鳥取の案内

梨特集
今回は鳥取県の名産である二十世紀梨を紹介したいと思います。
谷本電機が立っている桂見はこの梨が初めて鳥取県に導入された地域でもあります。
毎年9月から10月の梨の収穫の最盛期には観光に梨狩りが最適です。


1888年(明治21年)現在の千葉県松戸市で新しい品種の青梨が発見され、
1898年(明治31年)には「二十世紀」と命名されました。
命名の6年後、1904年(明治37年)二十世紀梨を初めて鳥取県に
導入されたのが北脇永治氏です。桂見の旧家に生まれた新進気鋭の
北脇氏は26歳のときに千葉県から苗木10本を購入してこの地に植えました。
現在も「二十世紀梨の親木」3本は現存しています。(右写真参照)
北脇氏は育てた10本から新しい苗木をつくり、栽培を広げるとともに人々にも
栽培を奨励しました。
二十世紀梨は優美な高級果実として鳥取県内に広まりましたが、やがて
「黒斑病」という難病によって大きな打撃を受けます。窮地に立たされた北脇氏
でしたが、植物病理学者、上蔵梅之丞の知見と国からの派遣研究者、人見隆氏
の研究をもとに黒斑病防除の全県組織をつくり懸命の努力を重ねました。
こうして全国的に二十世紀梨の栽培を断念する傾向の中で、鳥取県は栽培面積
を広げていき、導入から30年後の1933年(昭和8年)には県下の栽培面積が
三一日町歩に達しました。

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