
ホテイチ 参照→ホテイチに学ぶ
駅は大勢の人が集まるけど
できるだけ早く通過するところ...
そんなイメージが一変しつつある。
駅構内のスペースを活用した
「駅ナカ」ビジネスが急速に普及している。
立ち食いソバ位しかなかった「食」でも
すし店、持ち帰り総菜やデザート。
さらにはケーキの実演販売もするカフェと様々。
「食」ばかりではない。気軽に英会話と
30分500円(ワンコイン)の英会話学校。
習い事はやりたいけど「忙しくて時間がない」
いつも通る駅なら続けられるかも
という期待をビジネスに。
女性専用のエステ。
女性が通勤、通学の途中でも利用しやすいように
最低30分、顔のエステ、足のエステと種類が増える。
さらにはビデオレンタル、CDショップ
理髪店、本屋、ドラッグストアに
インターネットカフェと様々な店が登場している。
駅から2,3分という「便利さ」の代名詞が
「駅ナカ」は駅そのものだ。
気がつけば「便利な立地」ではある。
ナカナカ便利、駅ナカ
■新年にあたって
新年おめでとうございます
中小企業に「元気」をと当館を開設してから
早いもので3回目の新年を迎える。
開館の趣旨...なぜ中小企業か
年があらたまったところで再確認したい。
1 競争原理の変化
経済のサービス化が進む。
そのサービスの満足度は「心」と微妙にからむ。
一人ひとり違うのだ。人の数だけハートがある。
大きいことが有利という「規模の利益」が効かない。
IT化などの環境変化により
規模の利益よりアクセスの利益の時代へと進む。
ネットワーク化など競争原理が変化してくる。
アクセス参照→規模よりアクセス(02.1.26)
2 価値観の多様化
消費者は「自分だけ」の価値観にこだわる。
人は人、自分は自分という価値観の多様化だ。
その多様化も、10人10色から1人10色へ。
10人だと100色になる。同じ人が時と場合によって
高級志向、徹底的にケチに徹すると使い分けるのだ。
この傾向はこれまた規模の利益に馴染まない。
「大きさ」を武器にするよりより「きめ細かさ」である。
3 活力への期待
なんといっても中小企業の最大の期待は「活力」である。
個人もようやく「自分」に目覚めつつある。
しかし、自分探し、やり甲斐探しはこれからである。
目覚めた後の「自己実現」への挑戦こそ
自分のためであり、世のためとなる本物の活力である。
新風に、「大」きく羽ばたけ、「中小」企業
新年にあたって襟(エリ)をただし過ぎて、ちょっと堅苦しかったかな。
まあ、また、次回から「難しいことを易しく」をモットーに元気をお届けしまーす。
土曜更新だけど新年なので特別に早めに更新。
早い更新で03.12.27のコラム見てない人は見てね→なんでだろう!?(03.12.27)
今年もよろしく(^o^)
「TAMAさんの元気の出る中小企業館」
TAMAさん(3)ドットコムhttp://www.tama3.com/(TAMAは田廻良弘のニックネーム)
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