葡萄が成長するまで

葡萄の花

<< 葡萄の花 >>

ちなみにこれは巨峰の花です。
なんだかちょっと「花」というには物足りないですが、もう立派に葡萄の形をしていますね。
これから房の形を整えて、ぶどうの粒数を調整して、皆さんの食卓にのぼる房の形になるのです。
けっこう手がかかるんだよ。

<< ぶどうができるまで >>

さて、葡萄ができるまで、葡萄の木はどんな変化をするのか、どういう作業が必要なのか、ちょっと紹介してみましょう。オーソドックスな品種である巨峰の場合を例にしてます。ほかの品種だと若干異なる点がありますけどね。ちなみに作型(ビニールハウス栽培や雨よけ・露地栽培)により1ヶ月以上のずれがあるので時期は書いていません。




ぶどうの成長
この時期の主な作業
  0.休眠期の葡萄の木  剪定棚つけ
  1.萌芽  第1回防除(灰色カビ病)
  2.展葉はじめ  芽かき
  3.展葉期  誘 引
  4.花切り作業前の花穂  第2回防除(灰色カビ成長抑制剤)
  5.花切り作業後の花穂  花切り・果穂数の制限
  6.満開の花穂  実止まりするようひたすら祈る
  7.実止まり確定後の花穂  第3回防除(晩腐・黒とう/スリップス)
  8.摘粒前の果房  摘粒・摘房
  9.摘粒後の果房  第4回防除(べと・うどんこ/コガネムシ)
 10.袋をかけた園の様子  袋かけ
 11.着色はじめの果房  雨天後にボルドー液を適宜散布
 12.成熟したぶどう  収 穫
 13.紅葉した葡萄園  礼 肥 〜 元 肥
 他.自家製の葡萄の苗  育苗用圃場へ植付(5月)

 剪 定:次のシーズンにぶどうを実らせる枝を残して整理すること
 棚付け:整理した枝をぶどう棚に紐で固定すること
 防 除:農薬散布すること。病気・害虫発生状況により上記より回数は増えることがある
 芽かき:枝の先端の芽だけが伸びるので、それを取って新芽全体の伸びを揃えること
 誘 引:伸びてきた枝を棚に固定すること
 花切り:実止りするように花穂を大まかに整形すること
 実止り:花が終わったあとに実になる粒が残る歩どまりのこと
 摘 粒:目標の房重量になるよう粒数を制限すること

 成長抑制剤:実止まりを良くするため、一時的に枝の成長を抑える薬剤
 ボルドー液:病気予防のための石灰と硫酸銅の混合液。フランスの地名が由来
 *ボルドー液は農薬ではないので使用制限は特になし


 まあ、簡単に書くとこんなもんです。
 ホントは作業なんて書き切れないほどあるんですが、
 主な作業ってことで・・・だれか草刈り手伝ってくれー!(^^;

 
トップページへ