# # # 田舎の環境問題 # # #
〜身近に起こっている環境のハナシ<都会のカラスはどこへゆく?編>〜

 さて、みなさん!前回に引き続き、身近な環境問題についての第2弾です。今度はカラスです。
 ここ最近、都会のカラスが話題になっているようで、しばしばテレビなどで見聞きするようになってきました。
 皆さんの中にも、カラスに迷惑してる人もいらっしゃるかと思います。
 「収集前のごみを荒らされる」 「カラスに襲われた」などなど・・・環境庁だか、厚生省だか覚えてませんが、カラス対策マニュアルビデオが出される始末です。まあ、内容はごみの出し方マニュアルだったような気がしますが。

 ところで、なんで都会でカラスが増えたんでしょう・・・住み心地が良い?えさが豊富?
 もともと、都会の皆さんがきちんとごみ出しのルールを守らなかったせいじゃないんですか?
 食べ物を粗末にして、食べ残しをいーっぱい出したせいじゃないんでしょーか?
 まあ、全ての方がそうとは私は思っていませんが、そういう人たちが今の状況を作り出したとはいえませんか?

 もちろん、田舎にもカラスはいます。我が葡萄園にも我々の隙をついては葡萄を横取りにやってきます。
 やっぱり、田舎のカラスも頭が良くて、我々が休みの日とか、害鳥獣駆除の出来ない期間を狙いすましたようにやってきます。我々もせっかく一年かけて手入れした葡萄をむざむざカラスの手に渡すわけにはいかないので、CDをぶら下げたり、釣り糸を張ってみたり、爆音機を設置したり、通販で買った鳥の警戒する声が出るというアヤシイ拡声器をつけたり・・・とにかくいろいろやっていますが、一番効果のあるのは駆除することです。猟銃で撃ち殺すのです。親父はこれのために免許を取り、毎年高いお金を払っています。(交付手数料だか、税金だかが高いみたい) しかし、そんな努力をしていながら今年も房数で行けば200〜300の房が被害にあっています。毎年そんなもんです。

 で、はなしを都会に戻してみましょう。
 わたしがおかしいと思うのは前述のカラス対策ビデオの内容です。「ごみ袋の口はしっかり縛る」「ネットを掛ける」など、カラスの餌にならないように対策すれば、カラスはいなくなるって内容でした。じゃあ、餌場を失ったカラスはどこへ行くんでしょう?
 やっぱり、田舎へ行って、農作物を食い荒らすんじゃないんですか?そして、我々が駆除しなきゃならない
 それって、あんまりじゃありません?自分達がカラスを増やしといて、迷惑だから追い出して・・・殺生は私達に押し付けて。
自分達の尻拭いくらい、自分達でしなさいと言いたい!・・・そして、もっと腹立つのはお役所がそういう指導をしてるってことです。「他所へ行っちゃえばイイ」じゃなくて、ちゃんと駆除すべきでしょう?「カラスにだって命がある!」なんて自分はカヤの外にいて、無責任な発言をする人たちにビビって我々農民をないがしろにするなんて許せないですよ。

なんたってこっちは生活がかかってるんだからね!

とまあ、ちょっと怒っちゃいましたが、ホント、世の中には腑に落ちないことが多いと感じます。きっと私が一般的でない、少数派の人間だからなのでしょう。民主主義の国ではそれも仕方ないことなのかもしれません。ただ、自分がいつのまにか知らない誰かに影響を与えていることもあるんだってことを心のどこかにおいていて欲しいとは願っています。  

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