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Thinking 〜プロローグ ■ 住まいづくりに考えること…。楽しい生活の家をつくろう。このコーナは、そのとき |
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[家を建てようと思ったとき] [坪△△万のトリック] [建物はあなたのもの?]
家を建てようと思ったとき、あなたはまず何を考えますか、何をしようとしますか? 子供部屋も欲しいし、じいちゃん、ばあちゃんの部屋も欲しい。鉛筆を手にとって方眼紙に平面図を書き始めるかも知れませません。それに息詰まると建築雑誌などを買ってきて、自分の夢膨らむ家を想像することでしょう。また、ハウスメーカーの家を見学して、台所はシステムキッチンに、吹き抜けのリビングでフローリング仕上げにしよう…等々と、夢は膨らむばかりです。 家族会議を開き方眼紙にだいたいの平面図 しかし、よく考えてみて下さい。 今まで住んでいた3DKのアパートとどこが違うのでしょうか。 家が広くなり物が新しくなり、庭がつきました。借家でなく持家になったという、安心と満足感。 私の事務所では建主に、 「どういう生活をしたいのか、どのようなLife Stileを望んでいるのか」 という事を探ろうとします。しかしそれを直接聞いても答えられる人はあまりいません。私もその一人かも知れません。だからあなたも安心して下さい。 そうすればきっと楽しい生活の家が出来上がることでしょう。 生活するのに十分な家だけでは、規制の枠に自分の生活を押し込んでいるような気がしてなりません。 |
家を建てるとき、予算を考えない人はいません。屋根は瓦にしたいし、風呂は石の風呂にしたい。台所にはシステムキッチンと食器棚をつけて、トップライトを付けて、窓ガラスはペアガラスと…。家を建てるときの欲望は限りがありません。 しかしお金の問題を考えたときにその欲望は打ち砕かれるときがあります。その一つ一つの問題を曖昧にして、ひっくるめて言いくるめる便利な言葉があります。 坪△△万円、この言葉がそうです。 確かにこの言葉はいい加減な言葉ではありません。今までの過去の建築費のデーターをもとに割り出した数字ですから…。しかしそれは平均的な数字であって、あくまでも目安にしかなりません。
「坪50万で家を建てますから、すべてまかせて下さい」と、ある人は言いました。建主はすべてそれでやってくれれば予算が浮くし、間取りも希望どうりのものができそうだし、その人に頼みました。
簡単な図面しかなかったらどうでしょう。 「坪50万」という大義名分の言葉のもとに「こういうもんだろう」と言うことで仕事が進んでしまいます。
図面の重要性が分かってもらえたでしょうか。
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建物をつくるという行為は大変なエネルギーを必要とします。建主の貴方はお金を払う立場だからと言って、まかせっきりでいると後悔します。 大金を払うのですから。 くり返しになりますが建主の貴方も家について考え、それを信頼のおける設計士に図面を作成して貰い、責任ある施工者に建てて貰うことをお薦めします。 さて、その様にして出来上がった建物は「あなたのもの」なのでしょうか。 もちろん、自分の土地に自分の建物を建てたのだからオレのものだ!。他人のあんたには関係のない話だ、と思うのはごもっとも。 北側は後ろの正面 色の問題を話しましたがこういう話はどうでしょう。 よく見てみると隣の人も前の人も、その様に建物を配置しています。北側には、台所、トイレ、風呂場などがあり小さい窓があるくらいです。あなたが生活しているリビングからは毎日無味乾燥なその壁が見えてきます(あるいは、仕方がないとあきらめて毎日生活しているかも知れませんが…)。心地よいと思う人は誰一人いないはずです。 北側の壁はうしろの人の正面になるのです。 人間は後ろ姿にその人が現れる、と言います。美しい後ろ姿は人を魅了し人を引きつけます。建物(家)も同じではないでしょうか。
後ろ姿に気を配る人はとても魅力的です。
この辺で見たことのない建物の配置であることが一目瞭然です。写真を見ると確かに、開放的で楽しそうな家です。
建物を設計するということは、その敷地をも設計して考える、と言うことなのです。 あなたの北側の土地は、薄暗く、じめじめして汚く、ごみが起きっぱなしになっていませんか。 そんなことは自分の方から見えないから、オレには関係ないよ、と考える人は社会人としてモラルが低い人だと思います。奇麗にしておきたいのは山々だけど狭い北側に行きたくなくなっているんではないですか。 自分で建てた家なのに自分で自分の首を絞める結果になっています。
一人一人がそのことに気付き、建物をつくることを心がければ、きっと良い町並みが形成されることでしょう。
あなたたはそれを疎かにしていませんか。それを放棄していませんか。 放棄するというのは、何も考えない、自分のことしか考えない、という事です。 そういう意味で建物(家)は、「あなたのもの」だけではないのです。 |
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最後までありがとう!! Back ▲ |
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