2004年コラム(視点・直言)

女・生涯現役

■女は強い

 女はいつまで?
灰になるまでとか。
と言っても「あちら」の話ではない。

 プロとしてである。
と言っても、またまた
「あちら」のプロではない。

 先日、講演で箱根湯本に出張。
講演後の宴席での話である。

 一通り挨拶が終わり乾杯へ
そこへ「きれいどころ」の
和服の「おねえさん」達がぞろぞろ。

 その一人曰く
「置屋にはいろな人がいる。
年令も18才から85才まで様々」と。

 「え!85才」と心の中で叫んだ。
男の寿命をとうに超えている。
それにしても85才で現役とは...

 その85才の人も
同性の女性からみても「色気」があるとか。
しゃきっとしているいう。

 「いつまで続けられるのかなあ?」
と恐る恐る聞いてみた。

 すると、「正座できなくなるとき」と
が聞こえなくなるとき」とか...
「うへぇー」プロとしての女の執念は凄い。

 「あちら」も、「こちら」も、女は強い

良いお年を!

決めるのはお客

■思い込みの失敗

 ある経営研究会の後の
懇親会の席での話である。

 同席の社長曰く
「一番いけないのは
独りよがりの思い込み」という。

 これは「売れるはず」と
お客不在で勝手に行動すると
多くが失敗する。

 自分に自信があると
余計落とし穴に陥る。

 社長はどんなに自信があっても
3案ぐらいお客に提案して
お客に決めて貰っているという。

 そこからホンネを引き出し
改善点があれば改良を加える。

 お客とのちょっとした
違和感も見逃さない。
お客との一心同体感で大切だと。

 お客が主人公であれば当然である。
しかし、これがなかなか出来ない。

 お客を心底から思えば、
お客が何を考え
何を求めているかに思い至る。

 お客への思い入れ
表面化しない潜在的ニーズも
引き出せる。

 思い「込み」より、思い「入れ」

メールの効用

■使いこなせば便利

 11月25−26日
帯広商工会議所の依頼で
講演のため出張した。

 雪が降る直前で、またその後、
北海道東部地震もあった。

 この講演の依頼は
当館のホームページを見てとのこと。
北海道に元気をという趣旨である。

 依頼の打診、応諾から
講演の内容、日程調整まで
すべてメールのやり取りである。

 会議所のチラシの文面
TAMAの写真も
添付ファイル付きのメールである。

 会場となるホテル、帯広東急インも
インターネットでチェック。
宿泊もメールで予約。

 当日、ホテルで
商工会議所の人たちに会うまで
顔合わせのミーティングはない。

 なにせ、北海道である。
不思議と電話のやり取りも一切ない。

 メールは時間外、夜でもOK。
相手を束縛しない

 使いこなせば便利である。
ビジネスチャンス、商圏も広がる。

 「メール」で、商圏を、広「めーる」

一芸シッター

■特技を生かす

 一芸シッターは
単なるベビーシッターではない。

 一芸、そう、
一つの特技を生かして
子供の世話をするものである。

 例えば、音楽や語学などを
教えながら子供の面倒を見る。

 ベビーシッター会社の中には
なにか特技を持っている人を
積極的に採用するところもある。

 一芸にも色々あるが
手品や風船を使った芸
など子供が好きそうな特技でもいい。

 その背景には
女性の社会進出少子化がある。
それに女性のやり甲斐探しが加わる。

 子供が少ない、だから大切にされる。
単なる子守から付加価値の高い
ベビーシッターへのニーズがある。

 一方、主婦をはじめとする
女性のシッター側の事情もある。

 自分の特技を生かせて
社会のお役に立てられれば
そんなやり甲斐感もある。

 また、昔、習った芸も
主婦業でちょっとサビつき気味。
その芸のサビ防止にもなるとか。

 一芸シッター
 子「守」で、芸も「守」る

トクホ

■健康を売る

 最近「トクホ」のマークをよく目にする。
こんなマークだ。

 「トクホ」とは
特定保健食品(特保)のことである。

 平成3年にできた制度で
厚生労働省から許可された
保健の効果を表示できる食品のこと。

 と言っても、薬ではないので
病気の治療用ではない。

 しかし、一般の食品と違って
一応、効果が化学的に証明されている。

 まあ、国の有効性や安全性の
審査を受けていますと言うわけである。

 あの「ヘルシア緑茶」なんかは
トクホの認知度を一気に高めた。

  「トクホ」の関心が高まる背景には
健康志向のもと生活習慣病を
気にする人たちの増加がある。

 治療と予防医療医薬と食品
サプリメントの境界線に
挑戦する動きでもある。

 血圧、コレストロール、
体脂肪、血液サラサラ...
現代人の健康不安はつきない。

 健康志向の心を
 「カクホ(確保)」で、「トクホ」人気
 

捨てる

■変わるために

 前に当コラム欄で
○○美人を紹介した。
  参考→「○○美人」(04.10.16)

 どんなものでも○○美人と
○○を目指せばその筋の美人に
なれるというものであった。

 ところが同じ美人でも
女優の秋吉久美子さんについての
新聞のコラムが目に留まった。

 「色白美人」を捨てて
「強さ」と「自由」を手に入れたという。

 40才過ぎてから
色白を維持するプレッシャーから
解放されて人生が変わったと。

 これは有名女優の話である。
我々凡人は折角持っている武器を
捨てがたいのが人情である。

 しかし、変身しようとする時
これがジャマになる場合も多い。

 企業もそうである。
成功体験にしがみついている社長の
哀れさを時々見る。

 捨てれば違った景色が見えてくる。
そこから新しい発想が生まれる。

 個人も企業も捨ててこそ
生まれ変わるということもある。

 捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(ギャグ捨てて格言で)

革新は辺境から

■可能性秘める辺境

 自信満々で自己陶酔していては
危うい変化は見抜けない。

 何事も絶頂期には
忍び寄る危機を見逃しがちである。
好事魔多しという。

 老舗、成功体験にどっぷり
浸かっている社長の陥りやすい点だ。

 中枢にどっぷり浸かっていると
回りの変化が見えない。

 革新は辺境からという。
革新は危うい、さすらいの中から
生まれることが多い。

 また、時代が変化するとき
辺境にその兆しが現れる

 辺境はヘリにあるから
八方よく見えることも。

 しかし、そのさなかにいる時
革新とはおよそ遠い心境にある。
辺境の好位置が生かせない。

 後ろめたい「ハズレ」にある
という意識は心の偏狭を生じやすい。

 境が故に変化の兆しが見えるのに
自ら心を閉ざしてチャンスを逃す。
そんな心の脱却が革新の大前提である。

 後ろ向きの「へんきょう偏狭)」より
 前向きの「へんきょう(辺境)」意識

PETツアー

■ガン検診ツアー

 PET(ペット)と言っても
犬猫のペットではない。

 PETは
Positron Emission Tomographyの略
陽電子放射断層撮影のこと。

 ガン細胞がブドウ糖を取り込む
性質を利用してのガン検診。

 これまで発見出来なかった
早期ガンも見つかるとか。

 しかし、あまり日本で設備がない。
首都圏だと20万円位かかる。

 そんな中、地方で設備を持っている病院
とタイアップしたツアーが人気だ。

 北海道、九州、沖縄、はては韓国など
PETツアーが組まれている。

 ちょっと近くとの観光も
兼ねたツアーもある。

 高齢化社会での健康志向
なかでも気になるガン検診
それをツアー化する試みである。

 人間ドッグのガンの発見率は
約0.2%という数字もある。

 ガン検診
今までの人間ドックより
PET(ペット)人気は高まる。

 ドッグ→ペット
参考→PETツアーの事例

OBのゆくえ

■経験を生かす

 OBのゆくえ
と言ってもゴルフの話ではない。
定年退職者のことである。

 定年延長の動きがあるとはいえ
団塊の世代が定年を迎えにあたって
大量のOBが出そうだ。

 OB(Old Boy)...
その響きは「たそがれ」のオールド。

 しかし、その会社での人生は
オールドでも、全てが
Oldになるわけではない。

 人生80年の時代である。
むしろ人生はこれからだ。

 何も働くだけが人生ではないが
働くことで生き甲斐を感じることもある。
その場合、棚卸しが必要だ。

 キャリア、経験を生かした
「強み探し」である。
何もないと言っても「経験」はある。

 その経験に「意味」を持たせるのだ。
そこにプラスαがあればなおいい。
それが「人脈」ということもある。

 なにも取り柄がないと思っても
その「経験」と「人脈」は
中小企業にとっては魅力的だ。

 自分の「経験」を生かして
「若さ」を取り戻すのも一考である。

 「オールド」、経験生かして、「ヤング」に

オタクとお宅

■「おたく」市場

 オタクと言えば
アニメやマンガなどに没頭
社会的繋がりに消極的な人間...

 さらに、特定の趣味や分野に
おカネも時間も費やす人たち。

 いずれもコミュニケーションが
嫌いな人間という感じであるが
こだわりは旺盛な消費を生む。

 そこで、その人たちの市場を
「オタク」消費なんていう言い方をした。

 それが、最近では
「お宅」消費なるものが出現している。

 こちらは、同じ「オタク」でも
自宅の「お宅」である。

 自宅で「自分だけ」の
充実した時間にこだわる。

 その特徴は中高年の
お金持ち層が結構多いことだ。

 凝ったバスルーム、ダイニングセット
豪華なソファ、ムアツふとんなど。

 新三種の神器の薄型テレビなども
その延長線上にある。

 さらには、料理人を自宅に呼ぶ
有名店のシェフ出張サービスもある。

 「おたく」に 託(たく)す消費

「○○美人」

■気軽に美人

 メルマガの広告で
マナー美人」に目が止まった。

 このマガジンで今日から
あなたもマナー美人!とか...

 そう言えばこの頃
○○美人というフレーズをよく見る。

 「話し方美人」から
ことば美人」、「会話美人
手紙美人」に、最近は「メール美人

 笑顔が可愛い「笑顔美人
目元で勝負「目元美人
口元とくれば、「口元美人」だ。

 なんにもしなくても
素肌美人」もある。

 「しぐさ美人」なんか
意識したとたんに美人に変身か。

 本物の美人にはなれなくても
ちょっとその気になれば
その筋の美人にはなれそう。

 この「○○美人」現象
女性の個の芽生えでもあり
プラス発想法でもある。

 その気になれば美人になれる。
○○美人...何を目指すかは
自分で決められる。

 美人.......他人が決めます(えーと、例外あり)
 ○○美人....自分が決めます

「おひとりさま」

■今、おひとりが...

 一人で店に入りると
「おひとりさま」ですかと言われる。

 その「おひとりさま」ではない。
女ひとりのことである。

 と言っても、昔の「女ひとり旅」
という物悲しさはない。

 逆である。
カッコイイ女のイメージである。

 「おひとりさま」向上委員会なるものによると
 1 「個」の確立ができている大人の女性
 2 「自他共存」していくための、ひとつの知恵
 3 仕事も恋もサクセスするために身につけるべき生き方の哲学

 名付け親は故・岩下久美子氏
著作「おひとりさま」中央公論新社より来るとか。

 当コラムでも取り上げた
「負け犬論争」の「女」よりカッコイイ「女」か。

 参照コラム→「負け犬」考(04.6.12)

 「女ひとり旅」も
昔の「今にも自殺しそうな」感じから
飛んでいる女のイメージがある。

 「おひとりさま」は
一人の時間を素敵に過ごせる大人の女性
そこに多くのビジネスチャンスがある。

 「食べる」「飲む」「泊まる」「癒し」等々。
TPOによるサービスからグッズまで。

 「おひとりさま」を「おひとり」にしておく手はない

「M&A」って何だ

■中小企業には?

 「M&A」っていう文字
最近よく見かけるようになった。

 このM & A...じっと見ていても
さっぱり分からない。

 MとAがどうした?という感じである。
それぞれ頭文字なのだが
それがまた、難しい単語である。

 MはMergers(合併)
Aは Acquisitions(買収)
直訳すれば合併・買収である。

 だからM & Aというと
合併・買収ということである。

 中小企業には遠い存在...
と思いきや、案外
そうでもなくなってきているのである。

 新分野に参入、事業拡大など
白紙からより、どこかを買収した方が
早いなんていう場合もある。

 参照「事例紹介」→M&Aで事業拡大(04.10.2)

 逆に店じまいのため身売りしたい
事業承継をスムーズにやりたい
などと言ったこともある。

 カタチは、株式譲渡、営業譲渡など
専門化が仲立ちしてくれる場合が多い。

 前向き、後ろ向き、どちらにも
M&Aをもっと身近に考えたい。

 「遠い」M&Aを「近く」に

還暦ギャル

■元気な女性

 還暦と言えば、60才
ちょうど元の干支に戻る。
ネ、ウシ、トラ...の5廻り目である。

 昔はそんなに長生きしなかった。
だからお祝いだ。

 それも、赤ん坊に還るなんて言って
「赤いチャンチャンコ」を着せられた。

 それが今、ギャル?
「還暦ギャル」が横行しているとか。
世の中変わったものだ。

 70年代、雑誌「アンアン」「ノンノ」で
育った彼女たちは「アンノン族」と呼ばれた。

 その彼女たちも、子育てが終わり
心も、おカネも余裕が出てきた。

 女友達同士で、あちこち
元気を取り戻して、出歩っている。

 連れ立っての旅は勿論
口コミでの名所スポットの探索。

 昔と違うのは、
携帯片手でメールでのやり取り。

 デパ地下出没
「冬ソナ」ヨン様の追っかけも。

 老いてますます元気な女性群
新しい消費予備軍である。

 昔: 還暦(男も女も).....赤ん坊に還る
 今: 還暦ギャル(女だけ)..ギャ ルに還る

わからない自分

■自分に気づく

 先週、ゼミ合宿に行ってきた。
山中湖畔、2泊3日、総勢18人
その最後の打ち上げの時の話である。

 腕立て伏せ30回、ダンベル体操
「毎日実行している」と言ったところ
「何のために」...と。

 うーん、「何のために」か?
予想外の質問である。
一応、健康のためにと答えた。

 いつまでも「若さ」
維持するためと言おうとしたが、
言葉を呑み込んだ。

 皆全員20才から21才の若者。
「若さ」そのまんまの彼らである。

 何でそんなに「頑張る」のか
運動選手でもあるまいし
新鮮な驚きだったのだろうか。

 「若さ」の真ん中にいる時は
「若さ」は意識されない。
失われて始めてその価値を知る。

 なんの取り柄もないという若者も
「若さ」は持っている。
気がつかないのは本人だけだ。

 物事を客観的に見ることによって
一番わかりにくい「自分」に気づく。

 他人から見れば
羨ましい「自分」がいるかも知れない。

 「気づかない」自分に、「気づく」

心の満足

■サービスの特徴

 前回コラム「見る眼を変える」で
新規需要の大切さを取り上げた。

 参考コラム(視点・直言)→ 見る眼を変える(04.9.4)

 それでは新規需要のポイントは何か。
サービスは「心の満足」と密接に絡む。
その「心の満足」を捉えることである。

 「心の満足」は人のよって違う。
極端に言えば10人いれば
10人の「心」がある。

 また、やっかいなのは
同じ人でも時と場合によって
「心」が変わる。

 「思い切って贅沢をしたい」
カネに糸目は付けない。

 その時は、ハイの状態が多い。
また、同じ人がその逆の時もある。

 「心の満足」は一人ひとり
それも、時と場合により異なる。

 ここでは「規模の利益」より
「きめ細かさ」が勝負だ。

 それは大企業より
中小企業の方が得意とする。

 顧客満足とはよく言われる。
それを一歩踏み込んで
「心の満足」という視点で見直したい。

 顧客の「満足」→ 心の「満足」

見る眼を変える

■伸びるサービス業

 サービス業が伸びている。
高度成長から成熟社会へ
モノが溢れる時代となった。

 その流れを受けて
「モノの豊かさ」から
「心の豊かさ」へ。

 産業構造においても
サービス業のシェアの増加に
その流れが見える。

 ただ、ここで注目されるのは
このサービス業の伸びは
放って置いて伸びているのではない。

 既存のサービス、即ち
今まであったサービスの伸びではない。

 常に新しいサービス
生まれてサービス業全体が
結果として伸びているのである。

参考「中小企業白書(2004年)」→ニューサービスの出現

 この視点が極めて重要である。
誰かが、どこかが新規開拓している。
その結果サービス業が伸びている。

 その流れに乗るためには
その潮目をしっかり頭に入れながら
目の付け所を変えねばならない。

 見る眼が変われば、
サービス業の芽が見えてくる。

 眼(め)から芽(め)

需要を生む

■需要のチェック

 需要が有るか無いか
どんな商売、ビジネスでも
そこがポイントだ。

 自分が自信を持った新商品も
お客に受け入れてもらえなければ
ビジネスは成り立たない。

 しかし、新技術等で絶対的に
自信を持つベンチャーなどが
案外おちいる失敗もここにある。

 これがあれば絶対売れるはず
という思いこみも危ない。

 需要がなければうまくいかない。
至極当たり前。お客は冷淡だ。

 しかし、需要の有無の把握
そう単純ではない。

 お客がその商品・サービスの良さが
今ひとつピンと来ない場合も多い。

 当然ながら
新しいモノはこの世の中にない。
お客は理解できない場合もある。

 お客に絶対に役に立つという
信念に基づく説明・理解・納得
への努力が必要な場合も多い。

 需要の有無という表面的なチェックより
需要を創るのだという強い意志
決め手となることもある。

 需要の「有無(うむ)」 → 需要を「生む(うむ)」

攻める

■姿勢と気持ち

 アテネオリンピック真っ盛り
日本の金メダル獲得数も好調である。

 日本選手の活躍もあり
時差による寝不足の毎日が続く。

 どの競技でも
金メダリストの顔は美しい。

 「やった!」という達成感
その一言にも「重み」がある。

 なかでも、ある女子柔道選手
「攻め続けないとダメになる」

 普通の戦いでは「弱さ」が出る。
攻め続けて金メダルを取ったという。

 しかし、そこへ到着するためには
人には言えぬ苦労もあったであろう。

 「攻める」と言っても、
「攻め」にはスキもできる。

 特に柔道では
一瞬のスキが命取りともなる。

 しかし、攻め抜くことにより
気持ちが前向きになる。力も出る。

 総合力としての「攻め」
まさに「攻めは最大の防御」である。

 我々凡人は金メダリストとは違う。
だが、せめても、
その「攻め」の姿勢に学びたいものだ。

 「せめ」て、「攻め(せめ)」の姿勢

SOHO

■働き方を変える

 SOHOという文字を
目にする機会が多くなった。
それだけ普及してきたのかも知れない。

 SOHOとは何なのか? 
もともとアメリカで使われたもの。

 Small Office Home Office
スモールオフィス・ホームオフィス。

 そのの頭文字をとってSOHO。
ソーホーと読む。

 直訳すれば、小さな事務所
自宅の事務所、仕事場

 SOHOの協会や各種団体もあり
SOHOという会社まで出来た。

 SOHOはIT化もあり
働きかたも変えようとしている。

 在宅勤務も可能となり
主婦でもビジネスへ参入出来る。

 会社設立も小スペースでよく
コストも安く済む。

 ネットワークの利用により
機動的で小回りも効く。

 SOHOは働く場としても
働く人にとっても変革を促す。

 SOHO(ソーホー)
 働く場・人、双方(ソーホー)に変革


*  *  *  *  *  *  *  * 

 詳しくは「中小企業のことがよく解る本」p170
用語解説「SOHO」参照。

 「事例紹介」参照→週末にSOHO事業(04.8.14)

士(さむらい)業

■資格+α

 先日、○○士という先生方と
暑気払いを兼ねて一杯やった。

 年2,3回会っては
飲んでいる同じメンバー5人である。

 他の4人は弁護士税理士
社会保険労務士中小企業診断士である。

 意識して集まった訳ではないが
飲んでいるうちに
定期的に会うようになった。

 気がついたら、皆
○○士という「さむらい」業である。

 各業界の第一線で活躍している人たち
先輩には大いに学ぶことが多い。

 当然であるが、
自分の専門分野には一家言を持つ。
自信もみなぎる。

 専門分野は違うが
一様に、独特の雰囲気がある。

 人間的魅力とでも言おうか
人間的巾、丸みがあるのである。

 スパッとした専門分野の切れ味と
丸みのあるパーソナリティ

 士「さむらい」業は、
資格だけではない+α
人間的魅力、「丸み」が必要なようだ。

 資格(□)+丸(○)み

バカの壁

■中小企業を巡る2つの壁

 養老孟司氏の「バカの壁」
人は自分の都合で壁を作るという。

 若者の中小企業に対する見方...
一つは、中小企業は弱く、危ない。
だから就職選びなどで選択肢から外す。

 もう一つは、創業は大変、
自分はムリ。だから、選択肢から外す。

 寄らば大樹の陰、安定志向の若者
にとってもっともなことである。しかし
あまりにも極端だと選択肢を狭める。

 そもそも中小企業はある個人が
創業したから今存在している。
「無から有を創る」創業は偉大だ。

 しかし、一度設立されると
一律に、中小企業は危ないからと敬遠。
そこに思考の断絶がある。

 自分の都合のいい壁を作って
そこへ逃げ込むという意味では
まさに、「バカの壁」である。

 創業にみる「活力」も
経営にみる「厳しさ」も中小企業である。
そこに同じ社長がいる。

 規模にこだわらず、自然体になれる時
「やり甲斐」等といった選択肢が見えてくる。

 小利口な「思考停止」で壁を作っては
本物の「生き方」が見えない。
すべては「考える」ことから始まる。

 小「利口」から「バカ」の壁 

バイオロジー

■成長エネルギー

 やや!バイオロジー???
なにか難しそう。(*_*)

 でも、そんなに難しくはないよ。
バイオとは「生命」とか
「生物」とかいう、あのバイオね。

 まあ、ここに一つのがあるとしよう。
遠くから見ると、こんもりとした森林も
近くに行くと様々な植物があるよね。



 大きい木、小さい木
この世の中を森林に例えて
大木を大企業、小さい木を中小企業とする。

 大木の影で、苦戦する中小企業。
一方、そのすき間でしたたかに
生きる中小企業もある。

 大木とともに共生する中小企業。
大木になろうと挑戦中の中小企業。

 大木の中で織りなす
中小企業の活力を
森林のバイオロジー的視点という。

 木がなぜ成長するのか
それは理屈ではない。

 「元気でなければ中小企業ではない」
バイオロジーは元気の「気」を
根本から考えさせる。

 バイオロジーにみる
 木(き)の気(き)



  うーん、やっぱり難しかったかな。m(_ _)m
 でも、さらに関心がある方は →山野に広がる森林

え!オヤジ?

■外食産業

 外食産業と言えば
キーワードは「女性」と言われる。

 いかに、女性を取り込むか...
女が来れば男もついてくる。

 そんな中、人とは逆に「オヤジ」を
取り込もうとするところがある。

 味にうるさい女性は値段も厳しい。
それでいて、情報を渡り歩き
結構、浮気っぽい。

 一方、オヤジは、
一度「こだわる」と愚直で、浮気しない。

 そんなオヤジに目を付けて
オヤジにいろいろ特典をつける
おじさんカード」を出す店も。

 カードを持てる条件は
12項目のうち3つ以上
当てはまればいいという。

 その項目には「時代が分かる、
自分をかわいいと気づいた、
ダジャレ・ギャグ好き」など。

 自らファンづくり
品揃えのアドバイスなど
店作りの応援団ともなる。

 多くの外食産業が
「女性」をキーワードとするなか
オヤジを意識した店の出現である。

 捨てる「神」あれば、拾う「神」あり
 捨てる「オヤジ」あれば、拾う「オヤジ」あり

社長と多様性

■社長の生き様と中小企業

 中小企業の特徴は多様性
ホントに中小企業の実態は様々。

 その要因の一つは社長にある。
社長の生き方、性格が
中小企業を多彩にさせる。

 社長の数だけ
中小企業像もあるという感じだ。

 そこへ行くと
大企業の社長はそうは行かない。
サラリーマン社長は特にそうだ。

 今年も中小企業白書が出た。
そのサブタイトルは
多様性が織りなす中小企業の無限の可能性

2004年版「中小企業白書」→ やさしい解説

 中小企業は弱くてダメなものと
一律に切って捨てられることが多い。

 元気な中小企業もあるのだが
なかなか多様性に踏み込めない。

 白書は多様性から出発して、さらに
無限の可能性へと導いている。

 難しいことは別にして
「人の生き様が会社の生き様になる」
ということは素晴らしいことである。

 苦しいこともあるけど、それも人生。
中小企業...その奥に社長という人間がいる。
その人間の生き方も様々だ。

 人生いろいろ
 社長もいろいろ
  (あれれ!どっかで聞いたセリフだぁ...)

少子化と経営

■パイを作り出す

 先日、社長さん対象の講演の後
少子化と経営についての質問があった。

 折しも、1.29ショック
一人の女性が生涯に生む子の数
合計特殊出生率が話題となった頃である。

 また、前回のコラムでも
子供の数が犬猫の数より
少なくなっていることを取り上げた。

 その場では、子供及びそれを取り巻く
関連ビジネスは結構盛んであり
その背景と企業努力の話をした。

 参照コラム→少子化対策(03.7.5)

 しかし、子供が減るということは
人が減る...「人口減」である。
企業経営にとって逆風である。

 「売上より利益」と言われて久しいが
特に前年比売上何パーセント増
なんていうやり方ではもたなくなる。

 ホントの意味で
量より質の時代到来である。

 一つのパイを奪い合うシェア競争から
パイそのものを作り出す
発想の転換が必要となる。

 しかし、同じ土俵で目一杯頑張っていると
過去の延長線上でしかパイが見えない。

 パイを作り出す経営
をしないと
失敗する厳しい時代を迎えている。

 パイの奪い合い
 目一杯(パイ)は、失敗(パイ)のもと

犬猫向け

■ペットブーム

 子供がどんどん減る。
少子化である。
15歳未満は1,790万人とか。

一方、飼い犬と飼い猫の数は増えている。
昨年、犬は16.9%増、
猫は13.6%増という数字もある。

 ペットフード工業会によると
昨年、犬は1,113万頭
猫は808万頭、合わせて1,921万頭。

 子供と犬猫と一緒にしてはなんだが
子供数1,790万、犬猫数1,921万
子供より犬猫の方が多いという数字だ。

 核家族化が進み、少子化の裏返し、
一人住まいのお年寄りも増えている。
癒しとしてのペットブームは加速する。

 業界のパイとしては
方や、減少、方や、増加である。

 今や家族同然の犬猫も多い。
子供と同じように犬猫をかわいがる。

 当然に、おむつ、トイレ、フード、お墓、
浴衣等々犬猫用品は各方面にわたる。

 自社の経営的コアを生かして
なんとか犬猫用に応用展開できないか。
創意工夫、ユニークなものほど面白い。

 「ニャン」とか、オンリー「ワン」

固定客をつくる

■また、行きたくなる旅

 旅には行きたいが一人ではいけない。
そうかと言って
人には迷惑をかけたくない。

 旅は楽しいが
足の心配、言葉の心配、下(しも)の心配
人に言えない不安もいっぱいある。

 そんな旅を諦めていた人たちへの
バリアフリー的なツアーが好評である。

 中高年向け、シニア向けは
ゆったりした旅でもう市民権を得ている。

 趣味、目的別に、
友達作りも含めて各ツアーが募集されている。

 ここでは、さらに一歩進めて
歳とは限らないが、
ちょっと不自由な人たち向けの旅。

 旅なんて自分にはムリと
いわば、「諦め組」へのお誘いである。

 お金は少しは高くてもいい
旅を楽しみたいという人たちも多い。

 なるべく手間ヒマかけずに
低価格でという風潮がはびこっているなか
全く逆の発想である。

 一度行くとまた、行きたくなる..
今までの閉鎖感が一気にふっ切れるのだろう。
結果として、すっかり固定客となるという。

 旅(たび)に「たびたび」行きたくなる固定客

「負け犬」考

■人生の勝ち負け

 酒井順子さんの著書
「負け犬の遠吠え」が話題に。

 さて、負け犬は
「30代以上・未婚・子ナシ」とか。

 「人生の勝ち負け」は
結婚で決まるわけではないのに
というエスプリが効いている。

 「負け犬」と言っていながら
密かに「負け犬」ではないという自負心。

 基準を変えれば、私は私
自分の生き方があるという
強い個の主張である。

 周りから「負け犬」と見られても
価値観が違うのだから
「それがどうした?」という開き直りも。

 ここで著書から離れるが
初めから独身主義でなくてもいい。
結婚を考えたけど、やっぱりでもいい。

 そう考えると気は楽だ。
失恋、離婚のバツ一
受験・就職失敗...なんでもいい。

 劣等感で「自分いじめ」が一番いけない。
いい経験させてもらったと感謝。
オンリーワンの自分のためにだ。

 一見負けているようで
人生で貴重なキャリア
積んでいるということもある。

 「負ける」が「勝ち」

転職事情

■「バツ一」市場

 3年前に卒業した履修生から
「転職を考えてます」
というハガキを貰った。

 学卒後3年間で3割は会社を
辞めると言われる昨今
そのうちの一人だなと苦笑。

 今や、サイト、メルマガでも
転職関連の人気が高い。
それだけ転職願望が根強いのだろう。

 転職の理由は様々である。
こんな筈ではなかった。甘かった。
自分のやりたいことがやっと分かった等々。

 そんななか、1回就職失敗組
いわば、「バツ(×)一」市場も盛んだ。

 「バツ一」は単なる浮気性、
我慢の無さの危険もはらむ。

 しかし、ビジネスマナーもなんとか
こんどこそはという本人の意気込みもあり
見極めがあれば、「うまみ」もありそうだ。

 また、転職アドバイスの資格
キャリア・カウンセラー」なるものも出現。

 こちらは転職が多い方が有利とか。
そのキャリア(笑)が「ものを言う」のだろう。

 まあ、ともかく転職の願望が本人に
最も合った職へと繋がればいいのだが...。

 願望! 転職(てんしょく)で、天職(てんしょく)

銀座のママの眼

■世の移り変わり

 ある銀座のママの言葉である。

 「昔は銀行や証券会社といった
大企業の接待がほとんどだったけど
今は中小企業の社長ばかり」

 さらに続く
起業する人が増えているからだろうけど
30代の若い方もよくお見えになるわ」
(日経ビジネス04.5.3より)

 ママから見た夜の銀座の客層に
今の世相の移り変わりが感じられる。

 これを組織と個人
いう切り口でみると面白い。

 バブルに踊った大企業の
接待付けサラリーマンは消滅。
いまはリストラの真っ最中。

 そこへ行くと
中小企業にはまだ元気な社長もいる。
というより結構したたかである。

 また、起業...新しく会社を
起こした若者もいるということだ。

 まあ、金回りがいいから
銀座に飲みに行くという訳ではない。

 しかし、銀座の夜という特殊な場ゆえに
案外世相を写しているかも知れない。

 世(よ)は、夜(よ)につれ

気になる「穴」

■プロたるもの

 ある○○回忌の法事の席
お坊さんがお経を読み出した。

 その瞬間「あッ」と
皆の視線が一点に集中した。
お坊さんの足元である。

 片方の靴下にが空いている。
具合が悪いことに、正座した足は
ちょうど、こちらに向けられている。

 故人を偲ぶ厳かな雰囲気とはいえ
やっぱり気になるのである。
その穴が気を散らす。

 本人のお坊さんは全く気が付かない。
身だしなみとはいえ
足のそこ、そこまで気が回らなかったのか。

 ホンの些細なことであるが
そこに怖さががある。
「プロたるもの」の反面教師である。

 いかに有能な経営者もやり手の上司も
本人の気が付かない「汚点」
台無しとなる図である。

 某教授のように、いかに高邁な経済を
論じても「スカートの中」が
気になっては、聞く耳を持ちにくい。

 他のどんな立派なものでも
補えない穴もある。

 「穴埋め」できない「穴」あり

苦情はラブレター

■クレームを味方に

 「苦情はラブレター」
ある観光関連の社長の言葉である。

 え! ラブレターだって...
そう思う人も多いだろう。

 苦情は誰でも面白くない。
出来たら、避けたいのが人情だ。

 でも、見方を変えれば
苦情を言ううちは、まだ「脈」がある。
 
 また、苦情は「こうして欲しい」という
熱心な訴えのサインでもある。

 苦情にも色々あるが
苦情を解決してあげれば
大逆転、大ファンになることだってある。

 問題はそれはムリ、出来ない、
お客の我がままと決めつけることにある。

 何かニーズはないかと
探し回るより、ニーズの裏返し
不満の解決ほど効果があるものもない。

 それが難題であるほど
受け入れた時の効果は大きい。
しかし、それには創意工夫が必要だ。

 まあ、苦情も言わず、
黙って去るほど怖いものはない。

 苦情は貴重な情報源
お客が「わざわざ」訴える「情」を
ムダにせず、味方にしたい。

 
苦「情」の「情」を味方に

考える

■「考える」習慣

 「人間は考える葦(アシ)である」
といったのはパスカル。

 その「考える」ことを
しない若者が増えている。

 大学の講義も「考える」と
板書してから始める昨今である。

 暗記物中心の偏差値教育
受験偏重の教育の「ツケ」が
彼らを襲う。

 自分のことも考えないまま
自己形成期を過ごした彼らは
ある意味で、教育の犠牲者でもある。

 出来るだけ軌道修正して
世に送り出そうと
先ずは「考える」ことを提唱している。

 さて、中小企業の社長も
忙しい毎日、「考える」ことを
どれだけしているだろうか?

 「忙」の左の「りっしんべん」は
心という意味。だから「忙しい」とは
心が亡くなると書く。

 心がなくては「考える」
こともままならない。結果として
若者と同じでは様にならない。

 忙しさに埋没され、つい
言い訳探し」が習慣性となると
前向きな思考とは、ほど遠くなる。

 「考える」を「考える」

「絶つ」効果

■たまには「絶つ」

 顔の化粧もたまには、なにもつけない
「すっぴん」がいいという。

 毎日毎日、お化粧にお忙しい方
そう言われてもちょっと不安かも...。

 でも、人間の肌には、本来
自然の「潤い」機能があるという。
それを殺していると言うわけだ。

 また、いつも満腹だと胃腸の
本来ある「掃除」機能が低下するとか。

 飽食の時代、掃除するヒマがない...。
ダイエットなど肥満の心配だけではない。

 まあ、これは「身体」の話であるが
「心」というか「精神面」にも言える。

 モノが溢れ、マスコミ情報が氾濫し
毎日、忙しさに埋没される。

 判断能力が衰え、
何事も受け身となり、時が過ぎ去る。

 ここで一番怖いのは
自分で「考える」ことをしない
受け身人間」の誕生である。
 
 たまには、毎日移ろいゆく
自分を取り巻く「景色」を絶ってみよう。
そこに、新発見があるかも知れない。

 「個の目覚め」といっても
自立心をなくした受け身人間に明日はない。

 「立つ」ために「絶つ」

トレーサビリティー

■履歴で信頼を得る

 トレーサビリティー
横文字が氾濫するなか
この舌を噛みそうな文字を時々見る。

 「トレース」は英語で追跡、
そこに「アビリティ」(できること)を
つけて「追跡可能性」という意味。

 BSE(狂牛病)をきっかけに
この肉は大丈夫かという
食への不安は一挙に高まった。

 その不安を解消するためには
追跡可能な生産履歴をすべて
証明する必要に迫られた。

 「食の安全・安心」のためには
透明性のある生産履歴がものを言う。

 そこで、トレーサビリティー
生産履歴システムが脚光を浴びる。

 さらに「生産者の顔」が
見えることを売りにするものもある。

 今まで何気なく口にしてたものの履歴
それは不安の解消への裏返しでもある。

 ICタグなど技術革新の進展もあり
トレーサビリティーの広がりは
ますます大きくなろうとしている。

 安全にお金を払う...
履歴が「安全志向」という流れの中で
一つの利益の源泉となる動きでもある。

 「履歴(りれき)」で「利益(りえき)」

「冬のソナタ」現象

■夢中になれるもの

 今年も小学校のクラス会がある。
万年幹事で毎年開催している。

 開催案内時でのクラスメイト
同級生だから、それなりのお歳...

 「冬のソナタ」 が楽しみ。
こんな歳になっても夢見たいのよ。

 どうぞ笑って!という彼女。
ドラマが始まる前である。

 初めはピンと来なかった。
その後テレビでそのフィーバーぶりに
なるほどと納得したのである。

 甘いマスクとどことなくセクシーな
主演俳優のペ・ヨンジュンさん。

 中高年女性の追っかけもあるとか。
まさに女性パワー全開である。

 これは韓国ドラマである。
いくら「韓流ブーム」とはいえ
関係者もこれほどフィーバーするとは...

 それにしても、理屈抜きに
「しびれる」「ドキドキする」と
夢中になれるのは幸せである。

青春する心」に歳はないという。
いつまでも若く元気なおばさん達。

 キーワードは「女性」「中高年」
社長さん!「冬のソナタ」で
あなたの「青春」度が試される。
 
 「冬」の「ソナタ」と、「アナタ」の青「春」度

空(そら)ナカ

■空港内の見直し

 駅ナカの次は空(そら)ナカ。
空ナカとは空港内のことである。
 駅ナカ参照→駅ナカ(04.1.10)

 空港内にグルメショップ
露天風呂と知恵を絞る。

 デパ地下が話題になってから
ここに来て、ホテイチ
さらには駅ナカ、そして空ナカ...

 まあ、目まぐるしい。さらに、
地下鉄のエキチカなんていうもある。
流行など追っていられない人も多い。

 ただ、そこに共通するものは
施設、場所の見直しである。

 大勢の人の往来の場を
単なる通過点とするのではなく
新しいコンセプトで見直す。
 コンセプト参照→コンセプト(01.10.13)

 空港を単なる飛行機の
発着の場ではなく、積極的な
ビジネスの場として意味をもたせた。

 今までも販売、サービスなどの
提供はあったが、利便性中心であった。

 そこに、お客へ発信するコンセプトはない。
いわば、経営資源意識は空っぽであった。
そこに魂を入れた。

 コンセプト
 ナカ空(から)→空(そら)ナカ

二つの顔

■TAMAと教授

 この4月から、横浜商科大学商学部
教授としてゼミも持つことになった。

 コマ数増もあり講演活動が制約される。
先日も北海道帯広から講演依頼があり
授業とバッティングし、お断りした。

 さて、当館のモットーは
「難しいことを易しく」である。

 教授は「易しいことを難しく」言うと
皮肉をいう向きもある。(笑)

 しかし、本当に分かっている人は
「易しく話せる」がTAMAの信条。
学者先生の権威より中身だ。

 当館では、親しみやすく
TAMAというニックネームでスタートした。

 どんなに立派なことを言っても
受け入れ、読まれなければ意味がない。
しかし、さりげない一文に心を込めている。

 理論と実践は車の両輪
分野によっては、理論より実践の方が
はるかに進んでいるものもある。

 中小企業は元気組と苦戦組に分かれている。
2つの顔を平均する訳にはいかない。
TAMAと教授という2つの顔も同じだ。

 まあ、なにはともあれ
ここはTAMAの世界
おやじギャグも懲りずに続けよう。♪♪

 「たま」には「TAMA」、「たま」には教授

これからもよろしく(^o^)

企画力

■卒業パーティ

 先日、横浜商科大学の卒業式があった。
式の後のパーティはクルージング
始めての試みである。

 パシフィコ横浜国立大ホールでの卒業式
大桟橋国際客船ターミナルからの
クルージングでの卒業パーティ。

 父兄参加ということもあり
地方からの学生にとって
横浜」を満喫するいい思い出となろう。
 
 すべて、学生の企画という。
パーティといえば、ちょっとしたイベント
おカネもヒトも結構動く。

 しかし、別の視点から見ると
クルージング業者にとって
格好のいいお客の取り込みである。

 結婚式、記念パーティなど
イベントのお客の獲得競争
激しさを増している。

 少なくとも、商大の卒業パーティで
例年のホテルなどの会場は仕事を失い
クルージング業者はお客を得た。

 学生の企画といっても
クルージングでのパーティプランの
品揃えの企画力の効果は大きい。

 式はこうあるべし、パーティは...という
従来型の「規格品」的な先入観を排除
柔軟な発想にビジネスチャンスはある。

 企画(きかく)力は、脱「規格(きかく)」から

使い勝手

■キシリトールガム

 歯のためにガムを噛む。
初めはびっくりもした。

 一昔前までは
ガムは虫歯になりやすいので
ほどほどにというのが常識であった。

 それがキシリトールガムの出現で
虫歯予防のめにガムを噛むという
全く逆の現象となった。

 そのキシリトールガムが
ここへきて、また売上を伸ばしている。

 ガムを取って口に入れる..
口に入れるまでの使い勝手
工夫を凝らしたのである。

 いちいち紙をむいて
ガムを取り出さなくても
容器に裸のまま入っている。

 手軽にポイっと口に入れる。
容器の中の紙で使用後はくるんで捨てる。

 容器も大小揃えて
洗面台、居間、食卓、車の中など
どこでも置けるように工夫している。

 ガムの中身は変わらない。
使い勝手だけでこうも変わる。
使い勝手は工夫次第で
勝機ともなる。

 使い「勝手」に、「勝つ手」あり

対象を変える

■発想の転換がカギ

 「日経ビジネス」からの取材に
商品開発として「対象を変える」
という事例をいくつか紹介したことがある。
 日経ビジネス取材記事→勝ち残れ!中小企業」

 例えば、甚平など男性用を女性用
化粧、エステなど逆もある。

 食品、ダイエット、墓など
人間用のものをペット用にという例も多い。

 赤ちゃん用のものをお年寄り用
さらに犬猫用へと展開...
オムツなどがいい例だ。

 このような切り替えは
すでに多くの企業で取り入れている。

 さらに、業務用を家庭用
大人用を子供向けにと
あらゆる視点から可能性は無限だ。

 なかでも、考えられない、あり得ないと
思われているものに妙味がある。

 従って、お客も気が付かない
潜在的ニーズをじっくりみる...
発想の転換が勝負となる。

 男がダメなら、女って言うわけで
対象を変えれば
新商品に変身という狙いである。

 「所」変われば、品(しな)変わる
 「対象」変われば、品(しな)変わる

デジタルとアナログ

■デジタル時代に

 先日、あるロータリークラブで
卓話をする機会があった。

 その会食の時に
IT関連企業の社長から聞いた話である。

 今、デジタル全盛ではあるが
アナログも大切にしているとことである。

 確かにデジタルという言葉が氾濫している。
デジタルカメラ、デジタル家電から始まって
デジタル景気にデジタル生活....

 ところでデジタルとは何か?
デジタルは文字、画像、音声など
すべての情報を数値に置き換える。

 数値は0と1での2進法
機械的な故に、極めて正確で、早い。
しかし、ドライで無味乾燥な匂いもする。

 一方、CDやデジタル時計に比べて
レコードの針と古時計に代表される
アナログは時代遅れのイメージがある。

 しかし、デジタルの時代になればなるほど
客の心をつかむ決め手はアナログだ。

 デジタルというツールを武器に
いかに、本物の「心」に迫れるか。

 皆がデジタル、デジタルと言っている今、
本当の差別化はアナログにあるかも知れない。

 デジタルとアナログ...
永遠の課題ではあるが
一度、自分なりに整理しておきたい。

 デジカメ...覗くファインダーはデジタルの世界
 デバカメ...覗く○○○はアナログの世界(?)


   デバカメ参照→デパ地下に学ぶ(02.1.19)

時を考える

■この不思議なもの

 時、時間は、
男も女も、若者も年寄りも
すべて平等である。

 しかし、時間を意識するときと
しないときがあるのもまた、確かだ。

 人との約束、試験など
時間に間に合いそうもないとき
「時」は非情だ。

 苦しくて、辛くて
早く時間が過ぎ去って欲しいとき
「時」は異常に長く感じる。

 逆に、楽しくて充実しているとき
「時」の経つのを忘れるほど
時間はあっという間に過ぎ去る。

 元気な中小企業・ベンチャーの社長は
ビジネスとプライベートと
時間の使い分けがうまい。

 端から見ていて、極めて厳しい状況
ハラハラしている時でも
本人は楽しんでいるかに見える。

 「心の充実度」によって
時間は大きく変わるようだ。

 「時」はすべての人に平等、
しかし、感じ方は全く違う。

 ところで、あなたの「心の充実度」は?
たまには「時」を考えてみよう。
 
 「時」には、「時」を考える

耳コミ

■確かめて消費

 電車のなかの若い男女
左右のイヤホンを片方ずつ耳に突っ込み
目をつむり、うっとり...

 ステレオ効果よりも
耳のコミュニケーションを優先。

 微笑ましいか、羨ましいか、
何で電車の中でと眉をひそめる図か
見る人の心によって異なる。

 さて、これが男同士だとしたら
ちょっと気持ちが悪い...?

 今、友達同士で左右のイヤホンで
CDの品定め、耳コミ現象が見られる。

 ショップでの試聴も増えてはきた。
しかし、友達の評価を踏まえて
自分で確かめたい消費者心理もある。

 なにも左右のイヤホンでなくても
口コミから一歩踏み込んだ耳コミ。

 耳コミの底流にあるのは
他人の意見も参考にして
自分で確かめる消費スタイルである。

 耳コミは宣伝に踊らされることなく
私だけの消費へのこだわりでもある。

 マスコミでもない。口コミでもない。
耳コミ。聞き慣れない人も要チェックだ。

 「耳」慣れない人も、「耳」コミに注目

我慢に商機

■オモテに出ない我慢

 先月、新年会を兼ねた講演後の懇親会の席
あるケアマネジャーの話である。

 これからはますます一人ひとりの
お客さんに合った「きめ細かさ」が求められる...

 そんな内容の講演の話に触れて
お年寄りの食事の話をしてくれた。

 お年寄りの声として
自分たちへの配慮は有り難いのだが
まだ、「」については、ギャップがあるという。

 量は少しでいいから
品数を増やして、
もっとバライティがあったらという声である。

 大手もまだ、このへんは対応できていない。
コストとの兼ね合いもある。

 中小企業の方が差別化として
うまくできるのではという内容であった。

 お年寄りも様々である。
一律に「食」にお金をかけないという思い込みや
「食」へのこだわりはないというのは早計である。

 オモテに出る不満とともに
オモテに出ない「我慢」に手を差し伸べる...
それがニーズの開拓に繋がる。

 これから高齢化社会が本格化するなかで
一歩踏み込んだ潜在的ニーズの対応に
ビジネスチャンスはある。

 不満(ふまん)と我慢(がまん)に商機

自然体の強さ

■あるがまま

 学生から
「座右の銘はなんですか?」と聞かれた。
「まあ、自然体ということかな」と答えた。

 大上段に構える訳ではないが
座右の銘とかモットーとか聞かれたとき
「自然体」「プラス志向」と答える事にしている。

 あるがままの自分を受け入れる
しかし、我々凡人にとって
この自然体というのは案外難しい。

 自然体には竹のような
「しなやかな強さ」というイメージがある。

 本当に強ければ、すべてを受け入れる。
だから、自然体になれるのだが...

 時には突っ走る「強さ」も必要だろう。
しかし、とんがった強さは意外にもろい場合もある。

 ましてや、弱いが故に、強さがりで
カバーするなんていうのでは、ちょっと寂しい。
自然体とはほど遠い。

 今、個の自立が叫ばれている。
あるがままの自分を受け入れ、自分に目覚める。
そこから自立が生まれる。

 しかし、我々の多くは自分を極端に卑下するか
単なる「わがまま」な自分をさらけ出すか...
なかなか自然体になれない。

 少なくとも個の自立は
「わがまま」からは生まれない。
必ず「言い訳」を用意しているからである。

 「わがまま」でなく「あるがまま」

予期せぬ需要

■そこまでは...「ヌーブラ」

 昨年、ヌーブラがアメリカから上陸
ノーブラと見間違うほどの出来(!?)。

 当コラムでも「背中見せ」で取り上げた。
コラム「視点・直言」参照→背中見せ(03.8.30)

 新素材による、ヒモがないヌーブラは
「背中見せファッションを加速」というものであった。

 そのヌーブラが寒くなっても
売れているのである。

 なんと、買っているのは中高年
「背中見せ」とはほど遠い(いや、失礼)
オバサン、オバアサンである。

 なぜか?ヒモがないので
肩が凝らないというのである。

 売り出すとき、そこまで読めたか
消費者の潜在需要、思わぬニーズである。

 しかし、ここで母娘の行動という
接点がそれを可能にしている。
仲良しの母娘の存在である。

 娘がその場に居なければ
その「すぐれモノ」の存在は知られず、
買う勇気もなかったかも知れない。

 きっかけはともあれ
いつまでも若く美しくいたいという
女心もある。

 予期せぬ需要、消費者の多面性
それがヌーブラからの教訓である。

 予期(よき)せぬ需要、良き(よき)教訓

自分探し

■生き方の模索

 前回のテーマは「キーワードは自分」であった。
それは今年の消費行動の
トレンドとしての「自分」である。
  コラム「視点・直言」(04.1.17)→「キーワードは自分」

 今回は個人の生き様そのものとしての「自分」。
「自分」は何をしていいか、分からないという学生
就職活動の前に「自分」探しである。

 会社依存にすっかり染みついてしまった
リストラに怯えるサラリーマン
脱会社人間の模索は「自分」探しからである。

 高齢化社会を迎えて
「自分」を見失った定年退職の「おじさん」達も
「自分」探し本番である。

 自分探しは、「自分」とは何か
それは「いかに生きるべきか」という
根源的なものに繋がる。

 「人」のための人生ではない。
「自分」のための人生である。

 しかし、「自分」が「自分」たりえるのは
自立した「自分」が出発点である。

 「自分」にしかない強み、
素晴らしさに気づき、生き甲斐にする。
それが生きた証(あかし)でもある。

 人間の可能性は無限である。
今からでも遅くはない。
自分の「宝」探しに出かけよう。

 自分「探し」は、宝「探し」

キーワードは「自分」

■今年の消費トレンド

 あるテレビの番組
女性起業家3人の今年の共通項
キーワードは「自分」という。

 もともと3人の女性起業家は
「自分」に目覚めた人たち。
説得力があり、輝いて見える。

 しかし、彼女たちの言う「自分」は
消費者のトレンドとしての「自分」である。

 勿論、そのトレンドは
自分に目覚め、自分の生き方を
模索する手がかりとしての消費行動でもある。

 確かに、バレンタインディーの
「自分へのご褒美」としての「私チョコ」。
  コラム「視点・直言」参照→変化するチョコ事情(03.2.15)

 「自分への投資」...資格取得とは限らない。
勉強でも遊びでも「自分」にプラスになるものなら、
おカネを惜しまない人も増えている。

 人は人、自分は自分という「私だけ」
自分に相応しいものにだけ反応する消費行動だ。

 ますます、一人ひとりに合った
本物の「きめ細かさ」が求められる。
中途半端では見向きもされないという怖さも潜む。

 それは均一で量を武器にした戦略には馴染まない。
むしろ、中小企業には有利なトレンドである。
キーワード「自分」...それを自社に取り込もう。

 キーワード「自分」を、「自分」のものに

駅ナカ

■気がつけば「便利」


 「デパ地下」、「ホテイチ」に続いて
今年は「駅ナカ」が注目されそうだ。
    デパ地下参照→デパ地下に学ぶ
    ホテイチ 参照→ホテイチに学ぶ

 駅は大勢の人が集まるけど
できるだけ早く通過するところ...
そんなイメージが一変しつつある。

 駅構内のスペースを活用した
駅ナカ」ビジネスが急速に普及している。

 立ち食いソバ位しかなかった「」でも
すし店、持ち帰り総菜やデザート。
さらにはケーキの実演販売もするカフェと様々。

 「食」ばかりではない。気軽に英会話と
30分500円(ワンコイン)の英会話学校。

 習い事はやりたいけど「忙しくて時間がない」
いつも通る駅なら続けられるかも
という期待をビジネスに。

 女性専用のエステ
女性が通勤、通学の途中でも利用しやすいように
最低30分、顔のエステ、足のエステと種類が増える。

 さらにはビデオレンタル、CDショップ
理髪店、本屋、ドラッグストアに
インターネットカフェと様々な店が登場している。

 駅から2,3分という「便利さ」の代名詞が
「駅ナカ」は駅そのものだ。
気がつけば「便利な立地」ではある。

 ナカナカ便利、駅ナカ

新しい風

■新年にあたって

 新年おめでとうございます

 中小企業に「元気」をと当館を開設してから
早いもので3回目の新年を迎える。

 開館の趣旨...なぜ中小企業か
年があらたまったところで再確認したい。

1 競争原理の変化
 経済のサービス化が進む。
そのサービスの満足度は「」と微妙にからむ。

 一人ひとり違うのだ。人の数だけハートがある。
大きいことが有利という「規模の利益」が効かない。

 IT化などの環境変化により
規模の利益よりアクセスの利益の時代へと進む。
ネットワーク化など競争原理が変化してくる。
  アクセス参照→規模よりアクセス(02.1.26)

2 価値観の多様化
 消費者は「自分だけ」の価値観にこだわる。 
人は人、自分は自分という価値観の多様化だ。

 その多様化も、10人10色から1人10色へ。
10人だと100色になる。同じ人が時と場合によって
高級志向、徹底的にケチに徹すると使い分けるのだ。

 この傾向はこれまた規模の利益に馴染まない。
「大きさ」を武器にするよりより「きめ細かさ」である。

3 活力への期待
 なんといっても中小企業の最大の期待は「活力」である。
個人もようやく「自分」に目覚めつつある。

 しかし、自分探し、やり甲斐探しはこれからである。
目覚めた後の「自己実現」への挑戦こそ
自分のためであり、世のためとなる本物の活力である。

  新風に、「大」きく羽ばたけ、「中小」企業

 新年にあたって襟(エリ)をただし過ぎて、ちょっと堅苦しかったかな。
まあ、また、次回から「難しいことを易しく」をモットーに元気をお届けしまーす。
土曜更新だけど新年なので特別に早めに更新。
早い更新で03.12.27のコラム見てない人は見てね→なんでだろう!?(03.12.27)
今年もよろしく(^o^)

「TAMAさんの元気の出る中小企業館」
TAMAさん(3)ドットコムhttp://www.tama3.com/TAMA田廻良弘のニックネーム)


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